生きる。を消費する
2016年08月09日(火) |
旅は死の手土産であり、寝る前に抱きしめるぬいぐるみのようなものだ。 |
旅に出る事はまだ出来ない。
我が家には二匹の猫がいて、まだ人に預けて安心できる状態ではないからだ。 でも、日帰りで出掛けるのも悪くない。 時間に限りがある方が、何となくいい。 多分、私は自宅が好きなんだろう。
猫に囲まれて、冷たい麦茶飲みながら まだ見ぬ外国や、一度住んでみたいと思いを馳せ、間取り図など見ながら。 夫との時間にも、多分限りがある。 猫達との時間だって、限りがある。
そう思うと何だか切なくて、日帰りで出掛けてでも、思い出を作ろうとしている。 もし私が死と向き合う日には、それらを傍に 沢山ありがとうと言うのだろう。 昔の私に伝えたい、年を重ねて私は孤独ではないと。
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