あたろーの日記
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| 2003年04月10日(木) |
無理やりかぶせたティンガロハット |
本当に戦争は終わったのかな。。 ともかくこれでもう人が亡くなることがないのなら。。 でも。 星条旗の図柄のスカーフ巻いた巨大なティンガロハットで無理やり蓋をする瞬間に、帽子の隙間からいろんなものが風圧で飛び出していったような気がする。 強気なガンマンのやり方は、昔も今も変わらない。 自分であちこちに火種をばら撒いておいて、それが大きくなったら刈り取りに来る。ついでにその土地のお宝もちゃっかり頂くことも忘れない。だって本来の目的はそのお宝だもの。 とりあえずフセイン体制は力を失った(らしい)。 長い間その政権下で抑圧され、また弾圧を受けていた人々が解放された。 だけど、自分達の民族に対し、宗教に対し、非常に誇り高い、かの国の人々が、ほんとうに解放されたと感じるまでには、まだ相当の課題が残されていると思う。 人種も宗教も全く異なる国によって、多くの人の命を奪われ、国土の姿を暴力的に変えられてしまったのだから、その分また火種も増えているし。 アメリカがこの先どんな行動をとるのか、周辺のイスラム諸国も注視している。ユダヤ教徒の国であるイスラエルの対イスラム教徒テロを支援しながら、イスラム教圏を引っ掻き回して最後にはいいとこ取りしてきたのをずっと見てきたのだから。
国破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心 烽火連三月 家書抵万金 白頭掻更短 渾欲不勝簪
国破れて山河在り 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙を濺(そそ)ぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす 烽火 三月に連なり 家書 万金に抵(あた)る 白頭 掻けば更に短く 渾(すべ)て簪(しん)に勝えざらんと欲す
杜甫の「春望」 好きな漢詩です。 高校時代、漢文の授業で知って以来、春になると思い出す詩となっています。 戦乱で荒廃した都長安。けれど、山も河も昔のまま。春はここにもやってきて、草木が生い茂っている。。。と詠んでいます。そして、別れ別れになった家族を思い、打ち続く戦乱の世を憂いている詩です。 このところ、あちこちに咲き誇る桜の花を見、イラクの戦争のことを思い出すにつけ、この杜甫の詩が頻繁に浮かんでくるのです。 戦争は、今も昔も人が死ぬことに変わりはない。 人の命を人が奪うという、絶対あってはならないこと。 ただ、昔の戦争と、今の戦争で決定的に異なること。 ・・・荒廃した土地に春が来ないこと。
汚染された土と空気が、春の訪れを妨げてしまうということ。
。。。風邪が治りきってないので、今夜ははよ寝ますね。 すいません。 おやすみなさい。。
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