ねろえび日記
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2016年07月14日(木) 阿弖流為/ON

シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為
映像も良かった。舞台を観た時とほぼ同じ感想だわ。
ヘンな加工も少なかったと思う。
ただ3時間は長いなあとちょっと思った。でも、細かいところに気づきもした。それはどちらも生ではなくて映像だからかこの芝居を見るのが2回目だからか。
やっぱり引き込まれたなあ。特に七之助くんのアラハバキの神の最期の場面。



●ドラマ
ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子
ヨコが出ているので取りあえず初回チェック。
結構おもしろかった。まあ胸くそな内容なんだけど、キライではない。
ただ、ヨコの演技がクサすぎて、う〜ん。
下っ端刑事のイラッとする関西弁も篠田麻里子の下手くそさもマイナス要素だったが、篠田麻里子は主人公の親友なのにまさかの初回退場で悪いけどスカッとしたし、関西弁も出番が少なさそうなので、ま、いいかと。言っておくが、篠田麻里子は「ペットの王国」に出ている時はキライではない。
問題はヨコだ……。ツライ。

でも、林遣都くんがステキにいい感じ&これから怪しくなっていきそうなので、視聴続行。


今期は見たいドラマが少なくて、他に見るつもりなのは藤原竜也の「そして、誰もいなくなった」くらい。
「水族館ガール」はなんとなく惰性で見続けている。
「沈まぬ太陽」は第2部になっておもしろくなってきた。


グーグーは猫である 最終回
富士山に行きました、ものすごくおもしろいわけではないのだけど、ふわふわなカワイイ感じで終わった。
田中泯さんが子猫を抱いてはしゃいでいる姿はたいへんよろしかった。
長塚圭史はこのドラマの大森くんに限り可愛げのあるいい人に見える。



●アニメ
甲鉄城のカバネリ 終了
始まった頃は作画めっちゃ綺麗だしアクションシーン凄すぎとか思っていたが、う〜ん、話がイマイチだと思い始めてからは、そういう目(フ〜ン……みたいな)でしか見られなくなった。色々なモノ(進撃の巨人とかジブリとか)が混ざってたなあと思うが、そもそもなんで汽車だったのか……う〜ん。一応最後まで見ました。もうあまり憶えてないけど。


坂本ですが? 終了
楽しかった。ただただ楽しかった。
録画を保存するか削除するか悩み中。


ジョジョの奇妙な冒険
楽しく見ております。


ベルセルク
2話も一応見た。絵は慣れないけど、話はおもしろくなりそう。




●親バカですが
最近ちゃら(柴犬 オス 来月で15歳)が散歩の前に水を飲むようになった。誰が教えたわけでもないのに。
私が玄関で散歩バッグを出してくると、一旦玄関まで来てそれを確認してから部屋に戻って(ちゃら用の水が置いてある)、給水してから散歩に出かける。朝など慌ただしい時(日焼け止め塗ったり戸締まりしたりやることが多い)は私のほうが事前給水を忘れる時があるくらいだ。
去年まではこんなことしてなかった。今年の夏は暑いから? 年の功? 犬もトシを取っても学習して賢くなり続けるのかなあと感心している。


2016年07月11日(月) 妻への家路

公開時観たかったが映画館に行きそびれてしまった。WOWOWで。

1977年中国、文化大革命が終結し20年ぶりに解放された男が妻と再会する。妻は解放前の夫の脱獄→捕縛事件をきっかけに心労のあまり夫の記憶を失っていた。夫は他人として向かいの家に住み娘の助けを借りながら、妻に自分を思い出してもらおうとあの手この手を尽し、自分を待ち続ける妻に寄り添う。そして、数年……みたいな話。

良かった。映画館で観たかったかも。
せつない。残酷。ロマンチック。

冒頭の「紅色娘子軍」バレエのシーン。なんかステキだったわあ。テーマはバレエっぽくないけど、美しい身のこなしとかバレエ。娘の丹丹(タンタン)が凛々しく美しい。

脱獄時はマジモンのホームレスみたいだった夫が、解放されて帰ってきた時は、ステキなロマンスグレーでした、しかもインテリ。ちょっと松尾貴史に似てると思った(もっと優しい目)
ピアノの調律師のふりをして家を訪れたり、自分が獄中で書き溜めていた手紙を妻に読み聞かせてあげたり、駅に夫を迎えに行く妻に付き添ったり。妻のために一生懸命。
(このままだと本当に単なる)「手紙を読む人」になってしまうと困っているところは可哀相なんだけどどことなくチャーミングだった。

時代背景がよくわかっていると理解が深まるんだろうけど、あんまりわかっていなくても夫婦の物語として心に届いた、大丈夫だった。


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