あたろーの日記
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2004年05月23日(日) 拉致被害者家族の帰国と、イラクでのアメリカ人殺害事件について。

 旧暦4月5日。
 スミマセン日記書かなくて。
 小泉首相訪朝についてと、イラクでのニコラス・バーグさん殺害事件について思うところを書かせてください。

 小泉首相の訪朝。
 拉致被害者家族のうち5人が帰国することが出来たのは評価されるべき。その見返りが25万トンの食糧支援と1千万ドル相当の医薬品支援だとしても、地村・蓮池夫妻が再び子供達と暮らすことが出来るのだから、成果としては悪くないと思う。離ればなれになっていた家族達の辛さは計り知れない。
 でも、それでも、今回の訪朝はやっぱり小泉政権の延命をねらったパフォーマンスに見える。「みずから行動するリーダー」というイメージに国民は弱い。「この首相でなければできない」というインパクトを与えれば支持率も確保できる。離れていた家族達の劇的な再会をセッティングすれば、国民の感情に訴えることが出来る。拉致被害者家族会の非難を待たなくても、首相の単独主義的な訪朝であったという感がぬぐえない。今回の訪朝を巡っての、政府与党内での不和まで感じさせる。
 自民党の安倍幹事長は「自民党の安倍晋三幹事長は十六日のフジテレビ『報道2001』で、曽我ひとみさんの夫で元米兵のジェンキンスさんの来日に向けて日米両国が首脳会談を含むハイレベル協議を行うべきだとの考えを強調」(5月17日産経新聞)して、アメリカとの首脳会談を含めた事前の綿密な準備なしの訪朝を暗に牽制しているように思える。また、今日は、「安否不明者調査、期限設定を=制裁発動『十分あり得る』−安倍自民党幹事長」(5月23日時事通信)との旨の発言をしており、小泉首相との認識の違いが出ている。
 福田前官房長官が突然辞任したのも、表向きは年金問題だったけれど、あまりにもあっさりした辞任劇だった。まるで辞任のきっかけを探していて、ちょうどそこに年金問題がやってきたというような。小泉首相の訪朝問題から上手に足を洗ったのかもしれない。
 政治家の思惑は分からないけれど、拉致問題は、人の人生を大きく左右する問題であるわけだし、もっとデリケートに且つ確実・冷静に進ませて欲しいと一市民は思うわけです。権力維持のための駒として使って欲しくない。
 また、北朝鮮の核開発問題も綿密な外交で解決して欲しいと思う。非常に難しい問題だけど、イラク戦争のように軍事力を行使する結果とならないようにと願うばかりです。
 
 アメリカ人ビジネスマンのニコラス・バーグさんの殺害事件について、報道を見ていて、事件そのものとその映像になんとなくひっかかりがあったので、コメントは書けずにいた。人が首を切られ、その映像がネットで世界中に流される、という出来事自体は非常にショッキング。そして、1人の人間が命を失ったということは紛れもない事実。それを知って悲しむ家族の姿を映像で見るのも辛いことでしたが、内外の多くのメディアが報道している形での事件のあり方にはどことなく違和を感じていた。ただ、こういう人の命の絡んだ事件に関して、無責任なことは書けないので、控えていたのですが、自分が感じた疑問点と同じ箇所について指摘してあるところがあった。
 カリフォルニアにあるメキシコ系独立ニュースサイト「La Voz de Aztlan」
 ここで、バーグさん殺害の映像の終わりのほうで、英語を話す声が入っているとの指摘が出ている。「"How will it be done?" is heard in the Nicholas Berg decapitation video! 」このページに進むと、実際のビデオの音声が流れるのだけれど(何度も聞くに堪えません)、これは私には判断できない。
 また、同じサイトのこちらでは、「Berg decapitation video was filmed inside the Abu Ghraib prison」ニコラス・バーグさんはアブグレイブ刑務所で殺害されたのではないか、との指摘をしている。その証拠として、バーグさんの着ていたオレンジの服が、キューバのグアンタナモ収容所で、アメリカ軍警察が拘束者に着せているものと同じと思われること、バーグさんがビデオの中で座らせられている椅子が、アブグレイブ刑務所の写真でアメリカ兵が座っているものと似ているプラスチック製の白い椅子であること、また同様の椅子が虐待写真の何ヶ所かに写っていること、バーグさん殺害ビデオで背景にある壁が、アブグレイブ刑務所の壁と色調が似ていること、ビデオに犯人が着用しているアメリカ軍の帽子とジャケットがわずかながら映っていること、犯人達が綺麗なテニスシューズを履いているが、アルカイダ兵士であればありえないこと、犯人達の一部がイスラエルのUzi製の武器を装備していることなどを挙げている。犯人達の格好はまるでハロウィーンのコスチュームのようだ、とも。
 さらに、主要なメディアがこれらの証拠を完全に無視していることを非難した上で、アメリカの人々にこの重要な情報がもたらされ、誰が何をバーグ氏にしたのかを国が明らかにすべきだと述べている。
 以上が「La Voz de Aztlan」で指摘されている点。ほかに、同サイトでは医師の見解も書かれている。
 サイトの一連の内容を読んで、最初の報道を見て感じたひっかかりについて理解できた。バーグさんはイラク警察に拘束されて「違法拘束」だとアメリカ政府に提訴したこともあるそうだ(毎日新聞)。また「イラク警察に拘束された際に連邦捜査局(FBI)が三度にわたり事情聴取」ともある(日経新聞)。事情聴取がどういった性質のものかは分からないけれども、イラクからの退避勧告を拒否もしていたバーグさんが、アメリカ政府にとってあまり都合のよくない人物としてマークされていたらしいということは、いくつかのメディアで報じられていた。
 もし、バーグさん殺害がアブグレイブ刑務所で行われたのだとしたら、それをイスラムの武装勢力のしわざだと見せかけることで誰がどんな利益を得るのか。アブグレイブでのイラク人虐待をはじめ泥沼化するイラク情勢に対するアメリカ国内外の世論の不満を打破するためにブッシュ政権が仕組んだのであれば、明らかに逆効果となっている。そうではなく、反ブッシュ政権の勢力がブッシュ政権を窮地に陥れるために画策した、という見方もできる。もっと複雑な裏があるのかもしれない。
 いずれにせよ、バーグさん殺害事件が、多くのメディアが報道しているような性質のものではないのではないかと気づいている人は多いようだ。
 非常に困難なことだけれども、亡くなったバーグさんのためにも、事件の真実が明らかにされることを願います。。。

 カンヌ映画祭でマイケル・ムーア監督の「華氏911」がパルム・ドールに。押井監督の「イノセンス」は残念だったけど、「華氏911」がこうした形で評価されるのは世界にとって今とても意義があることだと思った。日本での公開も決まったようで、早く見に行きたいです。


2004年05月19日(水) 台風来ますか。

 旧暦4月2日。
 泣いても笑っても台風は来るのですね。なんか2つくっついてるみたいですが。大きな被害出ないといいですよね。

 急いでやらなきゃならない課題があって仕事終えたら大学に飛んでます。でもこういう時って仕事もやらなきゃならないこと一杯あったりするんであります。バランスとれてるんですね、うまく。
 大学の図書館も学科の閲覧室も夜9時半まで開いているのですごく助かります。しかも校舎から自宅まで歩いてさほどかからないという近さも。そうでなかったら仕事と学校の両立は難しいです、私の場合。
 っと今夜はこれにてすんつれいしますだ。


2004年05月18日(火) ひみつの地下網

旧暦4月1日。
 体調回復。風邪はほんのちょっと残っているけど、ほぼ復活。5月はへたばっていられないのでありました。がんばらにゃいと。
 
 台風来るみたいですな。
 明日から今週いっぱいは自転車通勤できそうもない。電車嫌だな。ぎゅうぎゅう車内で立ちっぱなし。携帯電話をいじるピコピコ音が気になる。ヘッドフォンの音漏れも気になる。誰かおならする。咳するときは口に手を当ててしてよ。あー嫌だ。あー嫌だ。電車嫌だー!
 
 地下鉄に乗ると、いつも、「地底人」という言葉が頭に浮かぶ。
 これが地底人でなくて一体なんなのだ、と思います。地下鉄に乗っている人は皆地底人なわけです。地下鉄は嫌いだけど、地底人にはロマンを感じます。

 東京の地底には、一般市民が知らない地下トンネルや使われない駅があるとか。昔読んだ美内すずえの漫画に、デパートの地下にある地下鉄の駅から、夜中にデパートの人形売り場の人形達が地下鉄に乗って、隠された線路を走ってどこかに行く、という話があった。主人公の女の子はそうと知らず地下鉄に乗って行き怖い目に遭うという内容だったかと。そんな話もありえないことはない、と、地下鉄に乗りながら思う。ある日、自分の乗っている車両がいきなりいつもの進路から外れて、隠されたレールの上を走っていったら。。。周りの乗客の中で、自分だけが部外者だったら。。。
 なんちって。

 でも秘密の地下網ってあるらしいっすよん。

 


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