2005年12月24日(土)   私にキャンドル


ヨマさんがケーキを持って店に顔を出した
彼女は本日 お休みである
休憩中
ロッカーを見たら 張り紙が
「のりやろう君 ロッカーの上をあけろ」
彼女らしい 命令形
上のロッカーを開けると そこには さらに張り紙
「のりやろう君 メリクリー! サンタがきたよ ヨマさん太」
そして 手の平サイズの包み紙が そこにあった
ヨマさん…!



包み紙を眺めながら
弁当を食べようとすると 携帯が鳴った
まだ店の中にいると言うから 休憩室までおいでと呼んだ
あたし 「なんだろう、これ」
ヨマさん「心を込めて、私が包装をしました」
あたし 「ははは、ゲームコーナーの包み紙?」
ヨマさん「う、いや、書籍の包み紙」
あたし 「ははは!」
(ゴソゴソ)
あたし 「あ!キャンドルだー うちキャンドル好きだ」
ヨマさん「あ、ほんと?」
あたし 「うん 今夜はこれを眺めて寝るとするか」
ヨマさん「ふふ」



差し入れのケーキ(中はブルーベリー)を一緒に食べて
みんなと一緒に キャンドルを囲んで
何故か私は ハッピバースデ〜♪…
それ違うだろ! と突っ込みを入れられ
ありがとう ありがとう


今日こんなことを言ってた
人に喜んでもらえるって嬉しいね って
29歳にして ようやくわかってきたかコノヤローと 私が言ったら
うん 何も言い返せません… だって あら
夜くれたメールにも同じことが書いてあった
よっぽど嬉しかったんだな
なんだかこっちも嬉しくなるね こりゃ







2005年12月23日(金)   君にマグカップ


今日から三日間 サンタの格好で仕事
意味不明に燃えるぜ
休憩時間
のんびりしていたら ヨマさんが来た
あたし 「ヨマさん、自分のロッカーの上、見てみ」
ヨマさん「上?」
あたし 「…」
ヨマさん「なーにが入ってるのかな?」
あたし 「さてね」



勤務後
手の平サイズの箱を抱えたヨマさんが こっちを見てる
ヨマさん「開けていい?」
あたし 「いいよ」
ヨマさん「あ、ムーミンだ!」
あたし 「うん」
ヨマさん「あーマグカップだ!あたしマグカップ超好きなんだよね」
あたし 「あたしも好き どれ見せて あたしもまだ見てないんだよ」
(二人でまじまじと観察)
ヨマさん「かわいい」
あたし 「うん これはフィンランドのもので…」
ヨマさん「ああホントだ フィンランドって書いてある」
あたし 「使ってね」
ヨマさん「サンタが来たよ 29年で初めて」
あたし 「でしょ?」
ヨマさん「ありがとう こんな冷たい私に」
あたし 「それがあなたのいいところでもある」
ヨマさん「ふふ」



夜 ヨマさんはメールをくれた
私が仕事を終わって 一息つく時間 22時を 狙っていたかのように
「いつも意地悪で憎たらしいアタシだけど 心から感謝しているよ」


この1年はヨマさんにとって 慌ただしいものだった
6〜7年連れ添った彼氏にフラれ
ナンパ男に出逢い 体を許すも1ヶ月で別れ
元カレから何度か連絡が来るが 振り回され
人間って変わってしまうのね と 夜は1人で泣いて
あたしのおせっかいに付き合わされ
半ば強制的に新年会・送別会・ボーリングなど
色々なことに付き合わされ
でも そのうち
自分から スタッフのみんなと 交流を持つようになった
メールに絵文字が増え
よく笑うようになった
人を変えようだなんて 何様のつもりって感じだけど
でもとても嬉しかった
人間は変わることが出来るんだよ



ARABIA ムーミンマグ
http://webdb.scope.ne.jp/arabia/moomin/mug/index.html
ヨマさんにあげたのは ムーミンパパです







2005年12月22日(木)   思い続けて


ホリデイ
毎日ヨマさんとメール
一昨日は電話も
ヨマさんは私のことを 名前で呼ぶ
一見 とても平和
なんだけど しかし もともとは
自称「人間嫌い」な 彼女
そろそろ 人間付き合いに疲れて 嫌になってくる頃かもしれないな
お茶らけて絵文字を沢山付けてても
もう寝るねと言ってても わかってしまう
あぁ今 ほっといて欲しいんだなって





明日 クリスマスプレゼントを渡すべきか 渡すまいか 悩んでいる
実はこれ 10月に買ったもの
ヨマさんの誕生日にあげようとして 結局あげれなかったという…
…はあぁ意気地なし
去年のヨマさんの誕生日を思い出すな
ケーキを突き出したら いらないって ハッキリ言われたんだっけ




↑これを思い出したのをキッカケに
昨年の11月から 今年の1月にかけての日記を読み返した
仕事に打ち込んでる自分が まるで他人のよう 輝いて見える
「想い出は、より美しく、都合良く」(岡田あ〜みんの言葉)
ってやつだね


ヨマさんとの関係も 振り返ることが出来て 面白い
本当に仲良くなったな 客観的に見ても
今年は一緒に
公園に行ったり サーフィンしたり 鍋したり
いっぱい一緒に居てくれた
気まずいことも多々あったけど
なんだかんだ あきられながらも 付き合ってくれてたな
うまくいかなくて当たり前
プレゼントは、あげることにしよう





本当は色々なことを感じている のに うまく表現できない 不器用さ
なんでかよくわからないけど
私は彼女の そんな欠点を好きになった








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