ねろえび日記
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2016年11月21日(月) 聖の青春

●映画
ぼくのおじさん
う〜ん、期待していたほどおもしろくはなかった。
松田龍平と大西利空くん、期待していたのに。や、この二人は良かったのよ。龍平の安定の変人ぶり、利空くん利発そうで可愛いし。
後半ハワイに行ってからがありきたりでつまらなかった、悪い意味で寅さん。



聖の青春
将棋はわからんし興味もないし、話の大筋もチラシでわかっていたのだが、それでも松ケンが気になって観に行った。
おお、よかったよ。
キャストもばっちり。そして、東出昌大(羽生善治)が全然棒でなく、いい感じだった。演技も声も棒でなかった。「寄生獣」以来の東出の正しい使い方。
村山聖、全く知らない人だったのに、幸せになってほしかったと思う映画だった。

「3月のライオン」(アニメ)もおもしろいし、将棋、キテルな。やろうとは思わんけど。




●おうちで映画
コードネーム U.N.C.L.E.
おもしろかった。スタイリッシュ。オシャレ。
分割映像とか、画面の後ろでごにょごにょしてるとことか。
「ガラスの部屋」のBGMはヒロシ(です)効果で可笑しさ倍増。




●National Theatre Live 2016
戦火の馬
スピルバーグが舞台を観て感動し映画化したという、撮影の時に馬(本物)が舞台のパペットのように素晴らしい演技をしないので怒ったとかなんとか。
気になっていたところ舞台映像の上映があるので観に行った。

話はまあ単純だし、ちょっと眠くなるところもあったけど、馬のパペットは確かに素晴らしかった。造形も演技も。そらスピルバーグのええおもちゃになるわ。子馬時代、パペットの頭の担当の人が物凄いケツデカ星人で(子馬より大きい)そっちが気になったけど、大人馬はカッコイイ! ソーンなんとかいう黒馬もカッコイイ。




●展覧会
驚きの明治工藝 細見美術館
おもしろかった!
「自在」(動く細工物、龍とか蛇とか)、凄い。



メアリー・カサット展
家族写真ならぬ、家族絵。
私好みの可愛い絵もあった。




●ドラマ
コピーフェイス
まあまあ、おもしろそう。
事故でアクセサリーで入れ替わりて「ガラスの城」(わたなべまさこ)やん!
6回と短いので引き続き見ます。



獄門島
う〜ん……。
退屈だったが、最後の金田一ハセヒロの「無駄!無駄!無駄!無駄!無意味ッ!!」で目が醒めた。ディオ様(ジョジョ)降臨?
古田新太がマトモな役だった。
雪月花3姉妹が平成のDQNの成人式で、ガッカリ。




●その他テレビ
日曜美術館 ダリ
やはりダリで一番好きな絵はパン籠、40年変わらず。




●関ジャニ∞
リサイタルBD
本編はまあまあ。バンドはやっぱカッコイイ。
クロニクル連動のドッジは罰ゲームともどもおもしろかった。

DVD(の特典)はまだ見てない。




●KinKi Kids
ベストヒット歌謡祭
硝子の少年〜愛愛で、剛さん小林旭、光一さん階段落ちとふざけ倒す、う〜ん……。おもしろくもない、どう反応すればいいのやら。誰得?
さすがに新曲だけは真面目に歌った。


SONGS
おお、こちらは良かったよ。


2016年11月06日(日) コリン・ファース祭

●コリン・ファース祭開催
「ブリジット・ジョーンズの日記」鑑賞記念として、かねてより欲しかったコリン・ファース出演のBD2点を購入、一気観。


シングルマン
しじじみと良かった。映像綺麗、音楽よく合ってる。
そしてコリンがずっと出ている、というかコリンを映している映画。
愛する人に先立たれ自分も後を追おうとしている大学教授ジョージ、今日拳銃自殺しようという1日の話。今日が最後と思って過ごす1日は小さな素晴らしさ美しさに満ちていた、と。
後追い願望の先生って「ミラージュ」を思い出すなあ、粟根さんは高校の先生だったけど。結末は違うけど。

ささやかなステキなことに価値がある、その積み重ねが人生、今日を最後の日と思って大切に生きろ(監督トム・フォードインタビュー) なるほど。

結局、ジョージは自殺を思いとどまるのだけど、心臓発作で亡くなってしまうという……。でも、それは、ガス自殺を思いとどまって一服したら爆死てな皮肉なコントみたいなことではなくて、それもそれでジョージにとって幸せな人生だったと思いたい。


コリンは基本堅物のおっさんなのに、時にとんでもなくセクシー!
犬可愛かったし、ニコラス・ホルトくんもいい感じの青年だったし。
ジョージが恋人と一緒にソファで本を読んでレコードを聴いているシーンがステキで。
トイレに座って隣家の人々を眺めるところも好き(開放的な家の造り) 銀行に現れた隣の女の子も好き。拳銃自殺の予行演習でアレコレ苦戦しているシーンも笑った。
他にもステキなシーンがいっぱい。
映画館で観たかった。

恋人が女でも男でも似合うコリン。う〜む、ステキだ。




裏切りのサーカス
東西冷戦下MI6の4人の幹部の中にいるソ連の二重スパイを探し出すという設定は一応わかってるし、結末(コリンがスパイ)もわかったんだけど、中身がほとんどわからなかった。真剣に観てたのに。オレってバカ? 映画を観るスキルが著しく劣化してる? と思いましたよ。

スーツのおっさんワラワラだけど、それぞれのおっさんの識別はしやすいキャストだったと思う。まずコリン・ファースやろ、ゲイリー・オールドマン(渋くてカッコイイ。しかも過去シーンと現在シーンで眼鏡を変えてくれるという親切設計)、うすらハゲのイケメン(マーク・ストロングと言ってあげなさい)、ピエール瀧、陰気なデコッパチ、そのどれでもないおっさん、コントロールの人、ベネディクト・カンバーバッチ(←日本でいうところの昭和顔なのかしら、おっさんの中に混じっても違和感なし)、若い男、これだけ識別できれば充分。

にもかかわらず、わかりにくい。
わかりにくいんだけど、映像的には妙にカッコイイ。

ラストシーンは「La Mer」が流れる中(これがまた華やかで切なくて、すんごく良い)、コリンがマーク・ストロングに暗殺され、ゲイリー・オールドマンがコントロールの席に絶妙な表情で納まるカットで終わる。この一連がめっちゃカッコよくて晴れ晴れして、今までのどんより(自分がな)が吹っ飛んだ。

ネタバレで内容を把握したので、もう1回観てみる。理解できたらハマる映画だと思う。


コリンはまた男とも女ともラブラブでした。うむ。




●映画
デスノート Light up the NEW world
期待値を最低に下げて観た。だったらなんで観るのよ。や、デスノートだし、菅田将暉くん出てるし、一応チェックかなと思って。
覚悟してたよりはマシ。ま、話はおもしろくはない。頭良さそうなヤツは皆無。
二代目竜崎は見た目も話し方も不潔っぽくて、ヤダ。松ケン〜(泣)
東出くんは棒。
菅田将暉くんは、白いライダースとパンツがよく似合ってて見た目はステキ。綺麗なノンスタ石田にも見えるけど(全身白いし細いし) 銃撃戦にデスノートで対抗するって、笑うところか。画数の多い難しい漢字の隊員とか出してみと思ってしまった。

良かったところ。
竜崎の死神アーマはステキだった。ビジュアルもキャラクターも。
紫苑の幾何学的折り紙が綺麗。
あと、強いて言えば弥海砂の終焉を描いたところ。



●KinKi Kids
道は手ずから夢の花
MステとCDTVで。
歌い出し(Aメロ)は、うひょ〜んびみょ〜ん下手か?と思ったけど、サビの、手を打ち足踏み踊り出せ左すれば……ってとこは好き。なんか田んぼで稲穂両手に持って踊ってる雰囲気。日本昔話か。



●テレビ
日曜美術館 速水御舟
よかった。
炎舞、柘榴と鍋島、翠苔緑芝、名樹散椿など、観てみたいもんだ。
金蒔きつぶしの技法解説も興味深かった。


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