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■ 火原っちvs土浦くんss2 《タイトルは未定》
昨日の日記に書いたように 火原っちの性格で悩んでいるので ssは少しずつ更新していきます。
ssとは関係ない私事なのですが 明日コルダ友達が泊まりに来るんです(><) 一日中コルダするんだもんね〜♪
ではツタナイssですがどうぞっ★
↓↓↓↓↓ 第2回 ↓↓↓↓↓
昼休み。 食うもの食わなきゃ元気が出ないと思って、戦場と化した購買から好物のカツサンドを3つ勝ち取って教室に戻る。
なんだか今朝のことが気になって午前中の授業は上の空だったため3限目の英語の授業で指名されたときはさんざんだった。 いつも通り柚木がフォローしてくれたお陰でレポート提出は免れたけど・・・
「はぁ〜・・・」
カツサンドを目の前にしても思いっきりため息が出る。
「どうしたの火原。君らしくもない」 向かいの席でお手伝いさんお手製の重箱を広げていた柚木が穏やかな声で心配してくれた。 「カツサンドも喉を通らないなんて、お腹壊してるの?」 「ぶっ!ひっでー!俺が考え事して食事が喉を通らないでいるのに腹痛扱いかよ〜」 そう抗議した俺を見て微笑む柚木。 「へぇ、君でも悩み事があるんだ。どうせ日野さん関係だろ?」 図星だ。やっぱり柚木ってすごいよなぁ。 俺が単純で分かりやすいだけなのかもしれないけど。 このまま一人でぐるぐる考えてても答えなんて見つからないし柚木にだったら話してしまおうか。
「なぁ、柚木」 カツサンドには手をつけず机に突っ伏して話を続ける。 「好きな子が俺以外の奴と仲良く話してるのを見てもやもやするのって情けない?キャパシティが狭いのかなぁ〜・・・俺」
ぼそぼそと告白する俺を見た柚木が、やれやれと呆れたようにさらりと言った。 「あぁ、日野さんはかわいいし人気者だからね。友達も多いみたいだし、そんなのにヤキモチ焼いてたらキリがないよ?」 その言葉を聞いて、俺は掴みかかるような勢いで机から顔を上げて訊き返す。 「やっぱ、香穂ちゃんってかわいいよね?!うわー、どうしよっ!!今まで俺ばっかで、周りの奴からみてもかわいいって気がついてなかった!もしかしてさ、香穂ちゃんを狙ってる奴とかいっぱい居たりする??」
(例えば、例えばだよ、土浦とかさ・・・) 絶対朝の雰囲気じゃ、土浦はそんな感じだった。 俺が来るまでの間、毎朝香穂ちゃんと立ち話してたなんて。 もしかしたらそれを狙って早く来てたのかも。 あ〜っ、友達に対してこんなこと疑うなんて最低だとは分かってるけどやっぱり気になるし〜っ!
「そんなに心配なんだったら、いつも火原が傍にいたらいいんじゃない?ヴァイオリン・ロマンスの2人だもの、そうそう手を出してくる人はいないよ」 「そうかな・・・でも香穂ちゃんに迷惑だったりしないかな。俺、いつでも香穂ちゃんの傍にいたいよ。だけど・・・」 うっとうしいって思われないだろうか。 嫌われちゃったりしないだろうか。
う〜ん、う〜〜〜ん・・・ やっぱり机に突っ伏して頭を抱えてしまう。 あぁ俺、知恵熱出しちゃいそうだよ。
↑↑↑↑↑ To be continued ↑↑↑↑↑
2004年07月30日(金)
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