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システムバスの工事が完了し、「さて追い炊きのテストでもしてみるか」と、 浴槽に水を落としていた所。 追い炊き兼用釜からぴろぴろぴろーーーー、と、水が噴出していました。 よーく見ると、シャープペンの芯くらいの穴(ピンホール)が開いております。 「あー、やっぱり20年も使ってる釜だしねえ、寿命かねえ」 と、お施主さんも困り顔。 仕方が無いので、一旦水を全部払い、エポキシで穴を埋め、再び水をはりました。 と。 穴からの水漏れは止まりましたが、 釜の下部から、ジョーーーーーと、水が滴り落ちてきました。 釜の内部の水を抜くために、ドレンから排水した時に、中に溜まり溜まっていた錆とか汚れが、一気にはがれたから、今まではふさがっていた他の穴が一気に開いてしまったようです。 結局、新しい釜(二管式の奴(笑))と、後日交換する運びになりました。 早く新しいお風呂を使いたいと言っていたお施主さんもがっくりですが、工事がようやく終わるとホッとしていた私たちもがっくりです。 教訓:20年も使っていて、空焚きを数回しているような追い炊き釜は、潔く工事の際に交換すべし。ちょっとした振動で壊れちゃったりするんだから。
……と言っても、決して有害物質が含まれていてとか、そういう話ではありません。 長野県内では結構多い、井水・山水をお使いの場合の、意外な落とし穴についてなのであります。 話は先日。 五年ほど前に、キッチンの工事をしたお宅の修理依頼が私たち夫婦に廻ってきました。 なんでも「結露が凄くて、湿気でキッチンの扉に貼ってあるゴムがはがれた」 ついては、ゴムを接着剤などで戻して、ついでに結露が出ないように保温などしてほしい、という内容。 自分で施行した現場ではありませんし、ささっと終わる修理だろうと軽い気持ちで向かったのですが……。 現場へついて、キッチンの扉を開けて、愕然。 底板が腐って落ちかけているじゃないですか! ゴムがどうとか心配している場合じゃないって!! 電話で聞いていたとおり、とにかく給水のほうの結露がひどい状態でした。 水漏れでもしてるのか? と思うくらい、給水管から水が滴っております。 さらに。 プラスチック製の排水のトラップ部分も、びっしり結露してびしょびしょ。 これを五年も放っておくなんて……! とりあえず、排水トラップも給水間もぎっちり保温材を巻いて帰ってきましたが。 あれは……いずれ本体を交換じゃないのか……!? せめて、最初の夏に結露が酷いと気づいた時点で、一本電話をくれさえすればと、 悔やまれてなりません。 私たち夫婦で施行したところは、キッチン内部の配管もヒーターを沿わせてあるので、当然保温もしてあるので一応安心なのですが、まさか、トラップ……。 いや、知らなかったーーー。 井戸水を使っている家もまだ沢山残っている信州では、水洗トイレなどでこの結露は問題になったりします。 給水管は当然のこと、水を溜めておくタンク(ロータンクと言います)、あるいは便器部分などが夏場にはびっしり濡れ、「水漏れしてるー」と慌てるお客さんも多いもので。 防露タイプと呼ばれる、発泡スチロールが内側に貼ってあるタイプを使用してても、水が冷たすぎると結露が出ちゃうんですよねー。 給水管は保温テープを巻けばOKとして、タンクや便器はどうしようもない。 窓を開けて換気を良くしてもらって、まめに水を拭き取ってもらうくらいしかないんですよ。 放っておくと、本当に床が腐ったりカビの原因になったりしますから、その点も要注意です。 素直に市水などに切り替えて、井戸水は外流しだけにするとか、 あるいはシステムキッチンでも使いたかったら、キッチンの天板に取り付けてある水栓に(内側で)繋ぎこむのではなくて、壁の外へ立ち上げて、単独で普通の蛇口を壁付けにするなどしたほうが、結露でキッチンが腐ったなんて事は起こりにくいかと思います。 という訳で。 次から井戸水を使うお宅でキッチンの工事をするときは、トラップ部分もしっかり保温しようと、心に誓った一日でありました。
短いお盆休みも終わりまして、ようやく自宅へ帰り着きました、雨宮であります。 皆様には決して言えない様な場所で、完全燃焼してまいりました。 毎年お盆と年末に上京する……という内容で、解る方だけ笑ってください(笑) それにしても、今年のお盆は涼しかったですね。 毎年、旦那様の実家では暑くて眠れないで寝不足になるんですが、 今年はめっさ熟睡してしまいました。 や、どちらかというと寒かったかも? これで米不足なんかにならないと良いのですけれどねえ。 今年の後半が、恙無いものであることを祈ります。 さて。 休み明け気が抜けて事故ったり怪我したりしないよう、 気を引き締めて行くとしましょう!
……と、以前に日記で愚痴ったことがありますが、 どうして「身体を動かすとお腹が空く」と信じて疑わない人っているんでしょう。 確かに身体を動かす仕事をしてはいますが、それが即、空腹に繋がるわけではありません。 てか、逆に身体をハードに動かしている日は、あんまり食事を摂れないものだったりします。 食べたものを消化する方へ、エネルギーを廻しきれない感じとでも申しましょうか。身体が欲しがらないんですよねー、ハードに動く日は。 だから、 お茶請を沢山用意してくださるのは嬉しいですが、それを押し付けないでくれい。 と、こんなことを書くのはやっぱり、今回の現場がそういうお宅だったからなんですが。 いやもう。 「テレビ一緒に見ましょ」って、何度も呼びにこられるのには閉口しました。 「甲子園やってるから」って言うんですけど、あの、縁もゆかりも無い県の代表校が一回戦やってるのを見ろと言われても。 そもそも、お盆前に工事を終わらせるっちゅう契約なもんですから、うちら気が気じゃなかったりするんですが。
台風一過、皆様の地域は大丈夫でありましたでしょうか? 私の住んでる地方は、午前中風がびゅー、午後雨がザバ。終わり。 どこかあっさり、拍子抜け。 いや、いっそ大嵐になれば現場休みにしようと思っていた朝の淡い期待は、見事に散ったっつう話であります(^^; そういえば小学生だった頃、 「長野県は高い山に囲まれているから、台風は突入できないんだ」なんて話が、至極真面目に同級生の間で交わされておりました。 アルプスの壁を台風は越える事が出来ずに、岐阜県なり関東地方なりへ、山なりに逸れちゃうんだってさ。 ……真偽の程はどうなんだ?(笑) ***** で。 渋々仕事をしていた今日1日、玄関の風除けフードの中では、お施主さんの飼い猫ミーちゃんが 朝の8時から夕方5時まで、ひたすら寝つづけておりました 道具や材料を持った私たちが、何度も出たり入ったりしてるのに! 全然ぴくりともせずに、幸せそうに! 寝続けですよ、寝続け! <猫=寝子>って言ってもさ、あんたそれ寝すぎじゃねえの?(=▽=) や、ちょっと本気で羨ましかったんだけどさ。
ようやく暑くなって夏本番、花火シーズンもやってきましたね。 仕事の行きかえりに夏祭りに遭遇したり、花火上がってるのを見かけたりして 夏気分を満喫しています、雨宮です。 しかし。 我が家を買って、住み始めて初めて気付いたんですが。 市内何箇所かで上がる花火の、全てが我が家からは見えません。 その変わり、向かいの山と背後の山で木霊し増幅された音だけが、二階の寝室兼今を直撃するわけです。 ほほほ。 音 だ け で 夏 気 分 よ ! ………なんてわけあるかーーー(゚Д゚) 音だけの花火なんて、ただの騒音なんじゃーーー!
時々お客さんでも誤解している人がいますが、 システムキッチンは箱の形で搬送はされません。 ちょっと言葉で説明はしずらいんですが、 │ │ ←キッチンの扉や引出しのついている、こういう部分(汗) └─┘ が平均三個(コンロ部分、シンク部分、真ん中の引き出し等で別れてます) それと別にステンレスなり人造大理石なりの天板が送られてきて 現場でそれらをビス止めでくっつけて、作るわけであります。 だから、キッチンの部屋が出来て、キッチンパネルが貼りおわって、 そこへ運び込んで終わり〜ってわけには行かないんであります。 そして今朝。 昨日帰る直前、仮置きしておいたキッチンを見て、 思わず顎がはずれそうになりました。 扉についている包丁差しに、包丁がもう入っているじゃありませんか。 あくまでも仮置きなんで、配管用の点検口も外しっぱなしだったし、 何より上へひょいと乗せただけの天板は、エアーキャップに包まれていて 明らかに使える状態ではなかったはずなのに。 包 丁 差 し に 、包 丁 が い っ ぱ い 。 気が早すぎじゃーーー(゚Д゚)!! 蛇口もコンロも排水トラップも付いていない、エアーキャップにくるまれたそのキッチンで、何をしたかったと!? ああもう、みんな気が早すぎーーー!(苦笑)
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