度々旅
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こんにちは。やっとこさ、掲示板を改めました。今まで不快な感じでごめんなさい。日記も書かずごめんなさい。 毎日会社でwebをいじくっていたら、自分のもやらねばと思った次第です。
心地よい風です。結婚式とやらをすべく、数ヶ月前ある神社の会場を予約しました。けれど、日を追うごとにモヤモヤして、まったく楽しみじゃない。 そんな中、先週久しぶりに映画を見に渋谷に行きました。ついでに、以前人に連れて行ってもらったことあるよーな気がしてたお店の位置をネットで確認。そのとき見つけた。あたしの理想の祝い会場じゃない?このレストラン。最近できた姉妹店とのこと。渋谷の店長(日本人じゃない)に聞くと、「キレイだよ。いいよ。何かあったら電話して。」といわれた。 その後、式そのものをやる神社も別に探し、偶然の偶然で、候補にあがった神社とレストランは、歩いて10分の距離だった。で、今週末両方行って来ましたよ。あっさり、決めました。いやー。タイミングというか、納得できるときはあっさり納得できるものなのね。 レストランではあまり日本語が通じず、結局そこから渋谷の店長と電話で話すことになり、「わかったよー。来年ねー。」と。そして、あれこれ聞いたら、「わかったよー。できるよー。値段は、いろいろねー。」という感じで、あらゆることが応相談だった。何かあったら電話してーと携帯の番号を教えてくれた。友達のアジア人に、結婚パーティーを企画してもらうみたいな構図になってきた。友達って、先週会ったばかりなんだけれどさ。
そうこうしてたら、院の先輩から結婚するとの連絡が。会場が見つからない。納得できない。空いてない。めんどくさいとのこと。みんな同じような気持ちになるのね。 というわけで、来年式をすることになりましたとさ。今の心配は、レストランが来年まで潰れないかということと、言葉の壁。でも、それもまた面白そうなのであった。
まだ、一度も遅刻をしてません。けれど、通勤電車は最初の頃より2本遅くなりました。最近外出が少なく、日々会社のホームページをいじくってます。まったく忘れていたタグも、以前より進歩した気がします。英語版のページの翻訳があがってきました。やっぱり、専門分野の翻訳ってのは難しいのね。私もお手上げなので、先輩というか上司というか、おじさんにお願いして助けてもらっています。 ボスは、次々私に本を与えますが、まったく興味がない本ばっかりで困りものです。これ読んで感想聞かせてとか、面白いでしょとか言われますが、いや、何度も言っているじゃないですか。苦手です。気乗りしませんって。ほぼニート&フリーター生活を三十路まで送ってきた私に、経営哲学書を与えてどうしようってのでしょう。(あ、三十路になりました。なかなか清々しいものです。って前書いたっけ。。。) ボスと接するたびに改めて確信するのです。哲学って言葉は、社会においては、私がやっていたこととだいぶ乖離しているなぁと。そして、社会においてテツガクと扱われているものを私に求められてもなぁと。私がやってたのは、自慰行為に等しい愛知ですから。そもそも、何かに役立てようなんて思って哲学なんてものに触れるもんじゃありません。 よく仲間と言っていたことは、誰のためにもならないけれど、やればやるほど自分の日々が楽しくなるってこと。そして社会の皆さん役立たずでごめんなさい。 ま、後半は冗談としても、前半は本当にそう思ってた。それから、よく言われたことだが、院までいくと政治的なものがあるだろうと。そして、人が教授という立場の人を、教授サマって感じで接していると、なんだかなぁと妙な気持ちになる。私の学校では政治的なものは全くなかった。いや、聞いたこともあるが、笑い事だった。うちの学科の主任教授は毎年持ち回りでやってたくらい、権力欲がない人たちだったのよね。できるかぎり、社会的に人と接したくない人たちだったし。哲学で教授なんて、社会不適合者の烙印を押されたようなもの。でもでも、尊敬してます。こんな世界から離れたい!と思っても、好きでやっちゃうんだものね。命かけて。私はそこまでいけなかったから、学校に残っている人たちには敬意を表したい。 って、なんでこんな話をしているかというと、テツガク世界の人が哲学出身の私に求めていることは、すごくずれていますよということ。そして、哲学から脱した今や、私にとって実践と反省が重要なのであって、言葉の交通整理はうんざりなのです。それも、言葉だけを頼りにしたものは。 そんな本を読んでいるより、歴史の勉強や、暗黒舞踏の世界にでも入ってみればいいのにとボスに対して思うのでした。人の言葉を頼りに、何か言うんではなくて、自分で経験して反省して思考しろと。経験を、わざわざ人の発した言葉へ還元したり、それを頼りに経験することもやめて欲しいと。 そして、感想を聞かれるたびに、「ごくごく簡単なことを、なんで小難しいことのようにわざわざ扱い、無駄に解釈しようとしているのかわかりません。そもそも、わかる人間が少ないって言っているのは、あなたの説明と理解がないからです。それは、あなたの経験から出てきた生きた言葉じゃなく人の言葉だからです」という言葉をグっと腹に閉じ込めるのでした。
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