三楽の仕事日記
DiaryINDEX|past|will
準備もあって早めに勤労センターへ。
市P連総会に出席。議事は当然スムーズに進行。来賓の教育長の挨拶は「学校は校長の一言で動く組織ではなく、納得で動き出す組織。PTAも同様。そのためには広報活動や仕掛けが必要」という話。なるほど、まさに納得。
あわてて帰って4時間目後半の授業観察。今年度初の音楽観察。まだまだ一度も見ていない授業がいくつかある。時間がほしい。
兵庫県三木市教育センターから「平成15年度小牧中学校の教育」を25冊送ってほしいと連絡あり。3月のフォーラムに来て、本校の冊子を見て、市内小中学校に学校を開く例として配布したいという。こうして遠くの方にも認められることは元気が出る素になる。うれしい。
日本教育新聞社の取材を受ける。なぜ小牧中学校はこうして「学校を開く」ことになったのかということを中心に聞かれた。学校公開は学校の一番核となる授業、評価のことがされていなければいけない。その上で日常的な様子を伝えると、公開が生きてくると持論を展開。さて、どれだけ記事にされるのか。
あるところから連続3回講座の講師依頼。教師力を高める講演をしてほしいとのこと。自分のこれまでの授業づくりを中心に話そうと、やや気は重いが引き受ける。
いよいよ市P連事務局として仕事開始。まず通帳開設や役員会の設定から。時間がかかる仕事をいかに効率よく、質を落とさず、間違えずやるか。まず考えよう。心の相談員さんの給与処理等をして退校。
2003年04月29日(火) |
ナベサダを聴きながら |
久しぶりに午前中はのんびりと。「非行」は語る−家裁調査官の事例ファイル−を読む。(こんな本をのんびりと読むな!と言われそう)調査官が語る初発型非行の手当にはなるほどと思った。
学校へ。明日の市P連総会での資料づくり。いよいよ明日から我が校が事務局。 「発問研」のメンバー顔合わせとコンセプトの再確認。6月14日までの原稿執筆確認。
職員室前部に二つの掲示物完成。「夢を語り常に進みつつある教師」「One for all」「All for one」。今年度の教師像といいとこみつけの目標。教室に学級目標があるように、職員室にも目標を掲げるべき。校長先生からの定期的な掲示物とこれで目標三点セット。
週案に「○つけ法」という言葉がチラホラと。とてもうれしい。
数学の職員が体調不良で休み。代わりに2年生の3時間の授業を行う。文字式の乗除が2クラス、文字式の利用が1クラス。授業はどんな教材でも楽しい。ただ子どもが分かっていないとなかなか意図的指名はできない。文字式利用は円周や体積をもとめることが身に付いていないため、本質に向かうまでに一汗かく。
二つの英語の授業と社会の授業参観。社会の課題設定で考えることあり。時間と内容のせめぎ合いなのか。
職員会議。特別支援教育の方針や指導のあり方について。避難訓練の手順で論議。生徒会執行部提案をどう生かしていくかで協議。学校訪問の進め方等の提案など。特に執行部提案を受けて教師がどう支援していくかの論議は、いろいろな視点が出され、若い教師にとっては良い勉強になる会議となった。
公務災害申請の添付資料づくりでかなりの時間がかかったが完成。退校。
朝日新聞に「教師力」の特集が掲載されるはず。喫茶店に行っても新聞はなし。図書館へ。シリーズは期待したわりにはあっけない幕切れ。
「教育を経済学で考える」読破。予想したとおりの結論。経済力格差が子どもの教育に及ぼす影響についてクローズアップされていた。教育改革が提言されていたが魅力感じず。
正木孝昌先生の講演ビデオ再視聴。定年まで授業をやり続けたがゆえの言葉の重み。毎日、自分の授業をテープで聞き続けた努力には勝てない。
学校へ。部活試合の結果などを聞く。発問研日程調整なども。
「問題解決型リーダーシップ」を読み始める。おもしろい。「ウイン・ウイン型問題解決力」の必要性は確かに。みんなが幸せになる方法を考えることは今の世の中に必要なこと。読み終わる。
2003年04月26日(土) |
雨はあがったけど・・・ |
なかなかすっきりしない土曜日。出校すると、明日の部活の大会のために準備をせっせとする教員が数人。学級事務に勤しむ教員も数人。頭が下がる。
昨日の朝日新聞をみて、教え子からメールが数通。ネット検索をしたら先生でした!というメールも。便利な時代になったものだ。
昨日は午後から出張。そのまま帰宅したこともあって、机上は書類の山。いくつかの電話メモ。市講師さんの勤務報告のミスがあり汗をかく。申し訳ない。書類の整理とメール処理、教師力アップセミナーのチラシ郵送などであっという間に2時間。
2003年04月25日(金) |
雨、雨、雨、雨・・・ |
雨ばっかりの毎日。なんとかならんものか。
昨夜の「教師力アップ座談会」の話を聞く。いい雰囲気で原点となることがいろいろと出たようでうれしい。こういうことができる職場であり続けたい。
朝の楽しみ。1分間スピーチに小見出しをつけること。今日は故郷広島のアジはうまい!というの話だったので「故郷のあじは味なもの」。自己満足。
用務員さんに給食実施数を集計するエクセルファイルの作り方をレクチャ。仕事を見直し、より便利にしていこうという姿勢がうれしい。
昨年度まで塾の講師であった方の授業観察。なるほど!という点もあり、さっそく観察日記記録へ。
「教師力アップセミナー」のチラシが届く。ビジネスセミナーに近い感覚のチラシに満足。さっそく校長会長に宣伝の依頼に出向き許可を得る。そこで、今朝の朝日新聞に自分が掲載されていることを聞く。メーリングリストで玉置さんを記事で見たという投稿もあり、これもありがたい。
2003年04月24日(木) |
それにしてもよく降る雨 |
朝1番で修学旅行引率確認、健康センターの件で報告・相談。完了。
昨日ついたライブカメラが気になって仕方がない。ついディスプレイに顔を向く。
いわゆる四役カード作成。仕上げてメールボックスへ。小1時間かかった。久々に直筆の書類作成。
3時間目、2クラスの数学の授業観察。効率を上げる練習法について考えるきっかけをもらった。まさに見ることは学ぶこと。
昨夜遅くまで書き物をしていたせいで、体がしんどい。仕事に集中できず。時間ばかりが経つ。
4月15日から始めた授業観察日記。1日のアクセス数は30ほど。よく言えば、毎日、職員の4分の3と授業について話題にしていることと同じ。考えようによっては、これはすごいこと。
よく降る雨にややうんざり。
1時限 数学。 正の数・負の数を量で表すこと。今日はサポート側にまわっての授業。あとで教材解釈について確認。
生徒名簿の不備発見。検索をかけて何度も確認をしたが基データの不備が原因。いたしかたない。
午後、英語、理科の授業観察。どちらも1年生で基礎・基本の部分。単調になる部分をどう活性化していくかが課題。また、工夫次第でもっと子どもの発言を基にした授業になると感じた。
健康センター事業利用の解釈違いからクレーム。問題を整理して関係機関へ回す。
ライブカメラの設置。これでどのように変化するのかが楽しみ。セッティング等を見ていて仕事進まず。
生徒議会をちらっと見学。長丁場の会議だったが、さすが代表生徒。だれずに後半も意見が続く。担当者からもとてもよい会議だったと報告を受ける。
3月のIT活用による元気な学校づくりが好評だったようで、第2回目の実施する方向に。まさに元気が出る。
2003年04月22日(火) |
朝の定番は1分間スピーチ |
今年度になって定番となった仕事が、朝の職員の打ち合わせで行っている「1分間スピーチ」のタイトルを考えて、職員ネットに書き込むこと。これだ!という小見出しを考えることが楽しい。ちなみにこれまでのタイトルは、 「春の出会い」「我が懸賞生活」「サイパンの110段の階段を経験して」「幼い頃の剣道修行を再び」「私の出発点は漫画家への思い」「地区の役員になってよさを感じる」「我が娘は小学1年生」 というもの。1年間継続したい。
地域から変質者出没の連絡あり。世の中で起こっている事件を考えるとこれまで以上に心配になる。関係機関や職員に連絡。
再び、ITによる元気な学校づくりフォーラム開催の相談あり。第1回目が好評だったという証拠。
授業観察。今日は国語と英語。子どもを引きつける工夫があって感心。さっそく観察日記記録。
ライブカメラ設置の相談。IT化がますます進むが、学校はより人間的になっていっている。これを世間に知らせたい。
午後も授業観察。体育の授業で運動場へ。指示の明確さが授業の成否を分けるのは他の教科以上だと改めて思った。
市講師の書類のエクセル=アクセス連動等で悩む。解決せず。時間が必要であることを覚悟。
2003年04月21日(月) |
緑がまぶしい雨上がりの月曜 |
時事通信社関係の提出文書を仕上げて市教委へ。あらためて本校の取組をまとめるよい機会となった。願わくば表彰されるとよいのだが・・・。
メールソフトをベッキーに変更。正式に申し込んで活用を始める。アウトルックはどうも自分には馴染まない。我慢の限界がきた。ベッキーは快調。早く利用すれば良かった。
エディコムマネジャーへの入力多数。用務員さんが実にきちんと入れておいてくださる。これがあって稼働しているシステム。忘れてはいけない。感謝。
二つの授業を参観。理科と英語。すぐに教頭観察日記に。週案に「教頭先生に授業をみてもらって子どもとの感触がよくなりました」と書いてあった。素直であることは伸びる。うれしい言葉だった。○つけ法のよさについて書いてある週案もあった。
6時間目。1年数学。 0より大きい数=正の数、0より小さい数=負の数から拡張へ。正の整数があれば負の整数があるはず。では正の数、正の整数とくれば(・・・正の分数)などと対照的に考えることで数の世界を広げていった。この展開は子どもにとって分かりやすいようだ。
母代さんからいただいたPTA専門委員会の名簿づくり完了。今年度からエクセルで。やはり名簿づくりはエクセルに限る。
2003年04月20日(日) |
雨の日曜日、今日も出校 |
明日までに提出の書類様式が分からず、やむを得ず出校。落ち着いて考えたらすでに自宅に持ち帰っていることに気づく。情けない。 PTA委員さん向けの発送文書を今年度から袋を使わず、文書に名前を差し込んで渡すことに変更。そのための書式を作って5月7日の委員会案内作成。紙の色はサーモンピンク。PTA関連はこの色を専売特許としてPR。確実にわたる率は増えることと思う。仕事の手間もこれでグンと減る。ITを上手に使って無駄を省き、有益な時間を生み出したい。まず自己満足。
帰宅して文書作成に取りかかるが、いっこうに進まず。ホームページを更新したり、スキャンスナップで文書整理をしているうちにあっという間に時間が過ぎる。それにしてもスキャンスナップはいい。使えば使うほどそのよさを実感。友人にもらった「タニサケ見学記」を再読。初読より、今の自分の心境に訴えるものあり。己の信じることを素直に平常心で行うこと、こんな心持ちになった。また、「夢現大」に書きこみ。すぐに志水先生からの書き込み。うれしさ倍増。
深夜近くになって、ようやく明日提出の文書に取り掛かる。やらねば。
PTAフラワーアレンジメント開催もあって出勤。土曜日はさすがに電話も少なく仕事に集中できる。
教師力アップセミナーチラシがもうすぐ印刷完了。そのため郵送先の連絡メール。来週の予定の牧中メールなど、メール処理。公務災害の申請書類作成(途中で終わる)。PTA名簿整理、PTA委員向け発送文書づくりなど。
夕刻からNPO=KECの会議に出席。いつものように(?)、難しい問題発生。かかわっている会で一番悩んでしまう会議。
帰宅したら「数学大好き2」第2版発行の知らせあり。著者の一人としてうれしい報告。
2003年04月18日(金) |
いよいよ汗が出るような日に |
10時より心の相談員の連絡会で市役所へ。スクールカウンセラーの設置で、心の相談員さんへの補助金が減ってきていることを知る。市の配慮で従来通り配属いただけることはありがたい。
1年数学。前時の「17段目の秘密」で問題となった「0は偶数か奇数がどちらでもないか」という問題から入る。偶数派とどちらでもない派に分かれ、おもしろい話し合いになった。最終的には、偶数は2で割り切れる数、1,3,5,7は奇数、2.4.6.8は偶数、その順でいくと0は偶数という説明、小学校の教科書を見直してきたら偶数だったという意見で結末。 その後、0,1,2,3,4、5・・・を使って、数を大小に拡張。0より小さい数を導入。そして0より大きい数という表現を対照的に扱い、用語「正の数・負の数」を提示。0は新しい数という発言から「0の発見」の話へ。最後は自然数を扱って終了。また新しい導入ができた。
午後から久しぶりに胸の痛みを感じる。しばらくじっとして治まったが、今回は痛みの時間が長い。う〜む。
3年生の社会の授業を参観。入るなり教師と子どもの一体感があって足が止まった。詳しくは教頭授業参観日記に。一気に書けたおもしろい授業だった。わずか残っていた痛みはなくなった。神経的なものかもしれない。
個別学習支援システムの打ち合わせ。こちらの考えるものがかなりのレベルまでできあがってきた。細かな点での打ち合わせが多いのが、その証拠。また楽しみが増えた。これが稼働し始めると、またまた、すごいことになる予感。わくわくすることが最近続く。
昇降口の感知照明も稼働始めた。これも一安心。PTA関連で子どもと高齢者を交通事故から守る会の理事人選で電話をして、快諾を得て書類作成。教師力アップセミナーのプロデザインのチラシ原稿も届く。明日、出勤することを確認して退校。
と思って片づけていると、ある職員が実にうれしそうに「今日、先生の言われたように○つけ法をやってみました。あれはいいですねえ、なんとなく見ると違って、○をつけて回ると頭にピピッと残るんです。いい発言が拾えました」と満足しきりの顔で話をしてくれた。ああ、うれしい。こういう会話ができる職場がいい。
朝の1分間スピーチを聴きながら、見出しをつけてグループウエアに記録するのが楽しみになってきた。1年間続けてみるとけっこうおもしろいものになる予感。
今日は非常勤講師さんの年間勤務予定表を作るのに掛かりきりになってしまった。年間525時間をどう割り振るか。なかなか大変である。電話や来客があり、思考が中断するのはやむを得ない。集中するとすぐにできるのだけどと思いながら、また、また電話。しかたがない。
今日は1年生の授業を3クラス見て回る。国語、社会、数学の三つともおもしろい。これはいい!というメモもどんどん増える。夕刻に教頭授業観察日記アップ。
午後は、授業参観+PTA総会+学年懇談会。朝の打ち合わせで職員に「元気できびきびした動きを」と話した。教師が元気がなくては始まらない。
多くの保護者に参加していただき、無事、PTA総会が終わる。会長が体調不良で不在だったのは実に残念。新会長の挨拶は飾らない言葉で好感が持てた。 本校のPTAの協力体制は強固でこれまでもいい意見をいただき、小牧中らしい活動もあって安定している。今年度は市P連事務局校としても大変だが、やるからには色も出していきたい。
昨日授業を見た教師と授業について話す。今日見た教師から授業についてその後の報告を受ける。こういう時間がたまらなくうれしい。学校はなんと言っても授業なのだ。
机上に郵便物が二つ。一つは実践事例アイデア集。自分の数学授業実践が掲載されたもの。もう一つはベネッセの情報紙。この2月に出かけていった金沢でのシンポジウムのまとめが掲載されていた。自分の取組がこうして形になるのは、やはりうれしい。
企画委員会。1学期間の諸行事を中心に大きな方向性を確認。職員間の連絡を密にすることや次年度の方向についても話題に。コンパクトでよい会議。これを続けていきたい。
市役所の方と学校から提出する書類の電子化について懇談。双方の視点があり、なかなか簡単にいきそうにない。情報の二次利用、三次利用があると活用が一気に進むことについては一致。
数学部会。各クラスで今年度の初の授業状況を交換。なるほど!というネタの披露もあり。なかなかみんな考えているものだと感心。○つけ法、復唱法という言葉が何度も聞かれ、4月2日にやった現職教育が有効であったように思えてうれしい。
4時間目は社会の授業参観。どのように進んでいくだろうかと興味がわいて、1時間の授業参観。他教科を見るのはやはり勉強になる。さっそく教頭の授業参観日記に書いてアップ。
午後はPTA総務委員の名簿づくり。新しい学校づくり書類完成、受付文書処理などで追われる。
小中学校巡回環境コンサートについて調整。希望日が重なり、さらに1日増やすことに。リピート山中さんも快諾。ほっとする。
昨日の歓送迎会の疲れあり。
朝の打ち合わせで「今日から教頭の授業観察日記を始めます」と宣言。2時間目の三つの授業を参観。職員室に戻って、すぐに書き込みアップ。一つに授業について3行ほどのコメント。これなら続けられるし、職員も読んでくれるだろう。ただし外に発信するのはまだ控えたい。
3時間目は今年度初の数学授業。楔をうつためにお願いしたビデオ撮影隊も来校。ピンマイクを付けると、いつものように緊張が走る。ネタは「17段目に秘密」
今日の授業の重点は、数学授業を創り出すための基本姿勢を子どもたちに知らせること。授業を進めながら、「あれっ」「そうか」という気持ちを表すことが大切なこと、友だちの発言を繰り返すことが出来るほど聴くことが大切なこと、「仮説を立てて確かめる」「仕事を分担して能率的に行う」などといった世の中で通用することも触れることが出来た。初めは重かった子どもたちが後半は反応もよく、こちらがびっくりするような考えも出てきて、いいスタートが切れた。ビデオを分析して記録をきちんととっておこうという気持ちになった授業だった。また、朝日新聞の方にも授業を見ていただき、感想をいただけた。教師の研修法についてのいくつかの質問について答えた。これがどう記事となるか楽しみであり、不安でもある。
午後は、新入生歓迎会。1年生にとっては部活動紹介が楽しみなところだろう。
授業を見ての感想交流をいくつか。授業のことを話しているのが一番楽しい時間。学校では授業が一番大切なのだが、なかなかゆっくりそういった話ができないのが寂しい。授業観察日記を通してコミュニケーションを図りたい。
体育関係に関する調査まとめ、新しい学校づくり推進事業交付申請書作成等で時間がかかり、9時過ぎに退校。
恒例の離任式だが、転任される先生方の話で気持ちを新たにすることが多い。ポイントだけ記しておく。 「感謝と努力を忘れず」「今を大切に」「今の幸せを忘れず」「負けず嫌いの君たちをいつまでも」「自分の力を信じて」「人生は駅伝。自分で自分に折々にタスキを確実に渡せ」など、長くは10年勤められた先生方の思いのこもった話は、子どもばかりでなく、こちらも気持ちが新たになる。6年目を迎えている自分、何ができるのか考えることが多い。
朝の打ち合わせで、明日の3時間目に「最初の授業で押さえておきたい授業の基礎基本」をテーマに授業を行います。そして公開します。ぜひどうぞ!」と宣言をした。こうして今年度は自ら宣言してしまい、追い込んでいこうと思う。
数学部会では、明日から始まる授業のめあてについて検討、それと昨日読んだ「学力低下を克服する本」の話題を少し。
職員会議は今日で年度初めの検討はほぼ終了。現職教育計画も了承され、教頭の授業観察日記公開も通った。さっそく職員ネット上で気楽に見られるように日記形式で発信することとして、もう一つこの日記使用を申し込んだ。
夜は歓送迎会。3時間30分を超える宴会。その半分以上は思いがいっぱいつまったお別れの挨拶、涙を流す職員を見て、本当にいい職場に働いていると実感。二次会では、転任者とゆっくりと話す。その思いに自然に頭も下がる。またPTA副会長と市P連の活動構想。楽しい時間になった。そして帰宅。明日の授業構想を考えて休む。
2003年04月13日(日) |
ひさしぶりに本などを読んで過ごす |
「立花隆の秘書日記」「あなたは絶対!運がいい」「早稲田大学中沢塾のリーダーシップ工学」「学力低下を克服する本」を読む。秘書日記は「へえ、そうなのか」という予想に反した結末。「運がいい!」はプラス思考が大切ということが強調されていた。「リーダーシップ工学」は、ビジョンの共有化が大切ということ。win−win型の思考も。みんなが幸せになることを考えねば成功しないということだ。「学力低下」は当たり前のことがきちんと記されていた。確かにこれができれば学力低下はないはず。県議会選挙で外出し、あとは何をするわけでもなく、のんびりと。
早朝からコンピュータに向かう。小牧落語を聴く会のHP更新。メール処理をいくつか。
PTAフラワーアレンジメント開催のため学校へ。しかしこれは間違いで1週間後だった。たくさんの処理すべき仕事があって、そのままコンピュータに向かう。
松下視聴覚教育研究財団への返答、心の教室相談員事業書類や出勤簿の作成、PTA総会原稿、エディコムへの入力などをしていたら、あっという間に4時間が過ぎる。本当に4月は事務処理が多い。
2003年04月11日(金) |
PTA新旧全委員会開催 |
曇り。まだまだ肌寒い。
午後開催のPTA会議で、まだ準備をしていなかった書類をどういうわけか目が覚めた途端に思い出した。いつもより早く出勤。打ち合わせの前に完了。
午前中は教頭会議。教育長の明快な話にやる気も沸き立つ。牧中が取り組んでいる方向性の確かさに自信を持つ。少年センターの今年度の方針も納得。教頭会の組織も決まる。
午後は新旧PTA全委員会と総務委員会。PTA総会に向けて地区委員さん方で検討をしてもらう。会議の開始時刻や会合の日程についての意見があり、ありがたい。議事がスムーズに運び、17日の総会の段取りも終わる。順調。
PTA副会長から学校の様子についての質問や支援をしましょうという声をいただく。30分ほど相談。またPTA広報紙の構成について委員長さんらと相談。今年度から学校でカラー印刷するという方向に。
またまた新しいシステムが出来上がってきた。週指導計画案を作ってしまうものだ。すぐさま、いつどのクラスで授業をするのかが表示され、そこにどのような授業をするのかを記録しておけるものだ。また、授業記録を残しておくこともできる優れもの。短時間で書類を作成ができることは大きな利点であるが、授業記録を残しておけるのもいい。データの一次利用、二次利用が進む本校であるので、おそらく半年後には予想を超えた活用が生まれていることと思う。
今週は新しい組織が生き生きと動き始めた週だった。4月1日に行った「不平等宣言」の効果が徐々に生まれ始めた。満足がいく週となった。
下の子どもの入学式。送り出して出勤。
北里市民センター長来校。市民落語会の相談。小牧落語を聴く会の実績を認めてもらえたものと解釈。
体育実技負担軽減のための講師採用の書類を整えて市教委へ提出。時間割確定でようやくできた書類。今回でほとんどのパターンの書類をこなしたことになった。
小牧警察署や児童センター、少年センターなどを生徒指導主事と訪問。挨拶並びに情報交換。けっこうな時間がかかったが得るものは多くあった。
職員会議。今日は専門指導部関係の審議。生徒指導主事の熱い思いを聞く。ゴミの分別収集のための指導の手だてや部活動指導体制の審議など2時間余の会議になった。教務提案のシステムを使った週案作成は授業記録も書き込める優れもの。実働されるのが楽しみとなった。
10日〆切と頼んでおいた職員室前の掲示物。見事完成。茶目っ気もあり目を引く掲示。視察の方々の反応が楽しみ。とにかく若い教師が楽しんで仕事をしているのは見ていて気持ちがいい。
6時30分から市民センター設立準備会に出席。エコライフのうた普及コンサート+市民団体見本市の案を検討。どこに視点を置くかで意見対立。さて、今後どうなることか?
2003年04月09日(水) |
いつの間にか時間が過ぎる |
4月立ち上げはいつもその通り。あっという間に時間が過ぎる。
朝の1分間スピーチは私。ようやく千朝師匠に「つる」という落語を覚えなさいと指示を受けたことを紹介。
職員写真撮影。なんと49名。1名出張中で合計は50名の大所帯。会社で50人もの社員がいる会社となると相当な会社。あらためて考えるとすごい!
昨日、今日と牧中メールの配信希望が続々届く。昨日の式次第の裏に載せたPR文が功を奏したようだ。元気が出る。
マルチメディア主任に頼んでおいた教育新聞掲載の原稿を読む。職員ネットを中心にまとめたくれた。添削と添付画像の指示をして仕上げの指示。
アウトルックメールが調子が悪い。思い切ってメールソフトを変更。設定や定型文作成で時間をとったが、今度のメーラーはなかなかよい。
ひっきりなしに電話が入る。関係機関も本格稼働を始めた証拠。連絡調整だけでもけっこうな時間がとられる。
若い教師が精力的に動いているのは気持ちがいい。職員室前の掲示も明日には変わりそう。はつらつとした動きがあちこちで見られ、気持ちがよい。
職員会議の文書は今年度からすべて職員ネット上で閲覧できるように指示。翌日には確実にアップされている。インデックスもついていて、これは便利。ファイルをごそごそと探す必要なし。とにかく翌日にはアップされていることは実にうれしい動き。
保健体育教師の体育実技補充講師採用のための書類づくりや例によって諸々の事務処理に精を出す。
雨、残念。 学校に着き、初めに保護者の傘袋や靴を入れるビニル袋、看板などの確認などをバタバタと。初めから雨と想定していない企画(当たり前)は、雨でどんなことが起こるかを一番に考えること。当たり前だが、うっかりすることがある。雨が降って気の毒だなあというレベルでは、もちろんダメ。
入学式・始業式はスムーズに進行。グローリアも事前練習も功を奏してまずまず。式後、ちらっと新しい教室に入った子どもたちを見てまわる。落ち着いた様子。
昼の打ち合わせでは、ゴミの分別収集について職員に確認。新しい分別について知ることが先決だが、最終的に校内で処理をする方の気持ちを察すべし。これにつきる。
修学旅行業者さんや印刷業者さんにも若干の苦言。コミュニケーション不足から生まれる行き違いを感じる。忙しい中だが、これを怠ると後で大きなツケがくる。用心、用心。
数学科の教科部会、講師さん方の勤務確認等、いよいよ本格的な業務が始まった。 講師さんの勤務はエクセルで処理。昨年作ったもの。定型な仕事はやはりコンピュータ利用が実に便利。
防犯のために外灯の検討。電気屋さんにも相談。さすがプロ。良い知恵を授かった。
マキネットのトップページ更新。写真を決めたら更新までにわずか3分間ほどで仕上がる。これは年度末にエドウェルの伊藤さんに更新作業用のプログラムを作ってもらったおかげ。実に楽々。これなら毎日でも写真更新ができそうな気分。
牧中メールへの加入申し込みも数件あり。新年度第1号メールも発信して退校。
いよいよ明日は入学式・始業式。その準備のために生徒も登校。まず着任式。9人の転任者のあいさつ。子どもは興味津々。その後、入学式での合唱グローリアの練習。徐々に歌に気持ちが入ってきた。春休み明けとしてはまずまずかな。
つづいて各教室の整備(机や椅子の移動など)。学年主任等の細かな配慮と連携があって、短時間で完了。また下準備がきちんとされていた担任の教室はあっという間に整った。水面下でどれだけ動いているかで違いが見えてくるものだ。
職員室ネットワークの新年度移行処理のために業者さん来校。こうした援助はありがたい。
午後は職員会議。2時間余。4月議題予定の半分の終わる。4月はどうしても確認事項が多い職員会議。議論がなければ、会議はなくしてもよいと思うのだが、説明を受ける時間がないと文書だけでは共通理解もうまれず、しかたがない。
PTA組織のことで副会長来校。難産の末、ようやく目処が立った。一安心。クラス編成に合わせてPTA地区委員名簿づくり完了。
マキネットへ写真をアップをして退校。
走り、いや、歩き続けると疲れるのは当たり前。明日から本格的に新学期が始まるので今日は仕事をしないぞ日にした。午後は、大好きな桂千朝独演会に出かけた。千朝師匠から宿題をもらった。「つる」を覚えてくること。プロに自分の落語を見てもらえそう。夢がかないそうな1日。
2003年04月05日(土) |
桜がかわいそうな雨の土曜日 |
喫茶店でモーニング。そして学校へ。
PTA総会要項づくり。毎年思うことだが、事業報告などはその都度記録しておけば、すぐに済むこと。これができない自分が情けない。今年度は市PTA連絡協議会の事務局校でもあるので、日々きちんと記録しておかないと、年度末が大変なことになる。3月に「ああ情けない」という言葉が出ないように・・・、やれるだろうか?
集中力が続かない。もう少しで出来るということが分かると、性分として他事をしたくなってしまう。掃除、文書整理など。そういえば、ここのところ本も読んでいないなあと自宅の机の上に積んである本の山を思い出した。
仕事日記?と言われるかもしれないが、夕刻から愛知寄席連合の打ち合わせ。7月13日に文化庁の支援を受けて、我々の小牧落語を聴く会、さくら寄席、名古屋で新作落語を聴く会、丸善落語会の世話人が1回こっきりの「みんないこまい寄席」を打つ。パンフの内容から当日分担まで、しっかり決めた。一安心。
2003年04月04日(金) |
校内第1回教師力アップ座談会の記録 |
今朝は暗いニュースから。深夜に体育館侵入があり、まず対応。職員がテキパキと動き、短い時間で処理が終わる。
4月は次から次へ関係機関へ書類を送ることが多い。学校評議員、教員会、安全互助会等々。その処理で午前中があっという間に終わる。
昨日の校内第1回教師力アップ座談会の記録が早々に出された。参加した者の感想つき。これがいい。みんないいじゃないか!と記録を読みながら、うれしくなった。いい動きが始まった。
PTA会長へ会計簿を持参して認めをもらう。
午後はPTA社会見学の日程や構想づくり。PTAのみなさんに考えてもらうための資料づくりである。やるからには意義あるものにしたい。夕刻からは会計監査。話題は戦争や恐ろしい病気が日本でも流行るのではないか、通り魔事件などいい話がないという話。まったくその通り。その後、母代さんもみえてPTA総会の進行などについて確認。
以前から試してみようと思っていたソフトウエア「紙」をダウンロードしてみる。メモ帳代わりに実に便利なソフトだと分かった。しばらく使ってみることにする。
春休み中から膨大な時間をかけてきた時間割編成会議。ようやくキリを付けるとのこと。「何度もこれはうまくいかない」と言いながら、ねばり強くあきらめずに作り上げてしまった。時間割ソフトでもできないこと。人間の力はすごい。それにしても本当にお疲れさん。雑務を片づけ、校内を見回り退校。
教頭は、教員の頭(かしら)でありたい。教員は授業が命。そのために自分も授業にはこだわり続けたい。1時間程度の授業論が職員に話せる教頭でありたいと思ってきた。・・・6年目も同じ学校にいると、こんなことも恥ずかしさはあるが、言えるようになった。今日の現職教育の冒頭の言葉である。
教室で42名の職員に1時間20分ほどの「授業力を高める」という授業(現職教育)を行った。一人準備をしていると、否応なしに緊張感が高まり、久しぶりに胸が痛くなった。教務主任の呼びかけもあり、ピタリ9時には全員がそろい、授業を始められた。号令をかけて雰囲気作りをしてくれる職員もいてありがたい。授業観から教材づくりの視点、聴くことを大切にした授業づくりの方法、愛知教育大学の志水先生の提唱される○つけ法や復唱法について話すことができた。大きな笑いもあって、自分としては実に楽しい時間となった。もちろん、ああいえば良かった、こういえば良かったという後悔はあるが、とりあえず授業力を全員で高めたいという自分の思いはストレートに伝えることができた。
前校長が入学式の玄関を飾るライラツクの木を持ってきてくださった。いつまでも学校を愛していてくださり、ありがたい。先日の名古屋でのフォーラムにも足を運んでくださり、評価をしていただけることは本当にうれしい。久しぶりに話もできて元気をもらった。
午後からは企画委員会。学校全体の動きをふまえた指摘、これまでの経緯をふまえた指摘、今後の牧中のあり方に対する指摘など、質の高い会議。学校の要が集まった会議らしい会議は進行していても気持ちがいい。
学校カウンセラー派遣の書類など締め切りが迫っている事務を仕上げて、市教委へ。体育課がパークアリーナに移動したこともあって、広々とした学校教育課。ちょっとした情報を得て帰宅。
小雨の朝。
今年度から市職の方のシステムが若干変更となり、その関係書類の処理。そして校長の代理で臨時校長会に出席。10時から12時30分までの長丁場の会議。
午後は環境情報ボードの調査や問い合わせ。附属名古屋中で見た太陽光発電のボードは思い違いあり。「あれっ」と思ったときにしっかり見ておくべきだったと後悔。
教頭会議の派遣文書や諸々の事務処理で時間がとられ、明日の現職教育の資料づくりはまったくできず。帰宅して集中することに決意。
と思いきや、時間割編成会議はまだまだ継続。先に帰るのは申し訳ない。知恵を出すことは無理だが、同じように働くことは可能。ということで、学校で明日の資料づくりを開始。
愛知教育大学の志水教授が提唱する「○つけ法」と「復唱法」を説明すればいいと考えていた明日の現職教育。組み立てを考え始めて、自分の甘さを自覚。自分の授業観から問い直し、己を恥ずかしがらず見せるしかないと思い始めて、資料づくりにようやく調子が出てくる。自分で設定した舞台。成功させたい。
2003年04月01日(火) |
明るく元気よく、そして厳しく |
新年度がいよいよ始まった。市内一広い職員室だが、54もの机が入るとさすがに狭い。かなり大きな声を出さないと端まで届かない。いきおい誰もが声が大きくなる。自然に元気も出る。
牧中は例年、辞令伝達会場。そのセッティングで一汗。転勤される先生方の顔をさあっと見られるのもいい。
9時からの打ち合わせは、当たり前だが9時きっかりに開始。こういう当たり前のことができなくなると学校のエネルギーは落ちてくる。教頭としてガンとして貫く決意。そして説明は短く分かりやすく。互いの時間を大切にするためにもこれも守りたい。新転任の先生方の挨拶を受ける職員、元気で気持ちのよい対応。この雰囲気も年間を通して貫きたい。新学期早々、いいスタート。
PTA母代さんから地区委員選出の連絡を受ける。本当にありがたい。水面下で精力的に動いていただける。これでようやく地区委員会が固まった。さっそく地区委員会の連絡を郵送。
1時45分から職員会議。思いを込めた校務分掌提案。思いが伝わるように職員室の真ん中まで移動して提案。組織が機能するためには、なぜこういう組織にしたのか、なぜあなたにお願いをしたいのかを明確にすることだと思っている。その具現化が文章による提案と口頭による提案である。 教師力向上研究主任の提案には、意見が出された。ここだけは意見がほしいと思うところに出るのがいい。意見が出ると、提案の価値について深く考えるきっかけが生まれる。こういうやや冒険的な提案には絶対に意見が必要である。ありがたい。
さすがに議題は多い。教務や校務の提案もさすがに多い。職員会終了予定の3時15分を20分過ぎて終了。
その後は学年部会。自分は諸々の整備。体を動かすことも多い。全身に疲労を感じながら退校。3日の現職教育の構想を考え始める。
|