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| 2009年07月31日(金) | 妄想ヒートアップ |
母が子どもの頃遊んだお人形の
袷の着物があります。
お雛様と一緒に飾った立派な市松人形は
触れることを許されなかったらしいですが
それとは別に大きなお人形があって
たくさんの着物をおばあさんが縫ってくれたのだそうです。
（おばあさんは私の曾祖母）
ひな人形は年月に耐えて
伯母の家にいまも保管されていますが
市松人形や、大きなお人形は朽ちていたようです。
でも、着物が一枚だけ残っていて
それは私の祖母が縫ったものらしく化繊のようです。
化繊だったから虫や湿気に耐えたのかもしれません。
身長６０センチのお人形に着せてみたら
丈がぴったりでした。
市松人形の大きさでいえば１８号サイズなのかも。
写真では色鮮やかに映っていますが
染みや色あせがあって
お人形に着せるとすすけた印象になってしまいます。
帯で隠れる部分や後ろの方は
とても綺麗な色が残っています。
７０年も前のお人形の着物を見ていたら
なんだかたまらない気持ちになって
和裁の本を引っ張り出したり
市松人形の着物の作り方の本を取り寄せたりして
これはひとつ、市松風のお人形を作ってみなくちゃという
気持ちになってしまいました。
まずはお人形を作り、それから着物を縫うことにします。
手元にある材料で、じっくり楽しんでいければいいなと思います。
| 2009年07月26日(日) | できた♪ |
心の中に棲んでいる人形を
作れたらいいのにと
子どもの頃から思い続けていました。
30年前、母がくれた雑誌の記事をみて
この作り方なら一歩踏み込めるかもと思いつつ
人形は「失敗した」と言えない怖さもあり
ずっと逃げてきたけれど
ちょっとしたきっかけがあって
一歩踏み込んでみようかなと．．．．
作り方の説明を良く読んで
なるべく忠実に作業をするようにして
これからのことを考えながら
できるだけ丁寧に作りました。
昔、私は、思い通りでないお人形を持ち続けるのか辛く
発作的に、人様に差しあげることで
人形から逃げていました。
そのことを知っている母が
しきりに警戒するので
今日出来上がったお人形は母にプレゼントすることにしました。
今日はとても心が軽い。
| 2009年07月24日(金) | ギャザー |
チビ助の夏休みが始まって
チビ助は毎日プールが楽しみなのに
お天気が良くないので残念です。
曇りや雨が続いているので
せっかくの日食もテレビで観るだけでした。
風が吹いたり低気圧に覆われると
父の調子が良くなくて
右往左往することが多くて落ち着きません。
でも、父も発熱したりするわけではないので
これはこれで、まぁまぁの体調なのかも知れません。
私は地味に人形制作を続けています。
今は衣装作りです。
ドレスといえば、それはひたすらギャザーを寄せること。
もらい物の化繊の着物を解いてドレスを縫ってるのですが
これが、実に張りのある美しい生地で
縫いやすいし、見事なフリルが出来るので嬉しいです。
今日はドレスをふくらませるペチコートを縫いました。
もう少しで作業終了です。
今回は手書きの瞳だったのですが
これだと思い通りのお顔にならないとハッキリわかりました。
この子はこの子でとても可愛い。
この子のお陰でたくさんのことを学んだから
手抜きをしないで衣装を仕上げたいと思います。
| 2009年07月19日(日) | 夢の中で |
母が小さな女の子が動き回る夢を見ているそうで．．．．
（もともと現実を引きずって
更に荒唐無稽な夢をみている人なんだけど）
どうも、私が制作中のお人形が
動き回っているらしい．．．．
今日は二日がかりで肌着ができたところです。
そろそろ髪をつけてあげないと．．．
（今は毛糸の束をのせてハンカチで押さえています）
母が子どもの頃、ひな祭りの時にだけ遊んだ
大きな着せ替え人形の袷の着物を
このお人形に着せてみました。
丈がぴったりでした。
たくさんあった着物のうちのたった一枚の生き残りだそうです。
このお人形を早く仕上げて
母に着物をきたお人形を作ってあげたいな、ってふと思いました。
とはいえ、和裁．．．．
思いつきでは取り組めないですよねぇ．．．
| 2009年07月15日(水) | 身長約６０センチ |
長年作ってみたかった手法で人形を制作しています。
かれこれ二週間かかって
ボディができあがりました。
髪をどんなふうにするか
どんな衣装を着せるか
かわいい表情が出せるか
楽しみが続きます。
参考にしている作り方は
３０年前の婦人雑誌に載っていた記事です。
市松さんのような抱き人形です。
でも、私には着物をあつらえることができないので
ドレスをつくることになると思います。
参考にした記事と
その記事の作者の作品集です。
| 2009年07月14日(火) | 目覚めの時 |
昨日は風が吹き荒れて
そのせいか、父の調子が悪くて
痰が多くなって咳き込んで
胸が苦しいと訴えていました。
夜半から落ち着いたようで
朝、父はぐっすり眠り込んでいました。
おとうさん、おはよう
んぁ？
よく眠ってたねー
もう朝ごはんだよ
昨日は苦しかったけど
今はどうかな？
どぉこぉもむあんともぅあいよ
きっと深く眠っていて
発語が難しいってことを
忘れちゃってたのかなーー
不明瞭な発音だけど
するすると言葉が出てきたので嬉しかったな。
| 2009年07月06日(月) | お人形 |
あれこれ思うことはあるものの
迷っているよりは
手を動かした方がいいだろうということで
お人形を作ってみました。
型紙はオリジナルです。
頭の部分の作り方はウォルドルフ人形の作り方が一番近いかも。
森の妖精風に作りたくて
蜘蛛の巣のようなチュニックを編んで着せたかったのですが
こちらがなかなか進まず
並行していろんなお人形制作の技法を調べているうちに
もう少し踏み込んだ制作をしてみたくなって
今はそちらの方の試作中です。
この子の身長は３０�僂�らいかな．．？
今度、美容師のお友だちがヘアをいじってくれるそうです。
ポストに坐らせて全身を撮影しました。
| 2009年07月01日(水) | この頃．．．． |
父の体調が安定したので
今日は久しぶりにディサービスに行き
入浴させてもらうことになりました。
父が出かけたあと、
母とふたりでゆっくりコーヒーを飲みました。
父が退院してから三週間余り
父の体調不良で母は外出ができませんでした。
今日は遠出ができれば、と思いましたけれど
郵便局の用事が思いのほか時間がかかってしまいました。
しかたなくちょっと足を伸ばして
いつもとは違うショッピングセンターに行ってみることにしました。
こういうときにちょっとしたレストランでランチ、
なんてことが出来れば良いのですが
無調法な私のことであり
運転もやっとの身の上では
ショッピングセンターが関の山なのね。
でもまぁ、私はなかなか行けない手芸の専門店に立ち寄り
縫いぐるみの詰め物にする「木毛」を手に入れることが出来て
それから家族の夏物の衣料品をお安く買うことができました。
「木毛」というのは、木を薄く細く削ったもので
最近ではあまりお目にかからない素材なのですが
これで試してみたい技法があるのです。
うまく使いこなせれば良いけれど．．．どうなることやら。
お買い物をして早めに帰宅して
夕方は男の子たちが三人遊びに来て
嬉しげに騒いだり揉めたりして元気に過ごしました。
そのあとチビ助の宿題を見てやらねばならず
それが、漢字の書き取りのまとめやら算数の簡単な統計で、
つきっきりでないと
チビ助が煮詰まってキーキーわめくので始末が悪い。
実は昨夜もチビ助の宿題にかかりっきりで
七時過ぎまで夕ご飯のお支度に取りかかれない始末で
それがまた今日も同じようなことになってしまって辟易。
夏休みの前のまとめの時期になったからなのか
ゆとり教育のひずみ解消のための
カリキュラムの変更のためゆとりを失ったものなのか
とにかく目の前のモンダイ解決をするしかないのです。
これからはチビ助が宿題にとりかかる前に
夕ご飯の仕込みを済ませておかねばならないのか．．．．？
．．．．
そんなことになったら
私のなけなしの制作の時間がなくなっちゃうではないか．．．（×_×）
朝と夕方、父の手当と食事のお支度とが重なって
むちゃくちゃ忙しいのは確かで
制作の時間を僅かでも確保しないと
私の心のバランスが取れないので何か手を打たないと、と思う
今日この頃なのでした．．．っていうか
忙しいときほど逃避したくなるせいか
制作の意欲が増進するのよねぇ．．．
時間のゆとりがあるときはさぼっちゃう一方なのね。てへっ
