ミドルエイジのビジネスマン
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2008年08月31日(日) ヘラヘラ聞いていてもよく判っているんだ

中学時代の友人が、東京で研修があるというので、雨の木曜日に会った。喧騒の居酒屋より互いの話がよく聞こえる静かなところを希望してきた。かつては界隈で一番高かったビルのラウンジでビールのジョッキを傾けた。遠くの東京タワーが雨に煙っている。

友人は今年に入って長年勤めた会社のグループ会社に転籍した。業界の資格を幾つも持っているので、食べるには困らないが、更に高度な試験を受けたいと思っている。

今の会社に移った経緯や会社の他の人の処遇などを聞いた。プライベートでも、学生時代からお世話になっている先生が事故で亡くなったり、なかなか辛いことも多いが、移った会社でのビジネスの展開に専心しているとのことだ。

この年齢になると、良いことも悪いことも一緒くたに押し寄せて来たりする。友よ、ヘラヘラ聞いていてもよく解っているんだ。

土曜日、センチメンタルジャーニー(と言うほど遠くはない)で、以前住んでいた家の様子を見に行った。いつまでたっても売りに出されないので、どうなったのかなと思っていた。

近くまで行くと、オープンハウスの看板が見えた。わが家のことだ。着いてみると、リフォームされてすっかり綺麗になっていた。中も案内してもらった。お風呂やシステムキッチンは交換されてとても住み心地よさそうなので、一瞬、売るんじゃなかったと思った。


2008年08月24日(日) 夏も過ぎ行く

夏休みは、ほとんどペンキ塗りに終始した。近所の人が早くもウッドデッキを塗り替えているので、追随せざるを得ない感じで始めたのだ。ペンキ塗りといっても、水性ペンキは塗料が木に染み込んでいくので、腕の良し悪しはそれほどはっきり見えない。気に入らなければ何度でも塗り重ねればよい。逆に薄くまだらになっても、木の風合いを生かしたと見ることもできる便利な塗料だ。

狭いデッキだが、一度にやると疲れて不機嫌になるので、結局3回に分けて実施した。塗りなおしてみると、新品のように生まれ変わったのでやった甲斐はあった。余勢を駆って、門や手摺りも塗った。これではペンキ屋さんだな。

毎日の日課は、朝5時前に起きて日の出を見た後、畑に行ってトマトとナスを収穫。少しだけ草を刈って家に戻り、美味しいコーヒーとマーマレードのトーストで朝食、午前中にペンキ塗り。午後は高校野球を観たり労働に疲れて昼寝、夕方ビールを飲んでオリンピック観戦、酔って早寝というようなパターンだった。

もう、めっきり涼しくなって、夏も過ぎ行くという風情だ。


2008年08月03日(日) 不思議な水詳細描写

その水にはウーロン茶のような薄茶の色がついているので、最愛の妻が毎日磨いているという真っ白い浴槽に入れたら、シミが付くのではないかと一瞬躊躇した。だが、試すには投入して混ぜないことには始まらないし、清浄化する機能があるというのだから、染み付いて落ちないことはあるまいと、思い切って投入。結果としては浴槽が茶色になることはなかった。

お風呂に一リットル。混ぜた瞬間に温泉のお湯のように刺激のない軟らかいお湯になる。すぐさま二の腕や手の甲がしっとりとしてくるのに驚かされる。

実は、普段はなんともなくて、夏になると少し赤く腫れて痒くなる水虫が左足の親指にある。正確に言うと、もう発症していないので、かつてあった。その部分がジンジン沁みるような気もしたが、期待が大きすぎただけで、単に気のせいかもしれない。その風呂に入って2〜3日後に、一度だけ、痒くなって去年の水虫の薬を塗ったが、その後二ヶ月間、薬が必要になる局面はない。まだ、夏は終わっていないので安心できないかもしれない。ただ、このまま薬が不要になれば嬉しい限りだ。今では、「自信が確信に代わり」つつある。

水虫の症状としては、毎年梅雨時になると、かゆくなり、よく見ると多少赤っぽくなる。市販の薬を塗ればかゆみは治まってしまうので、すぐ忘れてしまう。そうすると、何日かたつうちに、また痒くなることの繰り返しだった。秋になれば忘れてしまうが、完治したわけではなく、毎年同じように梅雨時から夏にかけては思い出させられる。大方、前年の薬が残っているので、それを塗ったり、気分一新今年こそは完全に治そうと新しい薬を買ったりしていたものだ。

「エナジー水」を加えた風呂に入れば、治ってしまう可能性が高いと期待はしていたが、まだ季節前で発症していなかったので、入ったからといって、即日痒みが引いたというような評価はできない。その後、一回だけ薬を塗ったのも事実だ。初の入浴日に水虫の患部(あるいは元患部というべきか)のところだけ、ジンジンと痛いような気もしたが、効いてほしいという期待がそう思わせただけかもしれない。

さて、お湯の質が柔らかくなって気持ちいいので、その日は普段より一回多く浴槽につかった。風呂からあがった後は、温まった体がいつまでも冷めない。特に印象的なのは手の甲が熱いままで、スベスベ。翌朝になっても手首から先が熱かった。


二ヵ月後経った今は、初日の印象と異なり、手の甲よりも手の平の方が逆に熱い。仕事をしていても時々熱いのに気がついて、手を組むような形で、反対の手の甲の上に乗せて冷やしたりしている。多分体温が上昇しているのだと思う。手の甲をなでると、しっとりしているのに改めて気づき、時々なでては自己満足に浸っている。

最近は、原水をスプレー容器に入れて洗面所におき、朝晩気がついたときに手の甲、水虫のあった(一応過去形にしておく)足の親指、顔や首にスプレーしてはこすり、肌が若返るように願いをかけている。スプレー容器というと本格的に聞こえるが、実際には年頃になった息子が買ってきたミストの整髪料の容器を洗って使いまわしているだけだ。それに原水を入れておき、朝晩、歯を磨くときの仕上げとして、顔、首、手、足に吹きかけ、水を延ばすように軽くマッサージしている。手がシットリしてきたのは事実なので、同じ効果が顔や首にもあるはずだと期待してのことだ。

それから原水を水割り程度(4〜5倍)に薄めて寝る前に時々、飲んでいる。一番最初に飲んだときは、胸がゾワゾワまたはザワザワとして泡立つような、ちょっと不安になるような感覚を覚えた。飲んだのだから胃が反応してもいいのだが、実際はもっと上、肺の辺りだった。自分自身に関する限り、飲んでも健康に支障はないようだ。ただし、水を分けてくれる柳田さんは、飲用に販売していると誤解されることを避けたいと思っているので、決して飲まないように呼びかけている。一度に沢山摂取すると健康に良くない成分も入っているらしい。

おまけとして、期待していなかった嬉しい現象がひとつ。足の踵がひび割れていたのだが、多分3回目くらい風呂に入ったときに、足を洗っているとやたら垢が出るような気がした。指で白い垢をボロボロこすって落とすと、その日を境に踵はすっかり綺麗になってしまった。


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