あたろーの日記
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旧暦11月1日。 旧暦ではやっと11月に入ったのか、ふーん。。。 今日もまた都立中央図書館。・・・雨が降ってしまった。雨女です、すいません。何故か私が広尾に行くと、雨が降る。なんかいっつも傘さして有栖川宮記念公園のぬかるんだ階段を上がって行く。 佐渡関係の史料を片っ端から調べています。前にも書いたのですが、我が家の家系図は、昔、菩提寺が火事になり過去帳がすべて焼失したため、祖母の母の代位までしかさかのぼれない。これはいかん、私の両親の代で佐渡を離れてしまったので、家系図を作るなら今しかない、というわけで、佐渡の親戚に聞いてみたり、文献にあたってみたりして、調べることになったのです。ただ、家の歴史を調べるなんてのに興味を持っているのは父と私くらいなもんなので(笑)。でも、一応、私、史学科出たんです、が、文献はほとんど(まったく)やってない(泣)。古文書の読み方くらい、習っておけば良かった(反省)。 夏に帰省した時にそういう話が出て、気がついたらもうすぐまた帰省なんですが、調べは遅々として進んでないことに今ちょいと焦っております。父と資料付き合わせてあーだこーだ検討する時間は、帰省した時しかないので、ちったあお土産持っていかないと。 と思いながら中断していた調べを始めると、これが結構大変だったりする。けど、面白い。取りあえず、まずは都内の図書館にある佐渡関係の史料に出来る限り当たってみる。それで足りなければ(足りないだろうけど)、新潟県や石川県(どうやらそこから佐渡に移住してきたらしいので)の文書館などにも行ってみる予定(当分先)。あと、できれば父方の実家の周辺で古文書などを保存してある家や○○文庫と名の付くところにも行きたいんだけど。。それも先。でも、そっちのほうが近道だったりして。それにしても、我が先祖は、記録というものをどうして残してくれなかったんだろう?ちょっとうらむ。うらみながらも結構楽しんでる自分。 今日は19世紀初めのご先祖の名前を見つけました。たぶん、家の先祖だと思う。。とある私塾の勧進に蘆竹20束出している。・・・他の人達はお金を出しているのに、うちのご先祖は蘆竹だ。なんで?別の意味で目立っているぞ?いろいろ想像してみる。蘆竹が貴重だったのか、それともお金があんまりなかったのか、それとも・・・。 その、蘆竹を出したご先祖の子供か孫か、と思われる時代にももう1人、名前を確認している。これは偶然、とある新書の中の図表に載っていた。ただ、これはほんとに偶然なので、その出典にあたるのが大原則なんですが、その元となる史料が分からない。とにかく虱潰しに調べていくしかないです。こういう時、凝り性だというのは幸いですな(^^)
帰りに、有楽町の富士フォトサロンに寄った。時々ふらりと立ち寄るのですが、写真を見ていると、心が落ち着きます。気持ちよくなる。それと、ちょっとクリエイティブな気分になる(笑)。
| 2004年12月11日(土) |
くっついている食堂のこと。 |
旧暦10月30日。 都立中央図書館で資料探し。晴れて良かった。たいした理由ではないのだけど、図書館は有栖川宮記念公園の中にあって、雨だとちょっと歩きづらい。それに何故か、私が行くとたいてい雨だったりするので。。 それにしても、都立中央図書館の周辺は、お昼ご飯に適したお店がない。私の探し方が悪いのか、そもそもお洒落な土地なだけに、やっぱり庶民的なお店はないのか。ラーメンとか、牛丼とか、餃子とか、カレーとか、立ち食い蕎麦とか・・・神保町だったら当たり前に迷うほどある安い「くいもんや」系が見当たらない。かろうじてマクドナルドがあるけど、あとは例えばお洒落なカップルが軒先の傘付きテーブルの下でパスタをつついているような店ばかりだ。・・・探し方が悪いんだろうか。ほんとにないんだろうか(←しつこい)。 なので、お昼ごはんは当然のように図書館の5Fにある食堂でとります。今日は麻婆麺。450円だったか480円だったか。猫舌ゆえ食べるのに苦労しましたが、不味くはない、ああいう公共施設の食堂としては私の知る限り上等なほうです。そんな言い方しちゃ悪いかな?でも、もう少し安くてもいいのに。定食600円台は都の施設としては高くないか?と思ってしまう。利用者の多くは学生だしね。 実を言うと、公共施設や学校などの食堂が結構好きです。なんでかよく分からないけど、好き。商売っ気のなさゆえか、安さゆえか、庶民性ゆえか、自分でも分析不能。 あ、ひとつ、確かなことがあります。それは私の初々しい高校時代にまで遡るのですが。。。私の通った高校はとある山の中腹にあるのですが、学食なるものがありませんでした。いや、校門のすぐ外側に「学生食堂」と立派な看板を掲げた古い店があったのですが、授業が始まると校門は閉まり、下校時間になるまで学生は校門の外に出てはいけない決まりで、当然、「学生食堂」というその店にも行くことは出来ない。行けるのは、ごく一握りの度胸ある上級生の男子のみで、昼休み、廊下の窓から見ていると、よく、校門を乗り越えて先生に叱られている彼らの姿が見えましたっけ。 というわけで、私の母校には、学食なるものが実質的に存在しなかった。学生食堂、憧れだったわけです。上京して、大学に通い始めたとき、キャンパスに学食が3ヶ所もあったのにはコーフンしましたぜい。・・・そこから、私の「(建物の中に)くっついている食堂」フリークは始まったのであります。 公共の図書館、主に都立日比谷図書館とか国立国会図書館支部上野図書館(今は国際子ども図書館に変わってしまった)とか、区立の図書館(住宅地の中だと食堂がついてない所も)はよく利用します(あるいは利用しました)。都立中央図書館みたいに上層階にあるのは珍しくて、たいてい地下にあって、ちょっとジメッとしている。もちろんデートには向いていない。でもそこが、なんつうか、あたし苦学生?っぽい気分になれてよかったりするのです。 大学の学食は王道。なにが王道なのかよく分かんないけど、ともかく庶民派、安くて量が多い(最近はそうでもないみたい)、で、場合によってはまずい。で、場合によっては、あたし苦学生?よりもあたし体育会系?な気分になってしまう。むかしむかし、お茶の水の明治大学刑事博物館に行ったついでに、学食にも潜り込んでみた。カツ重はちゃんとお重に入って、味噌汁は蓋付椀で、びっくりした。さらに、肉はしっかり豚肉だったのには二重に驚いた。私のいた大学のはカツ丼=衣の分厚いトリカツ丼、だったので。とにかく質より量(トリさんごめん)だったので。。。また、これもむかし、上野の森にあるとある施設でバイトしていた時に、仲間の芸大出身の女性に連れられて、東京芸術大学の学食にも潜入。で、20年以上変わらぬメニュー、ということで、200円の豆腐ともやしをバター醤油で炒めて塩胡椒で味付けしたものをご飯に乗せただけ、という、でも意外な美味しさの激安丼を食べた。 実を言うと、先日「日展」を観に上野の森に行ったとき、あの激安丼を食べようと芸大の校門を潜ったのだけれど、いかんせん、あれからもう10年以上経っていたので、学食棟がどこにあるのかぜーんぜん分からなくて、人気のない敷地内でキョロキョロしていたらひどく目立ったので、怪しまれると思ってそそくさと出てきてしまった。学外の人間がウロウロしてはいけないのである。ほんとはm(_ _)m 今、夜だけ通ってる大学の学食は、うーん、うーん、うーん・・・。もっと美味しければいいのになあ。ハンバーグカレーを頼んだとき、レトルトのハンバーグをビニールから出してのっけていたのでがっかりした。まあ、学食はそれで我慢しなきゃいけないか。ただ、もっと安ければまだ耐えられる。とは思うのだけど、食堂の人の愛想がいいので、やっぱり食べに行く。学食の閉まる時間と、私の受講する講義の開始時間が同じなので、会社を定時に飛び出して、もし夕ご飯食べる時間があれば、学食に飛び込んで、10分でカレーライスを掻き込む。はふはふ。 でも、今通っている会社の社食が、社食にしてはなかなか美味しくて、安いので、残業食はもっぱらこちらです。社食には満足じゃ。 そうそう、よく、市庁舎などが新しく建て直されると、何故か、食堂のメニューが高級になってしまうことがあるけど、あれは解せない。それから、博物館や美術館(特に古くからある所)の中の食堂、というかレストランで、別に普通のメニューなのに、やけに高くて、待たされて、お皿の縁が欠けている、おまけに不味い、というのも納得がいかない(具体的なのは経験があるからでござるよ)。お皿の縁が欠けているのはそれなりの大衆性をうたい文句にしている店のみにしていただきたい。博物館や美術館のレストランのメニューは、多くが高すぎる。入場券と図録購入で、来館者は結構お金を使っているのだから、値段が高い=ゆったりした芸術気分を味わえる、という固定観念を捨てて、もっと気楽に食べることの出来るレストラン(というより食堂がいい)をくっつけて欲しいです。 食べることとなると私も必死だな。
旧暦10月29日。 会社を休んで諸々の用事を片づけに出かける。途中、BIG BOX古書感謝市を覗くも、欲しい本はなかった。最近、視力がさらに落ち込んでしまい、本屋の棚で背表紙を見るのも一苦労する。これは辛い。それから、自分でもやばいと意識するほどに、やぶにらみが増えた。 古書感謝市では収穫なしだったけど、やはり高田馬場駅前の芳林堂書店にて、 『漆黒の闇の中で』(藤沢周平・新潮文庫)と、『本の雑誌1月号』を購入。『漆黒の・・』は、「彫師伊之助捕物覚え」シリーズ第2作。一昨日に第1作を読み終えて、次が読みたくて落ち着かなくなったので。藤沢周平の作品では、武家ものより町人もののほうが断然好き。『用心棒日月抄』は主人公が浪人で、これも大好きだけど。。。藤沢周平に孤独なアウトローで、それでいて人情味あるいい男を書かせたら、もう右に出る作家はいないんじゃないかと思います。元凄腕の岡っ引の伊之助も『用心棒・・』の青江又三郎と同じくらい格好いい。また1人、時代小説の中の好きな登場人物が増えました。もっと早くに読んでおけば良かったな。 あと、藤沢周平の描く江戸の町がとても好きです。江戸の町々の地図がしっかり頭に入って書き進めているだけでなく、この作家は、光や匂い、空気の冷たさまで味方にして描いている。読んでいくうちにいつの間にか、読み手である自分も、江戸の暗い町並みの中を走り出しているような錯覚に陥ってしまう。 藤沢氏の描く江戸の町に入り込みたくて、また読んでしまいます。
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