あたろーの日記
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2004年05月01日(土) のんべいの優雅な休日。

 旧暦3月13日。
 ベランダにある小さな睡蓮木(スイレンボク)に、花が咲きました。
 
 ナンの変哲もない木に、睡蓮に似た可愛らしい桃色の花がぽつんぽつんと咲く、その取り合わせが絶妙に美しくて、不思議です。桜の時季にお花見で出かけた青山霊園には大きな睡蓮木があり、花が沢山咲いていましたが、どちらかというとミニ盆栽にして手のひらで楽しみたい、と感じます。

 連休中の朝ご飯は、文化鍋でご飯茶碗1膳分だけ焚いた白飯に、ネギたっぷりの納豆、大根やもやしの味噌汁、きゅうりと大根のぬか漬け(私のぬか漬けは超手抜きで、冷蔵庫に小さな容器でこしらえてます)です。文化鍋は一番小さいものを使っていますが、少量焚くなら電気炊飯器より何倍も美味しいご飯になります。1人暮らしの方にはとってもお勧めなんです。食後の後かたづけしながら、その日の晩酌の肴を考えます。今夜はじゃがいもの煮っ転がしと、ねぎぬたと、焼いた鮭、胡麻豆腐、いかの塩辛。じゃがいもは朝のうちに煮込んでおいたので、あとは味が染み込んで夕方にはいいあんばいになります。ねぎぬたも出来てるし。夕方銭湯から帰ってきたら、お膳並べてる間に鮭を焼くだけで終わり。今昼過ぎですが、今日はとても暑いので、今夜のビールが楽しみです!朝のうちにその夜のお酒と肴の準備が整っていると、充実した1日が過ごせそうな気がするのは私だけでしょうか??いやいや、他にもそういうのんべいは結構いるはず。現に何名か、心当たりがあります(笑)。

 夜、お酒を舐めながら何を聴くか。前にも日記に書いたことがある鶴瓶・新野のぬかるみ.comは、新野センセのお身体の具合が悪く、残念ながらこの5月で休止となるそうです。毎週末はこれを聴きながらちびりちびりやるのが好きだったんだけどなあ。
 で、最近もうひとつ、どっぷりはまっているのが、こちら→SSWeb新潮社と大日本印刷が共同出資した会社とのことですが、このSSWebのサイトで、寄席、講演、朗読などを音声配信してくれてます。有料ですが、月定額で、何度でも好きなだけ聴けるので、沢山聴く分にはお得かも。私はこちらで寄席を聴きまくっています。古典落語がたっぷり揃っていて、例えば有名な「時そば」でも、噺家さんによっていろんな味付けがあるので聴き較べたりできるし、高座の映像こそないものの(一部あり)、画面に文字が現れるのでよく聴き取れなくても文字で確認できたりと、なかなか重宝です。今度、末廣亭あたりに行ってみたいなあなんて思ってるのですが、パソコンの画面で鈴本演芸場と新宿末廣亭での最新の落語を150本(サイトによる)、いつでも聴くことが出来るのはとっても魅力です。すっかり魅了された私は、この連休中、朝昼晩と三度の食事の度に聴いてます。単純な性格なものだから、お酒を飲むときはお酒が題材の噺、例えば「試し酒」「親子酒」、おそばを食べるお昼には「時そば」、という具合に。不思議と目の前の食事が美味しく楽しく、気持ちがいいです。ひとつ、ご注意。こちらはRealPlayerの最新バージョンではファイルが認識されないようで、聴けませんでした。面倒でしたが、自分のPCに入っている最新バージョンをアンインストールして、バージョン8を入れたら、ようやく聴けるようになりました。
 あ、そうそう、SSWebは有料ですが、無料で落語を聴けるサイトもあります。(社)日本落語協会のサイトの左側、「ねっと・ねっと」→「インターネット放送」。それから、よみうり関西の上のタイトル脇にある「娯楽」→市民寄席。どちらもお勧めです。
 こんな風に暮らししてたら、連休明けに出社するのが嫌になっちゃいそうだなあ。


 

 


2004年04月30日(金) 携帯電話の機種変更(めんどくさー)

 旧暦3月12日。
 連休2日目。時間の過ぎるのがやけに早い。
 
 この頃携帯電話の調子がおかしい。一昨年の10月に機種変更したのがそろそろ寿命なのか。時々画面が真っ白になっている。ボタン押してもウンともスンとも言わない。仕方がないので電源を入れ直す。こんなことを日に何度か繰り返す。せめてあと半年くらいは使いたいと思っていたのでちょっと不満。すぐに買い換えなくてももう少し使えそうだけど、取りあえず次の機種を探しておく。今使っているのはSDカードが使えてかつ音楽も聴ける機種なので、同じ機能を踏襲しているものがいい。でも、自宅にテレビを持たない私としては、大きなテレビは不要だけど、ちょっとしたニュースとかチェックするために(今の世の中どんな事件が起こるか分からないから)、テレビつき携帯というのもいいかな、と思う。だけど、このテレビ付き携帯は1種類しかなくて、それもすこぶるデザインが悪い。しかもSDカードも使えないし音楽も聴けない。私のワガママな要求をすべて満たす機種が今のところ見あたらないので、面倒くさくて、今のものが壊れるまで当分使う予定です。auやドコモに比べると、ボーダフォンは総じてデザイン性に欠ける機種ばかり。先日発表された「KOTO」も、なんだかなあ。
 携帯電話も、デルやIBMみたいに、必要な機能を自分で選んで、好みに応じてカスタマイズして売ってくれたりすると嬉しいんだけど。無理な話だろうなあ。
 それにしても、携帯電話って一度持つともうなしではいられないんだなあ、ほんとに。


2004年04月29日(木) 霊巌島と佃島

 旧暦3月11日。
 小唄のお師匠さん出演の演奏会を聴きに茅場町まで。私は唄も三味線もまったく上達しない不肖の弟子なんですが、もっと練習しなければ、とえらく反省しました。小唄を習い始めたばかりの頃は、歌詞がちょっと艶っぽいのとテンポが身体になじんでないのとでとまどったのですが、最近、小唄の歌詞の面白さに目覚めつつあります。今日はいろんな会派の方々の演奏を聴きながら、目をつむり、歌詞から浮かぶ情景を頭の中で楽しんでました。どっちかというと、色恋が中心の歌詞より、隅田川とか浅草とか佃島とか上野とか、土地の風物が出てくる歌詞のほうが好きです。
 自転車で来ていたので、会場から出たらその足で永代通りを霊巌島まで行きました。霊巌島というのは今の中央区新川にあたる地区で、今は深川にある霊巌寺はもとは霊巌島にあったそうです。霊巌島から望む永代橋。文化4年(1807)8月19日、富岡八幡宮の祭礼見物に集まった人々の重みで崩壊し、900人以上もの溺死者を出した橋です。今はドイツのライン川に架かるレマーゲン鉄道橋がモデルという美しい青い橋に変わっています。あ、隣の写真は霊巌島の猫その1です。

 隅田川べりを走っていくと、東京湾に浮かぶ佃島が正面に見えてきます。江戸時代に漁師が網を引き漁をしたという面影はどこへ行ったのか、今はリバーシティ21と名付けられた再開発のもと、近未来的な高層ビル群が海の上に林立しています。作家の池波正太郎氏が存命の時は、この佃島の再開発はまだ始まっていなかったようです。「江戸切絵図散歩」(新潮文庫)には、近い将来始まるリバーシティ21という再開発のもとに、佃島から失われていくものに対する危惧の思いが書かれています。池波氏のかつて見た佃島の遠景は今はもうない。私が見ることの出来るのは、突如として海の上に浮かぶ未来の水上都市のような佃島。でも、その変わり果てた佃島も不思議と魅力的だと思いました。もちろん、再開発の名の下に奪われてしまったかつての古き良き佃島、漁師の漁(すなどり)せるのどかな佃島の面影を見ることが出来ないのは残念だけど。。。古い時代の土地の記憶に想いを馳せる自分と、現代的、未来的な建築群に圧倒される自分の両方がいるんですね。古いもの礼賛のつもりなのに、新しいものにも惹かれるのって矛盾してるんですが。。

霊巌島の猫その2・・・なんですが、お尻だけです、すいません。本人(猫)は隠れたつもりらしいんですが、ばればれだよ。まったくお茶目なんだ。この茶トラは直前まで私の足元にすり寄ってきてくっついて離れなかったのだけど、自転車引っ張って歩き出したらご覧の通り逃げ込んだのです。が、このありさま。ちなみに、霊巌島の猫たちは、首輪をしているからノラではなさそうなのだけど、みな毛がばさばさしてて身体が薄汚れていました。なんでかな。潮風のせいかな。でもどの猫もふてぶてしそうで可愛かったです。猫の隣は、霊巌島から佃島に渡る中央大橋の橋脚上に立つパリから寄贈されたブロンズ像「メッセンジャー」です。永代橋のほうを向いています。
 今日は快晴で、走っていてとても気持ちが良かったです。


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