あたろーの日記
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2006年01月16日(月) 早く寝ます。。。

 旧暦12月17日。
 体調がすぐれず、昼過ぎに会社を早退。なんか、まだダメだなー。早く風邪を治してしまいたいです。
 ということで、早く寝ます。
 


2006年01月15日(日) 『続・男はつらいよ』

 旧暦12月16日。
 昨日とはうってかわって朝から青空。着込んでいた服を1枚脱ぎ、また1枚脱ぎ。いやに暖かいなあと思ったら、東京は4月並の陽気だとか。なるほど、と暖房を消して、セーター1枚になって、昼過ぎから部屋の大掃除。年末にやらなかったから、わりと一生懸命掃除した。ちょっとすっきりして気持ちがいい。夕方はお弁当のおかずとか煮物作り。野菜の値段が高騰している。この前鍋にニラを入れようとスーパーを覗いたら、ニラが1把198円で、びびった。・・・こういう時、契約農家から仕入れた野菜を宅配してくれる大地宅配のようなシステムはほんとにありがたい。葉付き大根、里芋、人参、白菜、セロリ・・・。育ててくれた農家の人達の名前も場所のメモも、野菜とともに届けられる。ありがたいことです。
 銭湯から戻ってすぐに晩酌の支度。出来上がった煮物やきんぴらをお皿に盛って、芋焼酎のお湯割り準備して、借りてきたDVD『続・男はつらいよ』を観ながら呑む。1969年公開。寅さんシリーズ第2作目。寅さんは高校時代の恩師に巡り会い、自分がかつていじめていたその娘さんに惚れてしまう。また、京都で、自分の実の母親と再会するも・・・。・・・前半は相変わらずの寅さんの荒天破ぶり。しかし、後半は、もう、いろいろありすぎて、寅さんと一緒に泣きっぱなし。ほんと、泣きながら観てました。マドンナは佐藤オリエ、寅さんのライバルに山崎努。恩師に、東野英次郎。最初、山崎努だとは気がつかなかった。あ、そうそう、寅さんの母親に、ミヤコ蝶々。いい味出してます。
 風邪は、あと一息で治りそう。身も心も活動的になってきた。体調が悪いと、何事にも意欲が湧かない。健康であることのありがたさを改めて知った。たかが風邪、されど風邪ですね。


2006年01月14日(土) 松屋浅草古本まつり。

 旧暦12月15日。
 午前中は布団の中。元気の良い休日なら、会社のある平日よりも早起きして張り切るのに、今日は朝ご飯食べて再びもぐる。『鬼平犯科帳』などをめくりながら、うとうとして、手から文庫本がこぼれ落ちるを感じながら眠りに入る。そういう寝入り方はなんだか幸せ。。。
 昨日読んだ本。『三人噺・・・志ん生・馬生・志ん朝』(美濃部美津子・文春文庫)。これがすんごく面白かったです。去年読んだ『びんぼう自慢』(古今亭志ん生・ちくま文庫)とセットで読むとさらに面白いかもしれませんです。今を再び時めく噺家故古今亭志ん生の家庭のあれこれを、長女である美濃部美津子さんの眼から描いたエッセイ。芸事以外はなんの役に立たないお父さん(志ん生)と、その血を受けながらそれぞれに芸の道へのめり込んでいった弟達(馬生・志ん朝)と、破茶滅茶な亭主を支えながら子供達を育て上げたお母さん。どう考えても普通ではない芸人一家のあれこれを、身内が語った本は、なんとも面白くて、一気に読んでしまった。
 志ん生が戦中、満州に慰安に行ったくだり。志ん生本人による『びんぼう自慢』では、満州に行った理由を、大好きな酒が沢山飲めるから云々とかなり強気に書いているけれど、娘の美津子さんによれば、実は、空襲警報のたびにパニックになって、防空壕からさえも1人逃げだして迷子になる父を、子供達が面倒見切れなくなって、満州行きの話が出たときに、お父さんが怖がっている空襲に遭わなくて済むのと、空襲のたびにパニクったお父さんに振り回されずに済むという理由で、行くのを勧めた、という話。私は志ん生の『びんぼう自慢』を先に読んでいたので、この、美津子さんの本を読んで、「なんだあ、話が違うじゃん」と笑ってしまった。
 美津子さんが語る志ん生一家のエピソードは、どれも温かくて、家族に対する愛情が溢れていて、志ん生に対する美津子さんの気持ちは勿論、50代でなくなってしまった弟志ん朝の話もまた、読む者をじーんとさせてしまう。志ん朝が亡くなった時の話。胸がいっぱいになる。。。
 
 午後、お昼にうどん(また・・・)食べて再び布団にもぐっていたら、なんだか体がラクになったような。。。それで、ガバッと起きあがり、近所の銭湯に飛び込み、急いで、と言っても夕方になりましたが、バスに乗って、浅草の松屋へ向かった。
 バスの中では、本を読むと酔ってしまうので(電車は平気なんですがバスはどうも)、iPodで志ん生の落語を聴いていた。そうしたらシンクロニシティが。志ん生の「千早ふる」を聴いていたら、噺の中で志ん生が「・・・・・(竜田川は)大関だ」と言うのと、バスのアナウンスが「次は大関横丁〜」と言うのが、ほぼ同時だった!わあ、びっくり。こうして文章にするとたいしたこともないように見えてしまうのですが、結構びびった。ぽかん、と口をあけて、イヤホンを外して、しばらく社内アナウンスを聴いてから、再びイヤホンを耳に入れて、巻き戻しして確認。へへ、面白いねえ、と、1人ニヤついた。
 
 松屋浅草では、第9回古本まつりが開催中で、いてもたったもいられなくて、出掛けたのでありました。折しも雨が本降り。久しぶりに激しい雨を東京で経験。しかし、体調も少し良くなったことだし、雨なので、客足も鈍るだろうと踏んでのことであります。といっても、会場に着いたのは午後6時。あんまり長居したらまた風邪がぶり返しそうだし、ちょうどいい時間かも、と、閉店7時半まで急いで見て回る。急いで、のつもりではなかったのに、着いてみたら会場が結構広かったので、少し慌てた。慌てながらも購入したのは3冊。『わたしの寄席』(安藤鶴夫・雲華社)1,050円。『聖』(古井由吉・新潮社)500円。『定年後』(岩波書店編集部編)800円。最後の『定年後』は、どうも、定年後の日々の過ごし方の下手なオヤジにと。・・・長年仕事を忠実にこなしてきた人間というのは、どうも、平日に自分の自由時間を謳歌することに罪悪感を感じるものらしく、平日に会社を休んでまで遊び回りたい娘としては、見ていて(離れていてもこういうのは見えてしまう)気の毒としか言いようがない。
 他に興味を惹かれる本もあったのですが、予想よりも高かったのと、時間がなくなったのとで、これは潮時かな、と、退散。まだ風邪が治りきってないのと、お財布の中身と、家にある積ん読の山に対する罪悪感で、諦めがつき、帰宅の途に。
 自宅近くまで来て、久しぶりに近所の居酒屋へ入り、買ってきた本をめくりながら熱燗。お酒を呑むのは、お正月に実家で口にした以来。ここの熱燗は、常に湯に入れてあるらしく、注文するとすぐに出てくる。たぶん、ツウの人からするとこれは正しい熱燗ではないのかも知れないけど、私は結構好きです。十分酔うし、なにより熱い。お銚子をつまむのすら命がけの熱さなんですが、「あち、あち」と思いながらおちょこに注いで、きゅっと口につけるのがなんとも幸せなひととき。
 浅草からのバスの中で、ちょっと車酔いも手伝ってか、再び頭痛と熱っぽさが襲ってきたのですが、熱燗で救われました。久しぶりに、心底、「美味しい」って思いながら呑んだ。
 明日は念のため、1日大人しく寝ていることにします。
 来週は風邪引きもう嫌ですよ、ほんとに。
 


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