腐っちゃいないぜ...RIMO

 

 

塔 - 2004年10月02日(土)

僕のベランダから見える塔がある。
とても高い塔。
そばにあるマンションと比較すると三十メートルくらいだと思う。
何のために建てられたのかは想像するしかない。
夜になるとマンションや街頭の光で、地上は熱を持ったように光る。
だけど、その塔のところだけ、マジックを縦に塗ったように真っ黒で、
それは夜よりも黒い。
しかし、塔は頂上と腹の辺り一定のリズムで白い光を点滅させる。
それは無遠慮で、無骨な光り方をする。
僕はそれを眺め、いつかあの塔の側に行こうと思った。

ある夜気付いた。
塔には仲間がいる事を。
その夜も、塔は白い光を点滅させていた。
その遥か後方に、塔と同じように輝く白い光が見えた。
三十メートルを越える塔が二つ並んでいる。
もしかしたらもっとあるのかもしれない。
さらに後方に。
そして僕の後ろに。
一定の距離で置かれる塔たちを俯瞰する様を思い浮かべ、僕の胸は高鳴った。
塔の真上には月が出ていた。





まあ、たまにはこんなのもありでしょ?


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勝手にほざいてろ - 2004年10月01日(金)

魔窟渋谷に「モンスター」を見に行く。
「モンスター」と言うと、「え? あの漫画の奴?」って言われるから要注意。
それにお兄さんは「GO!GO! モンスター」のほうが好きだな。
で、感想。
シャリーズ・セロン演じるアイリーンがなんかやたらカッコいい。
特に後半。
「金がほしいか?」とかいって金ばら撒くとことか、銃構える所とか。
いや、実際問題、こんな格好よくも無いんだろうけど。
けど、まあアカデミー賞は取るよねーって演技してた。
あと、笑ってしまうとどうしてもシャリーズ・セロンにしか見えなくなる。
あとクリスティーナ・リッチが相変わらず可愛かった。
けっこう最悪な部類の人間の役だけど。
この映画の肝は二人のバランス関係の絶妙さにあると思う。
だから、後半二十分泣けるんだと思うし、二人のシーンが面白くみれるんだと思う。
共感できる所もあったし。
けどまあ、やってる事は殺人強盗だけどね。
最後のアイリーンの台詞が印象的。

酸素を求めるかのごとく渋谷から脱出して、今度は新宿で「ヘルボーイ」を見た。
感想。
良くも悪くも普通。
けど、X-MENみたいな目だった特色があまり生かされて無い感じ。
悪役の存在感が薄い。
その分、ヘルボーイがわの描写がすごく掘り下げられている。
けどヘルボーイが強いのか弱いのかわからない。
半漁人はもうちょっと活躍してほしかった。
つうかもっと馬鹿馬鹿しい内容でよかったと思う。

ともあれ、楽しかった。


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実は俺、お前らの事… - 2004年09月30日(木)

珍しく学校にいじめっ子二人が揃っていらしゃってた。
この二人が揃うとグリとグラみたいにこじんまりして可愛いっちゃあ可愛いんですが、心には狼を飼っているからある一定の距離を取って接す。
それでもたびたび噛まれる。
そんで、たびたび行くイタリア料理の店に誘われる。
俺はちょっとした用があったので後で行くと返事。
俺ともう一人、密かに「聖域(サンクチュアリ)」と呼称している友達と一緒に店に向かう。
さきに来ていた狼たちは「聖域」に興味を示したよう。
ただ「聖域」と会話するには結構根気がいるので、通訳として俺も会話に参加。
大変楽しかった。
飯も大変おいしかった。
なんかカルボナーラがやたら美味で、食った瞬間「うめえ」って口から漏れ出た。
あと、途中、さらに友達が乱入してきて、なんかユッケビビンバみたいな状況になる。
けど俺は「やっぱこいつらは良いなぁ」とベトナム帰りのアメリカ兵が地元に帰ったような感慨を一人深める。
いや、けど俺は実際、学校好きですし、今日一緒に飯食った面々が好きです。
つうかあの学校最高。
人も最高(一部のぞく)。
アニメ版キョロちゃんの話で盛り上がれる時点で俺のハートは鷲掴みされたね。

話を戻すと、何で俺がその一緒に来た友達の事を「聖域」と呼称しているかと言うと、
彼に対し、セクシュアルな会話や話題はなんだかタブーな様な気がするから。
けど、狼たちとくにグリとグラはバスバス「聖域」を荒らしまわる。
イメージ的には鉈持って木々を伐採していく感じ。笑いながら。
けど「聖域」の根気の要る会話であまり深くは聞けなかった模様。
しかし、俺はその後の彼を盗まれた自転車がボロボロになって帰ってきた感じの気持ちで見てた。
あー、何てことだ、って天を仰いだね。嘘だけど。
そのあとはまあ公園で馬鹿話して、解散。
つうか石原さとみで変な例を出して興奮するか?って訊くのはやめろ。
俺の事は良い、さとみは関係ないだろう!

家でも飯を食べる。
カレーに焼き鮭、なんかの肉に御飯二杯。
俺の肉になーれ肉になーれ。


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私の真珠 - 2004年09月29日(水)

「荊の城」 サラ・ウォーターズ著(中村有希訳)
感想。
なんかマーヴェラスな終わり方だな、おい。
一回目のどんでん返しは「お?」っと思ったけど、二回目三回目はあんまり。
なんか予測できたので「やっぱりね」って言う感じ。
あと主人公の一人が頭悪すぎてイライラした。
けど面白かった。
頭の中ではスーザン(ヒロイン、下町で育ったスリ)はクリスティーナ・リッチ。
モード(貴族の娘、一見とろそうに見える)はナタリー・ポートマン。
紳士(詐欺師)はエリック・バナかジム・キャリー。エイドリアン・ブロディ。

こういうのを書く時は特に一日何もなかったって事。


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悔しい気分を久しぶりに味わう - 2004年09月28日(火)

学校内で開かれた文学賞。
落ちた。
ウケコケコ。
しかも十作品中六作品が最終先行に選ばれたらしいですけど、
落とされた四作品に俺のがはいってたみたいです。
いや、別に前書いた奴の書き直しだから、落とされても文句は言えないっちゃあ言えないんですけど。
けど、なんか。
悔しい。
落とされた理由「内容が軽い」だからだそうです。
いや、まあそりゃあ重いに越した事無いけどさ、内容なんて。
結構、頑張ってたと思いませんか俺の作品?
異彩を放ってませんでしたか、文体とかが。
って言うだけ負け犬の遠吠えだからこれくらいにしておく。
お前ら皆アホじゃー!
鬼じゃー!
鬼畜米兵じゃー!
怪我しろ!
骨折れろ!
うわあ最悪俺。

で、そのあと同じ小説仲間と話し合う。
なんだかんだで創作意欲がまた湧いてきて、書かなきゃなあと思う。
来年絶対残ってやる!


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見たか、変移抜刀霞斬り! - 2004年09月27日(月)

そういえば、日曜日に顎鬚を剃りました。
口髭と違い、生え方がまばらだったのと、こりゃあもう見込み無いなと思ったので。
久しぶりにトゥルトゥルになった顎がなんだかこそばゆいです。
でも誰も顎鬚を剃った事に気付かなかった。
まあ、別にいいけどね。
あれだし。
俺、お前らの事別に友達とかそう言う風に思って無いし。
別に良いよ。
俺が不自然に顎触ってても気付かないのも仕方ないよね。
友達じゃないんだし。
チクショー!
腐って死ねぇ!
お前らなんて、お前らなんて…!(地面に膝をつき、土を握り締めながら)

カムイ伝の三、四巻を購入。
白土三平、容赦無さすぎ。
ザ・ワールド・イズ・マインみたい。
女子供でもばっさばっさ斬られてるし。
けどなんですかこの面白さは。
登場人物がどんどん増えていくのに、それがごっちゃにならず整理されているので大変読みやすい。
というか地味に燃える展開目白押し。
派手に燃える展開も目白押し。
買って、心底良かったと思える本は少ないが、これはまさにそれ。
少なくともオイドンは大好物でごわす。
ブラックジャックと双璧をなすね。

いや、まあ確かにご都合主義なところは多々あるんだけれどね。


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うぼあー - 2004年09月26日(日)

丸かじりソーセージを食いながらロードオブザリング見てた。

それが全てだ。


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