あたろーの日記
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2006年10月27日(金) さてさて。

 旧暦9月5日。
 金曜の日記を土曜の朝書いておる、のであります。
 今週は残業したり風邪ぶり返してダウンしたり飲み会あったり、で、なんかごちゃごちゃしてた。一昨日は会社行きかけて、やっぱりダメダーと帰宅してずっと寝ていました。会社で風邪が流行っていて、お休みしている人が結構いる、と思ったら自分もそうなっちゃった。で、ずーっと寝てました。寝ながら『本屋通いのビタミン剤』(井狩春男著・ちくま文庫)を読んだ。頂き物の本です。これ、ちくま文庫の品切れ本リストに入ってるから、今本屋さんでは売ってない。神保町の取次鈴木書店さんの仕入部に所属する著者の、本の流通にまつわるエッセイ集。『サラダ記念日』とか『ノルウェイの森』が話題になっていた頃の話だったりするから、懐かしい。消費税を導入した時のてんやわんや。どこもそうだけど書店でも1円が不足して大変だったそうだ。そんなのもう忘れてたなー。そうだ、私も当時は、学生時代で、京樽でバイトしてて、1円がないない、って、大騒ぎしてたなあ。それから品物の、消費税込みの値段を覚えようと張り切ってた。お客さんが注文する巻物を頭の中で足していって、レジ打つ前に頭の中で金額はじき出すのが楽しかったり。・・・しかし、その消費税も、数年後にはまたぽーんと税率上がっちゃうのかな。恐ろしいことです。
 ・・・夜もおとなしく寝ていたら、北海道から来ている隣人の部屋でコー奮の叫びが。ああなるほど、野球かあ。新庄って、すごいな、あの人きっと、頭の中でものすごく上手に、イメージトレーニングが出来てるんだろうなあ。新庄選手のような、自分を常に最高の状態に持って行けるようにイメージして、そのイメージ通りに、怖れずにクヨクヨ振り向かずに進んで行くっていう行動力って、野球選手じゃなくても十分参考になるなと思いました。イチロー選手も松井選手もそうだし、野球選手じゃなくとも、一流の(そういう言い方ってあんまり好きじゃないけど)スポーツ選手って、自分を盛り上げるイメージ力が凄く上手いんだと思う。スポーツはその効果が発揮できる瞬間が劇的だからみんなにも分かりやすい、観ているこちらまで感動してしまう。だけど、スポーツ選手じゃないフツーの人も、自分の日常の中で、そのイメージ力を真似することは十分可能なんだ、と、ふと思いました。
 昨日(金曜)はずっとだるくて、頭ガンガン、でもそんなに休んで居られないので出勤。夜は予定していた会社仲間との飲み会。体調悪いし明日は古本まつりだから、控えめにしようと思っていたのですが盛り上がってしまい、二次会のカラオケまで付き合ってしまった。。。しかし、その時点ですでに、自分が風邪を引いていることは忘却の彼方(汗)。約2名酔いつぶれて歌えないのをよいことに、他のメンバーと次々と曲予約して歌いまくる。私あんまりカラオケ行かないんですが(半年に1回位)、歌、下手っぴいじゃないですよ。ただし、最近の曲はまったくといってよいほど知りません。だいたい歌うのは、佐渡おけさ、会津磐梯山、石川さゆり、森昌子、八代亜紀、とここに矢沢永吉とか徳永英明とか、たまに平井堅とか。あと、懐メロ。。。
 歌いまくって気分よくなった・・・というか、完全に酔いつぶれて日本語が通じなくなった2名を引っ張って、他の仲間と共に店を出る。そしてタクシーにその2人を押し込んで、運転手さんに「○○の辺りまで行ったらたたき起こしてください」と告げる。後ろのシートに完全に潰れて爆睡している2人を振り返り、不安そう(不満そう)に頷く運転手さん。その後どうなったかは・・・月曜に訊いてみようっと。
 その後途中駅で他のメンバーとも別れて、地元に着いたは24時半。急いで銭湯に行き、25時、銭湯近くのラーメン屋に、足が勝手に向いてしまう。ああ・・・飲んだ後のラーメンって、どうしてこんなにも美味しいんでしょう。豚骨の味、罪の味。しかも、酔ってるくせに、自分が風邪引いてるってことしっかり思い出してしまい、カウンターにあるすりおろしニンニクをたっぷり、スプーン山盛り3杯も入れてしまう。
 帰宅後、すぐ布団に潜る。最近寝しなに聴くのは桂文楽か三遊亭圓生。圓生の「四宿の屁」を聴きながら寝る。昔の人(と言っても、昭和の、落語がブームだった頃の)は素直だったんだなーと妙なところに感心する。今の人には絶対ウケないようなところでも、大いに笑う。おならの話で次から次へと会場大笑い。逆に私は、聴いていてみんながあまりにも笑うのにびっくりする。こんなに笑いまくることができるなんて、昔の人が羨ましい。同じ噺を(録音とはいえ)聴いていながら、いや楽しく聴いてはいるのだけれど、さほど大笑いする噺でもないよなあと思っている私って、というか、多分現代人って、もしかしたらちょっと不幸なのかな。それと、そういう聴き手に囲まれている今の噺家さん達も。でも、それでもやっぱり寄席に行く。寄席が繁盛している時代。昔と笑いのツボがちょっとずれているような気もするけど、落語っていいな、と思える今日この頃。

 さて、自分でも偉いな、と思うのは、さんざん飲んで遊んで帰ってきても、今朝はしっかり7時前に起きたことです。二日酔いになってないか、風邪は悪化してないか、不安に思いながら恐る恐る布団を出る。と、大丈夫大丈夫、風邪は残っているけど昨日ほどじゃない。二日酔い無し。・・しかしお腹の具合がちょいとね。やはり、深夜のニンニクラーメンが効きすぎたかな。へへ。今日は人ごみで、ずっと口閉じてましょう。
 お天気も良いし、雨だった昨年と大違い。今日行って、十分満足したら、明日は自宅で本読み&風邪完治療養といきませう。
 さてさて、では、これから支度して、10時には神保町に着きたいですな。さてさて♪


2006年10月24日(火) 偵察。

 旧暦9月2日。
 今日も雨。朝からざあざあ降り。
 家の中で、外出予定もなく、1日本読んでいようか、という日なら、土砂降りの雨の音がむしろ心地よいのだけど、いつも通り出勤しなければならない朝なんかに降られると、ちょっとシャク。
 おまけに風邪がぶり返して、少し熱っぽい。
 『シナリオ人生』(新藤兼人著・岩波新書)読む。この人の、岩波新書はあと2タイトルあったと思う。それらも読みたくなった。
 と、平行して読んでいるのは『あ・うん』(向田邦子著・新潮文庫)。ドラマ、観てないんだよなあ、むかーし、子供の頃、母が観ていたのは記憶にあるのですが。・・・向田邦子本を再読しまくる予定です。
 今週金曜から神田古本まつり。そわそわして落ち着かない。今日は熱と頭痛のため、残業早めに切り上げて退社、乗り換えの神保町駅で、ほんのちょっとだけ、と、20時までやっている古書モールに立ち寄る。古本まつりには古本を買い求める人でごった返してしまう。その直前に、お気に入りの棚を見に行ってきたわけです。もし欲しい本が私のお気に入りの書店の棚にあっても、古本まつりの日にはきっともう巡り会えないような気がしたので。しかし、今日は買いたい本が無くて、逆にほっとしてすぐ帰ってきた。これで、古本まつりのための資金をセーブすることができた(?)
 その後、急いで帰宅、熱い銭湯に浸かって、暖かくして、早く風邪を治したいです。


2006年10月23日(月) ぐるっとパス買いました。

 旧暦9月1日。
 月曜から雨だなんて。冷たいですねぇ。でも、一雨ごとに秋が深まっていくのを楽しもうと思います。
 そういえば、先日携帯電話の機種変更しましたが、新しいNokia製の804NK、写真が凄く綺麗に撮れるのでびっくり。でも、前に使っていた携帯電話よりも、写真のサイズが大きくて、日記にアップロードするとででーんと画面いっぱいになってしまうので、あらかじめサイズを小さく修正しなければならないみたい。ちょいと面倒。
 猛烈にインプットしたい病。片っ端から本を読んで、片っ端から落語を聴いて、片っ端から映画を観て、片っ端から博物館美術館を廻りたい。で、これから年末まで、特に土日の予定をほとんど決めてしまった。あんまり根拠はないのですが、なんとなく、今自分がスポンジのように、ものすごぉく吸収力があるような気がしている。夏はそうでもなかった。毎日汗だくで、吸収どころか、干からびていた。それが今、急にむくむくと元気である。特に頭の中が。
 そういうわけで、こんなもの買いました→ぐるっとパス。東京都内の博物館・美術館・動物園などの施設(計49施設)の常設展入場券や割引券がまとめられた冊子です。前から存在は気になっていたのですが、えいやっと購入したのは今回初めて。使い始めから2ヶ月が有効期限、というのがちょっとネックかなあと思っていたのですが、考えてみれば、この中の幾つかの館の常設展などを3〜4軒回れば、2000円のモトは取れそうです。これから年に2〜3回位は、このパスを買ってみようかな。
 


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