三楽の仕事日記
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2004年12月31日(金) 今年も恵まれた1年

 今年は6年間もお世話になった小牧中学校から光ヶ丘中学校へ転任。立場も校長職となった。人生の節目の年だった。
 小牧中での最後の3ヶ月。最後の最後まで精いっぱい取り組んだ。平成16年度構想も自分がいないということを一切考えず(最も書いた時点では異動はいっさい不明)、小牧中がさらに発展するための改革案を思い切り書いた。全員から反対を受けた案もあったけど、率直に言ってくれる仲間とともに働くことができた小牧中から去るのは、本当に寂しいことだった。
 そして、新しい地での新しい立場、不安で何をするにも自信が持てず、はたして自分らしさが出せるのはいつだろうかと思った4月。それが、あっという間に9ヶ月経ってしまった。
 初年度は様子を見てといった気持ちはけっして持たず、とりあえず自分がやれることからと始めた毎日のHP更新作業。動いてみたら、ここ光ヶ丘中でも小牧中のように、成果はともかく、とりあえず前に進もうとする僕を応援してくれる職員や保護者、地域の方々がいっぱいいることが分かって、ものすごいエネルギーをもらった。
 もともと気が小さい自分。環境が変わるたびに円形脱毛症になっていたが、みなさんの精神的な支えもあって、その症状はいっさい出ず、これも安心。しかし、脱毛症は頭全体で起きているという、もっともな説もある。
 「学校は向上的な変容をしたか?」と問われると自信はないが、9ヶ月でいろいろな布石は打てたという自信はある。もう少しエネルギーを蓄えれば、加速度的に向上するのでは・・・という予感も正直持っている。その気持ちは、ここのところ書いている「光中マガジン」に表すことができた。
 立場が変わって授業がやれないのは残念だけど、たくさんの授業を見て、今年も多くのことを学ぶことができた。ますます授業はおもしろい、このおもしろさをできるだけ多くの教員に味わってほしい、自分はそのためにいるのだと思うようになった。ここ数年はIT関連や学校支援ボランティアの講演が多かったが、今年は数学の講演を多くさせてもらえ、まだまだ自分の実践は色あせてなくて、少なからず参考にしていただけるという手応えを感じることができた。
 また、そのほか、いくつかのプロジェクトにも参加させてもらえ、職員にも良い機会を与えてもらえたことは実に幸運だった。力のある教員が多い本校、ますます舞台を用意したい。機会を生かし続ければチャンスは広がる、風は吹いてくるはずと信じたい。
 久しぶりに市コンピュータ委員会にも加わることができて、発表会開催など新たな一歩ができたことも喜ばしい。また、思わぬ音楽関連の仕事をいただいた年でもあったが、人とのつながりはさらに広がり、楽しさも増した。落語やエコネットの催し物もさらに安定、拡張しつつあるのもうれしい。
 本当に僕はみなさんに活かしてもらっているのだが、気づかぬところでご迷惑をかけたり、悲しい思いをさせてしまっている方があるのでは・・・とも冷静にこの1年を振り返って反省もしたい。僕はきちっと全方向を見ているかと。
 疲れがなかなかとれない年齢になってしまったが、とりあえず健康に恵まれ仕事ができたことが一番喜ばしいことだ。来年はきっちりと目標を明記して、その達成に向けて頑張りたい。


2003年12月31日(水) 1年を振り返って

2004年12月30日(木) マイタウンマップコンクール応募

 「マイタウンマップ・コンクール」応募のためのHPづくりで、10時に学校へ。申し訳ないと思いながらも、データ収集のために教頭さんにも出校依頼。昨日でかなり形になっていたので、学校サーバーから拾った子どもたちの活動写真を入れて、ほぼ完成へ。応募票も、作成の動機や意図をしっかり書いて完了。応募メールを送付。すぐに受理確認メールあり。これで一安心。そのほか、いくつかの仕事をして、15時に学校を出る。

 学校HPに3年生国語の授業での意見文を掲載。子どもたちからの地域に向けてのメッセージだ。たくさんの方々に読んでもらえるといい。明日の学校HPは、校長の挨拶を掲載することにして、その原稿書き。

 さあ、たまっている原稿書きを!と思いながらも、コンクール応募がとりあえずできたことで気持ちが乗らず。実践コーチングDVDや桂枝雀落語DVDを見てのんびりと。見終わってから、この時間に原稿を書いていたら何ページか進んだのに・・・と後悔。

 「2005年の教室を考える会IN中部」の案内メールが届く。来年1月29日、30日に名古屋で開催される。市内の仲間とともに参加したい。役目の依頼も受けたが、他用があってその時間には無理。残念。


2003年12月30日(火) 学校見回り

2004年12月29日(水) マイタウンマップ作品づくり

 12月31日〆切の「マイタウンマップ作品づくり」に集中。3年1組&2組の生徒が、総合的な学習の時間に地域のあちこちにいって取材してきた原稿をもとにHPづくり。担任の坂下さんや松浦さんがきっちりと指導してきているだけに、どの原稿もしっかりしていて感心するばかり。3月には「桃花台百話」として、冊子にして地域に配付予定だが、一足先にHP化をしても十分な内容。HPは継続的に更新もできるよさもある。

 その昔、「篠岡百話」という冊子が入谷哲夫先生によって毎年発行されていた。この冊子も中学生がテーマを決めて地域の方から聞き取った内容を冊子にまとめていたものだ。確か10年以上続いていたはずだ。かれこれ30数年前の出来事である。「桃花台百話」はそれにヒントを得たものだ。この桃花台地区が開発されて40年。開発当時の様子を聞き取ってまとめておこうという取組である。時代が進んで、今回はアナログだけでなく、デジタル出力もしておこうということで「桃花台百話」のホームページ化となった。とりあえず大晦日までには完成予定。いや、しなければいけない。正直、必死である。

 いくつかの学校HPを見ると「今年度の更新はこれで終了」と宣言している。更新頻度が高い学校ほど、こうした配慮がきちんとされている。見る側をきちんと意識しているからだ。我が校は、この年末・年始も休まず、更新に挑戦することにする。今日アップしたコンテンツの一つ、数学の問題については解答メールが届く。それにしても、冬休みに入って、アクセス数がすごい。12万から13万アクセスまで、わずか7日。これは最短期間。

 「成功の名言録308」(プレジデント編)を読む。なるほど!と頷く言葉ばかり。仕事がちょっと進んだこともあって、気持ちよく読んで寝る。


2003年12月29日(月) 小牧市役所のお仕事?

2004年12月28日(火) 視察依頼あり

 仕事納めの日。早いものだ。校長室机上整理、文書整理で、スキャンスナップ活躍。

 文書決裁。学級経営案の第2学期反省を読む。「ABCDの原則」(A当たり前のことを、Bばかにしないで、Cちゃんとやれる人が、D出来る人)をさらに広げてABCDEの原則にして子どもたちに話している担任を知る。E=いいことは進んでやろう!これには納得。思いをしっかり書いて日記として配付している担任もいる。教科通信で確実に子どもたちの力をつけている教員もいる。それぞれの持ち味が反省からも見えてくる。あっという間に時間が過ぎる。

 K高校の校長、教頭が来校。こちらから先日の大阪の困難高校の話をする。職業観の持たせ方などについて情報交換。

 告別式参列のため春日井へ。合掌。

 小牧市コンピュータ委員会関連のメール&文書作成。教育長が先日の研究発表会について「教育委員だより」でアップ。きちんと評価していただき、今後の方向性も示していただけた。しかし、「教育委員だより」ではなくて、今や「教育長だより」。すごい発信量!

 学研NEW編集の木島さんと、来年4月からの連載についてメール&電話で相談。自分の授業論が書ける良い機会をいただく。感謝。

 鳥取から電話。学校HPについて直接話を聞きたいとのこと。年明けの視察依頼。「HPアップの説明はあっという間です。わざわざ来て頂かなくても・・・」と説明。システムだけでなく校内の運用体制、グループウエアの話も聞きたいとのこと。鳥取から足を運んでいただけるとは!ありがたいことだ。

 学校HPに数学の問題を提示することを決め、GCで作業。帰宅してリンク作業。図がきれいに表示できず時間がかかる。かかった時間だけの成果が出ていない(泣)。1月7日にレポートを持ってくる生徒は、はたして何人か?ああ、楽しみ。

 エコネット関連の仕事も進める。評論家のMさんから電話。落語談義で1時間。特に来年3月の企画は誉められる。一番やらなければいけない原稿書きは一行も進まず。こういう時もあると一人何度もつぶやく。


2003年12月28日(日) 実にいいコンサート

2004年12月27日(月) やっと富士山の登り口

 来年度構想を光中マガジンで執筆。まだまだ。富士山の登り口にやっとたどりついた状況。今年もあと4日。今年中に頂上まで登ることができそうにもない(泣)。各校が「学校教育目標」と「学校の教育目標」との違いを意識しているかどうかが気になり、ネットでいろいろと検索。う〜むといった感じ。次に今年度の我が校の教育目標に入れた「学びの共同体」について検索。あらためて考えてみると、我が校なりの定義が必要だという結論に。こんなことばかりやっているから原稿が進まない。

 某会社が来校。教育活動におけるデジタルカメラの活用について、いろいろと聞かれる。このような機能開発をと、思いつくまま話す。我ながらいいアイデアが出せたと満足。同時に実現は不可能だろうなとも。

 坂下さんと来年度の総合的な学習の相談など。客観的に見てきたとらえは間違いないと確信。総合については安心して提案できる。あとは授業力を伸ばすためのアイデアをいくつか提示。意見をもらう。

 明日、仕事納めのため、未処理の文書処理に精を出す。文書整理。コンピュータ委員会会計処理など。

 桃ケ台百話のデジタル原稿をもらう。マイタウンコンクール応募の作業もぼちぼち。

 学校HPにフォーラム「IT活用による元気な学校づくり」のPR。堀田先生もHPに「・・・すでに申込がスタートし,着々と人が集まっている。毎年満席なだけに急いだ方がいいかも。」と書いていただいていた。その通りで、今回は、やけに申し込みが早いらしい。まとめて10人という申し込みもいくつかあるそうだ。
 


2003年12月27日(土) のんびり

2004年12月26日(日) 資料読み

 部屋の片づけ。資料整理でほとんど1日過ぎる。ベネッセ総研の「学力向上のための基本調査2004」などに目を通す。昨日の「明日から使えるGC研究会」を話題に、たくさんのメールがMLで流れる。武藤さんは早々と日記にアップ。本当に良い会になった。初めは人が集まらず心配したけど、今では来なかった人、来られなかった人は大損をしたんだよ、と言える。


2003年12月26日(金) 今学期最終日

2004年12月25日(土) 第2回明日から使えるGC活用研究会

 午前3時過ぎに寝たのに7時には目が覚める。再度、模擬授業について構成を考えてみるが、出席者によって授業の流れも変える必要があるはず。ざっくりと流れを確認して出かける準備完了。
 
 9時小牧中着。すでに石川さんが準備。僕は多目的ホールで椅子並べと掃除。模擬授業教室へ機器配置など。昨年は大雪。「よりによって、なぜこんなに日に・・・」という涙も出そうだったあの日を思い出しながら作業を進める。

 10時45分ほどには発表者らがほぼ揃い、打ち合わせ開始。新企画の発表実践に点数をつける演出に対して、見る側を意識して、いくつかのアイデア出し。採用されて、ますます面白さが増したと自己満足。

 昼食時は杉山吉茂先生の隣席。ラッキーな席。四方山話のあとにさっそく僕の授業論「子どもの発言を数学の舞台にのせる教師の言葉が授業の命」と話す。聞いてもらえただけでもうれしい。

 13時、スタッフもいれて70名ほどで研究会開始。初めは杉山先生の講演「いま、なぜ、図形指導か?図形指導でねらいたいこと」。先日の根本先生の話といい、ますます数学への魅力を感じさせてもらえる講演。こんないい話が聞けるのに、地元小牧が少ないのが本当に残念。

 続いて、実践発表に点数をつけるという大胆な企画。飯島さん、川上さん、武藤さん、上原さんのそれぞれの実践発表に対して、互いに点数をつけあい、大御所の杉山先生も最後に採点。大西さんの安定したコーディネートで、それぞれの実践の良さとポイントが明確になった。好企画。特に武藤さんの主張は、僕のその後の模擬授業ネタを変えようかどうかと揺さぶられる主張。「廊下までは教師だけの課題。教室に入って、それを5分から10分間で、子ども自身の課題となるようにするのが授業である」ことを模擬授業で体感してもらおうと決意。

 15時40分から模擬授業開始。集まっていただいた方々を見ると、僕が偉そうに授業がやれるような方々ではなく、心は萎縮。まあ、川上さんがつっこんでくれるだろうと思い、授業開始。作図ツールを扱う時に自分が意識して用いる授業技術、教材研究のおりに考えたことなどを織り込みながらの模擬授業。授業好きな方ばかり集まっているためか、実に反応もよく、参加者にのせてもらって、ギャグもいっぱい。笑いがいっぱい入った、そして自分で言うのもなんだけど骨太な授業論が展開できたと満足。「川上さんとは反対、ここで武藤さんがいたら怒られる、これが愛知の管理教育」など、あとでDVDを見た人からクレームがきそうな1時間。子ども役になっていただいた方々にも失礼な言葉の数々だったような・・・。まあ、やってしまったものはしかたがない。とにかく自分がおもしろかった!(それでいいのか!とこれも言われますね)

 大急ぎで片づけて、懇親会へ。すごい面々で話も弾む。唯一、川上さんが不在なのが残念。来年度も小牧で開催することを決定。ほとんど一人で会をしきってくれた石川さんに感謝。次年度は小牧の仲間で会の運営を行い、全体のプロジュース力を高めることを決める。チャンスをみんなに広げたい。これが自分の責任。

 帰宅。とうとうダウン。日記も書きたいと思いつつ、いつのまにか横になる。これで今年度のイベントはすべて終了。いよいよマガジン執筆作業。
  


2003年12月25日(木) 通夜段取り、お手伝い

2004年12月24日(金) コンピュータ研究委員会発表会

 7時前に起床。あわてて学校へ。今日の研究会の書類をとって、小牧中へ向かう。8時集合に間に合わず、大焦り。

 9時ちょっと前には教育長も来校。「80人ほど集まりました」と報告すると「玉置さん、人が多ければ成功というわけじゃないんだからね」とグサリ。全くその通り。

 9時、「IT活用の日常化実践発表会」開始。この会を企画した思いを10分間かけて話す。小中別分科会で、座長は神戸さんと丹羽さん。議事録もプレゼンしながらの発表と協議。中学校はけっこうおもしろい意見も出て、聞き応えあり。小学校は残念ながらあまり意見が出ず。研究員のみなさんから授業に絡めての発言を期待したのだが、やはり難しいものだ。会の意図を組んで仕掛けてくれる人がいるとうれしいのだが。その点、さすが松浦さんは研究員代表。僕の気持ちをよく分かっていただいていた。庶務課のみなさんも参加していただき、各校に配置されたIT機器がかなり活用されていることも分かっていただけたかと思う。こうした会に足を運んでもらえることは、なりよりうれしいこと。それだけに現場は頑張らねばと思う。

 三重県総合教育センターの中村武弘先生の講演。さすが!笑いの中で、IT活用の前に大切な子どもと授業を創る精神論から技術論までをきっちりとプレゼン。続いて、名古屋大学の的場正美教授。総合助言の中で、「IT活用における授業分析に触れていただきたい」という難しいお願いをしたにもかかわらず、きちんと対応していただけた。

 応接室で教育長に今後の会の運営について助言をいただき、多くの皆さんに援助をいただいて実現できた初の会も無事終了。Web小牧市教育センターに来年早々には今日の発表原稿とコンピュータ研究会委員長としての自分の考えもまとめてアップすることにする。

 さらに中村先生から助言をいただくために一緒に昼食。2005年の教室を考える会イン中部の話も聞く。そして岩倉へお送り。

 再び小牧中に足を運んで、石川教頭と明日のGC活用研究会の打ち合わせ。すでに段取りがきっちりされていて、あとは自分の模擬授業がさっぱりアイデアが浮かんでいないことの方が心配。

 学校に戻り、文書決裁。ちょっと学校を空けるといっぱい溜まる文書。なんとかならないものか。最後は自分一人が学校で仕事。あれもこれもやりたいことはいっぱいあるのだが、クリスマスイブにこんな遅くまで学校に一人いるのもと思い帰宅。もっとも帰ってもイブもなにもないのだけれど。

 夕食後、極端に疲れを覚えてダウン。0時過ぎに起きて模擬授業の構想。進まず。いつしか午前3時。


2003年12月24日(水) 事務処理快調

2004年12月23日(木) プロジェクト会議出席

 プロジェクト会議出席。大まかな方向性を検討。日程、担当決め。また大きな仕事をもらった。まず来年2月までが勝負。懇親会では大阪のいわゆる困難高校の様子を聞く。予想を超える実態に驚きの連続。やはりいろいろと聞いてみるものだ。20:58の新幹線に飛び乗る。光中マガジンのリード文書きを進める。明日のコンピュータ研究委員会研究発表会のシミュレーション。不備に気づく。明日、開始前に対応する段取りをつける。22:45帰宅。メール処理。論文読み等であっという間に時間が過ぎる。


2003年12月23日(火) こまきみらい塾打ち合わせ

2004年12月22日(水) 第2学期終業式

 今日も昇降口掃除。そして第2学期終業式。早いものだ。子どもたちの体育館への入場の様子から見る。振り返ることの大切さを式辞で。これは後日学校HPにアップ。校歌はこれまでよりよく声が出ていてグッド。

 運営委員会にちょっとだけ顔を出して、来年度の行事の相談。

 大西さんとプラネクサスの小西さんに光中マガジンの相談。最終原稿提出日も決まり、いよいよ頑張らねば。来年3月のフォーラム「IT活用による元気な学校づくり」への申し込みもすでにいくつかあるとのこと。頑張り甲斐もある。

 第2学期最後の打ち合わせでは、「第2学期取組への感謝、冬休みの自分の仕事、ある感動した道徳の授業、先生方のよさをもっと舞台にのせたい」という思いを話した。

 そして、あわてて名古屋・中部地方更正保護委員会へ。「社会を明るくする運動作文コンテスト表彰式」に。3年生大須賀さんの晴れの舞台に同席。

 光中マガジンプロット書き。メール処理。夕刻から大阪へ向かい泊。ホテルで各校の終業式式辞が出ているHPを見て勉強。なるほど。


2003年12月22日(月) 今学期が終わる

2004年12月21日(火) 数学授業をやった!(長文ごめんなさい)

いつものように昇降口掃除。「いつものように」と書くのはちょっとおこがましいかな。

今日は今年度初の数学授業。コンピュータ室でまだはっきりしない授業の流れを構想。先に視聴率の話題を出すか出さないか。数学を世間とリンクさせるには、最後に登場させた方が良いと判断し、予備データをいくつかメモ。やっと教材研究完了。

ベネッセの勝田さん、東京から到着。撮影隊のメディアワークスさんも来校。応接室でカメラさん、音声さんから取材で数多くの授業を見てきた知見をいくつか聞く。聞かなきゃよかった!えらいプレッシャーがかかる。

3時間目。3年選択生徒を対象に授業開始。
「170.2,168.5・・・という5つの数字を提示して、この数字は何だと思う?」が初発問。
いきなり「小数点がついた数字」という返答。
「そう、そのとおり」見たままの実に素直な意見。続いて、「身長」という声があがる。

「この5人の身長の平均を求めてみよう」と指示。
ところが、予想以上に計算が遅い。しかも数値はバラバラ。
発表させると、4人目には自信がないのだけれど「180.5」という答え。
わあっと受けて「そりゃあ、おかしいわ」という声が上がる。
「なぜ、笑うの」と問いかける。
「だって、180以上なんてだれもおらんのに、平均になるわけない」
「なるほど。そうか、きちんと計算しなくても、これはおかしいぞ!と判断をつけることもできるわけだ」
次の子どもに当てると、「もっとおかしいけど」と言いながら「190.・・・」
「169」という数値に対しては、
「らしくない」というつぶやきあり。それを拾って数学の舞台へ。
「らしくないってどういうこと?」に対して、
「169が平均だとしたら、168.・・・が2つあっても、174とか178があるから、らしくない」といった発言を復唱法で引き出し、意見の価値づけをする。
19人全員に当てて、やっと何人かの数値が一致して、平均は「173.4」に。

次に100人分のデータ一覧を見せる。
「当然、予想でいいので、100人の身長平均を書いて」と指示。
さあっと回る。当然、バラバラ。大きな開きあり。

全員発表させて、予想値の最大値と最小値にマーク。

その上で、100人の正確な平均を@発見島で操作研修もかねて一人一人が出す。平均は「168.5」。

予想値を見ると「168.6」という子どもが一人。
「どうやって予想したの」と聞くと
「カンで」という返答。
「カンと言っても何か思って出したのでしょ。どうして」と聞くが「・・・」。

そこで他に近い数値を出した子どもに指名。
「平均を170と考えてみて、10個くらいをみたら、もうちょっと低いなあと思って」。
「数値の最大と最小を見つけて、その半分をして、5つくらい見て調整」。
「自分はクラスでちょうど真ん中くらいだから、自分の身長を言ってみた」という男子の発言もあり。
これについては隣の女子が「男子だけの真ん中ではいけないのじゃないの」というつぶやき。
それを拾って、本人に聞くと「そのとおりです」という応答。
子どもって、やっぱりいろいろと考えている。授業はやっぱりおもしろい。
再度、ごく近い数値を出した子どもに聞く。やっぱり「・・・」

ここでいよいよ標本調査を簡単に紹介。
「何人かの人がいくつかのデータを見て数値を予想したように、こういう場合も100個のデータで平均を出さなくても、それより少ないデータで調べても、かなり本当の平均に近い数値が出るんだよ。それをちょっと確かめてみようか。@発見島で個数を指定すると、自動的に平均が出るようになっているから、やってみようか。例えば、いくつのデータでやってみる?」
「80」
「じゃあ、80でやってみよう」と操作。すると、なんと平均は「168.5」。まったく同じじゃないか!自分でもびっくり。

子どもたちにいくつまで少ないデータで大丈夫なのかを確かめようと投げかける。
自分の取り組んだ結果をもとに全員に発表させる。70〜20まで様々。これはこれでよし。

「次に1000人分のデータの平均なら・・・」とコンピュータ画面の切り替え。

「今度はどれくらいならいいと思う?」と全員に聞く。
500をピークを、最大700から80まで様々。
実験開始。

「画面を呆然と見ていたの?何か意識して見ていた人は?」
「・・・」
「そうか、まだまだ玉置を超えられないな」と子どもには訳の分からない自慢。
前の子どもがなんとなく言いたそう。
そばにいくと、平均値が次から次に出されていくところを指さす。
「よく分かったね」と誉めると、子どもが明るい笑顔でお返し。

85程度の標本数で、かなり正確な平均に近い数値が出ていたので、それを読み上げる。
1000データのうち80ほどのデータで平均を出しても、かなりいい線が出ることを説明。

最後は視聴率調査をインターネットで提示。
「紅白を見ましたかと聞かれたことないよね。でも視聴率が発表されているよね。それはこういうわけで・・・」と標本数6500世帯ほどで調査がされていることを説明。関東地区だけで世帯数は15,798,000世帯。チャイムをすでに鳴り終わり、延長授業となってしまった。

子どもたちの頑張りを誉めて授業終了。やっぱり授業はおもしろい。

4時間目は菊池さん3年4組で@発見島「パターンをつくろう」の授業。予想以上に子どもたちは柔軟で、どんどん関係を見つけていく。脱帽。子ども同士で気づきを交流しあうと、もっとおもしろい授業になったと思うが、ここが本校の来年度の課題でもある。いずれにしても果敢に挑戦した菊池さん、おつかれさま。やっぱり授業はおもしろい。

3時間目途中に来校いただけた大西さんと給食を食べながら授業論。教頭さん、長江さんも途中から呼んで参加。

僕は小牧中時代からお世話になりっぱなしの永井さんと懇談。永井さんは年間を通して小牧中のイングリシュガーデン等を気にしていただいて、水まきをやっていただいているボランティアさん。ほろっとくることを言っていただいて、ちょっぴり涙。

15時、パークアリーナでの「ジュニアクラブ推進部会」に出席。僕は第二部会長。市内文化部員にとった450枚余のアンケートの集約結果報告。なかなか先が見えてこない苦しさ。最終的には吹奏楽部と演劇部に再度アンケートをとり、方向性を探ることに。またまたアンケート作り、そして集計。う〜む。いつしか外は真っ暗。

夜、本校の生徒とたまたま出会う。うれしいことを言ってくれた。心動いて、ずっと悩んでいた明日の終業式の式辞ネタにすることに決定。帰って原稿を書いて横になる。明日はもう第2学期終業式。時が経つのは実に早い。


2003年12月21日(日) けっこう仕事がはかどった1日

2004年12月20日(月) 第2回小牧市情報教育IT推進委員会

 午前中は「第2回小牧市情報教育IT推進委員会」に出席。前回の会議の懸案事項を検討。会としての結論を出す。これからのネットワーク活用について提案。Web小牧市教育センターについても報告あり。とても夢がわく、いい会になった。

 会議出席のために市役所に車で向かう途中に、ふっとひらめく。明日の選択授業ネタ。@発見島の標本調査を使って授業をすることに決定。もう迷わない。

 校長室机上に溜まっていた文書をスキャンスナップで電子化。ほぼ整理完了。通知表点検も完了。

 明日、同じく、@発見島を使って授業をする菊池先生の授業案をコンピュータ室で検討。5人集まると、やはりいい案が出てくる。なにより授業についてあれこれ話す時間は自分にとってはまさに至福の時。その様子を教頭さんが学校HPにアップ。こういうコンテンツもグット。

 菊池さんの授業検討が終わったところで、自分の授業検討。「よし、子どもがこれを発見してくれたらOK」というポイントを決めたところで、教材研究終了。本当に久々の授業。

 IT活用日常化プロジェクトの冊子が届く。授業提供者に1冊ずつ配付。あとは回覧板で全職員に見せることにする。

 19時から予定していた相談が事故があってキャンセル。致し方ない。24日のコンピュータ研究委員会発表会のための封筒作り、完了。

 帰宅。授業に備えて、標本調査の勉強し直し。授業の最後に提示するネタ探し。いいものが見つからず。
 


2003年12月20日(土) 雪、雪、雪そりゃあないぜ

2004年12月19日(日) バレーボール部の試合

 バレーボール部男女のクリスマスカップを参観。男女とも仲良く第3位。結果を学校HPでアップ。その昔、コートで激しく怒りまくっていた自分が懐かしい。若かったよなあ。

「1月に小牧中を訪問したときの様子をアップしたいが許可を」というメールあり。もう小牧中の人間ではないけど、僕が写っているということで連絡がきたらしい。もう12月になるのに・・・と思いながら了承。

光ヶ丘中マガジンプロット書き。ちょっと見えてきた感じだが、まだまだ。いくつかのメール。21日の@発見島授業の内容決まらず。明日、勝負。


2003年12月19日(金) なんと雪、そりゃあないでしょ!

2004年12月18日(土) 疲労のピーク?

 朝から体がだるい。起きたのは10時過ぎ。「民間人校長奮戦記 高校を変えたい!」(著 大島謙)を読み終える。学校現場を「異界」と表現し、「学校改革請負人」と自ら称している大島さん。熱のこもった本にまたもや刺激を受ける。ベネッセ出身校長、五反野小の三原さんの東京・朝日新聞連載の新・校長日記もまとめて読む。やはり授業評価など参考になることも多い。しかし!教員出身の校長の経営論もいっぱい聞きたいのだけど、発信があまりないのが残念。もっといえば、市内でお互いに気楽に情報交換できることが一番なのだけど。仕掛けてみようかな・・・。「輝く人、支えるこころ」(堀田力・小布施講演録)を読む。「こころの自立」というキーワードは、なるほど。まだまだ続いている「数学教育の挑戦」(著 根本博)を読む。読みながら、これは何度も読もう!と思える本。楽しみはまだ続く。疲労がピーク?午後7時には横になる。0時前に学校HP更新が気になって起きてアップ。それから目が冴えてしまって、なんやかんやで午前2時。


2003年12月18日(木) 今学期最後の視察対応

2004年12月17日(金) 授業を見ること

 いつものように文書決裁。教育委員会に出向いて相談。続いて、市役所内で北里市民センター長らから催し物の相談を受ける。「吉朝&地獄八景亡者戯」と同等のインパクトある催し物に悩む。

 小牧IC→木曽川ICを通って一宮市立北方中へ。毎日更新される北方中のHPをよく見ているだけあって、あの写真はここなのか!と妙に納得。

 5時限、6時限目の4つの授業(数学2,社会、英語)を参観。気づいたことをすぐにノートコンピュータに書き込み、デジカメで黒板やノートを撮影。4つの授業ともいただいた課題(○つけ法、復唱法)を中心に見る。

 30分間でプレゼン作成して講義に臨む。4つの授業での気づきを、できるだけ、どの教科の授業であっても当てはまるように話したつもり。最後は、聞いていただく方が自分の問題としてもとらえていただけるかどうかだ。今の自分の力量では、この当たりが限界。ごめんなさい。最後は、○つけ法と復唱法の部分を編集した二つの授業を見てもらい、気づいたことを挙げてもらう。

 結論。今回も引き受けた自分が一番勉強させてもらった。○つけ法は子どもをきちんと見る、子どもに寄り添う意味で、実に有効で、実に手軽な手段であることを改めて実感。今、この場面で、○つけ法で一人一人の子どもの側に来れば、子どもの思考や活動がよく分かって、それを生かす授業にシフトできるのにと、思うシーンがいくつかあった。そのほか、学んだことはいっぱい。いい機会を与えていただいた北方中に感謝。本当は講師がこんなことではいけないのだけれど。

 最後のまとめを話された伊藤教務の言葉が重い。「まず授業を見ることが一番です。空時間だったにも関わらず、授業を見に来なかった方は、とても損をしたのだと思ってください!」この学校のより良い授業づくりに向けての意気込みをひしひしと感じた。学期末のこの時期にこうしたことがやれる学校は、そうあるものじゃない!

 急いで帰宅。我が校の忘年会で名古屋へ。いつも年末にする小咄はネタバレで「来年、また勉強して参ります」と桂文楽のご挨拶を借用。楽しい時間はすぐに過ぎる。帰宅。0時をちょっと回ったところで学校HPアップ。厳密に言えば、また更新の空白日を作ってしまった。ごめんなさい。教頭先生。


2003年12月17日(水) 忘年会で遅くに帰宅

2004年12月16日(木) 来客の連続

 いつもより遅れて昇降口清掃。文書決裁。メール処理。愛知万博の学校見学予定報告、ジュニアクラブ化アンケート結果処理など。 

 10:00名経大の柴田教授来校。IT推進会議について事前協議。13:30文科省関連のプロジェクト紹介で2人来校。今後の動き次第と判断。15:00修学旅行関連で2名来校。懇談。16:30数学関連で1名来校。実に来客が多い日。来客の合間をぬって教頭さんと相談いくつか。

 帰宅して一宮北方中の訪問準備。2つの授業ビデオから○つけ法と復唱法のシーンをいくつか取り出す。それをDVDに編集作業。その上で講義の流れを決定。もっとも前半は見せていただいた授業コメントの予定。


2003年12月16日(火) 

2004年12月15日(水) 農文協から取材

 出勤早々、体育館窓が何者かによって割られていたと報告を受ける。なんともならない悔しさを感じる。

 9:00「食農教育」などの雑誌を発行している農文協の伊藤さんから取材を受ける。本校の取組(学校と地域を結びつけるホームページや地域ふれあいフェスティバルなどの行事)を雑誌の特集にしたいとのこと。2時間ほど自分の思いや、地域やPTAさんからの学校支援について話をする。

 11:00地域コーディネータの森澤さん来校。僕に続いて取材。給食も食べながら取材&懇談。

 兵庫県三木市の中学校長から視察依頼。IT活用や学校経営について聞きたいとのこと。情報交換をさせていただくつもりで引き受ける。
 
 13:00PTA会長&母代さんも取材を受ける。 

 14:00光ヶ丘中学校区健全育成会&愛のパトロール。区長さん、民生委員さんをはじめ、多数の方に参加していただいた。小学校、中学校から最近の学校状況を報告。地域の情報交換。3班に分かれてパトロール。その様子を教頭さんがさっそくアップ。膨大な仕事がある中で、HP更新を優先し、我が校の教育目標具現化に常に動いていてくれることに感謝。なかなかできることじゃない。

 おやじの会代表の前田さんの取材を終えて、夕刻に再び農文協の伊藤さん来校。8ページ仕立ての特集にする予定とのこと。学校、地域、保護者の皆さんともども、大いに評価していただき、とてもうれしい気持ち。

 夜は17日に伺う一宮の北方中訪問の準備。○つけ法&復唱法を中心とした講義依頼だが、すでに本家の志水先生が何度も訪問されている学校で、しかも教務の伊藤さんは授業の達人。プレッシャーかかるよなあ。ある学校での授業や検討会ビデオを見て、ネタ探し。あと1日頑張らねば。そうそう、この北方中学のHPも毎日更新。日本の学校更新頻度ランキングで、中学校だけでは常に日本一。ちなみに我が校は第二位。


2003年12月15日(月) 一安心の一日

2004年12月14日(火) 卒業文集に寄せて

 今朝は昇降口清掃ができた。登校状況を見るために久しぶりに遠出。

 ずっと以前に依頼を受けていても手つかずだった、卒業文集に掲載する校長原稿を書く。タイトルは「生涯にわたって学び続ける人に」。1ページもらえたので、自分の学び経験などがしっかり書けた。

 いくつかの文書決裁。文書発送作業。メール処理。24日のコンピュータ研究委員会発表会の参加者名簿づくり。参加者集約のための電話をいくつか。

 清掃時間は体育館トイレでタイル拭き。一生懸命取り組んでいたので、その姿を撮影して学校HPにアップ。

 市役所に行く。環境政策課で依頼。学校教育課、庶務課で相談。

 来年度の講演依頼が2本あり。またもや福井。びっくり。

 「予備校が教育を救う」(著 丹羽健夫)を読了。経験が少ない予備校講師の力量アップは、ベテランとの教材作りにあることなど、興味深い記述がいっぱい。

 続いて「民間人校長奮戦記 高校を変えたい」(著 大島謙)を読む。職員会議の紛糾ぶり、反対することを喜びとするような教師との生々しい戦いの記録。一気読み。県によってはかなり事情が違うし、もちろん高校と小中学校では大きな違いがあるが、それにしても?という事実にびっくり。まさに奮戦記!

 スクール55ネットに来年3月21日に東京で開催する「フォーラム2005ITによる元気な学校づくり」の詳細がアップ。4回目となる今回のフォーラムは午前も午後も。光ヶ丘中、五反野小、小牧中の3校によるIT実践&ディスカッションなど。コーディネータはいつものように堀田先生。すでに参加します!という声をいくつか聞いているのもうれしい。


2003年12月14日(日) 駅伝&小牧落語を聴く会

2004年12月13日(月) 来年度の構想検討

 Web小牧市教育センターへ、自分のHPコンテンツの中から役立つのではと思うものを申請。さっそくアップしていただけた。

 少人数授業の数学を観察。多くの子どもたちが苦手とする図形の証明。10人足らずの人数でも、かなりの差をあることがよく分かる。スモールステップで、その子どもに応じた手だて、助言で一つ一つクリアしていく様子を見ることが出来た。続いて3年英語。二人ペアでスキットに楽しんで取り組んでいた。その様子は学校HPでアップ。

 光ヶ丘中マガジン(仮題)の各項目のリード文書き。まだまだ先が見えず。

 今日は3年生と便所掃除。タイル磨き。

 14時から4人で来年度の構想会議。終了は17時30分。検討事項は行事のあり方、現職教育の進め方など6項目ほど。いろいろと出た意見を加味して、来年1月7日には新年度ビジョン提案の予定。う〜む、はたして出来るか?宣言した以上、やらねば!

 「予備校が教育を救う」(著 丹羽健夫)を読む。昨年度の教師力アップセミナーでの口調を思い出しながら読む。予備校の方が学校らしくないか!


2003年12月13日(土) 第34回愛知教育大学数学教育学会研究大会

2004年12月12日(日) 忙しい日曜日

 朝7時学校着。駅伝大会に出場する選手に激励。8時20分、パークアリーナでの開会式出席。スタートを見て、そのままアリーナで待機。ゴールは1時間30分後。我が校は4チーム出場。Aチームは第6位。どのチームもよく頑張った。PTAさん方も応援。(黄色い光ヶ丘中スタジャン着用忘れは冷や汗。反省)

 選手全員が学校へ向かったのを確認して、市役所で開催中のエコネット会議に出席。「落語から学ぶエコライフ」進行状況報告、「第3回こどもとおとなの環境会議」については会議の柱について協議。学校版環境ISOを軸に進めることに。詳細案を立て、みなさんに提案することに。

 今度は市民会館で行われる第7回小牧市民舞台芸術祭「市民ミュージカル川の星」に。僕は校長会組織から出ている関係で、なんと実行副委員長。もうしわけない立場。本校生徒も出演。そして、今回の「川の星」は我が校生徒が小学校の時に書いたホタルの詩がもとになって生まれた作品。満員のお客様と一緒にじっくり鑑賞させてもらう。一生懸命さが会場いっぱいに伝わってきて、心洗われる気分に。また舞台に上りたい!また観たい!というリピーターがたくさん生まれるのには納得。

 そして、一番うれしかったのは、ミュージカルの前説。大山川をきれいにする取り組み紹介スライドに合わせて流れた曲は「エコライフのうた」。エコネットのことも、リピートさんのことも、そして、このうたが全国で歌い始められているとの紹介もあった。ある方に聞いたら、鍛治屋さんの熱意で挿入されたシーンだったとのこと。粘り勝ちですよとも!エコネットを代表して鍛治屋さんに大感謝。

 朝、ギリギリに起きたこともあって朝食とらず、昼食もとれずで、今日初めて食べ物を口にしたのは午後4時30分。食事をしながら、昨日から読み始めた「内側から見た富士通 成果主義の崩壊」を読了。無能なトップ、暗躍する人事部、不満と嫉妬・・・、こんなことまで書いて良いのかと思う内容が次から次へ。何のためのシステム変更かを忘れてしまうと悲惨な結果になる実例。

 PTA会長遠藤さんが駅伝デジカメデータを送っていただけた。HP更新をいつも気にしていただいていることがありがたい。教頭さんからも駅伝のデータ更新依頼。さっそくアップ。

「数学教育の挑戦」を引き続き読む。読み応えしっかり。JAPETのホームページに「実践事例アイデア集 Vol.13」(次刊)の掲載事例が発表されていることに気づく。前々号に引き続いて、また掲載されることに。小牧中の神戸さんや岡山の川上さん、横須賀中の近藤さんの名前も発見。


2003年12月12日(金) 授業のリズム

2004年12月11日(土) 愛知教育大学数学教育学会研究大会にて

 土曜日の高速は空いていて、あっという間に愛知教育大学へ到着。数学教育学会に参加。

 課題別分科会3「評価規準と補充・発展に関する問題」で15分間のプレゼン。質問も多くあって分科会の活性化には貢献したと判断。もう一つのプレゼン「岡崎市における評価規準作成の取り組み」には感心。蜂須賀さんの穏やかな語り口からも、確かな歩みをしているという自信が伝わってきたし、あれほど多くの出版が岡崎市の算数・数学でされていたとは!さぞかし皆さんの力も意欲高まったはず。仕掛けのうまさを感じた。

 続いて中学校の第二分科会に出席。発表者は僕が附属時代に教育実習にきていた名古屋のK先生。時の経つ早さを感じながら発表に耳を傾ける。研究主題は「意欲的に学習に取り組み追究する生徒の育成」。若いのに発表慣れしていて、だから、こういう舞台に出てくるわけだと思いながらも、いろいろと感じることあり。

 ちょっと質問がとぎれた時に、司会が困るだろうと「感想程度ですが、少し研究主題が大きすぎるのでは」と話し出した途端に、久しぶりに火がついて、気持ちが押さえきれなくなった状態。この状態は分かる人には分かるはず。
「K先生の実践を否定するわけでもなんでもありません。この冊子に載っている研究レポートや全国で作られている研究紀要もそうですが、ぜんぶうまくいっていますよね。本当にここにあるようにすべて成功しているのですか。失敗しました、こんなことはやってはいけません、という報告はいっさいありませんよね。1年間に研究紀要はどれだけ作られるのでしょうか。数千冊はあるでしょう。そのほとんどがうまくいったという報告です。それなのに、なぜこんなに教育改革が叫ばれるのでしょうか。もうこんな状態は止めましょう。こういう会でこそ、正直に報告し合うべきじゃないですか。名古屋の方のレポートは形がいつもきまっていて、実に伝統的で、これはすごいことだと思うのですが、K先生、本当にこのような形であなたのこだわってきたことが書けるのですか。また、こんな大きなテーマで本当に研究ができているのですか。あなたのこだわりは「課題のつながり」ですよね。そうであれば、もっとそこに焦点を絞るべきです。単に課題の並べ方を工夫しただけでなく、おそらく発問や指示も工夫されたのじゃありませんか。そこまで明らかにしてもらってこそ、みんなの財産になるのです。ねえ、みなさん、ぜひ手に入れたいと思われるようなレポートを書きましょうよ。○□◇×☆・・・」最後は、自分でもちょっと言い過ぎたという気持ちになって、どう収拾しようかという状態。ちょうど自分の後ろに筑波大学附属中の鈴木先生が座ってみえることに気づいて、最後は「どう思われますか、筑波の先生は?」とふってしまった。自分なりに嫌な振り方(自己嫌悪)。さぞかし困られたことと思うが、上手につないでいただいた。

 分科会が終わってK先生が挨拶に。「あのように僕が言った時に切り返せばいいじゃないか。先生のレポートだって、うまくいった報告でしたよと」。K先生、すかさず「言えるわけはありません」。「そりゃあ、そうだね。でもおもしろかったねえ」と僕だけ満足な会?評価の発表も出来たし、言いたいことは言えたし。あったかい土曜日に愛車で飛ばせたし。

 今日もらった学会誌「イプシロン」に目を通す。文科省の根本視学官の論文も掲載。タイトルがいい!「数学教師は変われるか」。あの収拾がつかなった状態でこれに気づけば良かった。いいオチ付けられたのに。「みなさん、こういう状態を一番心配しているのは文科省ですよ。このイプシロンを見てください。根本視学官は『数学教師は変われるか』と言ってみえますよ」と。

 夜はまず「落語から学ぶエコライフ」発送作業。タックシール270人分をはり、のり付け作業。ああ、しんど。


2003年12月11日(木) 今日の勤務地は応接室

2004年12月10日(金) 来客が続々と

今朝も昇降口掃除。僕は時折だけど、毎日欠かさずやってみえる堀部先生には脱帽。

 今日は5人の方の来校がもともと決まっていた日。学校教育課長をはじめ、富木島中校長、高等学校長、地域の田中さん、グループウエア改善打ち合わせに東さんとエドウェルさんと、次から次といった感じの1日。夕刻にはおやじの会の前田さんからの新企画提案あり。教頭さんと二人でなるほど!と納得。

 ジュニアクラブ化にかかわるアンケート分析。数値のグラフ化をして考察書き。考えている方向性の確かさはグラフで納得。しかし次の策が出ない(涙)。

 昼休みは図書室での読み聞かせに参加。途中でやむを得ず退席。これは残念。

 雑誌の取材日は15日に決定。みなさんに連絡メール。教頭さんから15日の健全育成会、愛のパトロールの相談。学研NEW(IT活用日常化プロジェクトの別冊含)が届く。やはり、やったことがこうした形になるのはうれしい。実践者分の別冊が届くのが待ち遠しい。このプロジェクトにかかわった皆さんのブログにもさっそく別冊が登場。いつもアクティブなお二人、佐藤さん皆川さんのブログでチェック。

 またもや福井から講演依頼。こちらの「この日しか無理!」という日で調整とのこと。そうまでしていただければ伺うしかない。大感謝。

 明日の愛知教育大学数学教育学会での課題別協議会でのプレゼン作成。タイトルは「指導と評価の一体化をめざして 授業のめあてとテストの連動」。小牧中の仲間とともに創り上げてきた実践を披露できる場があるのはうれしいこと。本当は、汗水流した小牧中数学科の実践者が発表すべきと思いながら、実践をまとめる立場でプレゼン準備完了。

 「落語から学ぶエコライフ」チラシアップの連絡メールを鍛治屋さんからいただく。案内状発送のためのタックシール作り。印刷完了が待ちきれず、横になる。寝る前にチェックしたら学校HPが11万アクセスを超える。10万から11日目。


2003年12月10日(水) 社会科授業観察

2004年12月09日(木) いよいよ進路委員会

 今日の朝一番の仕事はジュニアクラブ化推進部会アンケート集計。2校分が届きデータ入力。全体集計ができた。いよいよ分析。う〜ん、何も見えてこない・・・。

 午前中は教員会総務部会に出席。先日の音楽会のアンケート結果や予算執行の見込みについて報告。来年度に向けていろいろと意見をいただいた。「来年も?・・・」とつい口に出てしまったが、音楽担当になったことで、これまでにない経験をさせてもらって大いに勉強になったのは確か。何でもやってみることだ。もし引き続きであれば音楽会の演出を考えてみたい。

 午後の集会では「学校版環境ISO」の取組の中間報告。できるだけ多くの子どもが意識して行動できるためには、こうした振り返りは重要だ。企画のよさに感謝。

 来週の懇談会を前にして進路委員会。3年生はもちろん、校長、教頭、教務、校務、1・2年学年主任も出席。中学校においては特に重要な会議。個別データを基に協議。膨大な資料。3年生スタッフはここのところとりわけ遅くまで長時間にわたって協議。子どものことを思えば致し方ないとはいえ、本当にお疲れさま。

 帰宅。先日の福井講義の感想が届く。どの参加者からもうれしい言葉をいただく。教材研究の深さや子どもを生かす展開について触れていただいた感想が多く、さらに元気をもらう。今日〆切の「学校マネージメント3月号」の原稿書き。再考を重ね、ようやく完成。送付。昨日に続いて、「落語から学ぶエコライフ」の事務仕事。もう一山で完了の段階まで進んだ。来年度構想練りを少々。無事、原稿が送れたことで気分も楽になって横になる。いつのまにか26時。


2003年12月09日(火) 教頭会議

2004年12月08日(水) 資源回収

 今朝は昇降口清掃。朝一番は、名古屋市内のA中学校長から学校寄席のプロジュース依頼の電話。いろいろな人のつながりがあって、とうとう名古屋の学校のプロジュースまですることになった!。さっそく動く。午後には確定。今回も九雀師匠に来演いただくことになった。 

 ある高校長が来校。いい話が聞けた。本質をしっかりと見極めていることが肝心だ。

 午後は3年生&PTAによる資源回収。校区を22に分けて回収。できるだけ回ろうとしたが、22カ所はとても無理だった。資源は予想以上に集まった様子。回収がすべて終わって教頭さんが帰校したのが19時近く。お疲れさまでした。

 そして原稿書きに勤しむ。家に帰っても原稿書き。明日には送ることが出来そうな目途が立つ。

 先日のリピート山中リサイタルでのエコネッターの1日がアップされた。桂雀三郎師匠、リピート山中さんと一緒に写っている永遠の記念版あり。この写真は自分のHPの自己満足コーナーでも残しておきたいショット。

 小牧市主催の「落語から学ぶエコライフ2」のチラシ作り。昨年が初企画。2回もお膝送りをするほど、たくさんのお客さんにきていただき、大好評だったものだ。来年もぜひ!という声もあって、17年2月5日(土)小牧勤労センターにて開催。今回も柴田智子さんと僕の「エコライフ対談」あり。昨年は「エコライフ漫才」と言われてしまったけど。無事、チラシ印刷完了。封筒詰めも。また調子が出てきて「小牧落語を聴く会」のチラシも印刷完了。ホントは明日〆切の原稿を熱中すれば良かったのだけど。今ごろ後悔しても始まらないね。


2003年12月08日(月) GC活用研究会のエンジンかかる

2004年12月07日(火) 数学的リテラシー1位から6位

 今朝は玄関掃除をしながら子どもと挨拶。今日も職員と懇談。久しぶりに来客も続く。文書決裁。ある雑誌社から学校へ取材の申し込み。うれしいのは、学校HPをよくご覧いただいていて、本校の特徴をよく知った上での依頼であること。PTAさんやおやじの会、地域コーディネータさんも取材させてほしいとの依頼。さっそく皆さんに連絡メール。

 国際的な学習到達度調査の結果が発表された。日本の「数学的リテラシー(応用力)」は前回の1位から6位になった。もっとショックなことは、アンケートの結果で、数学について「授業が楽しみか」「内容に興味があるか」など関心を聞いた質問項目すべてで、日本の生徒は肯定的な答えがOECDの平均以下だったこと。「数学を日常生活にどう応用できるか考えている」と答えた生徒はわずか12.5%で、平均の53%にはるか及ばなかったこと。先日のセミナー、文科省の根本先生の厳しい口調を思い出す。

 給食はタンザニア料理。これを学校HPにアップ。今日の清掃も生徒と便所掃除。担任に「頑張っていたよ」と報告。午後は〆切迫る原稿書き。考えてみたら、手をつけていない原稿が数本あり。とりあえず書かなければ。
 
 3年生は長時間にわたる学年部会。いよいよ進路決定の時期。ご苦労様。僕は一足先に帰宅。原稿書きを続ける。堀田先生に声をかけていただき参加した「IT日常化プロジェクト」の報告がアップされる。本校の実践も写真付きで数例紹介された。明日には学研NEWの別冊でも紹介される。いい機会をいただいた。堀田先生HPを見ると、来年3月東京で本校のIT実践を紹介するフォーラムのことも。感謝。プロジェクトXは吉野ヶ里遺跡。いつものように感動して、再び原稿書き。


2003年12月07日(日) 読書

2004年12月06日(月) 「数学教育の挑戦」にはまる

 午前中は校長会議。市教委からの指導・連絡、校長会議所管事項連絡、協議。時節柄のこと多し。帰校後、エディコムマネジャー上にPDFで書類提示。

 今日の清掃は2年便所掃除。実によく働く3人の男子。会話も進む。

 午後はジュニアクラブ化推進第二部会長として依頼したアンケート集計。各校の手間を少しでも省くためにすべて集計を請け負ったので、入力だけでかなりの時間がかかる。あと2校分で、分析ができる段階へ。
 
 コンピュータ研究委員会発表会の段取りをいくつか。最終報告書はWEB小牧市教育センターにアップすることに変更。

 夜は〆切近い原稿書きを一気にと思ったが、「数学教育の挑戦」(著 根本博)を読み始めたら止まらず。簡単に読み進める内容でなく、遅々として進まずだが、久々に良い本に出会ったという気持ち。


2003年12月06日(土) CEC学校企画情報交流会

2004年12月05日(日) どれほど寝ていたことか

 疲れが溜まっていた上に夜更かしをしてしまったことも祟って、お昼頃までほとんど記憶なし。

 起きてメール処理。学校HPは人権週間の紹介アップ。溜まっている書類作成に集中。IT推進会議資料も目途が立つ。「コメント力」(著 斎藤孝)「100億稼ぐ超メール術」(著 堀江貴文)を読む。コメント力では昭和天皇が好きな力士を聞かれて「職業上の秘密です」と答えたエピソードに感心。コメント力=ユーモア術のような式も考えられそう。メール術では来年度からの学校経営構想にヒントあり。続いて、「数学教育の挑戦」(著 根本博)を読み始める。昨日の根本先生の熱い語りを思い出す。

 リピートさんのHPにたくさんの書き込み。やはり良い仕事をした時は反応が多いってことだよね。


2003年12月05日(金) PTA総務・全委員会

2004年12月04日(土) どちらにも満足

 午前中は今年5回目の教師力アップセミナー。文部科学省視学官の根本博先生による講演「数学教育の挑戦」。いよいよこのセミナーにも文科省が登場だ。久しぶりにお聞きする根本先生のお話。以前より増して熱のこもった語り口。指導要領の一文言にもこれだけの思いを込めたのだ、何のためにこの学習があるのかを考えてほしい、少人数だからきめ細かい指導なのか、数学を通して人間を育てるのだ、といったメッセージが会場全体にビンビンと伝わってくる。思わず背筋を伸ばす骨太の講演。講演後、3000円を超える書籍「数学教育の挑戦」があっという間に売り切れたことからも、いかにインパクトがある話だったかがよく分かる。

 昼食を一緒にさせてもらいながら、さらにいろいろな話が聞けた。「先生、可能なら全国あちこちを回って、指導要領に込めた思いを語りたいのではありませんか」と投げかけたところ、大きく頷かれた。夏の文科省→県→市町での伝達講習では、とてもこの思いは分からない。思いの10000分の1も伝わっていないのではないか!残念なことだ。

 大阪へ向かう。今日はひょんなことでつながりができたリピート山中さんのリサイタル小牧エコネットからバスをチャーターしての参加。僕は遅れて参加。1400人入るサンケイホール、1階席はほぼ満席。いつも小牧で聴いているあのさわやかなリピートさんの歌声に酔いしれる3時間。高石ともやさん、桂雀三郎さんらもゲスト参加で、笑いあり、しんみりありのとっても温かいリサイタル。

 30歳を超えて意を決してプロデビュー。夢に向かってジワジワと進んできて、とうとう今回のリサイタル。4年前ほどにお会いしてから時折聴いてきたリピートさんの人生観。歌を聴きながら、これまで僕に語ってくれた言葉の一つ一つが甦ってきて、ものすごく目頭が熱くなってきて・・・。僕も「ありたい自分、なりたい自分」を見失わず、頑張ってみようと新たに決意もさせてくれたコンサートに大満足。

 終了後、楽屋で行われた打ち上げ会にも参加させてもらって、リピートさんはもちろん杉山マネジャーさんとも握手。本当におめでとうございました。次の目標「紅白」に向かって頑張ってください。

 帰りはエコネットの皆さんと一緒。29人乗りのバスが満席。エコネットメンバーの出口さん、橋本さん、竹内さんらの格別な心遣いや準備もあって、快適なバスの旅。隣に座られた鍛治屋さんに、さっそくリピートさんに影響されて熱い提案。IT推進会議の提案に自信も持てた。出発が遅くなったこともあって、小牧に着いたのは午前1時30分。さぞかし運転手の白石さんもお疲れのことと思う。秋月さんに送ってもらって、帰宅したのは2時。秋月さんから「学校担任だより」(長嶋清著)をいただく。勤務先も違うのに、いつまでも気にかけていただいていて感謝。就寝は3時。


2003年12月04日(木) 一宮女子短大のカイゼン

2004年12月03日(金) 今日も来年度構想をあれこれ練る

 今日も職員と懇談。来年度構想をあれこれ、1日のほとんどがこれ。朝、昇降口清掃、昼には子どもと一緒に1年便所掃除。来年3月東京開催でのフォーラム打ち合わせ。教育委員会に書類提出して相談。小牧西中の松浦先生の撮影参観。GDM理論に基づいた素晴らしい英語授業のポイントがネットで流されるのが楽しみ。Web小牧市教育センターに僕の論文「学校ホームページの毎日更新を支えるシステムと運用」を掲載していただけた。


2003年12月03日(水) 来客ひっきりなし

2004年12月02日(木) 福井嶺南教育事務所での指導力アップセミナー

 早朝に目が覚め、ホテルで光中マガジンのプロット書き。8:50セミナー会場の福井県教育庁嶺南教育事務所へ移動。

 午前中は9:30〜12:00の2時間30分の講義。最初の1時間30分は「豊かな教材研究がよい授業を創り出す」ことを主眼におき、自分がどのような観点から教材研究を深めているかを実例をもとに話す。扱った教材は「二つの正三角形」「姉妹の日記」。反応はやや重め。後半の1時間はビデオによる課題提示紹介と、10年ほど前の飛び込み授業ビデオをもとに、子どもの発言をどう生かし、つないでいるかを説明する。この反応はまあまあかな。

 休憩時間にメールチェックして返信。

 午後は13:00〜14:30の1時間30分。午前中はやや重めな展開であったことを反省して、座席表ももらって模擬授業を2つ。「17段目の秘密」「三角形の面積をもとに四角形の面積を求めよう」。インタラクティブな展開ができて、思いもよらない考えも出されて、とても良い反応。参加者が持ち寄ったレポートをもとにした協議の時間は少し休憩させてもらって、最後は15:30〜16:00の30分間。作図ツールへの質問もあったため、12月25日のGC研究会のPRもして、日ごろ、自分はどう自己研鑽をしているかを紹介して、やっと終了。さすがに疲れた。

 小浜→敦賀IC→小牧ICと帰路につく。実質2時間10分ほどで帰宅。愛車の走りに大満足。

 夜は様々な事務仕事。学校HP更新メールを受けてアップ。WEB小牧市教育センターが開設。「教育委員だより」にも掲載される。本市で一番元気なのは教育長!本当にすごい方だ。


2003年12月02日(火) @発見島は本当に発見します

2004年12月01日(水) 福井へ移動

 早々に昨日のコンピュータ研究委員会を受けて、丹羽さん、神戸さんから委員への連絡メールが届く。二人とも、こうしてレスは早いし、会のイメージもはっきり持ってリードしてもらえるし。いい仲間と仕事ができてありがたい。

 愛日管区校長会議で名古屋・産業貿易館へ。次長・指導第二課長・指導主事からの指導、連絡。この季節ならではの指導が続く。

 昼食時に、大城小、光小の校長と学校HP談義。光小校長には隣同士である利点を生かしたプロジェクトについて情報提供。

 午後は、愛知郡東郷町の愛知県総合教育センターへ移動。移動時間等を利用して、光中マガジンのプロット書き。リード文も加える。

 15:00研究指導主事と相談。新たな情報や視点をいただく。自分なりの考えも固まりつつある。やはり動いてみることだ。

 電話で学校の今日1日の様子を聞き、異常なしであることを確認して、福井へ移動。

 2時間30分ほどで、福井・小浜市のホテルに到着。PHSがつながらず困っていたら、無線でつながることが判明。さっそく学校HP更新メールを受けてアップ作業。完了。

 明日の研修会担当の指導主事の先生方と懇親。コンピュータを活用した授業実践や、授業検討の一手法としての「3シーンビデオ検討法」、研究発表会のアイデアなど、2時間の大半は自分がしゃべってしまった(汗)。おいしい魚料理に満腹。部屋でプロット書きなど。大風呂で久々にゆっくり。


2003年12月01日(月) 明日は@発見島授業