あたろーの日記
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2006年04月24日(月) 自宅ですごすことの幸せ。

 旧暦3月27日。
 今日はシステムが使えないので残業せずにまだ明るさが残るうちに帰宅。途中で雨に降られる。こんなに降るなら自転車で出勤するんじゃなかった。天気予報の嘘つき〜。
 お風呂上がりのぽかぽかのまま、急いで作るのは昨日と同じ鍋(笑)。風邪まだ治らないので、野菜沢山食べないと。自宅で食べる夕ご飯って、幸せだな。手抜き料理だとしても、やっぱ嬉しい。どんな材料を使ったか、自分で把握してる。合成着色料とか保存料とか、わけの分からないカタカナの薬品とは無縁。自分で自分の身体を作っている、という感覚。毎日ちゃんとウチでご飯食べてる人には当たり前のことなんだけど、会社でコンビニ弁当とか食べちゃうことも多い私は、その当たり前のことをよく忘れてしまう。これじゃいけない。これからはなるべく、ちょっとくらい遅くなるんだったら、自宅までご飯我慢しよう。
 もうすぐ連休。まだ先だと思ってたら、もう今週末からなんですね。連休は、誰とも約束をしない。予定は今のところひとつだけです。とにかく、ずーっと、1人で気ままに過ごしたいです。気まま、っていうか、毎日早起きして、思いっきり沢山本読んで、文章書いて、夕方はサイクリングかジョギングかウォーキングして思いっきり汗かいて、銭湯入って夜は落語か音楽聴きながら晩酌。で、寝る前にまた本を読む。毎日その予定です。あ、あと、ベランダ菜園に苗植えなきゃ。青じそと鷹の爪の苗、買ってきて、バジルの種播いて・・・。
 もう、考えるだけで幸せになります。じっくり腰を落ち着けてやりたいことがなかなか出来なかったので、この連休はそのための期間にしよう。


2006年04月23日(日) 鍋とグールドの・・・。

 旧暦3月26日。
 夕方、池袋まで歩いていこうとしたらぽつぽつと雨。傘をさして歩くのが嫌いなので、バスに乗ってしまう。まだちょっと風邪が治りきってないので、ジョギングなし。・・東急ハンズに鍋を買いに。頻繁に使っていた土鍋がこの前割れてしまったので。鍋の季節も終わりなのですが、今年は春も夏もおそらく鍋料理結構食べると思います。なぜなら、1人分の食事で野菜をたっぷり摂るには鍋がいちばんラクだからです。忙しいときに、ダシ放り込んで肉か魚入れてあとは切った野菜をぼんぼん足していくだけで、味のレパートリーもいろいろあるし、早くできるし、何より野菜沢山入れることが出来る、体調悪いなー最近食生活乱れてるなーと思ったら、とりあえず鍋にして食べたいものをごったごったに入れちゃう。なんてラクチンで便利で身体に良いんだろう。
 そういうわけで、最近デトックスとか流行ってて、私もにわかマイブームにしてるんですけど、無農薬野菜とか玄米がデトックス料理の食材になるなら、別に難しく考える必要ないや、普段宅配してもらっている食材を中心に、なんでも美味しく食べるようにすればいいんだな、と。
 さすがにハンズのキッチン用品売り場には鍋も少なくなっていて、1人用土鍋はなかった。なので、ステンレス製の小さな浅めの鍋を買いました。これだとトムヤムクンなんかにも合うし、鍋ごとスープパスタにも使えちゃいそうだ。おじやにもいいし、煮込みうどんも。かなり重宝しそうです。
 今夜は早速、キムチの素を入れて、鶏肉、まいたけ、葱、かぶ、人参、水菜、ニラで野菜たっぷり。
 ようし、野菜沢山食べたいから、この春夏も鍋料理だ。

 図書館で、グレン・グールドとバーンスタインがブラームスのピアノ協奏曲第1番を共演したCDを借りてきた。最近ブラームスの凄さにちょっとのめり込み始めているので、特に大好きなピアノ協奏曲第1番をこの2人が?という期待と驚きでわくわくしながらiPodに入れて聴き始めたのですが。。。録音状態が滅茶苦茶悪い。音質は60年代だから仕方ないと思うんだけど、聴衆の咳がひっきりなしに入ってくる。どうやら1人凄い風邪を引いている女性がいるらしくて、ずーっと咳をし続けている。うー。演奏聴く以前に、咳の音がこんなに響くとは辛すぎる。こちらまで具合悪くなりそう。・・・CDだから聴かなきゃいいんだけど、当時会場にいた他の聴衆はさぞ迷惑だったろうなあ。あんまり酷くて、第1楽章で聴くのをやめた。・・・クラシックはそんなに詳しくないのですが、音質その他の条件を置いておいても、グールドのブラームス協奏曲はちょっと好みじゃないな、と思った。ブラームスのピアノ協奏曲第1番は、もっと激しく力強いピアノが聴きたい。iPodには他にアシュケナージの演奏も入っているので、そちらのほうが断然好きです。
 図書館では他に、ピアソラも借りてきた。タンゴにはまっている友人の影響です。最近いろんな人と音楽の話で盛り上げることが多くなってきました。CD貸し借りしたりも。で、だんだんiPodの容量が。30GBのもの持ってるのですが、残りの容量あと4.4GBになりました。わぁ・・・!!60GB欲しい。。絶対足りない。。。


2006年04月22日(土) ヘッドフォン選び。

 旧暦3月25日。
 私の休日にしては珍しく、ゆっくり9時頃起きる。土日は嬉しくていつも早朝に起きるのですが。。。おかげで、ぐっすり寝たせいか、風邪はほぼ治っていた。
 午後は小唄のお稽古に。お師匠さんは高齢のためお稽古に来ることが出来ない。よって、弟子3人でお稽古。7月と9月にそれぞれ会が催されるので、それに向けて、お稽古にも自然力が入る。特に9月はお師匠さん主催の会であるため、直接の弟子である私たちがしっかりやらねば。実質的に会の準備、運営を行うのは私たち直属の弟子なので、糸(三味線)と唄の練習以外にもやることが沢山。先々の予定を考えると、不安があるけれど、お稽古、怠りなく。。。と決意を新たにした日。。。とりあえず、7月のもうひとつの会の練習も頑張ろう。7月、私の選んだ唄は、男の人の側から歌った唄。唄、選ぶのに苦労した。だって、小唄って、艶っぽくて湿っぽい唄が多いんだもん。ふだん、ハードロック中心に聴いている私の音楽レパートリーにはほど遠いジャンルなのだ。しかし、小唄のお稽古の時だけは、江戸情緒にどっぷり浸ろうとしている自分ではあります・・・だ、だけど、やはり、どう考えても、お座敷でチントンシャンな雰囲気ではない私、大人の恋の唄なんて、ああ、どうすれば唄えるの?姉弟子達に笑われながらも、なんとかなんとか、大人の色気(私は男唄選んだのですがそれでもやっぱり大人の男の色気を)出すべく努力中。。。です。あー、でも、わっかんねーっ!・・・小唄は、唄より糸(三味線)のほうが私好きです。三味線も私下手なんですが、触っているとちょっとほっとする。だけど、普段聴いてい音楽がテンポの速いものばかりのせいか、私の三味線は、邦楽の独特の、間、についていけず、ひとりで勝手にとっとと進んでしまう。・・・難しいです。一応、自分がお座敷で着物着て、三味線つま弾いている姿想像してやってはいるのですが(そんなの想像して小唄稽古する人いないって・笑)。

 小唄のお稽古が終わって、浅草橋から歩いて秋葉原のヨドバシカメラへ。ヨドバシ、久しぶりだ。ポイントカードの残高9,000円ほどあったので、実は、自宅でiPodにつけて聴くためのヘッドフォンを買いに行ったのです。自宅で音楽聴くに、すでにオーディオプレーヤーはiPodだけになっているのですが、付属の白い耳に入れるタイプのイヤホン、あんまり長く使っていると耳も頭も痛くなってくる。それから、どうも、重低音に弱いらしく、私の耳にはしんどいのです、iPodの付属のイヤホンは。自転車や電車など、外で聴くなら音漏れも少ないしコンパクトなので問題ないのですが、自宅でじっくり音楽聴くには物足りないしツライ、というわけで、イヤホンじゃなくて、ヘッドフォン、買いたかったのです。
 4階のヘッドフォンコーナーに行って、びっくり。こんなに種類あったら選べないよー。いちお、ボーズとかコスとか、有名なメーカーは知ってはいるものの、そこ+ソニーとかビクターとか日本のメーカーも当然何種類かずつ出している。オーディオ機器にはわりと無頓着&無知な私なのでありますから、売り場に立ちつくして悩んでしまう。。。結局、あれこれ耳に当てて、重低音がどっしりしっかりカバーされている(ような気がした)オーディオテクニカのATH-A55という製品を選んだ。実は、私の右耳は小学生の頃から、感音性難聴で、始終途切れることなく高音の金属音が耳の奥で鳴り響いているのです。キーーーーン、って。物理的には真の静寂は私には一生あり得ないわけでして(そこが哀しいところ)。そのせいか、私は高音には全く魅力を感じなくて、どっしりと安定感のある重低音に守られている、という感覚を好むのです。ヘッドフォンも、高音域よりも低音域をカヴァーする製品のほうが好みです。そのほうが疲れないし。
 しっかし・・・。ヘッドフォンって、値段で見る限り、ピンキリなんですねえ。びっくりした。5万円のものもある。かと思えば1000円台のものもある。あちゃこちゃ視聴して、音があんまり違うのでほんとにびっくりしました。
 ・・・その後ヨドバシの建物に入っているタワーレコードと有隣堂に寄って、気がついたら22時の閉店。慌てて地元に戻って、近所の居酒屋で一杯呑んで帰宅。早速ヘッドフォンで、タワレコで買ったMarvinGayeの『I Want You』聴きながら日記書いている次第でございます。なんだか嬉しいわぁ♪


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