迷い心


2003年12月31日(水) もういいよ

自分がわからない

何を考え
何を求めてるのか

どう生きたいんだろう
どうされたいんだろう

自分に正直に生きているつもりが何かを殺して
たまにわからない涙が流れる
たまに叫びが嗚咽が漏れる

助けて
助けて

誰に求めれば良いの?
足掻いてもだえて何が手に入る?
何を与えられる?

何もない
何も残らない
何かを求められて
何も出せない
何も与えられない
何も
何も
何も

痛い
痛い
空腹の様な痛みが
飢餓に似た痛みが
空虚な胸を埋める

吐こうとしたところで何も出てきやしない


もう

何もわからないよ
何もいいよ

終わらせて




2003年12月29日(月)

交差する感情

自分に嫌気が差す


いや、嫌気などとうの昔に

浮かぶ嘲笑

まだ余裕があるのか


凍てついてるのか
壊れたのか
無くなったのか

元から無いのか


感情に何かが殺される

自分がわからない




2003年12月18日(木) なれるさ

痛むほど噛み締めて
凍てつく中歩き続けて
守り続けた
一粒の種子

暖かい陽と
たっぷりの潤い

あとは待つだけだよ

もう少し耐えて
愛情を感じて

少しずつ
溶かされて


泣きたくなるほど
嬉しくて
切なくて
羨ましい




2003年12月06日(土) 夢と飢餓と無味と

目的も無く眠り
不感の飢餓を恐れ
無味無臭をただ食す

生活から色が消えていき
エキストラは一人一人舞台から去り
開け放ったドアから刺す光が埃を浮き上がらせる

街をさまよい
一夜の温もりを求る


一人が怖いが
居場所が無い場所に居るのも
一人だ


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仁 [MAIL] [My追加]