***☆For My Dearest☆***






***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2006年06月30日(金)ちっちゃな傷たち。

夜中0時過ぎ。そうるから電話があった。

仕事で終電を逃したから家まで歩いて帰るのだと言う。
国道に沿って約1時間。歩いてるとこやねんーと言う。

耳を疑う。突然こんなことをやらかす。わけの分からんそうる。

もちろん猛反対するあたしに対して。
仕事で疲れたから気分転換したいとか。
最近運動不足やからちょうどええねんとか。
なんやかんやと理由をつけて譲らんそうる。

気持ちは分からんでもないけど危なすぎる。
最近いろんな事件だって多いのに。ありえへん。
この物騒な時代にそんなことをやらせるわけにはいかへん。


「ちょっとほんま。お願いやからタクシー乗って。」
「タクシー乗ったら今日の稼ぎがパーや(笑)。」
「危ないって。おとなしくお金使ってよ。」
「危なくないって。めっちゃ明るいし。」

なぜかテンションの高いそうるは。ずっとこの調子やった。
あまりにも無頓着なそうるに。だんだん腹が立ってくる。
だいたいヤツには危険予知能力が足りなさ過ぎる。
自分は絶対大丈夫とか思ってるとこが多すぎる。

そんなこと言っておきながらバイク事故ったりしてるがな。
何が大丈夫やねん。全然大丈夫とちゃうくせに。
自分だってその他大勢と同じなんやって思わなあかん。
何か起こってからやったら遅いねんで。

説教くさくなってるあたしに。そうるもうんざりし始める。
電話越しにもその空気が伝わってくる。そしてあたしも苛立つ。
「もー電話せんかったらよかった。」って言われて。
「ほんならせんでええがな。」って言い返してしまう。

ちっちゃなちっちゃなこと。とるに足らんこと。
たぶんあっという間に忘れられること。
でもあたしの中に。小さなささくれを確実に残す。

心の表面がチクチクしてる。自分でも分かる。


ねぇそうる。あたしちゃんと知ってるよ。
キレイなだけじゃ生きていけんよね。
傷ひとつない完璧なものをキレイとも呼ばんよね。

あんたとあたしの間にも。ほんまにいろんなことがあって。
大きな傷から小さな傷まで。たくさんあたしに残ってる。
あんたにだってそうやろ。そーゆうのがあるやろ。

でもな。そーゆう傷って後になれば認められるけど。
新しいうちはだいぶしんどい。それは大小あんまり関係ない。
よくあるやろ。指先のちっちゃい切り傷ほど痛いってやつ。

こんな勝手なコやったかな。
こんな強情なコやったかな。
今日のあんたを見てそう思ってしまった。
そしてこの程度のことにひっかかるあたしを情けなくも思った。

心の表面がチクチクしてる今のあたしには。
どんなちっちゃなことでも簡単に引っかかっていく。
そしてまたあたしの心に傷をひとつ残していく。

とても愛しいけど。とても疲れる。あんたへのこの感情。





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↑結局のところ勇気がないだけなんや。しょぼいぜあたし。


2006年06月24日(土)かわいくない自分。

しんどいことをしんどいって捉えるのは当然なんや。
そこに楽しむ要素を見出せてこそ勝負師なんや。

あたしはよくやってきたやんか。
ちっちゃな楽しみを見つけてそれで笑ってきた。
そーゆうのひとつで十分満たされるコやった。

会えない日でも。ちょっと放置されてる時でも。
あげく疑って見えなくなって苦しい時でさえ。
もらったメールを読み返してにんまり。
もらったピアスを耳につけてにんまり。
次に会える時の2人を創造してにんまり。
その時そうるにこう言わせようとか想像してにんまり。

大丈夫や。あたしはまだまだ大丈夫や。
そう思って1人で元気になれるお手軽なコやったはず。

それやのに。今はそんな感じになられへん。
溢れてくる不満の言葉が止まらへん。


溜めて溜めて溜めて。溜めすぎて爆発しそうや。
吐き出させてくれてもええやんか。そうる。
「何を言ってもあんたには言い訳に聞こえるんやろうし。」
そんな言い方こそ話を避けてる言い訳に聞こえるんやけど。

あのな。平気なフリなんか簡単なんや。
なんでもないって笑うことぐらい得意技や。
役割期待だって主演女優賞ばりに演じてやるわ。
あんたのことぐらい。簡単に騙してあげるわ。

めっちゃ苦しいけどな。めっちゃ泣いてるけどな。
今のあんたはそれを認めたくないし見ようとしてへん。
それならあたしは。絶対バレへんようにしてやる。
悔しいから何が何でも。この感情を隠し通してやる。

何も知らんで。あたしを物分かりのいい女やと思っとき。
何も知らんで。そうやってその人とおったらええわ。

ばかそうる。ほんま1回ガケから落ちて頭打って考え直せ。





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↑そーゆうヤツやと割り切ってしまうべきやろうか。はぁ・・・しんどい。


2006年06月23日(金)思い知る事実。

そんな言い訳じみたことは。言ってほしくなかった。
心の底から。そうるのことをずるいと思った。

あたしはよく。ヤツのことをずるいって言ってきた。
ここぞって場面で。あっさり射抜くようなことを言ったり。
むかつきまくってるあたしを。ゆったり和らげるようなことをしたり。
そーゆうのを絶妙なタイミングで絶妙にやらかすから。ずるいと思ってきた。

でも今日のそうるは。そーゆうずるさとは違ってた。
もっとキツい言い方をするなら。卑怯やとさえ思った。

だってあの瞬間。そうるはあたしと向き合うことを確実に放棄したから。


口うるさくなりそうなあたしを感じてうんざりしたのかもしれん。
また沈んでいきそうなあたしの声を聞きたくなかったのかもしれん。
でも。笑って誤魔化されたことにめちゃめちゃ腹が立った。
そして。適当に電話を切られたことでブチ切れてしまった。

だって。笑っていいことじゃないやろ。
一方的に話を終わらせていい場面じゃないやろ。
あたしはこんなにも真剣に話してるのに。
言葉を選んで一生懸命伝えようとしてるのに。

てゆーかさ。誤解が生じてるんならちゃんと解こうとしてや。
あたしが間違ってるんやったら。間違ってるって言ってや。
思ってることちゃんと伝えてや。まる投げにするなんて卑怯やんか。

意味分からん。なんでそんなふうにできるんよ。


ねぇそうる。あたしはあんたをどれだけ分かってるんやろう。
どんなに通じてると思ったところで。所詮は他人。
やっぱり完璧に理解することなんて不可能なんやろうな。

あんなにも愛してくれる人やのに。
こんなにも愛している人やのに。
ちゃんと分かることができんくてしんどい。

愛しくてたまらんはずのあんたが。急に見えんくなる。
そんなことができるんや。そんなふうに言えるんや。
あたしはそんなふうにはせーへん。そんなふうにも言わへん。
なんでやねん。なんであんたはそうやねん。

ねぇそうる。分かっていたけど。
あんたはほんまにあたしとは違う生き物やった。
あたしとは違う考え方をしてて。あたしとは違うやり方をとる。
似てるところも確かにあるけど。やっぱり確実に違う生き物やった。
いまだにそんなことに容易く傷つくあたしは。ほんま弱すぎる。

あと何回ぐらい。あたしはこの事実を思い知って苦しむんやろう。





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↑そうるも少しは。あたしのこんな気持ちを察してるんやろうか。


2006年06月22日(木)心の叫び。

違うよ。そうじゃない。

あたしがあんたに向けて。誇りたいものは。
あたしがあんたと一緒に。守りたいものは。

そんなものじゃないの。

被害者だなんて思ってない。
あたしは全然かわいそうじゃない。
あんたを憎んでるわけでもない。
ましてや責めてるわけでもない。

なのに。どうしてもちゃんと伝わらないからもどかしい。

こんなにもあんたを認めたい気持ちと。
その裏側にある不安でたまらない気持ち。
正反対なのに共存してあたしを苦しめる。

2つの感情が湧き出てくる根源は同じところにある。
そうるのことが。やっぱりどうしても好きやから。

でもあたしは。「好き」をすべての理由にしていいとは思わない。
好きなら何を言ってもいい。好きなら何をしてもいい。
束縛するのも。放置するのも。怒るのも泣くのも。
あなたが好きだから仕方ないの。我慢して。ごめんね。

絶対それは間違ってると思うし。そんなふうではありたくない。
自分の起こす行動や自分の抱える感情が。相手にどう影響するのか。
そーゆうところに鈍い人間にはなりたくないと思ってる。
そうるの受け止め方を1番大事にしたいって思ってる。

でもそれはきっと所詮はキレイ事で。自己満足の世界の話。

そうるが傷つくとか傷つかないとか。そーゆう次元をきっと越えて。
そうるをそんな状態にしてしまう自分のことを気にしてるんだ。
そうるを幸せにして満たされる自分のこととか。
そうるを苦しめて悲しくなる自分のこととか。

そーゆうのに酔って。ふわふわしてるだけなんだ。きっと。



ねぇそうる。あたしはあんたのことを思ってると言いながら。
きっと自分のことが1番かわいくて。自分を1番大事にしたいんかもしれん。
過去にあんたに言われたせいもあるけど。なんだかそう思うようになった。

好きになるって苦しいね。思いが通じてからもほんまに苦しいね。
ただあんたに愛されたいと望んでたあの頃の方が。きっともっとラクやった。
分からんけど。「好き」だけでいっぱいいっぱいになれてたもん。
こんなにも説明のつかん感情に苦しんだりはせんかったもん。

今のあたしは。あんたと通じ合えてるはずやのに。
あの頃欲しくてたまらんかったものを。確かに手に入れたはずやのに。

あんたの愛を信じたり疑ったり。
自分のことも信じたり疑ったり。
その繰り返しばっかりで。ほんまに疲れてしまう。

こんなにも醜い自分と。向き合っていかなきゃならない。
自分の弱さとか情けなさとか。思い知らなきゃいけない。

あぁ・・・久しぶりに落ちる感覚。なんか深くて暗くて。怖い。





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↑あかん。なんかすべてが否定的にしか考えられへん。そーゆう時期なんかな。


2006年06月21日(水)まだまだ弱い。

そんな話は聞きたくない。そんな話はせんといて。
そう言ったのはあたし。そうるを制したのはあたし。

だから今さら。こんな気持ちになるのは間違ってる。

聞いてもどうしようもないことで。むしろイライラすることで。
それなら最初から話してくれるなって思った。
でもそうるの言い分はあたしの考えとは違ってて。
「やましいことがないから話すんやろ。」って言われた。

その通りやと思ったし。そう言われて嬉しかった。
でも聞けばやっぱりうるさく口出ししたくなるし。
かわいいオンナじゃなくなっていくのが分かるから。
それでも話さんといてって頼んだのはあたしやった。

なのに今さら。見えない不安に怯えるとか。
見せないでって望んでおきながら怖がるとか。
あたしほんまにどんだけ勝手なんやろう。


ねぇそうる。自分の気持ちがよく分からんよ。
あたしはあんたにどうしてほしいんやろう。
話してほしいのか。黙っててほしいのか。
どっちに転んでも結局しんどいのは自分のせいよね。

だってあたしがあんたを100%信じられたら。
あんたがどうしようと。大丈夫って笑えるはずやもん。
それやのに。あたしが中途半端やからキツイんよな。

信じたい気持ちと。疑いそうになる気持ち。
その間でグラグラになってるからあかんのや。
だから結局。そうるがあかんねんって責めてしまうんや。
ほんまにあかんのはきっと。あんたじゃなくてあたしよね。

どうしたもんかなぁ。まだまだ弱いなぁ。





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↑またこれ言い訳なんかなぁ。逃げ道作ったらあかんよなぁ。


2006年06月20日(火)些細なこと。

昨日。そうるを怒らせた。
というか。困らせてしまった。
完全にあたしが悪かった。

寂しかったんだ。心細かったんだ。
だからちょっと甘えたかった。それだけなんだよ。

でも言葉が足りなかった。
あんたをちゃんと思いやれてなかった。
だから最後に言わせてしまった。
そんなこと言わせたくなかったのに。

「もーほんま頼むわ。勘弁して。」

・・・ごめんね。そうる。





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↑でもそんなの言い訳にならんよね。ほんま。成長せんと。


2006年06月17日(土)ぬくもりを感じて。

週末。久しぶりにそうるに会えた。

いつも通りの待ち合わせ。
「おっす。」「元気そうやね。」
そんなふうにいつも通りの言葉を交わした後。
さりげなく手を繋いだ瞬間。体がぞわってした。

鳥肌が立つような。血液が逆流するような。不思議な感覚やった。

もう何度も握ってきた大好きな手で。
そこにあるのが当たり前のようなその手で。
今さら感動するとかありえへんことやのに。

ひんやりとして気持ちいいその感覚に。
あたしの手にしっくり馴染むその感覚に。
今さらのように。泣きそうになった。

これが足りんかったんや。これが欲しかったんや。

説明のつかん不安も。理解のできん不満も。
きっとこれがなかったからなんや。
理屈なんか何の役にも立たへん。その証拠に。
あたしはこれだけで。こんなに穏やかな気持ちになれてる。

黙り込んでるあたしに。
「・・・どしたん?」ってそうるが聞いてくる。
言葉の見つからないあたしは。
「なんでもない。」って言うしかなくて。

「なんやねん。」って笑われて。軽い体当たり。
「なんでもないし。」って笑って。こっちからも体当たり。
憎たらしいにんまりを横目に。あたしもだらしなくにんまり。

触れられる距離にいる幸せ。これ以上ない幸せ。


ねぇそうる。あたしずっともどかしかったんよ。
届きそうで届かない。2人の距離が。
繋ぎたいのに繋げない。2人の手と手が。

ちゃんと通じ合ってるって思っても。
やっぱりあたしね。あんたに触れていたい。
ちょっとでもいい。あんたのぬくもりを感じていたい。

ただそれだけで。どれほど深く癒されるのか。
どれほど強い安心感が与えられるのか。
きっとあんたの予想をはるかに上回ってるやろうね。

だからそうる。もう隙間なく埋め尽くして。
会えなかった時間も。少し遠かった空間も。
全部忘れちゃうくらいに。埋め尽くして。

心も体も。こんなにもあんたを求めてる。
あんたに染まりたくて。あんたに溶けたくて。
お願いやからひとつにしてって叫んでる。

ねぇそうる。あたしのこと。もう逃がさないで。





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↑久しぶりで幸せすぎて。死んでもいいと思いました。


2006年06月13日(火)密かなる愛の調べ。

目を閉じて。思い浮かべる幸せな時間。
そうるとあたしの。重ねてきた優しい逢瀬。
あたしにとって。世界で1番幸せな時間。

あんなにも胸を焦がす行為を。あたしは他に知らない。


掠れて濡れた声で。何度も呼ばれるあたしの名前。
包み込まれる幸せに。堕ちていくあの感覚。
堕ちたと思えば。途端に訪れるあの浮遊感。

もっと望んで。ねぇそうる。あたしを望んで。
何も考えられないくらい。満たされすぎて苦しいくらい。

柔らかく指を編んで。軽く甘く耳を噛んで。堪えきれず唇が歪む。
絶え間ないキスは止んで。浅く弾む息が並んで。背中が曲線を描く。
重なる体は熱を孕んで。愛に胸が膨らんで。涙が一筋流れる。

もっと絡んで。ねぇそうる。あたしと絡んで。
簡単には解けないくらい。ひとつになるくらい。


急に怖くなって身を捩るあたしを。
優しく押さえつける腕が好き。
逃がしてくれないそうるが好き。

恐る恐る目を開けたあたしを。
まっすぐ見透かす瞳が好き。
いやらしく笑うそうるが好き。 

やばい。どうしよう。支配されていく。
思考の隅々まで。そうるに侵されていく。
体の奥が疼いて。泣きそうになる。

こんなにも怖いのに。こんなにも幸せで。こんなにも苦しい。


ねぇそうる。あんたなら分かるよね。
あたし。愛の調べを歌いたい。
あんたを感じながら。ただ歌いたい。

唇を割って零れる声は。
あんたのためだけに存在するの。
あんたに届かなきゃ意味がないんだよ。

だからお願い。もっとそばにいて。
あたしを愛して。あたしをかわいがって。
あたしはあんたのためだけに歌うから。

その背中にしがみ付いて。切ない愛の調べを。





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↑少し戸惑う。少し照れる。でもこれも間違いなくあたし。


*追加*
久しぶりに聞いた大好きな曲に刺激されて。
ちょっとそんな気分になってしまいました。
あぁ・・・重なりたいなぁ。(おい)


2006年06月12日(月)消えないで。

何が怖いんやろう。
どうして泣けるんやろう。

そうるに会えない休日。
そんなの何度も過ごしてきたのに。
今さらへこむとか。悲しむとか。
ありえへんことやのに。

夜になると。急に苦しくなって。
また言葉にならん感情に締め付けられて。
バスタブの底には。透明な涙が沈んでいった。

いつだってあたしは。理由を見つけようとする。
この涙が零れる理由。この感情が溢れる理由。
そんなの追求したところでどうしようもないって分かってても。
自分を納得させたくて。勝手に足掻いてしまう。

そして。余計にしんどくなってしまう。


ねぇそうる。あんたを愛した日々は。
いろんな形で残されてる。
手紙。日記。ビデオ。アルバム。
いろんなところにあんたとあたしの日々がある。

そしてもちろん。あたしの記憶の中にもある。
あるんやけど。間違いなくあるんやけど。
いつかそれは薄れるし。色褪せもする。

そんなの当たり前のことやんね。
これから先もどんどん新しい記憶が埋め込まれるんや。
昔の古いことが少しずつ消されていくのは仕方ないこと。

でも。あたしはやっぱり忘れたくなくて。
あたしが見て触れて。感じてきたあんたのすべて。
あたしの中から消滅させたくなくて。

くだらないことでも。しょーもないことでも。
たったひとつたりともこの手から零したくなくて。
不可能やって分かってても。どうしてもどうしてもイヤで。

あほみたいやろ。てゆーかあほやろ。
分かってるんやで。でもどうしようもないねん。
こんなにも愛しくて。こんなにも恋しくて。
この気持ちをどこにどうしたらいいか分からんくて。

なぜか怖くなって。なぜか泣けてくる。


ねぇそうる。いつもあたしの話を笑ってるあんたやけど。
これだけは。ちょっとだけ笑わんと聞いてほしい。

めっちゃ好きや。そうる。
嘘偽りなく。ほんまにあんたが好きや。
見て触れて。感じてきたあんたのすべて。大好きや。

だからお願い。あたしの中から永遠に消えんといて。





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↑あたしの中に。あたしの支配できないあたしがいる。


2006年06月11日(日)名前のない感情。

ねぇそうる。キミへの想いは。夕焼けに似ている。

土曜日勤。急患ラッシュに疲れたあたしは。
帰り道。オレンジに燃える空を見ながら。
飽きもせずに。またそんなことを考えてた。

たとえようのない色に染まる空は。
あたしの心を鷲づかみにする。
オレンジとブルーの境目。泣き出しそうな色。
ちょうど紫っぽい部分が。切なくてたまらんくなる。

数秒ごとに表情を変えていく空に。
そうるへの想いを重ねて。泣けてくる。


どこまでも愛しいのに。どこまでもむかついて。
もう大嫌いって思うのに。どうしても離れられんくて。
燃えるオレンジみたいに。激しい思いがあって。
静かなブルーみたいに。穏やかな思いもあって。

いつだってこの気持ちは。ひとつに定まらへん。


ねぇそうる。それでもあたしにとって。
こんなに安定せーへん感情を抱くあたしの中にも。
たったひとつの変わらない真実があるとすれば。それは。
誰よりもあんたを分かりたいこの気持ちと。
誰よりもあんたを認めているこの気持ち。

なんて言えばいい?
どうやって伝えればいい?

溢れる涙と。こみ上げるこの感情に。
あたしはなんて名前をつければいいんやろう。
「愛」じゃ足りない。「恋」でも足りない。
そんなんじゃない。そんなんじゃないのに。

もどかしさに胸を押さえながら空を見上げると。
柔らかな紫があたしを包んでくれてた。
切なくて苦しくて。あたしの心はまた泣いた。

・・・そうる。あんたに会いたい。





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↑しょーがないのに。ちっちゃくへこんで。ちょっとだけ泣いた。


2006年06月10日(土)笑うのも泣くのも。

いつもの帰り道。あたしが涙目になったのは。
これといった難しい理由があったわけじゃない。

だいたいあたしは。もともと感傷に浸りやすいし。
人がそんなことでいちいちうっとりすんなよって思うようなことで。
ありえへんほどぽーっとなって。どっかの世界に行ったりするわけで。

今日にしたって。別にたいしたこと考えたわけじゃない。

ただ。帰り道に見た三日月がキレイで。
真っ暗な空にぼんやり灯る明かりがキレイで。
細くて折れそうで。でも柔らかいその光を見てたら。
なぜかすごく優しい気持ちになれて。

そしてふと。夏に蛍を見に行こうかと言ったそうるを思い出した。


都会暮らしのあたしに比べて。
この春からちょっと田舎に住んでるそうるは。
「なんか名所とか探しといてやー。」と言うあたしに。
「見たら分かるやろ。なんもないやん。」って言った。

確かにそうるの家の近所は何もないところで。
のんびり穏やかなあたしの実家周辺といい勝負って感じで。
生活するには十分でも。見所なんて探すのはだいぶ難しそうではある。

それでもしつこく。どっか行きたいと繰り返してたあたしに。
そうるはある日。「ほんじゃ蛍でも見に行く?」と言ってきた。
あたしは途端に。テンション最高潮でまくし立てた。

「蛍?!蛍見れるん?!」
「みたいやで。なんか隣の山が名所らしい。」
「まじで!見たい!めっちゃロマンチックやん!」
「ロマンチックかは知らんけど、けっこうキレイらしいで。」

ほわほわ。あたしの頭の中で広がる空想ワールド。
夜の暗闇の中で。ぼんやり光るたくさんの蛍。
そうると一緒に浴衣でも着て。手をつないで。
優しい光の中を歩きながら。2人してだらしなく笑ってる。

やばいー。めっちゃ幸せだ。かなり好きな感じ(笑)。

盛り上がった後で静かになったあたしを見て。
そうるは笑いながらぺちっと後頭部を叩いてくる。
嬉しいくせに。あたしはまたきぃきぃ言ってしまう。

「もーなんやねん。痛いやんか。」
「もーにやにや笑いなや。きもいし。」
「きもいゆーな。もとからこんな顔やの。」
「あーそうやったなー。そりゃ失礼。」

最高に憎たらしいそうるの顔を見て。
どっちがにやにやしとるねんって思うけど。
たぶん目の前のそうる以上に。あたしはにやにやしてる。

それが分かるから。嬉しくて。悔しくて。この胸はまた泣く。


ねぇそうる。あんたに向かうこの気持ちは。
こんなにも容易くあたしの心を緩めてしまう。
ほんまだらしなくにやにや笑えたりするし。
人目のある帰り道でも涙が溢れたりする。

こんなにも幸せで思いっきり笑えるのに。
こんなにも簡単に泣けてもくるんよ。
愛しいってなんやろう。ほんまたまらん。この感情。
どこまであたしを支配したら気がすむんやろう。

何よりも穏やかやのに。何よりも強い感情。
それがたぶん。あたしのあんたへの想い。
これまでも。これからも。きっと永久に続く想い。

あんたのあたしへの想いも。そうであってくれればいい。





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