| 2003年01月14日(火) |
親愛なるニーナへ No.1 |
親愛なる私のニーナへ
ある冬の日の遅い午後。私、面白い光景を見たの。 はだかんぼうのカエデの木の枝で、大きなカラスのつがいが仲睦ましく、内緒話をしていたの。 二羽のカラスの姿格好があまりにも人間くさくって、とあるカップルの生まれ変わりじゃないかな、って思わせるくらい。 そこにはカラス二人だけの世界があって、この私も、木の下を散歩する人も、マンションのやわらかい明かりも、澄んだ冬の空に映る夕焼けも、冬を演出する自然も、ぜーんぶ単なるカラスたちの背景。この地球も小宇宙も、みんなその二羽のカラスを中心に回っているような二人の世界。 私、カラスをぼんやり見ていたらね、あなたの気配を感じたよ。 「感じる心を忘れちゃいけないよ」 私の耳の中にこの短い言葉を残して、あなたはどこかへ消えてしまった。
私ね、あのカラスたちのように、あなたと二人だけの世界を築けたらいいのにな・・・って思ったよ。
また今度、私が感じる心を呼び戻したら、もうちょっと長く私の傍にいてくれる? ねぇ、ニーナ?
| 2003年01月13日(月) |
鼻をすする音、どう思う? |
人間の生理現象から発する音で、私が一番不快に思うのは、他人が鼻をすする音。「ぐじゅぅーん」って、痰鼻汁をすすりあげる音。 日本人は、人前で鼻をかむことが行儀悪いと思っているのか、鼻の穴から垂れる前に、「ぐじゅぅーん、ごっくん」してしまうようだ。それも、「ぐじゅぅーん」とやっている本人は、その音を更々気にしていない様子。 こちらの人は鼻をすすらない。点鼻薬で鼻詰まりの予防をするが、それでも鼻の中にたまってしまったら、まめに鼻をかむ。 そもそも、欧州のマナーでは人前で鼻をすすって飲み込むのは行儀が悪いとされている。そこらの感覚は、日本とはすこしずれている。 かつて、ドイツに住み始めたころ、ドイツ人の鼻をかむ音にびっくり仰天してしまった。いかなる美男美女であっても「びゃ〜〜〜ん、ちぃぃ〜〜ん!」と平気で人前でやる。百年の恋も一気にさめるのではないかと思うぐらいだ。 それも、食卓の目の前で正面を向いてやられちゃうから、たまらない。慣れないうちはこんな私でもその都度、度肝を抜かれてしまった。 それにしても、あの甲高くて豪快な音は鼻の低い日本人には真似できないだろう。 ここで生活をはじめて10数年もするうち、私は鼻をかむ音より、すすって飲み込む音のほうが、断然不快な音として認識してしまうようになった。 だから私は鼻かぜをひいたときは、極力すすらないように我慢して、こまめに体外に排出するよう心がける。
日本在住の日本人は、他人が「ぐじゅぅーん」って鼻をすすり上げる音聞いても、あまり不快に思わないのだろうか。 そもそも痰鼻汁を飲みこんで気持ち悪くないものなんだろうか?
| 2003年01月12日(日) |
市街地は暖かいのね・・・。 |
車で家を出たら、大きなボタン雪が降っていた。
大通りに出て、ワルシャワの中心部に向かって走っていくと、ミゾレ混じりに。ソビエスキーホテルのあたりから雨。中央駅とマリオットホテルのあたりは、雪も融けてびしょびしょ。ガレリアセントラムと文化宮殿の間も雨。
ところが、一本外側の通りになると、再び雪。 新世界どおりなんか、真っ白。
帰りは逆の方向に車を走らせて、中心部を縦断したけど、雪、ミゾレ、雨、ミゾレ、雪というように、自宅付近は再び、目もくらむような白い雪。
市街地は街灯や、公共機関や車が吐き出す排気ガス、その他諸々によって、上空が温暖化しているのであろう。
ワルシャワの街はこじんまりとしているから、そんな気候の変化までわかりやすかったりする。文化宮殿もすっぽり雲の下だったりするし。
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