度々旅
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2005年05月18日(水) おっさん

 仕事帰り、乗り換え駅で知らないおっさんに話かけられた。あたしは音楽を聴いていて、それでも話かけてくるので、あたしに道でも聞いているのかと思ったら、「世の中腐ってる」「いいやつは皆死ぬ。世の中わかっている奴は自殺する、三島だってそうだ」といきなり言われた。
 ああ、まただよ。。。と思いつつ、適当に相槌を打っていたが、おっさんはヒートアップしていく。学と教養はあるらしく、かなり色々なことを知っていた。そんなおっさんは、中学時代は番長で高校では級長。ヤクザになりたかったが、公務員40年。退職金少ないと文句言ってた。公務員は気持ち悪い。猫かぶってて気持ち悪いと、自分の40年を振り返り、その後自分の親戚やら、息子の話へと話題は移る。
 おっさんの息子の大学やら、おっさんの家のことやら一通り話され、親戚は優秀だが、息子がバカだ。でも、いいやつだということはわかった。おっさんには、孫がいることもわかった。唾を履きながら、どうよおねえちゃんと話しているおっさんに、公務員40年お疲れ様と言ったら、それまで世の中腐っていると怒っていたおっさんは、笑顔になった。
 どこまで正気かわからないけれど、英語でいきなり話始めたり、驚いた。しかしだ、どうしてあたしはこういう感じで話しかけられることが多いんだろう。。。でもまぁ、楽しいからいいかと、「同感です!」「同意です!」と二人で夕日を見ながら、笑顔を交えた会話が成立してた。
 おっさんは、これから母ちゃんの所に帰ると言ってた。あたしに、オヤジはいるのか?と言うから、いると答えたんだが、どうやら旦那いるのか?の意味だったらしい。


2005年05月13日(金)

 会社のエレベーターの前で、素敵な老夫婦に出会った。年齢は、80歳くらいだ。おじいちゃんもおばあちゃんも杖をついていた。そして、空いている手をつないでいた。おじいちゃんが少しだけ前に出て、背が丸まっているおばあちゃんの歩調に合わせ、ゆっくり歩く。なんて素敵な図なんだ!
 一緒にエレベーターに乗りたくて、私も少しだけ歩調をゆっくりにして、開いたエレベーターの中で二人を待った。
 一緒にいた中国人留学生も私と同じようなことを思ったのか、二人がエレベーターを降りて、ビルから出て行く姿を見て、私と微笑みあった。
 ああ、かつてクリスマスの夜に、母と一緒に銀座の和光で見た老夫婦。あの時と同じくらい、素敵!と感動した。で、なんだか涙が出てきそうになった。というか、出た。私はやっぱり、老夫婦の図に弱いらしい。


2005年05月05日(木)

 前半の三連休はかなり活動した。冷蔵庫や本棚を買って、免許の更新に行ってとご満悦。後半はだらだら過ごそうと思ったが、あまりにも日差しが気持ちよくて、こりゃ部屋にいてはもったいないと出かけた。しかし、宛てもないので、電車にとりあえず乗って途中下車。
 日暮里。以外にも、観光できるところだったのね。谷中銀座でぶらぶら。谷中霊園でぶらぶら。木の薫りが気持ちよい。その後、マンガ喫茶で2時間程過ごし、他の駅でインド料理屋へ。ここの店員のインド人、親切だ。チャイをサービスしてもらい、セットで選ぶカレーも、選択肢以外でOKしてくれた。途中バックパッカーと思える白人が道を聞きに入ってきて、他にはあまり客がいない。ああ、途中下車+インド料理、これだけで旅気分って満喫できるのね。
 そんな過ごし方が後半一日目。それでも、連休気分を維持したい私は、二日目、深夜にドンキホーテに行き、ラーメンを食べるを実行。そして、帰り道、迷った。通常の5倍くらいの距離を歩いたかもしれん。迷子。これも連休によくある話。
 最終日、連休初日にした掃除のかいなく汚れた部屋を、掃除して終わった。


こげんき |MAILBBS

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