くるくるくろりくくろにくる
いんでっくすふるいのあたらしいの


2002年10月28日(月) 8年

多分もう一生逢わないであろう女性。
そんな人が出てくる夢を見た。

所謂悪夢の類だが、ビックリしたのは彼女がしっかり老けていたこと。

最後に見かけてから8年経っているのだが、今朝見た夢の中の彼女はしっかり8年分老けていた。勿論、夢の中でも『ああ、この人も随分と歳をとったなぁ』と思っていた。
朝方の夢は正夢だと言うが、本当にそうなんだろうなぁと思えるほどリアルな像だった。髪の痛み方、肌のツヤが無くシミが目立つ感じ、顎のラインの弛み、そして何より声が少し低くなっているところなんざ、如何に私の好意の欠如を以ってしても想像出来ないでしょうよ。

昔のままで夢に出てくる人はいっぱい居るのに、イヤ、寧ろ普通はそれしか見られないのになぁ。不思議だなぁ。

嫌な夢だったけど貴重な体験ってことで良しとする。


2002年10月26日(土)

白髪が気になる。

本当に最近増えてきた。しかも前髪のあたりから。一番自分で見えて気になる箇所じゃないですか。

実際は真っ白になる事に抵抗は無いのだが、この生えて来てオバQのように立ってしまっている短い毛が目立って嫌なのよね。
早く長くなれっちゅうーにと突っ込みを入れるも、何とかなるわけじゃなし、抜いてもそれは数ヵ月後に繰り返すイタチゴッコだもん。何か策を講じよう。

ま、手っ取り早くヘアカラーっつーやつに手を出してみた。

ヘアマニキュアは何度かしたことがあるけど、カラーは初めて。
脱色することに若干の抵抗もあるにはあったが、今回は白髪を何とかしたい気持ちが勝ち。

そのくせ、何色にするかとか具体的な事を何にも決めて行かなかったから、例によって美容師を梃子摺らせる。まぁ、むこうももう慣れっこだろうが…

で、見事に錆びました。

まだまだ初めての事があるって何かちょっと嬉しい。



2002年10月21日(月) ある告白

商店街で「石焼芋」のノボリを見かけた。
ちょっと寒くなって来たからか。

そう言えば先日友人と酒を飲んでいた時、石焼芋が大好きな子供を演じていたということを告白してみた。

幼い頃から「い〜しーやき〜もー」の声を聞くとソワソワし、親にせがみ、ねだり、そして走り出る、を繰り返してきた。が、そんな手順を繰り返してきた割には、いざ食べるとなると苦痛で仕方が無かった。
実際、甘い物を好まず、尚且つ口内の水分を奪っていく咽に詰まるタイプの食い物が嫌いな子供だった。故に幼少時はドーナッツ・蒸しパンが嫌いでラスクの類は食えかったと記憶している。バームクーヘンも年輪で剥がして食べる事が出来なければ嫌いだったろうなぁ。

そんな私が何故?

何かを覆い隠す為にベタな子供で在り続ける為に石焼芋を買い続けていたのだろうか?何か格好良い匂いがする…と思ったが、
冷静に考察すると、石焼芋が好きなのではなく石焼芋を「買うのが好き」な子供だったということに気が付いた。気が付いちゃった。

石から掘り出される芋。
おもちゃのようなバネ秤。
薪で燃えている釜。

あれが見たかったのか。なんだ全く普通の子供だ。

しかも買わせた挙句に食わないじゃー親の逆鱗に触れますわなぁ。
そんじゃ我慢して食うわ。そうかそうかそう言うことか。

そんなことの為に「この子は本当に石焼芋が大好きだった」などと親に記憶されているとうのはなんか悔しい気がする。そんな話なら、仮にデマでも「この子は餅を一升食った」なんて話のほうが天才の片鱗を覗かせるってもんだ。


2002年10月17日(木) 暴れちゃえ!

お兄ちゃん頑張れと思う。

時間とは正当に怒る事さえも奪っていく。残酷だな。

突出した感情を寸分違わず突出させたままで生きていくのは、非常に草臥れることなのね。これはねぇ本当に安定剤飲んでヘロヘロしていないと生活出来ねーって思う。

そうは言っても、人は生きていかなければならないので、自己防衛のためにも色々な物をしまっていくし、で、結局怒りは風化しそうになるのよね。

怒りを持続させる為に生活を続ける。
でもその生活を続けるにあたって怒りの感情の地均しが行われる。

本末転倒のようだが最善の方法。

そんな中にあってお兄ちゃんの不機嫌な表情がやけに印象的だ。

私の弟がそんな状況で帰ってきたら、取り合えず胸のバッチは毟り取って、派手な兄弟ゲンカをかますと思う。

泣いて鼻水垂らしながら母親に止められるっていう小学生レベルのケンかが理想。




2002年10月14日(月) 月を目指して

珍しく酒の回りがよろしくなかった昨晩。
体調が良くなかったのか、連休中の食生活のと言うか生活そのものの不摂生の賜物か…
が、就寝前に流し込んだ某内服液のおかげで元気なお目覚め。

ちっきしょー今日も良い天気じゃねーか。
一昨日は布団、昨日はGパン、だもんで今日はクッションと座布団が干される番だ。そんなこんなで日向で読書。CDをとっかえひっかえ。で、気が付きゃ夕方っていうか夜。

急に思い出して、冷蔵庫を満たすべく1週間分の食料調達に閉店際のスーパーへ。

この季節は大型スーパーの駐車場が気持ちよくって好きさ。
閉店間際だから車も少なく本当にだだっ広い。
湿度の少ない風が吹いてくる。
見上げればちょっと膨らんだ半月。半分のくせにやけに明るい。
雲は一つも無い。

こうなったらルーフを開けて満足行くまで月を愛でようと思うのが人情。
BGMは今マイブーム中のTahiti80だし、思いのままだ。

西へ西へ西へ…

飽きたら左に曲がって

南へ南へ南へ…

思ったより早く海へ辿り着いた。

海岸沿いの通りを流して帰路につく。

9時半には帰宅しているはずが11時半かい。

牛乳がぬるくなっていた。


2002年10月13日(日) べたはーふ

相方ってやつは良くも悪くも自己の付加価値になるわけで。

恋人より夫婦のほうがその辺シビアに難儀だろうなぁ。
自分の人生設計の中にその相方を組み入れることで、相手の人格から性質、記憶に至るすべて受け入れていることになるわけだ。世間的には。

自己の評価がそこでプラスにもなるしマイナスにもなる。

夫婦の間のことなんて完全に閉じた世界の事だから第三者がとやかく言うことではないのだが、ペアで社会的な交遊を持つ場合はそうも言っていられない。

2人がどんな2人としてパブリックに受け止められているか、又、受け止められるべきか、ある程度責任を持たなくちゃいけないと私は思う。

その上で、一個人としての評価がプラスになるような関係が理想。


あの夫婦のことは具体的に何も知りませんが、かっこいい夫婦という括りには未だ成っていないようで…

つまり、コーヒーのCMの男がどんなに良い男っぷりを発揮して雰囲気を作ってもさぁ、こいつの嫁ってあいつなんだよなぁと思ってしまうってこと。

うーん。別にファンではないしかっこいいとも思わないけど、ある一時期の人気の波から確実に評価が下がってしまった感が否めないのがなんだか可愛そうで。

ま、どうということもないんですけどね。


2002年10月12日(土) GUNDAM SEED?

土曜日の午後6時って、何だかアニメを見ている率が高いんだなぁ。
なんか、そのチャンネルになっているっていうか、ハンター×ハンター?コジコジ?そのへんを見ていた時の習慣のまま。

それで、何の前準備もなくイキナリ一番新しいガンダムを見ることとなる。

どうでもいいけどさぁ、最近のアニメのキャラは全部子供顔(顎が小さくて目が中心に在ってデカイ)なんだよね。どっちがどっちに近づいているんだか判らないけどそんなアニメ顔の若者が増えていて気持ち悪い。私は子供顔って結構ダメ。
(顔が幼いとか欧米人のように頭が小さいと言う意味じゃない)
それが、子供を表すスタイルであれば何の問題もないのだけど、10代後半ですらそんな顔ってちょっとなぁ。成長してない、しない、する必要がない、って事でしょう?怖くて気持ち悪い。ちっともかっこよくない。

基本的に顎が小さい奴を信用しないことにしてる。性質が子供で我儘だと思って間違いないから。(これが意外あたるから怖いよ)

ま、子供が主人公じゃしょうがないのか。我慢しよう。(いや、見なければいいのだが)

GUNDAMのファースト以降の女性キャラの性格が(正確に言うと、ファーストもそれほど好きではない)どうも納得いくものが無いっていうか大嫌いだったのだが、今回もそうなりそうな立ち居振舞い三昧。

しかも、仮面を付けた金髪がいる!しかも台詞が常に〜なのだ調だ!
これで機体が赤かったらかなりヤバイことになりそうだ。

しかし、ガンダムだらけなのね。敵も味方もガンダム。
○○ガンダム、××ガンダム、△△ガンダム。

ガンダムはザクの人気で今日の地位を得たという過去を全て拭い去り捨て去ったということなのだね?


2002年10月11日(金) 己の評価

左手の調子がおかしくなってから1週間。

軽い腱鞘炎の再発ってな感じ。

重いものを手首を上にして持つことが出来ない。
当初はシップもしていたが、現在は保定の為だけに包帯を巻いている。
親指の動きが不自由だと、如何に左手といえども生活が少々しにくいのが現状。

洗髪、ボタン閉め、靴の紐、通常より時間がかかってしまう。

それなりに労わられるべき立場にあるように思っていたのだが、どうも誤解があったようだ。

誰かを殴った------7人
ゲームのしすぎ----3人
自殺未遂---------1人

以上が私に左手の包帯の理由を尋ねて来た内容。

何だかなぁ…


ところで包帯のおかげで左手にはめられなくなった腕時計を無理矢理右手にはめたら、クルクル回ってしまって困っちゃいました。
同じだと思っていたのに、右手首のほうが細いなんて…
なんか左手首に騙されていた感じ。
直ったら左手首君はサイズダウンエクササイズを、とも思ったが再び時計がクルクル回ってしまうので現状維持で許す。


2002年10月08日(火) NYドラマのリアリティ

久しぶりにドラマを見られそうな時間に帰宅できた。

それもこれも投げやりな状態だからかな。いかんなぁと反省。いや反省しない。するわけがない。仕事に対してのスタンスは間違ってないから。

火曜日だったのでサード・ウォッチ3を見る。(WOWOW)
放映シーズンの本国とのズレが少ないのだろうか、既に9月11日以降の設定で話が動いていた。
しかし、どうなんだろうなぁ。
日曜日に実際のNYFDの活動を見てしまった後だと、何か上っ面をなぞっているようで、しっくり来なかった。皆細いんだもん。あの瓦礫の雨の中から絶対に生きて出てこれなさそうだ。
製作スタッフも悩んだとは思う。NYが舞台のドラマを動かしていくにあたってリアリティを何処まで注入するかをね。フレンズはその辺を切り捨てる方向を選んだようだ。なんせ全米No.1コメディですから。(サード…は因みにヒューマン・レスキュー・ドラマだそうだ)
全米で大人気番組のスタイリッシュコメディであるところのSex & The Cityはどうなんだろう?リアルなNY暮らしが売りだからなぁ。

とどのつまり、10ブロック向こうで何千人死んでも、こちらに日常が在る限り人は生活していかなければならないしそうするって事。
NY舞台のドラマが製作を続けていること。
放映を止めないこと。

この事実が真のリアリティ。

日本では有り得ない。きっと、打ち切りだろうな。


2002年10月07日(月) 久しぶりにCD購入

Tahiti80ってどうも私向きなんじゃないかと一部で言われていたが、何度試聴しても「かすってるんだけどなぁ」どまりだったから、今回もあんまり期待していなかったわけで…
視聴したのも実は番号間違えてplayボタンを押していたって落ち。
しかし、まんまと2曲目に心鷲掴みされ敢え無く購入へと至ってみた。

うーん、今回のアルバムは見事のまでにストライクゾーンだ。

誰か彼らに私の嗜好を教えたんじゃないか?と疑いたくなるぐらい。


2002年10月06日(日) 再びZERO

どうして日曜日の深夜にあんなドキュメンタリーをやっちゃうのかなぁ。

明日は月曜日だって言うのに見ちゃうじゃないか。

おかげで就寝は2時過ぎ。
つーても起きたのが午後5時だから仕方がないか。見事な昼夜逆転。
この時差ぼけを1週間かけて矯正していくわけだが、直った時には再び週末になっていて…
こんな生活の繰り返しだな。

今日のドキュメンタリーはあの時カメラはビルの中に居たってやつね。

新人消防士が一人前に成るまでっていう趣旨のドキュメンタリーを作成するつもりの兄弟カメラマンが、たまたまあの日に行動を共にしていた消防士と一緒に貿易センタービルに駆けつけてから崩壊直前に脱出するまでに収めた生々しい映像。

映像ではなかったけど、ビルから飛び降りて叩きつけられる衝撃音が一番生々しかった。
あの音が響いた瞬間の強張った消防士達の顔を忘れることは出来そうもない。

ビルが崩壊する前には、そんな事が呆れるほど沢山合っだろう…

あえて報道されなかった部分。

良くも悪くも私は人の死から目をそらすことが出来なくなっているなと思う。


くろりく |MAIL

My追加