2002年05月19日(日) |
モスラーヤ、モスラー。 |
今日もなんとなくゆっくり起きてみた。日本のSさんからメールで、明日、元バイト先の友達の結婚式があるとのこと。明日っていつなんだ?普通結婚式は日曜だから今日かな?と思って、電話してみた。が、式は月曜とのこと。ついでだから、久々にSさんと長電話してみた。
テレビで、ゴジラVSモスラがやっていた。最初どっちが悪者か分からなかったけど、モスラはいいやつだったらしい。もう1匹悪そうな蛾(ガジラ?)みたいなのがでてきた。そいつは、最初モスラと戦っていたが、次にゴジラとも戦っていた。最終的にモスラの仲間になっていた。戦場は横浜だった。観覧車が破壊され、インターコンチが破壊され、高島屋もそごうも・・・。それにしても、モスラの歌は結構笑えた。何語なんだろう?そして、あの妖精2人は何者?
微妙に二日酔い。胃のむかつきを吹っ飛ばすために韓国の「辛らーめん」を食べた。激辛だったけど、胃の調子は良くなったみたい。暑い日には辛いものだねえ。
昼間はかなりいい天気だったのに、夜は雷雨。かなり激しく雷なってた。BQ今日じゃなくて良かった。
昼まで爆睡。夕方Jさんとチャットをする。Jさん邸宿泊許可をいただいた。W杯日本代表選手のコメントをニュースステーションでやっていたらしい。俊輔落ちちゃってかわいそうに。で、パソコンいじってたら、Xのインディーズ時代のアルバムが試聴できた。かっこいい。
今日は、Isar(イザール川)の河原でグリルパーティー。主催はMari(教育学部)やBianka(日本学部)のWG。集まったのは、教育学部、日本学部、もと日本学部、中国学部の人々。30人以上は来てた。Christinももちろん来てた。自分の分は自分で持ってくるというのがドイツ式。私は、スペアリブとニュルンベルガー(小さいソーセージ)といもを持っていった。昼間はすっごく暑かったのに、夜は息が白くなるほど冷えた。
Christinは夏に日本へ行くことを親に内緒にしてるらしい。で、日本から電話して驚かせるんだと。そんな彼女の親は、最近ミュンヘンに来てたらしく、親子丼を作ってあげたんだって。唯一タンデムの成果。
日本学科のヒッピーというやつが水タバコ(モロッコ製)を持ってきていたので、私も試してみた。林檎の味がするタバコで意外とおいしかった。
統計学の口頭試験(追試)。実は、丸暗記してこないといけなかったらしい。片っ端から質問された。まあ、合格したからいいけど。次回は、口頭なしで合格したいものだ。で、周りの友達から次々と祝辞をいただいた。
夕飯はオムそばにした。焼きそばソースがまだ残っていたので、スパゲッティーを代用。なかなかGUTだった。
2002年05月15日(水) |
そばかす、なんて・・・。 |
今日は、Mind-Mappingの講習会があった。かなりためになった。のだが、講師の先生はかなりのバイエルンなまり。これについていくのは至難の技であった。でも、なんだか最近、聞き取れるようになってきたのは気のせいだろうか・・・。
今日もいい天気だった。が、日陰は少し涼しめ。なぜか、ドイツ人は厚着。そんな中、私は半袖。Steffiは、ちょっと日があたっただけなのに早速日焼けしていた。しかも、真っ赤。黒くはならないらしい。私もだいぶ白くなってきたので、Steffiと腕の色を比べてみたが、やっぱり白人の白さにはかなわなかった。白雪姫とは名乗れないかも。で、「そばかす」の話になったのだが、彼女は日サロに行った時、全身そばかすだらけになったらしい。でも、すぐに消えたとか。しかも、夏の間だけそばかすが出て、冬の間は消えるのだとか。なんで?私は1年中そばかす。しかも、増える一方。遺伝らしいが。ドイツ人不思議。
夕飯はオムライスにした。肉はないのできのこを多めに。これは、かなりハマる。オムそばにも挑戦してみようかしら。っていうか、卵が余ってるだけかも。
2002年05月14日(火) |
しゅうまい娘さんHappy Birthday! |
たくさん寝たはずが、なぜか眠い。五月病か・・・。午前中のゼミが終わって、メンザ(学食)に行ってみた。今日はいつものメンザの友は来てなかったのでひとりで。Toscanaというキャンペーン中でイタリアンのメニューがあった。スパゲッティーと魚があったのだが、もちろん魚にした。お味は・・・メンザ風味。お口直しにカプチーノを飲みに行った。
午後の授業はアフロ先生。Piaget(ピアジェ)の子供観察日記(正確には発達心理学)についてやった。この人はもともと生物学者らしいんだが、自分の3人の子供の成長を観察して発達心理学という分野で有名になったんだと。
今日は天気が良くなったので、ダイエット部の活動を再開した。Englischer GartenをうろうろしていたらD君からTEL。冷やし中華を作ると言うのでご馳走になりに行くことにした。途中、シンガポール人に英語で道を聞かれた。方向が同じだったので、つたない英語で会話しながら少し歩いた。
D君の冷やし中華はかなり手が込んでておいしかった。そして、ドイツVSウェールズのサッカーの試合を見たのだが、ドイツはかなりいけてなかった。
週末の疲れが出たのか、朝起きれなかったので、イタリア語はあきらめた。そもそもこんなに早起きしてまで行く価値はあまりないのだが。でも、午後のアフロ先生の講義にはちゃんと行った。今日はルソーとロックについて。彼らがそんなに教育学に関して重要な人たちだとは知らなかった。哲学と教育学ってつながってるなあ。
夕飯は、こないだ作って凍らせておいたカレーを食べた。が、ちょっと水っぽくなってた。もう1回煮立てた方がよさそう。でも、カレーを食べるとなんか幸せになる。
2002年05月12日(日) |
マイペースなふたり。 |
今日は、ノイエピナコテークに行く予定だったが、起きたら12時。またやってしまった。ということで、観光は諦め、ゆっくりテレビを見ながらブランチ。VIVAでAntwerpen(アントワープ)のモードについてやっていた。やっぱり、ベルギーは素敵だ。Mさんにもベルギーに行くようにおすすめした。
駅までMさんを見送りに行く。久々に旅ができて楽しかった。Mさんもミュンヘン気に入ってくれたみたいなのでよかった。
2002年05月11日(土) |
バイエルン紀行その2:ドイツの明暗 |
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7時。順番にみんなの目覚ましがなる。が、誰も起き出さない。しばらくして、やっと行動開始。みんな同時にシャワー。まるで合宿しているようだ。そして、朝食。宿泊客は5組しかいないらしく、端っこのテーブルにまとめて準備してあった。予約席のようにネームプレートが置いてあって、うちらのところには「Kikuchi 2P」とか書いてあったのだが、アメリカ人の所には「USA 2P」と。
朝食の後、チェックアウトを済ませ、出発。Linderhof(リンダーホーフ)行きのバスが出る駅のバス停まで川沿いをたらたら歩く。途中でカモに餌をやってるおばちゃんに捕まり、おばちゃんの後任になる。いい暇つぶしができた。バスには、例のアメリカ人姉妹とその他日本人が数名いた。バスの運ちゃんは観光バス気分。自分でガイドを始めた。バスが出発すると、まず、Oberammergauの町の説明。そして、フレスコ画の家の前を通る時には減速。近くにエッタール修道院という有名なところがあったので、そこにも寄り道。Linderhof城までは自然保護区域を通っていく。そこに生えている珍しい高山植物もゆっくり観察。結局、予定より20分ほど遅れて到着。駐車場には思った以上に観光バスがいた。うちらは、この後Dachauに行く予定だったので、12時半のバスでOberammergauに帰りたかったのだが、運ちゃんは頑なに拒否。絶対無理だと言い張る。まあ、とりあえず、城へ向かうことにした。
城は改修中だった。残念。でも、まわりはアルプスの山々に囲まれて景色は最高金色の噴水がまぶしい。うちらはドイツ語のガイドツアーに参加。城の中は、またゴウジャスすぎるくらいだった。リンダーホフ城は、ルードヴィヒ2世の建てた3つの城の中では1番小さいらしいが、中身は十分すごい。もう彼はおかしいとしか言えない。が、この後、さらに狂ったものを見てしまった。それは・・・。なんと、この王様、庭に洞窟を掘り、その中に湖まで作ってしまった。この湖の水を沸かすこともできるらしく、ルートヴィヒ2世は、ここで風呂に入ってたかもしれないんだと。小舟に乗りながら・・・。なんとメルヘン。しかも、ここはオペラ劇場にもなるらしく、彼はオペラを独り占め していたのだと。もう、カンペキに逝ってる。と、そんな感じで楽しく(?)見学を終え、時間を見ると、かなり余裕で12時半のバスに間に合うではないか。バス停に戻り、行きのおっさんではないことを祈ったが、裏切られた。でも、帰りは静かに運転してた。寄り道もなかったので、行きよりもかなり早かった。これで、なんとか次の目的地Dachauまで行けそうだ。
列車はOberammergauからMurnauを経由してミュンヘンへ向かう。列車の中では2人とも爆睡。Mさんが目覚めた時、そこはもうMünchen-Pasing(ミュンヘンの西の方の駅)。危うく乗り過ごすところだった。ここでS-Bahnに乗り換えてDachauへ。ミュンヘンに戻ってきたって感じ。
Dachauの駅からバスで10分くらいのところにKZ-Gedenkstätte(強制収容所跡)はある。だだっぴろーい敷地に残された建物の中にはナチ関係の資料や、強制収容所の歴史に関する展示がたくさんしてあって、かたっぱしから読んでいたら時間がなくなった。強制収容所は、そもそも政治犯やユダヤ人が収容されていたのだが、なぜかホモも当時捕まったらしい。「種を汚す」とかの理由で。でも、どっかで「ヒトラーはホモだった。」という記事を読んだことがあるような。風刺かもしれんが。それより、ルートヴィヒ2世もホモだったという噂も聞いたことあるんだが。こっちは本当っぽい。閉館と同時に雨が降ってきた。バス停まで急ぎ、満員バスに乗り込む。またもや危機一髪。とりあえず、濡れずにミュンヘンに戻ってきた。駅でちょっと腹ごしらえ。ミュンヘン名物「レバーケーゼ」(ハムみたいな肉)のサンドイッチを食べる。雨はまだ降ってる。家に到着して、慌しく着替えて、また出発。いよいよ今日の最終イベントです。
開演ギリギリにBayerische Staatsoper(バイエルン州立歌劇場)到着。そうです。最後はオペラで締めくくり。ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」というオペラ。最上階の1番後ろの腰掛け椅子がうちらの席。オペラはイタリア語でドイツ語の字幕が出る。目がかすんで字幕は見ずらかったが、ところどころイタリア語が聞き取れたのが嬉しかった。オペラ自体は喜劇風だったので、かなり面白かった。初オペラにMさん御満悦。喉が渇いたので一杯ひっかけに行った。途中、ストリートパフォーマンスをしているお兄ちゃんがいた。かなり壊れ気味で面白かった。ビールはミュンヘンで一番評判がいいAugustinerにした。Mさんは半分も飲まずに酔っ払っていた。帰りにD君に歌ってもらい、長い1日は終わった。
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2002年05月10日(金) |
バイエルン紀行その1:nach Füssen |
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やってしまった!二人して寝坊。Füssen行きの列車は1時間毎に出てるようなので、出発を1時間遅らせるとこにした。のだが、この列車、途中で接続が途切れ、Marktoberdorfとかいうところで1時間足止めをくらった。結局、予定より2時間遅れでFuessenに到着することに。待ってる間暇なので、とりあえずMarktoberdorfの町(というか村)をうろついてみた。かなり小さめ。一瞬で終わった。なのに、危うく迷うところだった。なんと方向オンチなふたり!
Füssen行きの列車に無事乗ることができた。乗客はほとんど観光客だと思われる。日本人らしき人も多い。途中、車窓からの景色が美しかった。アルプスの雪山を背景にたんぽぽ畑が広がる。そんなのどかな風景をみんなしてカメラに収める。みんなで撮れば怖くない!(たとえ乗客のドイツ人に笑われたって!)そんな感じで車窓を楽しんでいるうちにFüssen到着。バスで城付近まで行く。見慣れたお城。今回で4回目。このままだと一生に10回以上はここを訪れることになりそうだ。チケットを買いに行く。寝坊したおかげで、城2つ見学する時間はなさそうだったので、ノイシュヴァンシュタイン城だけ見ることにした。しかも、今回は日本語のオーディオガイドというものがあったので、それを借りることにした。ガイドまで時間があったので、ホーエンシュヴァンガウ城を見に行った。そこからノイシュヴァンシュタイン城がよく見える。湖畔にも行ってみた。そして、城まで行く馬車を待つ。なんだか今日は混んでて、かなり待たされた。危うくガイドに遅れてしまうところだった。が、ちょうど前の席が2つ空いていたので、ギリギリ乗ることができた。馬のおけつがよく見えるところ。馬は前回同様おならしてた。城に着き、ガイドが始まる。オーディオガイドとはいえ、団体で見学。それぞれ違う言語のオーディオを聴きながら。改めて、この王様(ルートヴィヒ2世、もしくは白鳥王)のマニアぶりに感心する。水道の蛇口まで白鳥の形をしている。見学が一段落したところで、城のCafeでケーキを食べる。そして、さらに城の全体像を眺められるマリーエン橋まで行く。ここからの眺めは最高である。
城を満喫したところで、下山。帰りは徒歩で。天気が怪しい。とりあえず、バス乗り場まで行く。そして、Oberammergau(オーバーアマガウ)行きのバスに乗り込む。すると、またもや夕立。今回も危機一髪であった。豪雨にもかかわらず、バスの運ちゃんはとばす。たまにスリップ。乗客のおばちゃん(最初はおっさんかと思った。)と会話してるし。かなり、ひやひやものだった。気がつくと、乗客はうちらふたりとおばちゃんだけになっていた。バスがWieskirche(ヴィース教会)で停車したときに、「5分止まっててあげるから教会見てきていいよ。」とバスの運ちゃん。まるで、貸切観光バス。うっかり、世界遺産の教会を見ることができてしまった。とっても豪華だった。再びバスに戻るが、ここからの乗客もいないようだ。うちらがドイツ語が分かるということに気づいたおばちゃんは、「前においで。」と。そして、運ちゃんのひやひや運転はつづく。途中でバス止めて、通りかかった地元の知り合いと話し始めた。もう、なんでもありらしい。Oberammergauの近くになると、道端に雪がまだ残っている。寒いんだろうか。おばちゃんは嬉しそうに、「ここにも、あそこにも。」を指差して教えてくれた。
そんな貸切観光バスツアーをしながら、ようやく終点Oberammergauに到着。とりあえず、ユースへ向かう。少し迷ったが、なんとかユースに到着。なかなか素敵なところ。家族連れが来た。さすが、ドイツ人。家族でユース。
荷物を置いて、いざ観光。Oberammergauのみどころは、家の壁に描かれたフレスコ画。グリム童話の場面が描かれた家がある。ヘンゼルとグレーテル、7匹の子やぎ、赤ずきんちゃんなど。それらをカメラに収め、ほぼ観光終了。ちなみにこの町は、10年に一度町民5000人総出で行われる「キリスト受難劇」でも有名である。とりあえず、町をひとまわりし、レストラン探し。Spagelとバイエルン料理が食べれそうな店に入る。なかなか感じがいい。Spagelを2人で1つ頼んだら、ちゃんと二皿に分けてくれた。ドイツではありえないサービスである。朝からろくなものを食べてなかった二人は、かなりガツガツ食べた。メインは豚肉とザウアークラウトとじゃがいもという、かなりこてこてドイツ料理。かなりの量あったが、2人ともきれいにたいらげた。そして、門限の22時ぎりぎりにユースに帰る。と、アメリカ人2人が同じ部屋に入ってきた。どうやら、姉妹らしい。彼女達もドイツの大学で勉強しているらしく、姉妹同士でも一生懸命ドイツ語で会話してた。アメリカ人ドイツ語で。姉(だと思われる)の方は結構おしゃべりで、ひたすら喋ってた。基本的にアメリカ人はお喋りなのかも。 次の日へ
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