2002年08月31日(土) |
どこかの誰かの未来のためにマーチを歌おう |
それは、先日飲みに行った帰り道での出来事であります。
酔いが回って眠くなっても訳が判らなくなった事のない神矢ですが、その日はとんでもなく久々に2次会でカラオケなぞ行きまして、少々テンションが高くなっていたのです。これが第一の言い訳。
そして、私が駅から家まで帰る道は深夜には殆どひと気がなく、民家もなくて倉庫がかりの寂しい所。強盗にでも会おうものなら、絶対ダレも気付いてくれないこと間違いなしな、深夜に女性が独りで歩くには少々躊躇われる道であります。 これが第二の言い訳。
そんな訳で強盗避けのつもりか何なのか自分でも判りませんが、私が歌を熱唱しながら歩いていた事を誰も責められますまい。深夜の国道沿いの道、歌を歌いながらご機嫌で歩く20代半ばの乙女(図々しい)。私の方がよっぽど変質者っぽいという意見はこの際置いておきます。
(私的)悲劇は家に帰り着く直前でした。 歌を歌っている事すら、しっかりと認識していなかった私が、自分が何の歌を歌っているのかに気付いたのは、マンションのエントランスの灯りが視界に入る頃でした。 その歌は・・・
ガンパレード☆マーチでした(即死)
自分が無意識に歌うたいながら歩いていた事よりも、無意識に出ていた歌がガンパレ―ドマーチだった事がショックで、思わずその場にしゃがみ込んで道の真ん中で不貞寝したくなりました。 つーか。CDドラマで何回か聴いた位で、そんなしっかり覚えるほど聴いた記憶もないんですが(汗) その後の50Mぐらいは、やけっぱちになりながら嘉門達夫の替え歌メドレーを熱唱して歩いた事はあえて伏せます。(伏せてないじゃんよ。ていうかまだ歌うか)
歌はいいねえ…人間が生んだ最高の文化らしいっすからね…(遠い目) 坂上先生もおっしゃっているではないですか。苦しい時は歌を歌えと。 さあみなさんも!深夜の路上でガンパレ体験してみないかい☆
♪オールハンドゥ ガンパレード! 未来のためにマーチを歌おう ガンパレード・マーチ ガンパレード・マーチ
※人目を気にせず自棄気味に高らかに歌うとよりよろしいと軍楽3の来須先輩もおっしゃっていました(言ってません)
2002年08月30日(金) |
SSS#21「瀬戸口×速水」 |
【願い】
肌触りも滑らかな、アイボリーのシープスキン。 クッションは適度に効いて、柔らかく身体を受け止める。 少し深めの座面も、長身で脚の長い瀬戸口には丁度いい。 家具はすべて備え付けだそうだが、それにしても随分立派な物が置いてあったものだ。
速水の家のこのソファが、瀬戸口はお気に入りだった。
ふわふわと大あくびをする。 目の端に溜まった涙を拭いつつ、金茶色の頭をソファの背凭れにトンと凭せ掛け、目を細める。
(ああ…いい天気だ…)
逆さまになって映る視界に、青い空とちぎれた綿菓子のような白い雲。 雲は素晴らしい速さで流されていく。 上空は風が強いらしい。 しかし地上は無風らしく、窓のすぐ近くにある若葉色の楓はそよとも動かない。 カタリと小さな音がして、瀬戸口は勢いをつけて頭を持ち上げる。 速水がテーブルの上に置いたマグカップからは、コーヒーの香ばしい香りがしていた。
「ありがとさん。どうぞ」
瀬戸口は人好きのする笑顔で恋人を見上げ、ソファの自分の隣をポンと叩く。 だが、速水はなんだかもじもじと立ち尽くしたままだった。 両手でエプロンの裾を弄っている。 処女雪のなかに灯を点したように、白い頬がうっすらと上気している。 常とは違う彼の様子に、察しのよい瀬戸口は何となく合点してこっそり笑いを漏らした。
「おいで…」
両手を広げる。 溶けるように優しい笑顔を向けながら。 速水もほっとしたように、小さく笑顔を見せる。 トコトコと近寄ってきて、瀬戸口の膝の上にちょこんと座った。 見かけより逞しい胸にペタリと懐く。 自分の首に細い腕が回されるの感触に瀬戸口は淡い菫色の瞳を細め、端正な口許に微笑を閃かせた。
速水は甘えるのが苦手らしい。 だからこんな風にくっつきたがるのは極めて稀であり、瀬戸口にとっては逃したくない貴重な機会だった。 膝の上の暖かい生き物を柔らかく抱きしめ、再びソファの背凭れに体重を預ける。
「珍しいな。…何かあった?」 「ううん。何も。………厭?」 「厭なわけないだろう?嬉しいよ」 「ほんとに?じゃあ……じゃあ、しばらくこうしてていい?」 「厚志が好きなだけ、こうしてたらいい」
瀬戸口の返答に、速水は心底幸せそうにえへへと笑って、目を瞑る。 背中を優しく上下する大きな手のひらの感触が心地よい。 まるで猫を撫でるような瀬戸口の仕草は、速水をとても安らいだ気持ちにさせた。
―――今夜が最期になるとしたら、僕はその瞬間までこの感触を思い出そう。
きっとどんな苦痛の中でも、安らかな眠りが僕を包んでくれるでしょう。 でも、それよりも。
「瀬戸口さん、次の休みの日も天気が良かったら、こうして一緒に日向ぼっこしてくれる? 抱っこしてくれる?」 「喜んで。お前さんがそうしたいのなら」 「約束」 「ああ、約束する」
よかった。と言いながら、速水は嬉しそうに瀬戸口の首すじに甘えて擦り寄る。
(…よかった)
君と約束したから、僕はどんな手を使っても帰ってこよう。
(瀬戸口さんにもう一度抱っこしてもらうためにこの戦闘に勝って生き残る なんて言ったら、舞に蹴飛ばされそうだな…)
こっそり笑う。 笑い声を堪えていたら、涙が滲んだ。 淡く香るいつものコロンの香りが、胸を切なく締め付ける。
瀬戸口の肩越しに見る窓の外。 雲は流れ、藍天は煌めく青い欠片を撒き散らしたかのように艶やかに冴え渡っていた。 降下作戦決行の、10時間前のことである。
Fin ――――――――――――――――――――――――――――――――― 降下作戦ネタってシリアスなの多いので、ほのぼのだとどうなるのかな…と。 でもこれも結構切ないかもですね。
2002年08月29日(木) |
驚き(暇つぶしSS(断片)付き) |
今見ましたら、日記のカウンターが800を超えていました。 こんな不定期日記でも、見てくださる方がいらっしゃるんだなあと、サボりがちな自分に猛反省。
最近SSを書くペースが遅くて困ります。 言霊さまが降りてこないです。仕事してる時は結構来るんですけれど(ダメダメ)神矢は忘れっぽいので、ウチに帰る頃には何を書こうとしていたのか忘れます。 鶏は3歩歩くとモノを忘れるといいますが、正にそんな感じ。
日本昔話のお話を書こうと思っていたのですけれど、なんだか暗くなりそうでほったらかしになってるものがあります。 皆さん、一目千両っていう話をご存知ですか?
一部抜粋して置いておきます。ひまつぶしにどうぞ。 http://www.02.246.ne.jp/~officek4/ss/karyou1.htm
崩れ去るためにあるという。私だけか。
SSアップしました。アップするぜと言っていた話とは全然違う話です。 今日考えて今日書きました。 書きかけていたSSSがなかなか進まんもので、しょうがないから日記でも更新しようと思って書いた奴です。 勢い余ってSSルームへ。 予定外。
夕食後、しらたま団子を作りました。 こしあんとバニラアイスをかけて食べました。ウマウマv アンコとミルクって意外と味合いますね。 例:クリームあんみつ
またしても、他所様でキリ番踏んづけてしまいました。 それにしても私、キリ場踏みすぎです。 それは勿論踊ってしまうほど嬉しいのですが、人生の幸運をすべてキリ番たちで使い切っているのではないかと、時々怖くなったり…。
2002年08月24日(土) |
第二回くるせとはや会 |
と、いうわけで行ってきました!遠野さまとのでぇとにv
しかしいいですねv知的美女とのごはんは…。普段おじさまと会食(?)の機会が多いもので、心が洗われるようです。今回もまたすっごく可愛らしいお姿にどきどきでしたv 今回は近頃マイブーム(?)の恵比寿で、私の好きなお店に連れ込み…もといご案内でした。 ここはお料理が目当てだったので、お酒より食べるの主体で…とは思っていたのですが、しっかり注文しましたよ。「美少年」だけは!そして遠野さんが「舞姫」というお酒を発見。美少年よりちょっと高かったです。それでお味も、きりっとしていて美少年よりちょっと美味しかったです…。やはり瀬戸口より舞のほうが高級なのでしょうか…。 そこがやっぱり週末なので2時間しか居られなかったので、ご案内する予定だった所へ向かう途中で新しく出来た店の案内を貰う。行ってみましょうか…と歩き出し迷子(笑)遥かに通り過ぎたことに気付く。店は配ってた所のすぐそばでした。10分以上向こうまで歩いちゃいましたよ…。 それでまた違う所にご案内するも貸切で、3度目の正直。遠野さんには、詰めの甘さがまるで瀬戸口だと好意的に取って頂けました。(…好意的なの?/笑) やっとこさ落ちついた所はガラガラで、でも音楽が大きく流れていたので助かりました。ほら、あまり静かだと話が…ねv(苦笑) そこでふたりして「紫色のカクテルをv」と頼みまくりました。皆さんご存知でしょうか。紫色はベースになるお酒の種類が無い上に、色が変わってしまうので割るものも限られてきて、本当に種類が少ないのです。 お兄さん、5種類ほどで力尽き、「味が紫ですv(精一杯の笑顔)」と抹茶色のカクテルを出してくれたりもしました。 わがまま言ってごめんねvでもこれ、紫色じゃないよね(鬼) 次回までにもっと紫色のカクテルのレシピを増やしてくれると約束して下さいましたが、散々如何わしい事を3時間以上にわたって喋り続けていた私には、同じ店に行く勇気がございません(笑)親切なそのお兄さんが、銀座のお薦めバーを紹介してくれたので、今度はそっちに行ってみようかと思っております。
時間を忘れてお話に夢中になっておりました。瀬戸口にはいかに不幸が似合うかで(待て)何十時間でも語れそうな勢いです。 そんなわけで(?)大変濃密かつ充実の土曜の夜だったのですが、ラストでこけました。 私信:遠野さん。私、その機会があったら、「たかちゃん」てつけますから。 だから、瀬戸口ファンと認めてください!(必死)
さて、昨日の日記で「SSSをupするぜ!」と宣言しておりましたが、長くなってきたのでちゃんとSSルームに上げようと思います。月曜の夜辺りの更新になります。
サイト本体の更新が全然出来ないので、ここでせとはやSSSを書こうとしていたのですが…眠気に勝てず。明日にします(根性なし)
私はお酒を飲むと、陽気になり、次いで眠くなるタイプです。 眠くなるのに時間が掛かるので、それは大抵帰ってきてから。 なので、今(午前2時)猛烈にねむねむなのです。
むにゃ。
明日は遠野さんとクルセトハヤオフ会第二回。 タナボタでぇとですv 今日一日、そのおかげで幸福状態でした(危険)
会社の同僚と飲み会でした。
このメンツで呑みに行くのは3回目なのですが、下戸でもないのに2次会が必ずティールームなのは彼らだけでしょう。
三十路を過ぎて子供も居る男の人たちが、 「見ろよ!お好きなケーキ2種類と紅茶のセットってのがあるぞ」 「それなら色んなの食えるな。…すみませーん、オレンジシフォンケーキとラズベリーパイとセットで…あと、これ。トロピカルシトラスアイスティーっていうのを」 とか言っている姿は、微笑ましいのか不気味なのか判断に迷います。
あと、女の子大好き過ぎて女の子達に嫌がられがち(←痛)のTさん 「Sさんてカッコいいよな…(Sさんは隣の部署の男性) 俺、時々Sさんになら抱かれてもいいかなって思うよ…」 などと酔ってもいないのに、仕事中にすら見たことがないほど真剣な顔で言わないで下さい。 何とツッコミを入れて良いやら困ります。 そういうのは美少年だけでおなかいっぱいです。
2002年08月20日(火) |
ミッドナイトウォーリア |
それは、今日の帰り道での出来事でした。
例に拠って終電間近に帰ってきた私。 長時間の酷使により、しぱしぱする目を半開きにして(…)家の側まで差し掛かった時です。 自動販売機の灯りが、白い光を路上に投げかけていました。 星も見えない夜の中、無機質で硬質な明かりのなか、発光するようなアスファルトの上を銀色に輝くものが駆け抜けていきました。 その滑らかな背は、白い蛍光灯の明かりを受けて、銀のロケットのように光って見えたのです。 幻想的な光景でした。
………。 …………………………。 ゴキブリだったけどな!
あーあ。 ゴキブリすら詩的。それが真夜中、霞の掛かった頭の見せる幻想。 なんて厭な生活だ。
2002年08月17日(土) |
SSS#20「来須→瀬戸口→速水」 |
[SUNNY DAYS]
愛らしい声に、呼ばれている。
「瀬戸口先輩!」
振り向けば、天使のような微笑みの可愛らしい少年。 暖かい眼差しにウインクで返すと、少年は照れたように頬を染めて下を向いた。 そして、恥じらいながら提案。
「あの…一緒に仕事しませんか?」
この世にこれ以上可愛いものが存在するだろうか。 そのぐらい強烈に可愛らしい笑顔でなされた速水の提案に、瀬戸口はたちまち幸福状態になる。 そのシアワセ真っ只中状態で、可愛い親友の方へと歩き出そうとする瀬戸口の身体が浮いた。前に進まなくなる。
「???」
身体を捻って肩越しに背後を見る。 白い物。 速水が目を円くしている。 自分を止めている者の正体を悟り、瀬戸口の目がきりっと吊り上った。
「…来須」
名を呼ぶ声は、普段より1オクターブ低い。
「何のつもりだ。手を離せ」
腰に屈強な腕が巻きつき、床につま先が付く程度に持ち上げられている瀬戸口は、だがみっともなくじたばたする事を嫌って極低温の視線で来須を一突きする。 来須の回答は簡潔を極めた。
「訓練をするぞ」 「は?」
瀬戸口の答えを待たず、来須は彼を抱えたまま歩き出した。バランスを崩してひっくり返りそうになり、瀬戸口は慌てて(不本意ながら)来須の肩に掴まる。
「待て…!降ろせって!!」 「……」 「聞いてるのか!」
とうとう暴れ出した瀬戸口をいとも容易く押さえ込み、来須は彼の両足を一括りに抱えて肩の上に担ぎ上げた。 上半身を来須の肩越しに、後ろ向きに乗り出す格好になった瀬戸口の視界に映るもの。 それは只でさえ大きな瞳をよりいっそう大きく見開いてこちらを見つめている速水の姿だった。
「…瀬戸口先輩。来須先輩と物凄く仲良かったんですね。僕、知らなかった…」 「あっちゃん!これは違うんだ。つまり…その…。 ええい!降ろせって言ってるのが聞こえんのか!来須!!」 「……」 「何とか言え!黙ってちゃ判らんだろうが!!」
怒り心頭に達している瀬戸口に構わず、歩き続ける来須。 やがて速水が見守る中、瀬戸口はどこかへと運搬されていった。 ぽつんとひとり残された速水。
「…瀬戸口先輩…。持ってかれちゃった…」 「ふふ…銀河は、焼もち妬きなのデス」 「ぅわ!?」
突然の背後からの声にびっくりして飛び上がる。 振り返れば、陽だまりのように優しく微笑む背の高い女性の姿。
「よ、ヨーコさん…」 「ゴメンナサイ、速水サン。銀河、あなたに嫉妬したのネ。 ホントはいい子。仲良くしてあげて欲しいデス」 「はあ…」 「銀河、あなたの事も大好きネ。 でも、一番好きなのは、瀬戸口サンなのデス」 「は…なるほど!!」
速水はようやく合点が行ったように、片手のこぶしでポンともう片方の手のひらを叩いた。
「僕の知らないうちに瀬戸口先輩と来須先輩、付き合ってたんですね!」 「みんな仲良くが一番デスv」 「うん!先輩たちが恋人同士でもなんでも、僕にとってはふたりとも大事な親友だもん。 ずっと仲良くします!!」
速水の言葉に、にっこりと太陽のように暖かく微笑むヨーコ。 それに負けないくらいの明るい笑顔で、向日葵のように微笑む速水。
瀬戸口はまだ速水が恐ろしい誤解をしてくれた事を知らない。 彼は今、嫌々ながら来須と共に体力の訓練をしている。しかし、嫌々ながらとはいえ、今の彼はすべてを知らないがゆえに、幸せであると言えよう。 瀬戸口がショックのあまり教室の床に撃沈した後、速水に取り縋って泣きながら自分の身の潔白を釈明するのは翌朝以降の出来事である。
Fin ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― やはり瀬戸口は不幸なのか!?これはもうお約束なのか!!? …まあそれはともかく(笑) 初めてヨーコさん書きました。喋り方が難しいです。物凄く違和感。
久々に、スポーツクラブに遊びに行きました。 身体中バキバキ。やっぱり定期的に行かないとダメですね。 肩こりとか腰痛も運動不足から来るっていうし。 でも、エアロバイクとか延々こいでいると、段々苦しいのが気持ちよくなってきます(危)マラソンする人ってこんな感じ?
アンケートのお礼メールを前回回答された方へは送り終わりました。 私はアンケートに答えるのがとても苦手です。文章書かなきゃならないアンケートでは特に。 書きたい感想などがたくさんありすぎて、上手く纏められなくて…。 なので、自分が実施するアンケートは出来るだけ簡単に答えられるものにしようと思いました。 だから、チェックを入れるものばかり。 文章で答えなくてはならない欄は、一箇所だけにしました。
アンケート結果を発表しようかと思いましたが、回答があまりにもバラけているので、どうしようかと思案中です。(特に「好きなSSは?」なにしろ元もとの数が多いですから/苦笑) 本当はもう少し丁寧にコメントをつけてメールしようと思っていたのですが、数が数だったもので(苦) 時間を割いて応えて下さった方に却って失礼だったかもしれないと、今更ながら痛恨。
すみません。今日はちょっと下品な話なので、大人の人以外はご遠慮ください。
いや…先日せとはやチャットに参加していらした方はご存知だと思いますが、あの時私が散々「エロが終わらない〜!」とじたばたしていた例の話、やっとこさ終わりました。 と言うわけで明日中には、シュークリームマシンガンにおける読者様の傾向と対策アンケート(こんな名前だっけ?)に参加してくださった方に、SSのURLをお届けする事が出来るかと思います…。
というか…。 18禁の話だけ、他の2本の倍以上の長さってどう言うことよ。 しかもあれじゃ、玄関先でむにゃむにゃっていう意味がない。床さえあればどこでも一緒だ。 もうちょっと楽しく書けば良かった…と、今更じたばた。 楽しくってなんだろ。玄関らしくて楽しいエロって何?誰か楽しいシチュエーションご存知の方いらっしゃいますか…?
神矢、少々壊れがち。暑さにやられたか。 次の裏は気をとりなおして、お風呂ネタだ!(壊)
14日、一周年記念企画部屋無事に開通いたしました。
(私信) シラタマさん、いつもいつもご迷惑を掛けてすみません(涙)お忙しいのにね。 でもほんとに、あのラスト大好きです。
前回も思いましたが、リレーは自分だけの事じゃないので、大変であるとしみじみ実感。 それ以上に、楽しさも並じゃありませんです。メールで相談したり、相手をびっくりさせたり(笑)しながら書き進めていく楽しみは、他の事では味わえません。 最愛のシラタマ嬢を散々困らせながらも、やっぱり楽しかったです。(いや、困らせた事がじゃなくてね…)
サイトを改装していこうかと思っております。 日記が重いと教えていただいたので、変えてみました。 …これも重いかなあ。 あと、日記でもキリ番を受け付けようかな、と思います。 なんでも、「これは!」と思うようなキリのいい数字を踏まれた方は教えてください。 SSSぐらいしか書けませんが(笑)
早いもので、うちのサイトが開設してから、丁度一周年になります。開設当初は「薄明の〜」が完結するまで…2,3ヶ月ぐらいやれればいいな…などと考えていましたもので。何事にも飽き易く、さっぱり続いた記憶のない私が一年もサイトを維持できたのは奇跡に近いです。 ひとえに皆様が暖かく見守ってくださったおかげです。ありがとうございました。 それにしても、私、自分のサイトの開設日を13日だと思い込んでいたのですが…。私の記憶って一体?
ま、それは兎も角、一周年記念企画を企んでおります。8月15日にサイト開設一周年を迎えるcirculatorのシラタマ氏と合同で、間を取りまして(?)14日に発表いたしますので、皆様お楽しみに。 シラタマさんのおかげ様で、素晴らしいものになりましたのでw
それから。夏コミ、皆様お疲れ様でした。 酷暑の中、皆様お疲れのご様子でしたのに、ふらふらと現れた私に大変優しくしてくださって、本当にありがとうございます。 皆様、御本を下さったりお菓子を下さったりピンクのバンビちゃんを下さったり(爆)…ののたんになった気分でした(…でかいののみだな) なかでも。初対面にして拉致監禁してしまったどんべさん、すみません、そしてありがとうございます。
例によって(笑)その後は飲み会へという流れになったのですが。 神矢は参加者全員にぎゅーwして回るというセクハラオヤジっぷりを披露していました。でもいいですね女の子は。ふわふわで(もう変態) 事あるごとにあっちゃんに抱きつく瀬戸口の気持ちが判る気がします。
それにしてもシラタマさん(私信) 私に「ビールのおつまみに☆枝豆えびせんべい」を迷わず下さったのは一体どういう意味ですか(笑)
2002年08月08日(木) |
SSS#19「(瀬戸口×)速水←来須」 |
【telephone line】
速水は電話の向こうで、ずいぶん長い事泣いていた。 それを聞く来須も、無言。 沈黙が苦しいと、来須は多分生まれて初めて感じていた。 窓の外は、温室のような闇。 窓硝子の向こうの夜空と、速水の甘い泣き声。
「僕、どうしていいのか…判らなくて…」 「…………」 「ひっく、ふ………せ、んぱい…」 「大丈夫だ。聞いている」
とても悲しくて、でも他の誰にも言えなくて、来須のところに電話したのだと速水は言った。 速水を泣かせているのは、彼の不実な恋人。 ずっと楽しみにしていた、ふたりきりで遊びに行こうと約束した日。 瀬戸口は、速水と待ち合わせて5分で他の女の子といなくなってしまったと言う。 少しだけ、待ってみた。 少しだけ待って、帰ってこなかったから自分も帰って来てしまったのだと、速水は言う。 来須は思った。 速水の「少し」はきっと2時間以上だ。 速水は泣きながら、一生懸命話している。
「瀬戸口さんは…きっと、僕の事なんて…好きじゃ…ない…んだ。 からかってるだけ…で…」
―――そんな男とは別れてしまえ。 俺ならば、けしてお前を悲しませない。
そう、言ってしまいたい。 けれど、速水はそう言って欲しいと望んでいないから、来須は正反対の事を口にする。
「瀬戸口は人付き合いが良いから、お前以外からの誘いも断れない。 判るな?」 「…はい」 「お前には、好きだと言ったのだろう?特別だと言ったのだろう? その時奴は、嘘をついているように見えたか?」 「………ううん」
なぜならば。 速水の声は、泣きすぎてこんなにも嗄れてしまっているというのに、「瀬戸口さん」という単語を口にするときだけは、熔けるように甘く、優しくなる。 恋敵の事をそんな風に呼ぶ声を聞かされて、一体来須にどうしろと言うのか。
「瀬戸口さん…いっぱい嘘つくけど。 でも、僕を好きって言ってくれた時は……あの時だけは…」 「ならば奴を信じてやる事だ」 「………でも…瀬戸口さんは……やっぱり男の僕より、可愛い女の子の方が…」
一時的に浮上した速水の声が、またどよりと沈む。沈んだ声の中、「瀬戸口さん」という言葉だけ、やっぱり甘かった。 来須は痺れてしまった右手から、反対側に受話器を持ち帰る。 夏の夜は、まだまだ長い。
――――――――――――――――――――――――――― 来須はやはり苦労人のようです。
乙女達の夏の祭典。夏コミが目前に迫っております。 また一般参加の神矢です。 今回はふだん通いつめている素敵サイトさん達が大勢サークル参加されているので、今まで以上に楽しみなのですv
衿もとに紫色のバンビちゃんのピン(シラタマ氏謹製)を刺し、紫色のフレームのサングラスをかけている不審人物がいたら、それは私です。 今回はネコ耳は…さすがに見ていて暑苦しいので(苦笑) あの人ごみの中神矢を探すのは面倒だ、しかし一辺見物してみたい。という方は、カキコかメールで神矢にご連絡を。待ち合わせも出来ますので。
2002年08月06日(火) |
凹んでばかりも居られず。 |
昨日の日記で非常に冷蔵庫で一ヶ月ほどほったらかしにされた青物程度のしなび加減を曝していた神矢ですが、そんな人間失格を励ます暖かいカキコにより復活(早いな) そもそも凹んでる場合じゃないよ私。 思えば宿題が散々あった。 来須×瀬戸口強化月間。とりあえず、息切れしないように瀬戸速と交互に上げていこうかと思っております。 そして「アンケートお礼SS」。アンケート取ってもう何ヶ月経っているのやら。 お礼部屋の内容は、瀬戸口×速水、恋人未満の甘め?の雰囲気。 同じく瀬戸速、18禁で切ない雰囲気。 来須→瀬戸口←速水のやや切ないお話 の3本です。現在ラスト一本(上記2本目)作成中。完成しましたら、ご協力くださった皆様にメールにてURLをお送りいたします。 しかしあのアンケートフォーム、非常に不備だったようでして、上手く作動しなくて答えられなかったという方にも措置を考えております。 それから、のぎもり様ご依頼のお姫様抱っこもありますし、キリリクも消化せねば!
でもですね。私は作品の出来に非常に波があるようです。なので、焦らず丁寧に書いていこうと思っております。
神矢がこっそりと通っているGPMサイトさんがあります。 リンクも張っていないし、カキコも恐れ多くてした事がないし、本当にこっそりと通っている所なのですが。有名なサイトさんなので、きっと皆さん行った事はあると思います。 そこのSSは、最強です。 何と言うか、端的に言えば上手いのです。言葉の選び方ひとつにしても。そして、詩的にリズムが良くて、いちばんいい所で、いちばん合う言葉でこちらの心をずばっと突いてくれるのです。 管理者様は(勿論お会いした事はありませんが)尊敬する方のひとりです。 そちらで、先日七夕のSSを読ませていただきました。 最高でした。甘切ないお話で…じんわりと胸が痛むような、幸せで苦しいような、そんな気分にさせられます。 凄く、よいお話でした。
こういうお話を読んでしまうと、私の書いてるものって…?と考え込んでしまいます。全然人様に見せるものじゃないなあと。 平気で展示している私は心臓を脱毛しなければならないようです。 わが身を振り返り、しなびた胡瓜みたいなしおしおの気分になりました。
でした。伊豆の海は。 ほぼ一日中曇りでしたが、ときおり晴れ間が顔を覗かせて、そうなるともう照り付けるような日差し。眩しく輝く白いヨットとエメラルドグリーンの海。 日焼け止めを塗り忘れた唇と耳だけがひりひりと痛いです。…耳なし芳一の話を思い出します(怖)
そして、私は酔いました。 航海中ではなく、入り江に停泊している時に。ガンガン揺れている時よりも、ゆらゆら中途半端に揺れている方が酔います。 ああ、気持ち悪かった…!(状態維持)
連日猛暑&熱帯夜が続いておりますが、皆さん体調など崩していらっしゃいませんでしょうか。 私は夏バテです。へろへろです。
でも、明日は会社の人の付き合いで西伊豆まで行かなきゃならんのです。日帰りか…。ふふ、月曜日の私の死人っぷりが今から想像出来て楽しみです。 上司なんですけれどね。クルーザーを持っていらして勿体無くも乗せてくださるというので、女の子ばかりで行ってくるさ!(自棄)
紫外線アレルギーのため、屋外で水着になるなどもってのほかの私。きっとキャビンで飲んだくれている事でしょう(最悪) 海とか嫌いならいっそ諦めもつくのですが。私は、電車の窓から海が見えただけでも大興奮してしまうほど海好きなので、とても悲しいです。
夏バテのいい解消方法とか知ってる方いらっしゃいませんか? ごはん食べられないし、頭も回らないし。瀬戸口と速水(あるいは来須と瀬戸口でもいい)が何万キロも彼方で楽しそうにお話してますよ。くっ、見えやしねえ(死)
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