ミドルエイジのビジネスマン
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2007年03月25日(日) |
安藤美姫のスケートに絢香が |
フィギュアの世界選手権で安藤美姫のエキジビッションに絢香が生出演。安藤のスケーティングに合わせて「I believe」 とおまけにアンコールで「三日月」も歌った。
ミキティが「I believe」を「とうとうヤッタぞ」と思いながら滑ったら、彼女はどんなに気分がいいだろうとは思ったが、絢香本人が登場してニヤニヤ笑ったりして自分たちのライブ会場にしてしまってはちょっと興ざめだ。
フィギュアスケートはスポーツとして微妙なところがあるけれども、もっと崇高なものとして尊重して欲しい気がするのだが。
3月は忙しい。 4つの会社について考え、4本の報告書を作成する。 休日も、やってはいけないお仕事持ち帰り。 こんなに天気がいいのに。
タイトルは親父ギャグの駄洒落。でも半分位は当たっている。
今日は所得税の申告のため、休みを取って税務申告に出掛けてきた。所得が多いからではなく、まあ、後ろ向きも前向きも色々な事情があっての申告だが、税務ソフトも安くていいものがあるので助かる。
パソコンソフトは確定申告書まで自分で作成できるようになっているため、強制的に税金の仕組みが分かる。あれこれ数字を入れ替えてみれば、納税額のシミュレーションにもなる。生命保険の控除など、直接税金から引かれる「税額控除」ではなく、税金が課される前の「所得控除」なので、所得が5万円くらい少なくなっても大勢に影響はあるまいと、長年馬鹿にしていたのだが、試しにそこをゼロにすると税額がぐっと増えるので、影響額が意外に大きいことが判明して驚いた。
申告時期は税務署も大混雑するので別の会場を設置しており、そこに行くと、三つのステップに分かれている。以前行ったときはこんな感じだった。
会場の入り口で、まず、こういう事情で申告することになったと述べて、申告書を受け取る。第一ステップは、家から持ち込んだ資料を基に不明な点をオジサンさんからアドバイスを受ける。オジサンの身分は税務署の職員かもしれないが、物腰が柔らかい。聞いてもよく判らないまま、これを持って次のステップに行けと言われる。
第二ステップは申告書を作成してくれるのだが、年末に貰った源泉徴収票を渡すと、おばさんまたはお姉さんが、古めかしい大げさな機械でその金額を入力する。そうすると、あっという間に確定申告書の出来上がり。訳の判らないままに完成だ。前回行ったときは、税額が決まる確定申告書の肝心の最後の部分を、受け取る側の税務当局が作成するというのは変だなあと思った。
首をひねりながら、第三ステップは提出。お兄さんに「文書収受」という スタンプを押してもらって控えを受け取ると、ホッと開放感に浸ることができる。
今回は最新兵器を使って家で「確定申告書」まで作成して準備したので、申告当日の午前3時までかかった。実は前の週から取り掛かっていたのだが、パソコンソフトそのものの構造をよく理解しないまま、多分こうだろうと、いきなり作業を始めたので、本当に最後までたどり着けるかどうかギリギリまで不安だった。
で、ようやく完成したので以前と同様に特設会場に向かう。入り口で暫し考えて意を決し、いきなり第三ステップの提出の列に並んだ。無謀かと思ったが、お兄さんに源泉徴収票を添付するように求められただけで提出は完了。
帰りに飲んだコーヒーが美味しかった。
2007年03月04日(日) |
自転車に乗れば大蛇が |
今まで車でスーッと通っていたところでも、自転車に乗ればいろいろな物が見えてくる。
ギョッ、なんだこの大蛇は!
大きい割にユーモラスで迫力に欠ける大蛇は、おそらく、年の初めに村の入り口に飾られて、侵入しようとする災厄から村人を守る魔除けだろう。稲藁でできていて、口の中からは唐辛子の赤い舌が覗いているだ。
ただでさえ新興住宅地に包囲されそうなこの村落に住む人々は、それでも豊かさの度合いが足りないというのか、残された緑豊かな雑木林も切り開いて宅地を造成し、自ら都市に埋没する道を選び取って、新興住宅地に住む人々をがっかりさせた。自慢の鶯やヒグラシはもう帰ってこない。
作った人の人柄がしのばれるユーモラスな大蛇は、いつまで村を守ってくれるのだろうか。
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