デコラのひとりごと。
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2002年09月30日(月) セプテンバー。

9月が終わる。

気がつけば、背後にいた夏。
振り向けば遠い。
目の前の秋を、どんなふうに歩こうか。



土日はふらりと広島へ。
行列のできる店で美味しいお好み焼きを食べた。
大満足(^▽^)



2002年09月26日(木) 手紙。

今日は郵便受けにいつも以上にチラシが多く、
くたびれ果てて帰宅した私は、乱雑にそれらを取り出す。
・・・ぽとり。
薄っぺらな紙キレ達に混ざっていたのであろう、独特の重みを持ったそれは
私の手からスルリとこぼれて落ちた。
足元で強い存在感を放ち続けるそのブツを、しばらく私はぼんやりと見ていた。
見覚えのある文字。クセのない優しくキレイな。懐かしい文字。
それは、大好きな友達からの手紙だった。

先日、遊びにきていたM。と彼女と私。
この3人は、それぞれ遠く離れていて、時々気まぐれに集まり、
そしてまた連絡を途絶えさせる。でもすごく大切な、不思議な3人。
共通の口座に月々3千円ずつ貯めて旅行に行こうと計画しているが、
なんせ気まぐれ人ばかりなので、お金は貯まるばかり。
もう余裕で海外に飛べる金額だ。

手紙は、2〜3年前までは定期的に来ていた。
A4の封筒に、数ヶ月分の手紙がまとめて入っていて
表には「中身が腐っていたらごめんなさい」と書いてある。
長い長い日記のような手紙。時々、好きな作家さんの詩が書いてあったり。
私はそれを、とても時間をかけて読んでいたが、
全部読み終えた後には、なぜかいつも清々しい気持ちになっていた。
悩んでいても、どこか前向きで強くて優しくて。
彼女はそんな人だった。

そういえば、私も昔はよく手紙を書いたっけ。
ポケベルからメールの時代となり、すっかり忘れ去られた文化。

久々の手紙には、こんなことが書いてあった。
先日、旅先にて便箋を買った彼女。
一緒にいた友人に、「なにに使うの?」と訊かれたそうだ。
もちろん手紙を書くのではないか。
そう答えると、すごく意外がられたらしく、
そこで彼女は気づいたそうだ。
(そうか。手紙を書く私を知ってるのは、あの二人だけなんだ)
そう思ったら、なんだか嬉しくなってまった。

それを読んで、私もまた嬉しい。
なんだか小さな秘密事を共有しているような気持ち。
そうか、彼女の素敵な手紙を知っているのは私たちだけなのか。
すごくすごく得した気分。

今度、私も新しい便箋を買って来よう。
秋らしいものがいいかも知れない。
キーボードにすっかり馴染んだこの指先で、
長い手紙が書けるかな。。。












2002年09月25日(水) 深夜。

深夜2時。
コンビニに行く。
どうしても煙草が欲しくて。
夜の空気はしんとしてつめたい。
ほんの3時間程前に帰ってきた道なのに
全然ちがう空気。
なんだか少しこわい気もして
走り出す私の靴音が夜空に響く。
コンビニは意外に混んでいて
都会の街は眠らないのだとふと思う。
煙草と栄養ドリンク。
なんとも親父クサイ買い物をして
帰路に着く。
私の部屋は空気がぬるくて
どうしようもなくホッとした。
煙草でも吸って、今夜も眠ろう。


2002年09月18日(水) 秋色。

季節の移りゆく時期に
その季節にぴったりな色の、新しい服を着る。
ふふふ。それだけなのになんだか嬉しい楽しい。
らんらんらん♪

新しい自分になれた気がするよ。



2002年09月17日(火) そして、連休明け。

明けてみれば、なんてことのない日常。
違っていたのは心意気。
寝不足に負けず、気合で起きる。
正直、死にそうにきつかった朝。

とりあえずの目標は「謙虚」と「素直」。
それが出来ていたかどうかは別として、久々に肉体労働。
人手不足が見ていられなく「手伝いますよ」と声を掛けた。
「ありがとう!」と感謝されたはいいけれど、
気づけばひとりで黙々作業。・・・あれ?
どんどん帰ってゆく女の子たちを横目にちょっと後悔もしたけれど、
見てみぬふりより一歩前進。まぁいっか。
途中、気性の荒い商管の兄サンらの紛争に巻き込まれつつ、
巻き込まれついでに戦いつつ、なんとかふんばって頑張った。


夜風はすっかり冷たくて、ほんのりどころか実はすっかり秋なのでは?
と、気づいた帰り道。長袖のカットソーが肌になじむ。
最近はなんだかもう悔しいことが多くて。
ジャンルを問わず、いろんな場面で。
わかってもらえないのが悔しくて。
でも本当にわかってないのは実は自分自身だったりするのかも知れなくて。
悔しいと心がスネてしまって、そうなるとますますわかってもらえなくて。
ますますワカラズヤの自分にもなってしまう悪循環。
・・・そうです。だから、私は素直になりたいのです。

明日も頑張る。自分と戦う。



2002年09月16日(月) 3連休。最終日

ものすごい雨が降っていた。
結局、今日から開催のはずのアジアマンスの屋台たちは
雨のせいか殆どが「CLOSED」の看板が下げてある。
私たちは足元をぐちゃぐちゃに濡らしたまま、仕方なく歩き出す。
どうしてもモスが食べたくなって、少し遠かったけれど我慢して歩いた。
食べ終わると、来た道を戻るのが嫌になった。
「それなら、目的を作ろう」と、今度は美味しいケーキ屋さんを目指すことにした。
(食べ物しか目的ないのかよッ、とのツッコミはなしね)
しばらく街をブラブラした後、高速バスの乗り場でMを見送った。
それから電車に乗り、私も帰る。


本当のところ、この連休はひとりで過ごしたい気分だった。
いろんなことに疲れていた。
数日前の電話で、Mが落ち込んでる様子だったのが気になって
ついつい呼んでしまったけれど、それは私のためにも良かったのかも
知れないなぁ、と思う。余計なことを考えずに済んだ。
たくさん笑ったし、たくさん楽しんだ。
それに、時々私がどうしても苦しくなって黙り込んでしまっても
Mが放っておいてくれるのがすごく楽でありがたかった。

しかし、ひとりの時間が戻ると、またいろんなことを思い始めてしまう。
連休前から心に抱えていたモヤモヤとか。
それにプラスして、
昨日のあの時のMに対して優しくなかった自分への後悔とか自己嫌悪とか。
さっきの彼からの電話でどうでもよいことに怒ってしまった自分の我儘さとか。
自己嫌悪とか後悔とか自己嫌悪とか後悔とか。・・・漠然とした不安とか。
それからやっぱり、最初のモヤモヤが戻る。
ループ状態。霧は晴れない。
なんとも表現できないような気分になる。

こんな時、TVっていいよね。
ぼんやりと眺めているだけでも。
ドラマにほろりときたり。コミカルなCMについつい笑ってしまったり。
こんな私は単純に出来ているなぁ、と思う。
それからまた頑張ろうと思ったり。出来る。・・・かな?
いや、思おうよ(笑)頑張ろうってば。

書いてるうちに、だいぶ楽になった気がする。
そう。気分なんて自分次第だ。
明日は笑って過ごします。そしたらきっと、大丈夫。







2002年09月15日(日) 3連休。2日目

目が覚めると昼前で、体調は悪かった。空は曇り。
今日は一日ボケラーと過ごすか、と思っていると
唐突に「パソコン貸して」と、彼女。
見ると、遊園地までの電車賃と入場料を調べている。
「いや、昨日からちゃんと考えてたんだけどね」と彼女は言った。
こういうところがニクいのだ。
私は驚いて、それから嬉しくて嬉しくて、
正直言うと、やっぱり体調は悪かったけれど、こっそり薬を飲んだ。

遊園地に着く頃には2時も過ぎていたので、
私たちはポイント責めでいくことにした。もちろん絶叫マシーンのね。
彼女は「絶叫マシーンは得意ではないけど、好きだ」と
ワケのわからないことを言う。「試練を乗り越えた」気分になるらしい。
「あんたMやろ」と私は笑った。

スピードと回転と急降下と。
私たちは次々と「試練」を乗り越えた。
面白かったものは、続けて2回乗ったりした。
移動の際にはポテトやクレープも忘れずに食べた(笑)
遊園地は久々だったけれど、以前に乗って「大したことない」
と思っていたアトラクションが全然大したことがあって、
もうトシかな・・・と、なんとなく思ってしまった。
そうそう。ホントに。前はゲラゲラ笑いながら乗ってたもん。
今回、声を失う場面が多かった。


ぐるぐると回りながら、ぼんやりと曇った空を見た。
空を飛ぶ感覚。空から落ちる感覚。
落ちる瞬間に見たのはメリーゴーラウンド。
すぐにまた飛び立つ。
心を無にして、世界がまわるのを見ていた。
私が欲しかったのは、こういう瞬間。
なにも考えない瞬間。





2002年09月14日(土) 3連休。1日目

カフェのオープンテラスに彼女はいて、
遅れてきた私はその向かい側のイスにドカリと座り込み
唐突に「明日、遊園地に行こうよ」と言ってみた。
晴れた午後。風の吹くビル街。見上げるとビルの天辺に青空。
彼女は一瞬眉をひそめたが、聞こえないふりをしたかったのか
「飲む?」とプラスチックのコップに入ったカフェラテを差し出した。
ひとくち飲むとそれはとても甘く、察した彼女は「血糖値が下がった」
のだと言い訳した。
「いや、ところで遊園地に行きたいんだけど」
もう一度言うと、今度はあからさまに嫌な顔をして
「まーじーでー?」と彼女は言う。
「うん。まじで」と私は言い、それから「行きたい行きたい行きたい〜!!」と
足をバタバタとさせた。
しかしそれは、「若いふりはやめなさい」との一言で却下される。

今日の目的、というのがアジアマンスという催しもので
アジア各地の名物料理が屋台で食べることが出来るというもの。
・・・だったはずが。会場前で愕然。それは明後日からの開催だった。
「ちゃんと調べて来いよ〜〜」と、私。
「だって、三連休から始まるって思ったんだもん〜〜」と、彼女。
でも正直、私はそのことはどうでもよくて。
「アジア〜〜〜」と、しつこくうめいていたのは彼女のほうで。
「じゃ、夜は沖縄料理食べに行こうよ」すべては私のひとことで解決。
あぁ食欲の秋。

では、これからどうしようか。となった時、
「家でゴロゴロしたい」と、言い出す彼女。
「せっかく出てきたのに?」と、怒る私。
しかし、「40分も遅れてきたくせに」の言葉に完敗。
仕方なく、帰る電車に乗る。
電車の中で、どちらからともなく「やっぱ、オケる?」と言い出す。
近所の200円カラオケ。
2時間歌って、腹が減らない。仕方がないので延長。
すべては沖縄料理を美味しく食べるため。


そんなこんなで、気まぐれに連休1日目は過ぎてゆく。
・・・遊園地はすっかり諦めモード。




2002年09月13日(金) 結論。

あれこれ悩んだり、苦しんだりしたあげく、
心をまっさらにしてみて気がついたことは。
私に足りてなかったのは「素直さ」。

素直になりたい。
私は素直になりたいです。





2002年09月11日(水) Mからの電話。

昨夜の月は、ほそーく細く、ほんのり赤く。
今夜の月は、ちょっぴり太ってその赤みを増していた。
・・・歯車が狂い始めたのか?
いや、むしろこれまでがうまくいきすぎていたのだ。
本来ならば、これが普通なのかもしれない。私にしてみれば。
帰り道、ボケッと空を見上げつつそんなことをふと思う。
とりあえず初心に戻ろうと思って、規則正しい生活を決心するも
携帯が鳴る。液晶の名前を見て、長電話の予感。
あぁ規則正しいのは明日からにしよう。

Mからの電話は久し振りのこと。
Mは私の親友。離れてるし時々しか逢わないし話さないけど、
それでも親友と呼んでしまうのは何故か。
身近にもっと親しい友人もいるのに、
「親友」という言葉は彼女にしか使ったことがない。何故か。
彼女が私のことをどう思っているのかは知らないけれど。

とりあえず、Mは酔っ払っていた。
ケラケラと笑いながら、わけのわからないことばかり言うので
私もわざと暴言を吐きつつ、彼女の心中を探っていた。
絶対にこれは落ち込んでるなと直感した。

予想通りに電話は長くなってしまった。
携帯の充電は切れてしまったのに、家の電話でまた語り始める。
彼女と話していると、いつも不思議な世界に迷い込んでしまったような
気分にもなる。一種の宗教観のような。
Mは少し不思議な子で、独特の世界観を持っていた。
根本的なところから違っていたりするので、話しているうちに
なにが普通でなにが普通じゃないのかわからなくなってしまう。
所詮、私やその他大勢の持つ常識や概念なんていうのは、
TVだとか小説だとかそういったものに影響されているに
過ぎないのかもしれないなぁなんてことも思ったりする。
だからといっても、彼女はいたって普通の子なのだけど。

共通の部分はもちろんあって。
でも違う部分もたくさんあって。
だから、私たちは互いに「目からウロコ」な話を吸収しあって
なんとなくだけど目の前の道を切り開いたような気分になる。
うん。なんか納得した。本当になんとなくだけど。
戦いは明日から。
ただしそれは寝不足をともなって(苦笑)
あぁ、頑張らなくては。







2002年09月10日(火) 伝わらない。

言葉が伝わらない。
気持ちが伝わらない。
大好きなのに、なんでだろうね。
悔しくって悲しくって
今夜はフテ寝。

おやすみバイバイ!



2002年09月09日(月) 秋のご予定。

会社帰りに旅行会社に寄った。
10月に、母と姉を連れて湯布院にでも行ってこようと思う。
とりあえず、宿がとれて良かった。
この時期、どこもいっぱいみたい。ギリギリセーフってとこです。


〜友達来たる・番外編〜
真夜中過ぎ、なかなか寝付けなかった友達のひとりが見た光景。
黙っていればかなりの美人なYの口開け・半目・大の字の寝姿。
しかも首にタオル。(し、死んでる?)
寝顔は普通なのに、独り言のような寝言。
そうして枕元に置いていた折りたたみ式の携帯をひたすらに
カチャカチャ延々と開け閉めしながら眠りつづける私。(む、夢遊病?)
それはそれは恐ろしい光景だったそうな。
自前のカメラがあったら是非是非撮って見せたい光景だったと
彼女は熱弁していたが、ンなもん見たくないってば!



2002年09月08日(日) 友達来たる。

二日間、友達がふたり来ていた。
街をブラブラ買い物したり。
沖縄居酒屋で「ソーミンチャンプルうますぎ〜ッ」と
がっつきながら、まったり泡盛ベースのカクテル飲んだり。
一日中遊んでいたので、帰り道にはすっかりぐったりな
私たちでしたが、家に帰り着くなり復活。
あつかましくずうずうしい我が友のワガママ放題に
キーッとキレまくりながらもお世話係りの私。
神サマ、私は友達の選び方を間違ったのでしょーか?(涙)
しかし翌日のランチの会計時には絶対に私に払わせようとしない我が友。
そうして、夕方に別れた後には携帯メールにて、しおらしいお礼の言葉の数々。
そういったフォローを忘れないニクい奴ら。
神サマ、やっぱり私は間違ってはいなかったのですね!(涙)
今日もダマされ、デコラはゆく。

友達が帰ると、部屋に一人の時間が戻る。
淋しい、とは思わないけれど、ふと
生まれ育った場所から離れたこの街で、ひとり働き暮らしている今を
少し不思議に感じた。



2002年09月03日(火) 危機管理。

週末に地元友達がふたり遊びにくる。
ひとりは地元から。もうひとりは小倉から。
小倉在住の友達が土曜からの予定を自分だけ金曜からにしたい、と言い出した。
「あんまり自宅に居たくないんだよねー」と気になる発言。
聞くと、ものすごい恐い体験をしたらしい。

1週間程前のこと。
彼女は自宅に女友達を集めてワイワイ楽しい時間を過ごしていたらしい。
すると、深夜なのにドアチャイムが鳴る。
騒ぎすぎたかな、と恐る恐るインターホンに出ると頼んだ覚えのないピザの配達。
頼んでないですよ。そう伝えると、相手はタメ口でなにやらモゴモゴ言う。
不審に思った彼女は、新聞受けからそぅっと外を覗いてみた。
すると、同じくこちらを覗き見ている男と目が合った。
!!!!!(T□T)
それだけでも恐いのに、その後も男はアパートの周りにいて
友達らは電気を消して外の様子を伺っていたところ
出窓の擦りガラスの向こうに、二人の男の人影が・・・。
しかもシンナーを吸っているらしく、ビニールを口にあてている影が
はっきりと見えたのだそうだ。
・・・私は電話でその話を聞きながら、開け広げてた窓を閉めドアチェーンをかけた。
結局、大声で警察に電話をしたところ男たちは逃げていったらしいのだけど、
肝心な警察はそこまで真剣にとりあってくれるわけでもなく。
結局私たちは、自分の身は自分で守るしかないのだろうか。
この1週間、友達は知人の家を泊まり歩いていたそうで、
昨日からようやく一人で自宅で過ごすことができているらしい。
こ、こ、こ、こわい〜〜〜(;>_<;)
他人事には思えなかった。
私も以前に住んでいたマンションでは下着泥棒に遭ったり
窓ガラスがパチンコ玉でヒビを入れられたり、時々無言電話があったりしていた。
今のとこでも、泊まりにきていた友達が夜中にドアノブがまわっているのを
目撃している。(←めっちゃ、コワイ)
でも、正直最近はそんなことも忘れていた。
夜に窓を開けるわ、ドアチェーンかけ忘れるわ。夜道も平気で歩くし。
「あんたのそういうところが甘い」
友達が言った。危機管理がなってない、と。そうして彼女も人のことは言えていない。
そもそも私たちは、そういうことに欠けている。
玄関を開けたまま外出するのが当たり前な田舎に生まれ育ったのだから。
夜は暗いのが当たり前で、オバケの心配はしたことはあっても、
人に害を与えられるかもしれないという警戒心なんて微塵もなかった。
「まぁ、あんたも気をつけりーねー」
そう言って彼女は、私を散々恐がらせておいて、眠くなったと電話を切った。
しかもその数十分後に「やっぱり用事が出来たから最初の予定通りに土曜から行くわ」とのメール。
・・・・・(--;)
ポツリと残された私は、なんだか恐ろしい気分のままで、
微かな物音にもいちいちビクビクと過ごしている今夜である。




2002年09月02日(月) 月曜日。

台風の心配があったわりに。
あっさりと飛行機は飛んで、無事に東京へ行って来ました。
いつも思うのだけど、東京って大きいな。
ずっと向こうの方まで、都会の街が続いてる。
それは、せつないくらいです。
・・・なーんて、田舎モノの戯言(笑)

今回、初のひとりで東京旅。
いつもは仕事だったり友達が一緒だったりしたから、
正直ひとりは不安でした。イイ歳してナンですが(笑)

でも、ひとりで知らない街にいる。
という感覚は、嫌いじゃない。
いろんなことを感じてました。
いろんな言葉が心の中を舞い狂いました。

しかし。
月曜日という日は、あっさりと現実。
いつもの日常。
それも嫌いじゃないけれど。
帰る場所があってこその旅。ですね。
昨日までの時間は夢の中。

でも、帰りの飛行機の中から見た景色は今も忘れない。
地平線上に広がる夕陽のオレンジ。
その上にはネイビーブルーのグラデーション。
てっぺんはもう夜の色をしていて、そこには一番星がポツリ。
絵に描いたような色彩。
地上ではもうきっと終わっているはずの夕焼けを、
追いかけるように飛行機は飛んでいた。
まるで、今日という日に「行かないで」と叫んでいるかのように。





decora