あたろーの日記
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吉野奏美(かなみ)というピアニストの「ANGEL HEART」というアルバムを聴いています。 その中の「SAKURA」という曲を何度も何度も繰り返しかけています。 美しくて、生命力に溢れていて、どこか物哀しい旋律。言葉で表現するのは不可能なのですが。。 音楽を聴いて感動することができる環境に感謝しなければ。 ・・・こんな世界につぼみを開いて咲いてくれた桜の花に感謝しなければ。
実は、自分のこのサイトで偉そうに自分の考えを振りかざしていることに、時々ふと嫌気がさしたりしていました。 戦争が始まる前はのんきな日常生活のあれこれをつづっていたのに、イラク攻撃開始の頃から急に自分の口調が変わって、強気なことばかりうだうだ書いて吠えまくってたのが、果たして一体なんの役に立つのかな、と疑問も感じたり。確かに戦争が始まったことに怒りや悲しみを感じて、自分にできる行動をしなければ、何かをやらなければ、と思ってきたし、これからもそれは続けたいけど。ただ、自分のやってること、例えばデモ行進に参加することとかをここに書いたりすることって、一体どんな意味があるんだろうと思ってしまったり。。これって一歩間違うとただの自己顕示欲の表れになってしまう。自分はこんなことやってるんだよっていう。。もちろん、人の命が関わっている戦争で、私としてはそんな気持ちはないつもりだけど、ただ純粋に、今自分の周りで起こっていることをネットの上でいろんな人に知ってもらいたいというつもりなのだけれど。 でも、正直言うと、自分の日常生活をのんきに書いてきたサイトと違って、こういう戦争や政治という特殊でデリケートな問題を扱い始めると、ネット世界というものの力を私なりに理解しているつもりだから、ちょっと怖くなる。私、無責任なこと言ってないかな、とか、独りよがりかな、とか、誰かを傷つけてないかな、とか、沢山の人のひんしゅく買ってないかな、とか。。。
そんな風に思って、ちょっと落ち込んでたら、友達からのメールに書いてあった。 私のサイトを読んだことで、知らなかった戦争の側面などを知ることが出来た、って。。。 ありがとう。誰かがそう言ってくれることがとてもありがたいです。 そうか。。そうですよね。 「知る」ということも、大切ですよね。 戦争のいろんな面を、戦場にいる人達のことを、それから戦争に対してどういうリアクションがあるのかということを知ることって、とても大切なことですよね。 その一部として私のサイトがお役に立てれば、と気がつきました。 もちろん、私は知識があるわけではないので、毎日が学ぶことの連続です。馬鹿なこと書いているなあ、と思われることがあったら、お叱りください。 昨日の日記に、「宗教って一体なんだろう」と書いてからも、ずっとそのことを考えていました。 さっき帰宅したら、浄土宗のあるお寺の住職さまから、何冊かの本が届いていました。 私が、直接「宗教ってなんですか?」と聞いてみたい、まさにその方からでした。 熱心な信者でもなく、仏教というものの入り口をうろうろしているだけの屁理屈こきのひよっこの私に、いつも心のこもった温かい手紙やメールを下さる方です。今特にお忙しい時なのに、わざわざ包みを作って郵便局まで出掛けてくださったのですね。。それも、住職さまが私宛の郵便を出された時間私はまだ仕事中だったはず。それから何時間も後に書く日記の内容をご存知だったかのようにタイミングよくお送りくださって、ちょっと驚いてしまいました。 宗教って何?、の答えが私に簡単に分かるとは思えません。でも、送って下さったものを読んでいるうちに、ちょっと、ほんのちょっとですが、何か見えるような気がします。。。 今度お会いする時には質問攻めにするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。。。
| 2003年03月27日(木) |
宗教っていったいなんだろう。。。 |
東京で桜が開花しました。 夜、桜の木の上がちょっと賑やかだなと思ってよく見たら、いつの間にか咲いていました。 花の季節がやってきたんですね。。。 イラクの国花は、バラだそうです。 「花はどこへいった」という歌を思い出します。。。 350人の方の命が失われたという報告がありますね。 命の尊さを、どうやったらあの大統領に理解してもらえるのだろう。。 夜、日比谷公園までのピースパレードに参加していて、「南無妙法蓮華経」と唱え続けるお坊さん達の一団の後ろを歩きながら、宗教っていったいなんだろうって、ずっと考えていました。。 宗教って、ほんとにいったいなんなの? 神の名の下に、愛を語り、神の名の下に、人を殺す。 たとえブッシュの言う神が他のキリスト教徒にとっての神と違う神であるとしても、長い人間の歴史の中で、神の名の下に何度も何度も戦争が繰り返されてきたのは事実。この戦争だって、どうしてもイスラム教徒とキリスト教徒の戦いという側面を意識してしまう。 人間にとって、宗教ってなんですか? 殺す人にとって、殺されていく人にとって、宗教って、なんですか?
今日は友人ができました。 パレードが終わって公園で一息ついているところに声をかけてきてくれた女性と、意気投合してお茶を飲みながら長い時間いろいろ話しました。 話は尽きなくて、コーヒーショップの閉店で追い出されてしまったけど・・・。 私は組織に属するのがどうも苦手なので、ピースパレードとかも1人で出掛けるのですが、同じように1人で来ている人と、ふとしたことから友達になるのはとても貴重でいい経験だと思いました。
| 2003年03月26日(水) |
人が死んでいくだけ。 |
今日もまた戦場で人が亡くなっていく。 頭に包帯をぐるぐる巻かれて、「ママー」と泣き叫んでいたあの男の子は、今どうしているだろう。 イラク軍の捕虜となり、怯えた目で自分の年齢を答えるのが精一杯の様子をテレビ映像で流されたあのアメリカ軍の女性兵士は、その後どうなったのだろう? イラク軍の捕虜となった米英軍の兵士何人かが、イラクの民衆の前で公開処刑された可能性がある、との報道がされている。 アメリカは、捕虜の扱いを取り決めたジュネーブ条約に違反していると激しく非難しているけれど・・・。 イラクの人達にとってみれば、自分の国に侵略してきた軍の兵士を自分達がどうしようと勝手、という感情があるだろうし。 アメリカの真のねらいが、フセイン政権を倒して自分達を圧政から開放することではなくて、自分達の足元に豊富に眠る石油をぶんどることだということを、イラクの人達も、周辺のアラブ諸国もちゃんと知っている。イラクの軍事力を脅威だとする一方で、イスラエルに相変わらず武器を分け与え続けているということも。湾岸戦争は、クェートに石油がたっぷりあるからアメリカが躍起になった。湾岸戦争直後の混乱に乗じて、またアメリカの援護を期待して、イラク国内でいくつかフセイン政権打倒の動きが出たけれど、当時のアメリカはそれを見殺しにして、イラク軍に制圧させるままにしておいたといわれる。 だからイラクの人達は、いくらフセインが独裁者でも、アメリカが自分達に本当に自由をもたらすために来たのだとは思っていないそうだ。 そういう国の兵士達が自分達の住む街に無差別に爆弾を落とし(誤爆というが、誤爆が多すぎる)、仲間を殺していくのだから、捕まえた敵の兵士を自分達が始末するのは当然、と思ってしまっても非難できないような気がする。 米英の兵士達をそういう悲惨な目に合わせたのは結局、イラク「侵攻」を指示した政治家達じゃないかって思う。。 イラクの人達は、自分達の自由が、平和的な手段によってもたらされるほうを望んでいるのでは? たとえアメリカがこの戦争に勝利しても、アメリカが望むような形での戦後処理を、イラクの人達が納得するとはとうてい思えない。 この戦争、アメリカには、勝っても負けても、なんのメリットもない。 ただ毎日、人が死んでいくだけ。。。
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