あたろーの日記
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旧暦8月8日。 蒸し暑い夏もそろそろ終わりのはず。。。で、ホッとしておりましたら、この前小指大のご、ごきが部屋にいて、ちょっとパニックに。私は病的にごきが怖いので、遭遇しないよう注意してはいたのですが。ショックでした。 これまでサニタケのホウ酸団子とコンバットを置き、台所と部屋の両方にゴキジェットを1本ずつ置いてましたが、今日、コンバットの強力なものと、ホイホイ(入ってるとこ見るの怖いけど)と、待ち伏せなんとかっていうごきの出そうな所に予め散布しておく缶の殺虫剤もプラスしました。ホイホイは直接触りたくないので、ガムテープで屋根にビニル紐を付けて、捨てる時のことも考えました。 で、奴ら(って書くといっぱいいそうな気がするから)じゃなくて敵は夜型なので、遭遇率を少しでも減らすために、私は明日から完全朝型に切り替えます。もっと早起きになります。できるか不安だけど、夜起きてて敵に合うより何倍もマシです。どうか私が寝てる間に罠のどれかに引っかかって昇天してくれ。 これから寒くなる一方ですね。たのみます、どんどん寒くなってください。そして敵の動きを封じてください。間違っても暖冬なんぞにはならないで。 それにしても、狭い部屋に待ち伏せ殺虫剤なんぞ撒いてしまったから、臭いです。私までくたばってしまわないか、ちと心配。 では、もう寝ます。
| 2004年09月20日(月) |
『江戸の町は骨だらけ』 |
旧暦8月7日。 敬老の日につき、東京都内の多くの銭湯では、65歳以上の方は無料。あたくしは平日はちょっと設備の整った立派な銭湯に行くんでありますが、休日はそこが家族連れによってレジャーランド化するために、混雑を避けて自宅からちょっと離れた小さな銭湯に行きます。そこがまた汚い。古いけど手入れの行き届いた銭湯は沢山ある、けど、そこは古くて汚い。お湯も臭い。おまけに店の人が恐ろしく無愛想。こちらが「こんばんは」と言って目の前に小銭を置いていっても知らん顔。これでよく商売になるなあと思いきや、混雑しないのをいいことに、やっぱり愛用する年輩の方々も多いようで。かくいうあたくしも、休日の夜の一杯の食材をスーパーで買って帰る前に入るにちょうどいい場所にあるために、この銭湯を利用し続ける次第なのです。 今日も暑かった。夕方一っ風呂浴びて、早いうちに酔わない程度にちょいと一杯やって(だったら飲まない方がましだけど)、と思って行きたくないけど汚いほうの銭湯に行った。今日はやけに混んでる。そっか、敬老の日か、どうりでおばあちゃん達が多いわけだ。。。と、上がって身体拭いて服来て頭梳かして。。。暑い、やけに暑い、なんでこんなに暑いのだ。。と思っていたら。周囲のおばあちゃんとおばちゃん達の会話。「あっついね」「ほんと暑いね。こんなに暑いのにクーラーつけないんだね」「今日はタダの日だからつけないんじゃないの」「そうなんだね、ここはそうするだろうね。タダの客にはクーラーつけちゃくれないんだわね」「あたし言ってこようか」「いいよ、やめなよ、言ったってどうせつけちゃくれないわよ」「そうよね、ここはそういうとこだよね、それにしてもあっついね」 おーい!あたくしはタダの客じゃないぞおおおっっ。そうじゃなくっても、敬老の日にこんな蒸し風呂に入れるなんざ、ふてえ風呂屋だよ。まったくサービス精神ってのがないよ。それにしてもなんだね、あたくしだけじゃなくって、他のお客さんもこの風呂屋のことあんまり良く思っちゃいないんだね。それ知っただけでも今日は満足だよ。・・・風呂上がりなのに早々に汗がにじんできたので急いで出てきました。 と、悪口になっちゃいましたが、あの銭湯がなんとか続いているのは、近くに混雑する立派な銭湯があるからなんですね。しかし、いつまでもつものやら。。。 だけど、そこの脱衣所で交わされる近所のおばちゃん達の会話、面白くて好きです。地蔵通り商店街の話題とか、ナニゲに聞いてたりします。。
『江戸の町は骨だらけ』(鈴木理生・ちくま学芸文庫)を読む。江戸が大きくなるたびに、江戸城の周囲にあった寺院は移転させらるも、上っ面だけの寺院移転で墓地はそのまま、骨は地下に眠ったまま。よって後世、寺もないのに何故こんな所から人骨が、と、皇居周辺を掘り起こしては驚く現代人。他にも寺院に伴う墓地が沿岸の埋め立て地で果たす意外な役割、等、なるほど目から鱗面白いことが指摘されてあります。しかし、寺院と骨の関係にとどめておいても十分濃い内容になったと思われるのですが、筆者の言いたいことは他にも沢山あって、たとえば日本人の死体観とか、旅人が閉鎖的な地域に果たしたある役割とか、神仏習合とか、また都市伝説とか・・・それぞれに追求していけばゆうに1冊の本が出来上がるようなテーマを本書に詰め込みすぎてしまったために、どれも消化不良のまま。。。で、読む側としては、その点についてもっと書いて欲しい、と願うことしきりです。しかし近世考古学の成果を取り入れながら、江戸の都市空間を「骨」を追うことで掘り下げたり表出させたり。。そういえば江戸の町で死体はどうしてたの?という素朴な疑問を持って読み始める読者に、そこから出発していろんな視点を与えてくれる、面白い本だなあと思いました。
旧暦8月6日。 少し飲んでいるので毒舌ですが。 昨日に引き続き、『山姥』(坂東眞砂子・新潮文庫)を読む。下巻はクライマックス。上巻に比べて人物の心情を緻密には描ききれていない印象。それよりも、衝撃のエンディングに向けて、場面がコロコロと変化して、文章を読む前に映像が頭の中に生まれて、それが先回りして読み手を待っているような感覚。それがいいのか悪いのかは私には分からないけれど、面白い目が離せない退屈しない、と思いながら、どんどんページをめくるも、同じ作品なのに上巻とは質が異なっていると感じるのはどうしてか。思うに作者も書きながらどんどん夢中になって、急いて、上から何か得体の知れない力に操られるように書き進めて行ったのでは。。。そう思わせるほど、クライマックスは一気に盛り上がり、めくるめく大団円(?)となる。上巻で見られた手の込んだ書き込みと異なり、下巻では何かに操られるように進んでいく物語。「物語」の力を感じ取りたければ是非『山姥』をお勧めします。 昨日は映像と小説の異なることを生意気にも蘊蓄たれましたが、作者も、読み手である私も、どうしようもなく映像世代なのだと感じざるを得なかったです。上手く表現できないのですが。。。 『イノセンス』のDVDが今月半ばに発売されたので、購入。スタンダード版でも4000円近くというのはちと痛い。しかも、自分がアニメのDVDなぞ買うというのが信じられないです。アニメって子供の見るもんだとばかり思っていたので。と言いつつ、この日記書き終えたらDVD見ます。 ちなみに昨日、日記を書く前に、お酒をチビチビ飲みながら『夢』(黒澤明監督)を見てたんですが、ごめんなさい途中でやめてしまった。『どん底』とか『七人の侍』とか、黒澤監督の映画は好きなんですが、この『夢』はどうしても最後まで見れない。映像は綺麗だと思うんだけど(でも緊張感のないカメラワーク所々不満)どうしてあんなに退屈な映画作っちゃったんだろうって思う。。。お酒飲みながら見ててもつまらなくて消してしまう位だから、映画館で見ていたら私爆睡しちゃうかも。ここまで無礼なこと言えちゃうのは私が映画の素人だから?だけど、ホントにつまらないよ。。。「こんな夢を見た」で始まる個々のエピソード、監督が何かを伝えんとしているのだろうけれど、やはり、それが夢の中の出来事なのだと最初から知らされているのはつまらない。されど、レンタル代が勿体ないから明日最後まで見ます。
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