めぐたれ暦。 |
| (((・∀・))) | 明日。>> |
2002年06月25日(火) >> にかいめの初体験。
「ゴハン食べた?」
「お水飲んだ?」
「今日は一日何してた?」
ご帰宅早々、毎日同じ質問を繰り返すだりん。
・・・心配かけてるなぁ。。。(鬱。)
そしてこの季節
そんな貧血脱水めぐのイチバンの敵は、熱射病。
モチロンおでかけには、お帽子が必須なのデス。
アップにするのがスキなヘアも、お帽子用に改良。
今日はお帽子との雰囲気に合わせて、チェックのひらひらロングスカート。
お散歩には欠かせないMDウォークマンと
(タマに本体のみで持ち歩いているので)MDケースもちゃんと持って
よし!
と。今日はヤケに暑い。
あまりの日差しに「タンクトップはマズかったかなぁ。。。」トカ思ってたら
ふと窓ガラスに映っためぐの姿にはお帽子ナッシング。
「やーん。忘れてきちゃったんだぁ!」
我が道を思いっきり闊歩した年齢不詳キャラと突然の奇声に驚いたのか
何気に乗ったバスに臨席した初老の女性がコチラを見ていた。
無言で会釈を交わしてカラ、ちょっとダケ落ち込んでみた。
「どうしよう。バス降りても、クリニックまではちょっと歩くよねぇ。
デモ10分はかからないから、何とか大丈夫カナぁ?
ケド今日はだりんもお休みだし
帰ってからマタお熱出しちゃうってのもナンだしなぁ×××」
なぁんて考え込んでたら
クリニックの近所に、総合生活量販店があったのを思い出した。
「そうだ!ソコで
・・・お帽子、買うの?」
部屋には、日よけ用のお帽子がいくつかある。
例えコレ以上増やしたとしても、使い切れない可能性が無きにしも非ず。
ソレに
普段から感性で購入してしまうお帽子と
ヤハリ感性とインスピレーションで揃えてしまっているお洋服のスタイルが合わせられなくて
出掛けに右往左往してしまう事もしばしば。
暫く悩んでみてから、日傘を購入してみることにした。
実はめぐ、日傘がキライだったのデスよ。
ってゆーか。
自らを“雨具”と名乗るワリには
いっつも中途半端に濡らしてくれやがるカサの存在自体が、あまりスキではなかったのね。
そんな延長線上で、日傘がニガテだったのデス。
なので
ちょっと思い切って購入したのは
そんな日傘っぽく見えなくって、晴雨兼用のヤツ。
ソフトピンクの生地に、ダークカラーの花の刺繍が一筆書きでフチ取ってあるの。
さて。開いてみよう。
って。
・・・開かない。
正確には
骨が反対側に開いていて、カサとしてのビジュアルを保たずに開いてしまっている。
「・・・一体ナニ!?」
日頃からカサを所持するのがキライなめぐりん。
どうしても必要なトキには、取っ手の丸まったモノを好むのデス。
使わない時に腕に引っ掛けて振り回していられるように。
そんなめぐのはぢめての日傘。
よりによって折りたたみ。
そう。
単にめぐが
折りたたみのカサを開けないダケの おハナシだったりして。(号泣。)
何度やっても反対側に開いてしまうカサ。
コレではクリニックまで歩いて行くドコロのハナシじゃありません。
事態は
めぐのオトナのオンナとしてのプライド問題にマデ発展してるのデス。
なのにそんなめぐの悲痛の叫びも虚しく
片手で抑えてみても、建物の壁で抑えてみても
意地でも反対側に開き続けているカサ。
サスガにイライラしてきたので、アキラメて仕舞おうかとしたその時
「お嬢さん、カサを開けないの?」
と、お店の出口付近から声がした。
ふと見てみると、さっきカサ売り場で声をかけて来てたおばーちゃん。
「このカサ、兼用かねぇ?」
なんて話しかけてきててね。
値札も商品タグも見辛そうだったカラ、いろいろ話し込んで
おばーちゃんが新調するカサのお見立てに、ちょっとお付き合いさせて頂いてたのだ。
めぐが晴雨兼用のカサにしたのも、このおばーちゃんのおススメ。
「考えてみたら、折りたたみって初めてなんデスぅ。」
既に半泣き状態のめぐを見たおばーちゃんは
「こーゆーのは、こうしてねぇ」
そう云ってめぐの手からカサを取ると
折りたたまれていたカサの骨組みの下辺りを軽く抑えてカラ
ぱっと開いてみせた。
「わぁ。スゴぉい!」
「こうすると簡単でしょ?」
「はい!ありがと〜ございマスぅ!」
まるで魔法みたいだった。
そうしてようやく開かれた初めての日傘は、コレマタ予想以上に心地イイ!
「わぁ♪アタマ軽〜い。腕も(日差しで)痛くなぁ〜い。足元にも影が出来てる〜。」
日傘、大活躍!
な、ハズだったんだケド。
「このカサ重たぁ〜いぃ。」(←家に帰るとこの態度。)
「まぁた何だよ(^^;)ちゃんと軽いでしょう?」
「だぁってめぐ、ケータイより重たいのなんて持ちたくナイんだもん☆ そもそもこのケータイだって重たい方…「・・・オマエ、ソコへナオレ。」
・・・あは♪」
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月23日(日) >> 慰霊の日。
でした。
めぐが慰霊の日を意識し始めたのは、小学校6年生くらいカラかなぁ。
ソレまではフツ〜に
「ナンだか公休日で学コがお休み〜♪」
だトカ
「後輩Kの誕生日ー。毎年お休みなのね〜。(殴。)」
ってな程度だったんだケド。
確かその年に、初めて沖縄戦の資料館に行ってたのね。
当時の生活風景を再現した模型や写真
説明書きがないと何なのかさえワカラナイ生活常備品や
もうすっかりサビついちゃってる不発弾なんかが
薄暗い明かりの下で、ホントに所狭しと展示されていたんだけれど
めぐが一番コタえたのが、水筒。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いマスが
その水筒には、当時の“水”が入ったまんまなんですよ。
触れてみたら、丈夫でしっかり重くて
振ってみたら、中で水の弾ける音がして
一気に、いろんな“何か”がカラダ中に入ってきたカンジがして
「こんな“態度”は間違ってる。」って、すごく自然に実感出来た。
確かその後『ひめゆり資料館』にもまわったんだけれど
何しろ先のショックが大きすぎて、当時は殆ど覚えてなかったんだよね。
だけどひめゆりには、7年程前に機会があって
来沖して下さってた皆様とご一緒させて頂いたんデスけれど
初めて目にした当時なんかよりも、もっともっと悲痛に感じて
何度も何度も、いたたまれなくなってたっけ。
沖縄はこの時期になると、きっと終戦記念日よりもナイーブになります。
学校関係では沖縄戦の関連資料を展示して、県や国の関連行事も増え始める。
実はめぐ、そんな学校行事が大キライだったのね。
ウチの中学では学校の通路とかで戦時中の写真パネルを展示してたり
図書室に沖縄戦の関連資料をこれでもかとばかりに並べてあったりしてたの。
もうそれが、とにかく辛くって。
必ず通る通路に“それ”はあったから
自分で意識して目を逸らそうにも、逸らす事なんて出来なくって。
中学3年生の時かなぁ。
図書室の司書サンに「撤去の抗議をしよう!」って決めて。(^^;
「そんな辛く苦しい思いをして逝かれたのなれば尚更、尊死されてまで晒す事もないのに」
なんて
ホントに自分の感情優先に、泣きながら話した事があったのね。
そしたら
「辛くて苦しかった歴史だからこそ、もう2度と同じ過ちを繰り返してしまわないように
そんな恐ろしさを決して忘れてしまわないように目の前に置いておくんじゃない!」
なんて
同学年の黒九尾と英語担当教諭の里美ちゃんにスっゴく説教くらって。
デモ当時のめぐに、理解は出来ても納得なんて出来なくって
「だけど」「それでも」
を繰り返しながら、だんだん感情がぐちゃぐちゃになってきちゃったりしててさぁ。
それでもそんなめぐを、ふたりして何時間も絆してくれてたんだよね。
やっぱり、あんまり納得はしてなかったんだけど。
(あまり聞き分けがナイのは、殆ど変わってナイのカモ〜。。。(^^;)
ホントは
こんなに被害者意識丸出しなのもスキじゃないの。
いつまでも
「○○だ〜」「まだ○○〜」
なんて、声を張り上げ続けているのもどうかと思う。
だけど“コレ”は、既にそんなの超えてしまっている。
痛みを忘れてしまったらきっと、また同じ過ちを簡単に繰り返してしまう。
理由なんてすぐに忘れてしまう位、本当に些細なきっかけで。
『平和ボケ』だなんて
ホントの平和が作り出したジャンクなセリフに嫌気がさしてる態度で生きていくよりも
過去の犠牲や尊厳を忘れずに生きてく事の方が、よっぽどタフさを要求される。
かくゆうあたしも
メトロノームのような毎日に退屈を感じてしまっていたり
護られている証であった“制服”を、常識の鎖だと思い込んでいた。
何かを堪える事で強靭さは身に着くものだとも考えていたし
そしてそんなチカラさえあれば
例えば何かを失う事さえも、決して怖くはないものだと信じていた。
だけど実際は
堪えこんでたナニかの見返りにつくモノなんて何もないし
失ってしまう事すら怖くなんかないのは
それだけ大切に想える、大事なものが無いって淋しい証。
今のあたしは
痛みに耐える強さよりも、痛みを忘れない強さを持ちたい。
毎日のアタリマエを基準としない
ちゃんと自分の幸せを感じ取るチカラを感じていたい。
そう、思えてきた。
ソレなのに。
正午にはTVも消してケータイもバイブにして
黙祷する気マンマンで待っていたにも関らず
黙祷のサイレンが一向に聞こえてこなかったって〜のは、一体どーゆー事ですか。(怒。)
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月22日(土) >> 本当は
あたしのこの声が、あまり好きではない。
いちいちツっ込まれちゃうし、いろいろ文句も云われるし。
多分その所為もあって
周囲のめぐに対するお子様イメージに拍車がかかってる気もするし。
(「関係ナイよ」とかゆうな。)
「キーテンションが違う」
だとか
「早送りみたいだ」
とか
もうそんなの聞き飽きちゃって云われたくなくって
何とか自分で意識をしてみたとしても
“違う”声の自分でいるのは、本当はトテモ疲れる。
ダカラ
興奮したり、素のリアクションになっちゃったりすると
声が“元”に戻っちゃう。
反省とちょっとした自己嫌悪をしながら、マタ調整し直してみたりしても
“ソレ”こそヤっパりツクリモノで。
でも今日は
そんなめぐの声を必要として頂いている、ホントに稀少な時間のハズだった。
なのに自分の不注意さ加減が災いして、ホントにたくさんのヒトに迷惑をかけてしまった。
今日のおシゴトに関ってくれてたスタッフの皆様、本当にゴメンナサイ。
あたしは確かにプロではナイけれど
第3者の依頼を受けた金品の関与が発生してしまっている以上は
プロ意識をしっかり持った、プロのおシゴトをこなしていなければならないハズだったのに。
“あの”瞬間ダケならば
あたしはあたしの“声”を、他の誰よりも愛してあげられる。
そんな大切な時間を、自分で棒に振ってしまった。
本当はあまり好きではない声。
だけど決して、嫌いなんかじゃない。
だって
あたしにイチバン近いハズのあたし自身が、あたしを愛していないのに
そんなあたしを
一体、他の誰が愛してくれるって云うの?
だいじょうぶ。
あたしの事は、あたしが誰より世界一大スキ。
ダカラね
例え
「アタマのリボンがアンプ内臓型」だの
「実はハムスターと超音波で交信してる」だの
「デンワだと本気で脳みそがブレる」
なぁんて云われまくってたとしても
めぐ、全ッ然へーきなんだもん!(滝涙。)
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月21日(金) >> そんな奥マデ入れナイで下サイ☆
例の、歯科医院の院長センセ。
今日の検診の際、遂に再びご担当に。
本来ならば避けていたハズの院長センセなのデスが
めぐの生活サイクルの変動に伴い、普段の通院時間がズレ込んでしまってるので
その時間帯にはいらっしゃるらしい院長センセに
しょーがなく治療を施して頂く事と相成りマシて。
実は先日
他の患者サンには手袋を使用しているとゆー新事実が発覚されたのデスが
サスガにそんな事はツっ込めもしないので
そんな記憶は忘却の彼方に葬り去る努力をしながら
正に、まな板の上の鯉!
なすがまま!きゅーりがぱぱ!!(死語。)ってなカンジで
ヤハリめぐは、素手での治療を受けていたのデス。(←泣き寝入り。)
暫くして
「はい。うがいして〜」
と、何度目かのうがいを促されて
めぐがお水をクチに含んだ瞬間
歯根治療をして頂いていた左下の奥歯付近に
あからさまな異物感を感じたのデス。
恐る恐る舌を這わせてみると
人間の口内にあるまじきトテモ鋭利な金属的質感。
・・・はい?(汗。)
(止血の)時間が必要だっためぐは暫く放置プレイ。
院長センセは他の患者サンの元にいらっしゃっている。
どうしよう。
クチをもごもごさせてみる。
コレって・・・?
針金に、取っ手がついたよ〜な舌触り。
ッ!!!
歯根治療用のピックが 突き刺さったまんまで やんの。(号泣。)
モチロン、舌ワザ(爆。)を駆使して撤去は致しマシたが
院長センセの治療を受け入れるなどと云う自殺行為に
今後2度と及べなくなったのは云うマデもありません。
・・・センセぇ
もしかしてコレも、治療の一環だったんデスか?
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月19日(水) >> 初体験。
もう
絶ッッッ対にムリだと思ってたんだよね。
ずっと昔から、ちゃんとデキた試しがナイし。
今まで何度も挑戦してきたんだケド
ホンっっっトに痛くって、我慢できなくって。
いっつも断念しちゃってたんだよね。
デモもう、めぐも随分なオトナだし。
コレっくらいはシておかなきゃあ恥ずかしいカナぁ。って思って
勇気出して
既に何度目かもワカラナイ位のチャレンジをしてみたの。
緊張と痛みでカラダが随分と張っちゃってたんだケド
半ばアキラめながら、“ぐっ”って入ってた余分なチカラを抜いてみたら
ふっ。と、イく事がデキたの。
・・・やっと!
痛みと体力の限界で、たったの1回しかデキなかったんだケド
めぐにとってはモチロン初めての事だし
スっゴく嬉しくって、とにかく興奮した。
いっつも「痛い。痛い。」ってばぁっか云ってるめぐでも
ちゃんとガンバれば出来るんだなぁ。って。
感動も、した。
ちょっとオトナになっためぐを、誉めてあげたいと思った。
そんな今日は、めぐにとっての大事な記念日。
それは「ちゃんと日記につけておこう!」って、ずっと前から決めてたの。
「え〜っと、っ。」
「“1回目成功記念日。”っと。」
「ん?“成功”じゃオカシいのかな??」
「合ってるよねぇ。」
「腕立て伏せの生涯自己記録更新。」>1回。
って。
こないだマデはモノの1回も出来なかったんだカラ
スゴいと云っちゃあスゴかろう!(←開き直り。)
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月17日(月) >> ひまわり。
昨夜は、M嬢が部屋に来てくれた。
数日前に約束してたってのもあったんだケド
『あっちゃんが亡くなった。』
ってメールを打ったら
白菊と小菊のお花を持って来てくれて。
ふと
彼女と暮らしてた当時からの愛猫が病死した、去年の11月を思い出した。
購入して以来ペットボトル用のストロー入れになってたブルーガラスの一輪挿しを
初めて本来の用途に応じた使い方をした。
決して、嬉しい記念にはならないのだけれど。
去年のクリスマスイブに他界した『りよ』ちゃんの遺影の隣に
早速、あっちゃんのお写真を添えてみた。
ちゃんと別れの儀式をしないと、いつまでも引きずりそうだったから。
そうしたらきっと
苦しむのは、あっちゃんの方だと思ったから。
もう動かなくなったあっちゃんとひと晩を過ごして
りっちゃんの隣へ、小さくくるめて埋葬してきました。
またケンカしながらでもいいから、もう淋しくなんかならないように。
りっちゃんは、ジャンガリアンハムスターパールホワイトのコでした。
あっちゃんとは最期マデ仲良くなれなかったけれど
白くて小さなカラダに、真っ黒で大きな瞳が印象的なコだったんだ。
初めて逢ったトキのりっちゃんは、ショップのケージの中でイジメられていて
同じなはずの仲間達が重なって眠る姿を他所に
そんな対角線上にある“まわし車”の下で
まだ指先ほどしかないカラダを震わせながら、ヒトリで眠っていた。
あっちゃんを連れ帰る途中で
ホントにその足で出逢ったから
多少の躊躇はしたものの
まだ小さいのに荒れた毛並みとボロボロに破れて穴の空いた耳
そして、大きく切れた右の下マブタがとても痛々しくて
めぐには、どうしても見ていられなかった。
「あのコ、連れて帰りたいんデスけど。」
「怪我してるからねぇ。半額でいいよ」
胸が、ズキンとした。
「こんなんじゃ商品価値もないし」
なんて聞こえた気がして、泣きそうになった。
シカシ。
いざ連れ帰ってみれば、まぁお嬢サマ三昧なりよ姫!
ヤっパりトラウマがあるのか
相当臆病な故に他のハムスターとは相容れない様子なのは否めなかったけれど
元気にゴハン食べて元気に遊んで、元気にワガママな態度を取ってみせていて
いちいち可愛い!!
普段は決していいとは云えないあっちゃんとの仲も
だりんのご両親から送って戴いた
箱いっぱいのナシやリンゴを襲撃する時ダケは違って
実に見事なマデのコンビプレーで、背の高い箱をよじ登っておりました。
そしてりっちゃんはのっけカラ
“まわし車”のまわし過ぎによる疲労骨折の末の指切断や
砂場の掘り過ぎによる結膜炎の末の白内障などなど
飼い主めぐりんに負けず劣らずな健康不注意ぶりを炸裂させながら
1歳10ヶ月の短い天寿を全うしたのでした。
小さな小さなりっちゃんを、もうこれ以上震わせていたくなくって
あたしはあの時、手を差し伸べた。
だけどそれが本当に
りっちゃんにとって幸せだったのかどうかは
今になってもワカラナイ。
けれど
「幸せに決まってるだろ?お前が一緒だったんだから」
そんなたかっちのコトバで、今のめぐは救われてマス。
りっちゃんは、ちゃんと幸せでしたか?
初めて一緒に暮らしたコ同士だったから
ホントは、とっても仲良くして欲しかった。
今はどうか傍にいて貰いたいと、ココロの底から願えます。
そして彼女達の周囲には
みんなにナイショで、ひまわりの種をいっぱい蒔いてきました。
上手くいけば、あのがじゅまるの樹の元に
夏には謎のひまわり群生が見られる事でしょう。
だけど“あの場所”は、普段の手入れがキチンとされていて
ひまわりは芽の内に摘まれてしまうのカモ知れません。
でも
もしもいつか
大きな大きなひまわりの花を咲かせる事が出来たら
めぐが知らないトコロで
きっとめぐが嫉妬してしまう位に仲良くしてるんだと
信じる事にした。
ダカラお願い。
・・・その種、食べないでね。(切実。)
(今日はこんなオチ。(^^;)
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月16日(日) >> 「。。。」
あおが、他界しました。
ジャンガリアンハムスターブルーサファイヤの、トテモ元気な女の子でした。
お昼まではビタミンシロップをいつものように飲んでいたのに
ほんの数時間の間で、容態が急変。
享年2歳4ヶ月。
もうとっくにおばーちゃんだったんだよね。
4ヶ月くらい前カラは、ホントに毎日ガンバってたね。
殆ど動かない下半身を前足で必死に引きずって
ソレでも毎日ちゃんとゴハン食べてて。
そんな頑張ってるあっちゃんを手のひらで包んで、ゆっくりとゴハンをあげていると
いつも自然に、涙があふれた。
「毎日あおが頑張ってるのに、そんなにめぐが泣いてたらしょうがないでしょ?」
なんて
よくだりんに叱られてたんだよね。
あっちゃんはビっクりする位に人間が大スキで
毎日放し飼いにしてたって、いっつも足元にくっついてきた。
大きなスピーカーの中にひまわりの種をしこたま持ち込んでたり
防音の為に取り付けたにも関らず
どっから入ったのかなコンプレッサーボックスの中カラ出てきてたり。
だりんのジョギングシューズの中でお昼寝してたり
めぐ達のお食事タイムになるとどっからともなく現れたり
捨てるハズだった加工食品の空きカンの中におすわりしてたり。
真夜中に、眠れないめぐがキッチンでしゃがみこんでると
ちょろちょろ走り寄ってきて小さな鼻先で触れてきたりしてて。
いつもいつも、ホントにスゴく驚かされた。
イツモ沢山ゴハンを食べるあっちゃんに比べられて
めぐはホントによく叱られてたよね。
「あおはあんなにゴハン食べてるから、めぐもしっかりゴハン食べなさい?」
「あおはあんなに元気に遊んでるんだから、めぐも元気に遊べるようにならなきゃね」
って。
いっぱい発破かけられてたね。
めぐはね
あっちゃんが傍にいたから、めぐもキチンとゴハンを食べられたんだよ。
あっちゃんがお元気だから、めぐもシっカり笑顔でいられたんだよ。
あっちゃんが頑張ったから、めぐも頑張ろうって思えたんだよ。
あっちゃんがいなかったら
気が付かないまんまだったろうな事だって、数え切れない位にあるんだよ。
相手の目線になる事、ちゃんと“自分”を伝える事、自分の限界を恥じない事。
奇しくも
“自分の傷みを隠さない事”っていう項目は、ハムスターの習性上なかったんだけれど
今まで鳴いた事のないあっちゃんが
最期には小さく、何度も鳴いた。
か細く、頼りない、今にも消えそうな声で。
だけど
めぐに聞こえるように、届くように、ちゃんと伝わるように
何度も何度も鳴いた。
あれはもしかしたら、救けの求め方を教えてくれてたの?
あっちゃんを抱え始めて小1時間ほど経過した頃
例によって(泣きスギの)脱水による頭痛が酷くなってきた。
止めどなくあふれる涙で
ホントはこんなにもシっカり見ておきたいハズの、あっちゃんが見えなかった。
きっとイツモなら放っておいてた痛み。
「あっちゃんの方が大事!」
なんて、大義名分を抱えたツモリで。
デモ今日は違った。
ちゃんと水分を補給して、めぐがしっかりしていられるように自分を整えた。
呼吸すら困難になってくるあっちゃんにまで、心配なんてかけていられなかったから。
早かった鼓動が、急に静かになった。
声が出なかった。言葉にならなかった。涙が止まらなかった。
ただ
今この瞬間に、ひとりじゃなくてよかったと思えた。
ありがとう。
ただただ沢山ありがとう。
あなたに出逢えて、あたしは誰より幸せです。
あたしに幸せをくれた分
そのほんの少しだけでも、あなたは幸せに生きられましたか?
どうか違う未来でも、あなたにめぐり逢えますように。
例えそれが
「あそこの、ほおぶくろパンパンで寝てるいやしんぼのコを連れて帰りたいんデスけど(^^;」
なんて出逢いじゃなかったとしても。
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月15日(土) >> あっめあっめふっれふっれ♪
かーぁさーんが〜ぁ じゃーのめーでおーむかーえ …はーずかーしい〜(誤。)
っても
めぐママ号みたいに
車内中にひまわりをあしらった黄色のセリカで送り迎えされるヨリは
よっぽどマシかと思われマスが。
さてさて。
梅雨入りからコッチ、少雨傾向三昧でカラ梅雨まっしぐらな上に
毎日のローカルニュースはダム貯水率で持ち切りな今年に限って
まるで必要な時に限って見向きもしやがらないタクシーのやうに
台風にも素通りされてしまった台風銀座オキナワ。
全国的に梅雨入り宣言された途端、何故かしらの豪雨デス。
コレはもしや
オキナワも全国区の仲間入りってコトなのでしょーか。(多分チガウ。)
ついでに
昨夜の謎の頭痛に引き続き
今夜は天ぷらついでに指先まで揚げてまいマシたので
本日の更新もコレまで!(脱兎。)
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月14日(金) >> 今日の日記は
ドアが開きっ放しだったのをスっカり忘れまくっていたオーブンレンジの下に座り込んでいて
案の定イキオイよく立ち上がった際に
体感速度マッハ2のイキオイで脳天を強打しているので
通常更新中止。(号泣。)
や。
モチロン、いちいちそんな事をゆってては
あっためてたのを忘れてたフライパンを素手で触っちゃってたり
手を添えてたのを忘れてた冷蔵庫のドアを思いっきし閉めてしまってたり
目の前だったのを忘れてた部屋の壁にもフツ〜に激突してやがっちゃう
日常生活はキケンがいっぱいモード全開なめぐりんには
毎日の通常更新すら全く考えられないハナシなのデスが。
シカシ今回は
あまりにも強打しスギてしまった為に嘔吐マデしてまってるので
サスガに今夜くらいは、大人しくしてるのが得策かと。
うぇえええ。
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月13日(木) >> 「生きててくれてありがとう」
実に3〜4年振りに連絡を取った、旧知のトモダチから云われたコトバ。
かなり、ドキっとした。
と、云うのも
めぐは去年交通事故を起こしていて(正確には“巻き込まれた”のカナ?)
未だ通院生活を繰り返している療養中の身だからだ。
確かそのコとは10歳頃カラの友達で
めぐ父が他界した翌年ぐらいに知り合ったのね。
それから中学を卒業するまでは結構べったりで
デモ高校が別れちゃってカラは疎遠になりがちだったりして。
3〜4年くらい前に一度連絡を取り合ってたハズなんだケド
ナンだかお互い色々あったりして、やっぱり疎遠になっちゃってて。
そんなめぐが、イキナリ連絡をよこしてきた。
アクセスしてみたらば
「事故っちゃってたの♪云ってたっけ?」
なんて、実にあっけらかんと云う。
彼女にしてみれば、正に寝耳に水だったのだろう。
ひと呼吸おいてから
「生きててくれてありがとう。
知らないトコで死なれてなくって、本当によかったよ」
と
ちょっと毒巻きながら云った。
モシカシタラ、毒巻かなければ云えなかったのカモ知れない。
ふと、いろんな事を思い出した。
事故当時の曖昧な記憶の中から
救けてくれた現場の方々の立ち回り、意識確認が取れた時の安堵の声
無理して起き上がっためぐに「動かないで」って注意してくれた表情。
もう殆ど覚えてないケド
たくさん云って貰ったハズの、「○○でよかったね」ってコトバ。
数ヶ月も経ってカラやっと状況の把握が出来始めた頃に云われた
「危なかったね」「救かったね」ってコトバの“実感”。
ソレまでは本当に
カラダとココロがどうしようもなく痛くって
カラダの痛みが本物なのか
自分の軟弱なココロからくる逃避的な痛みなのかの区別もつかなくって。
だけど
強がるクセだけはそのまんまで
正直に痛みを訴えられなくって。
デモそんなの
めぐを“知って”くれてるヒト達には全ッ然お見通しで。
なのに
本当は一番大切にしておきたいハズのものから傷つけて
当然、そんな自分さえも否定しがちになっていって
ただただ毎日を、自分の中の痛みの浄化に費やしていた。
もしかしたらソレは、今もあんまり変わらないのカモ知れないけれど
きっと今なら、わかるだろうな事がたくさんある。
あたしはホントに、周囲のヒトにはとても恵まれている。
傍にいてくれる誰かには本当に恵まれているんだと
これほど誇らしくさえ思える。
云えないコトバに気づいてくれたり
表現できない痛みを和らげてくれたり
わからない何かカラ護っていてくれてたり。
誰もが一生涯で必ずしも巡り会えるだろうとは限らない位ステキな人達と
あたしは何度も触れ合える。
いつしかあたしは自己嫌悪を止めて
「あたし“なんか”」なんて、2度とクチにしなくなった。
そんなあたしを想ってくれてるヒトがいる分だけ
それがみんなに失礼な事なんだと思えるようになったから。
きっとあたしの生きる意味は、それだけで充分に余りある。
時に、痛みで気が遠のく事がある。
足元が見えなくなって、目も開けられなくて
何かに触れるのさえも怖くって。
それでもこんなあたしに、あたたかい手を差し伸べてくれます。
優しく抱きしめてくれます。厳しく叱ってくれます。
何度も、何度も。
自分の足元さえ構いもせずに。
何も返せないあたしに
ただ、「生きてろ」って云ってくれます。
「どうして?」なんて聞いたら、きっとまた怒られてしまう。
あたしはきっと、誰よりも幸せに生きています。
傷みの隠し方を覚え始めた頃に頬をひっぱたいてくれた人。
幼いながらも全てだと思えたものを失った時
見据える未来に「責任を持つ」って云ってくれた人。
「幸せによそみをするな」って怒ってくれた人。
とっくにコワレてた痛みに気づかせてくれた人。
「毎日ホントの事なんて云わなくてもいい」なんて、ささくれた道をくれた人。
あたしのまんまのあたしを、ただゆっくりと求めてくれている人。
どうしてコトバは、こんなにも無力なんだろう。
あたしの中のどんなコトバにも、あてがえられるコトバなんて存在しない。
伝えたい想いはあふれているのに、伝える術が見つからない。
それはもしかしたら
そんな術を見つけるまでは、何も投げ出せないという事。
「ちゃんとわかってる。充分伝わってる」
そう云ってくれる人達だからこそ
自分のコトバを捜さなくちゃイケナイのかも知れないと思えた。
「そばにいてくれて、ありがとう。」
これから巡り会う人や
もう逢う事さえ叶わない人にだって胸を張れるような
そんなあたしで、生きて行きたい。
まだ迷います。
まだ間違えます。
まだわからない事だらけです。
ゆっくりでもいいならば、少しずつでも構わないのならば
あたしがあたしでいいのならば
きっとずっと笑っていられるから
だからどうか、幸せでいて下さい。
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月12日(水) >> あおいろ。
子供の頃に、こんなハナシを聞いた事があります。
『人間や恐竜が産まれるずっとずっとむかし
まだ地球上の生命が、小さな息吹きを始めたばかりの頃
神様は地上のあらゆる“透明”な生命に、ゆっくりとこう云いました。
「このほしを、美しく彩りたい。その為には皆の協力が必要だ。
君達は君達自身で、君達がきっとこの先も誇りゆけるだろうな
そんな色の希望を聞かせてくれないか?」
空は“あお”を、植物は“みどり”を
生態系の変化を求めた動物は“進化色”を選んで
最後に、海が残りました。
「どうかしたの?もうそろそろ決めてくれないと、次の進化が始まってしまうよ」
そうして海はタイムリミットギリギリになって
目の前にあった、空の色を映してしまいました。
だから本当は、海に色なんてないのです。
ホラその証拠に
手のひらですくった海の水には、何の色もついていないでしょう?』
・・・コドモゴコロに切なくなっちゃってさぁ。
それから妙に、“あおいろ”を避けるようになっちゃったのね。
決してキライなんかじゃないんだけれど
例えウソでも、スキだなんて云えなくって。
何ていうのかなぁ。
腫れものに触っちゃう。みたいな
あんなカンジなのかなぁ。
“そらいろ”や“みずいろ”の定義すら疑問に思えてきてね。
無闇に触れてはいけない。
なんて。
きっと、そんな感覚だったのかも知れない。
だけど
それが、不意に拭われてしまう瞬間があったんだ。
あたしは一昨年
絶対に手放してはいけなかったはずの大切なものを
一瞬の判断で失ってしまったのね。
本当はあたしの全てで護らなくてはならなかったものと、自らの手で決別をしてしまったの。
そしたら“それ”が初めて夢に現れた時に
すごくステキな、あおいろの中にいたの。
普通のイメージ的には、真っ白な中に存りそうな“それ”は
果てないあおと、深まりゆくあおの真ん中に存在していたの。
心臓がね、わし掴みにされた気がした。
護っていてくれてたのに。って、思えた。
母なる色のはずだったから。
あおいろに、「ごめんなさい。」ってゆってみた。
それから
新しく家族になった小さな生命に『あお』って名前をつけた。
ジャンガリアンハムスターの、あっちゃん。
あっちゃんを大好きになるたびに、あおいろとの接触も増えていって
あっちゃんに話しかけるたびに、ココロのガサガサがほぐれてく気がした。
まるで
あんなにも大キライだった自分の名前を
かけがえのないほど大スキな人達に呼んでもらえている事で
こんなにも愛おしく、きっと誰よりも誇らしく思えてきたみたいに。
今朝は少し強めに、ペールブルーの雨が降っていました。
お昼は抜けるような青空に、真っ白な雲がところどころにかかっています。
きっと夜には
藍色の中に薄い雲の白がかかった空を、ゆっくりと見上げている事でしょう。
大切な、想いと一緒に。
BGM:セパレイト・ブルー/PSY・S Taken From The Album=SIGNAL
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月11日(火) >> どーしても納得いかない事。
どぉして乳は付け足すヨリも削減させる方がお金かかるんだ!?
故に最終目標が渡米手術だと大決定したバカリの夢見るめぐりんでっす♪
皆様コンニチワ。
本日のBGMは、天災才奇才・岡村靖幸サマでございマス。
時に。
ワタクシめぐりんは、先日『ざくろ絶ち』を決意したのデスが
実は未だ、まったくちっともさっぱり絶たれておりません。
ざくろと云えば、鬼子母神。
でわなく。
トキメキのビタミンフルーツ。
めぐのじーちゃん家にも成ってマス。
シカモ女性には嬉しい、生理痛すら和らげる効果も得られちゃうと云う。
すっぱいのが大スキなめぐは、元々はそんな効果をも望んで摂取していたのデス。
まぁ特別、サプリメントとかを服用していた訳ではナイのデスが
そのまんまいただいてたり、ドリンク飲んでたり
お菓子ちっくなサプリメントラムネを食べてたり。
そしたら先日、永サンからのタレコミで
「ざくろ(サプリ)は副作用で胸が大きくなる」とゆー泣きそうな情報を得た。
何でもそんな効能を望んで服用している方々もいらっしゃるらしい。
・・・コレはタイヘンだ。
敢えて記述は致しませんが
めぐ面識のある方は、ナニがどータイヘンなのかの検討はおつきかと。
そう。コレはホンキでタイヘンなのデス。
今以上の心身的負担を軽減させる為にも
めぐはそんなキケン因子のざくろ絶ちを決行しなくてはなりません。
(↑既に義務感モード全開。)
考えてみれば
めぐが好んでざくろを摂取し始めてカラ、2サイズも大きくなってるし(「運命」ゆうな。)
かと云って
生理痛が軽減させられてるよ〜な実感は全くナイし。
コレカラのリスクを考えると
ヤハリ何をさて置いても絶たなくてはなりません。
なのに、美味しいのデス。
ホントもう悔しいくらい。
普段『ポッ●レモン(濃縮還元無糖)』をストレートで飲んでいるめぐには
愛飲しているざくろエキスがタマラナイのデス。
そのまんま飲んだりミネラルウォーターに入れたりヨーグルトに混ぜたりして
めぐのざくろライフはときめきエブリデイなのデス。
呑めないあまり呑まないお酒も、ざくろエキスで美品に早変わりなのデス。
泡盛だって呑めちゃう、奇跡のエキスなのデス。
正にジレンマ三昧デス。
とても日食ドコロじゃありません。
っつか
こんなにも内気な一般小市民めぐりんが
小さな胸を痛めて(「小さな?」ゆうな。)毎日を四苦八苦してるヨリも
“ちょっと”コアサイズを離れると人外的扱いをしまくるステキなお国柄からどーにかしやがれ。(←開き直り。)
更に「ちょっと?」トカゆうの法令禁止。
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月10日(月) >> 雨の魔法。
もう、4年くらい前のこと。
いつもの渋滞もお休みな日曜日に、あたしは早朝から急いでいた。
お泊りしていた友達の部屋から、夜勤明けでお疲れな彼氏の元へ。
「この道、こんな色してたっけ。」
なんて。
普段はそんな色もわからない位に車や人で一杯の道並みに目をやったら
突然、大粒の雨がアスファルトの色を変え始めた。
「わ。あんなに青空なのに、こんな雨なんて・・・。」
あたしはまだ眠るデパートの軒先に身を隠して、やっぱり真っ青な空を見上げた。
太陽が覗きだしたばかりだったはずの空は
もう、ウソみたいに青くて
朝の凛とした空気の中に、大粒の雨がキラキラきれいで
ためいきが出た。
いつもは混雑している街並みの中で
なのに今のこの瞬間だけは、周りにはだぁれもいなくって
視界いっぱいのあふれる光と、胸いっぱいの透明な空気をひとりじめした気がした。
デパートの催し物を告げたパネルカバーのアクリルに
そんなあたしの泣きそうな顔が映った。
最近ずっと、笑顔も息切れしてたからなぁ。。。
深呼吸をしたら
ココロの息つぎの仕方を思い出せたような気がして
少しだけ、泣いた。
空車のタクシーの運転手さんが、心配気に声をかけてくれた。
笑顔と「ありがとう。」だけ伝えたら
この瞬間を、誰かに伝えたくなった。
誰でもいい“誰か”なんかじゃない
大切な、“誰か”へ。
ライラック色した携帯電話であたしがアドレスからリダイヤルしたのは
さっきまで一緒にいた、“カレ”だった。
これから会いに行くはずの、彼氏じゃなかった。
「おはよ。」
「…うん。おはよ。」
まだ眠たそうな声。
「もぉ起きる時間じゃないの?」
「うん、起きる。ありがとー…」
「やっぱりマダ眠たそ。(^^」
「だってまだ4時間くらいしか経ってないでしょ〜。」
「あは。そぉだね。」
ひと呼吸おいたら、キラキラの空気が胸いっぱいに入り込んできた。
「あのね。」
「うん?なぁに?」
もう一度深呼吸したら
苦しくなって、切なくなって
涙のにおいがした。そんな気が、した。
「ううん?なんでもない。気をつけて、いってらっしゃい。」
「ありがと。また後でな。」
云いかけて、やめた。
ホントは
この通り雨のステキを、一番に知らせたかった。
だけどそんなあたしには
これから大切な想いを伝えなければならない人がいた。
ただまっすぐに、あたしだけを見つめててくれている。そんな人の元へ。
ちゃんと。サヨナラを云いに。
想いはいつでも、プラスなキモチばかりではない。
雨があがると、中途半端に濡れたサンドレスを後悔した。
もう少しだけ、濡れておけばよかった。
こんなあたしでも、きっといいコになれる。
そんな特別な魔法が、かかるような気がしたから。
昨夜はそんな
もうとっくに忘れてたはずの夢をみて、泣きながら目が覚めた。
アラームの時間には3時間も早くって
カレはまだ隣で、静かな寝息を立てていて
あたしは
そんな記憶が今さら首をもたげてきたのに驚いて
胸が、きゅうってなって
カラダ中が、痛み始めていた。
おナカ空いたのかな。なんて、自分をはぐらかしみた。
でもそれはきっと
昼間であった突然の通り雨がやっぱりキレイで
まだ余韻の残る気持ちのスイッチを押してしまったせい。
昨夜
いつものように些細なきっかけで始まったケンカの余韻を残しすぎた
そんな涙のスイッチを。
大きな大きな太陽の雨は、これでもかとばかりに光をまき散らしていて
あんなにもきれいで、こんなにもずるい。
あれほどまでにきれいなものに、人がかなう訳なんてないんだもん。
これほどまでにかなわないものに、人が立ち向かえる訳なんてないんだもん。
こうして
涙のコックをしっかり閉めていなくてはならないあたしには
どうしてこんなにもいじわるなんだろう。
あたたかで優しい大きなぬくもりはいつでも
求める程に残酷で、すれ違う程に突き刺さる。
何もかもを怖がって
こうして、目をふせてばかりいるあたしには
自分の手のひらでなんか抱えきれない。
だけどそれは、この先もずっとカワラナイ。
きっと変わる事なんかないのだろう。
だから両腕で
全身で抱きしめてみる。
忘れないように。失くさないように。
間違えないように。
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月08日(土) >> ツメ。
ココ最近のめぐは、爪がトテモ長いデス。
ツメの中に何か入るのがキライなので、短か目なのがスキなタイプなのに
イキナリ何を思ったのか、過去の自己記録タイ位なイキオイにマデ伸ばしてまいマシた。
既に凶器デス。
最初のキッカケは忘れちゃったんだケド
多分ネイルアートに憧れたんだと思うのね。
全部処分したハズのマニキュアまで、思わず買い揃えちゃってたし。
ちょっとキレイにしてみた爪先で、ナニかを優雅にこなしてみたかったハズなのデス。
(「“ナニ”?」とかゆうな。)
そう。
な、ハズだったんだケド!
元々熱し易く冷め易い
と、ゆ〜ヨリは凝り性な上に飽きっぽいめぐは
ほんの2〜3回のペインティングで既にアキちゃってたのね。
デモ
ナンだか切っちゃうのも面倒臭かったんじゃないカナ。(←既に殆どの記憶が曖昧。)
かれこれ2ヶ月近くも伸ばしてるんだわ。ヤスリがけだけしてさ。
そしたらねぇ、様々な不具合が生じてきたのデスよ。
マズ
手を“グー”に握ると、ツメが刺さる。痛い。
何かの拍子に自分をひっかいてしまう。痛い。
爪先を気にしてしまって、あちこちでチカラが入らない。(「元々ナイだろ」とかゆうな。)
違う意味でイタい。(←メガンテ。)
缶のプルタブもボトルキャップもシャワーのコックも
取ってが窪んだタイプの引き出しのタンスも上手く開けられない。
キーボードの誤打も多いし、ツメをどっかに引っ掛けちゃって痛い思いをする事も増えたし
爪先を気にしてしまって家事に集中出来ない事もしばしば。
おマケに
未だコドモ味覚なだりんにとって大問題(なハズ)なのが
ハンバーグを作らなくなった事。
・・・だぁってツメに入るんだもん。(殴。)
「だったら炊事グローブしろよ!」 トカ思うでしょお?
デモめぐ、あの厚手なカンジが苦手なんだよね。
何かを触ってるって感覚が殆どナイじゃない?
ソレがスゴい不安になるのよ。
ダカラと云って
普段のめぐが愛用してる薄手のケミカルグローブなんかだと
フツ〜にツメが突き破っちゃって余計タイヘンだし。
モチロン
ツメを奇麗に保っている方だって、上手に生活しているヒトは沢山いるとは思うのね。
プルタブオープナーを所持してたり、ちゃんとグローブつけてられてたり
ダカラこそな気配りをちゃんと持ち合わせていたりして。
ただ
めぐには不向きだ。ってなダケのハナシで。
遂に昨夜
ツメを全カットしちゃいマシた。
実に2ヵ月振りデス。
ナンともスっキり♪
コレでプルタブもボトルキャップもひとりで開けられるし、(疑うの禁止。)
たたんだお洗濯ものをしまうトキも、上手にタンスを開けられる。
早速お夕飯もハンバーグにしたし
だりんに云い付けられてたにも関らず
そんなクダラナイ痛みで回避しがちだった手のひらを“グッパー”する体操も
今後は思い切り良くやれそ〜だし。
ソレにね?
めぐの小さな家族であるハムスター達に触れる時の危険も少なくなったし
疲れて帰って来ただりんにも、痛くないマッサージをしてあげられる。
いちいちおっちょこちょいなめぐなら、いつかヒトをも傷つけ兼ねないし。
それがまた
大切な存在であればある程、きっと自分だって傷んでしまうと思うし。
って。
コレカラはめぐも
おやすみ前にいちいち眼球突き刺さなくてもコンタクトを外せそ〜だしぃ♪
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月05日(水) >> 起きるタイミング。
めぐは毎朝、基礎体温を計測しておりマス。
っても
自分でグラフ書いたりメモったりしてる訳じゃあなく
検温さえすれば勝手にメモリーセットしてくれると云う
何ともナマケモノには持って来いな
超スグレモノの専用婦人体温計を使用しているのデス。
その体温計はアラーム設定時刻の1時間前後に検温しなくてはメモリされないのですが
脱水な上に頻尿なめぐは
毎朝アラームの2時間ほど前に目が覚めてしまいマス。
女性の方ならご存知かとは思いますが
基礎体温とゆーモノは、活動前のカラダの体温を計測しなくてはなりません。
めぐ現状のやうに
活動後の体温が2℃近くも上昇してしまう(「病気」ゆうな。)ほど活発な場合
一度起きたカラダの検温なんざ
ジャンクデータ以外のナニモノにも成り得ません。
カラダのトイレアラームにて目が覚めてしまいましたが
あと小1時間もすれば検温メモリが可能です。
シカシ
おトイレには行きたいのデス。
確かに、さっさと用を足してベッドに戻る案や
いっその事おむつでもして就寝する案もあるのデスが
如何せん、一旦活動を始めてしまったカラダを
一体どれだけ休めれば正確な検温データが採れるのかってのが全くワカリマセンし
おむつなんてセットしてよ〜モノなら
アジア大会決勝シード選手をも目論むダークホースが
オトナのオンナ選手権予選失格デス。
そして今朝も
何とか我慢の末に検温を済ませてカラ、おトイレに行く事が出来ました。
サスガに
その内、膀胱炎にでもなってまいそ〜なイキオイなのデスが
今後の治療の為にはデータだって大切です。
カラダの現状と未来。
ワタシは一体、どちらを選択すべきなのでしょ〜か。
っても、「じゃあ尿瓶」とかゆーの禁止。
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月04日(火) >> 歯の衛生週間。
血液系の治療や検査がひと段落したので、最近のめぐりんは専ら歯医者サン三昧デス。
かかりつけの整形外科ビルお隣にある
トテモ感じのイイ歯科医院に通院中♪(おっくうしてるとかゆうな。)
おカゲで虫歯はゼロになりマシたが
実はめぐ、院長センセの治療が大変オソロシいのデス。
確かに実績も経験もあられるとは思うのデスが
如何せん、治療のスピードに伴った荒さは否めないし
治療中の無口さにも恐怖を感じてしまう。
ソレよりもナニよりも
何故か素手での治療なのと
極力麻酔を使用しないが故の痛みの倍増さ加減が耐えられません。
何ともコレだけ書いてると
大変ヤブ医者古風なお医者サマなのねぇえ!ってなイメージかとも思われマスが
普段のめぐは院長センセの勤務時間を避けてもうヒトリの若センセにご担当頂いているので
履歴の少ないめぐりんには院長センセの良さがわからなくって当然なのデス。
まがいなりにも何といっても院長先生です。
素晴らしい先生でない訳がありません。
そんな先生の力量に目をくれよ〜ともしないめぐの方が
半人前の軟弱者なこんこんちきなのデス。
が。
毎回、麻酔ヒトツ打つのにも
「ちょっとちくっとするからね〜。ゴメンね〜」
「はい。もーちょっと頑張ってね〜」
「あんまり我慢しなくてもいーからね〜」
なぁんて、まったりあまあまな治療を受けていると
素晴らしさなんてワカラナイ
半人前の軟弱者なこんこんちきでも
一向に構いません。
・・・痛くしないでね♪
●●歯科クリニックさん、コレカラもよろしくお願い致しマスですぅ。
◇◆◇ めぐ。 |
2002年06月03日(月) >> お元気報告と生存証明証。
「はじめまして!」な方も「お久し振りデス!」な方も
元気でゴハン食べてマスかっ?
ア・ナ・タ・の、めぐりんでっす♪(マダ云うか。)
さて。
毎度ながら唐突アクションめぐ様のでっかいメールちっくなHPが
ヤっパり思いつきで立ち上がっちまいマシた。
マダマダ穴ぽこだらけデスけれど、みんなでよろしく構ったって下サイねん♪
◇◆◇ めぐ。 |
| (((・∀・))) | 明日。>> |