蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




おつむ
2003年08月31日(日)
面接に備えて、
髪をバッサリ逝ってしまおうか、
と考えたのだが、
以前、

「面接に坊主頭は禁物。
 凄みを利かせた髪型はマイナス」

と聞いた記憶があったので、
結局のところ無難な髪型に留めておいた。



結果。

面接官が坊主刈りだった。

恐るべし。
星が呼んでいる
2003年08月28日(木)
なんだかここ数日

頭痛腹痛、全身倦怠、膝が笑う などなど

どうにも体の具合が悪いなぁと思っていたが

原因もわからず

いかんともし難い思いでいた。



この不調 ひょっとして
"火星の接近"
が原因ではあるまいか…?

今日なんだか絶不調。
星が呼んでいる
2003年08月27日(水)
なんだかここ数日

頭痛腹痛、全身倦怠、膝が笑う などなど

どうにも体の具合が悪いなぁと思っていたが

原因もわからず

いかんともし難い思いでいた。



この不調 ひょっとして
"火星の接近"
が原因ではあるまいか…?

今日なんだか絶不調。
汁水
2003年08月22日(金)
汗かいて
汗かいて

金八先生に涙して

「火蛍るの墓」に
涙鼻水垂れ流し





いつ脱水症状になってもおかしくない。
祖父孝行
2003年08月19日(火)
盆を過ぎて尚、灰色の雲は低く空を覆い、
夏だというのに蝉の声さえろくに聞けない、
そんな日が続いているにも関わらず、
人はどうしても出かけたくなる生き物なわけで。

高速のインターチェンジから、
十数分離れたそのサービスエリアは、
まさに「家族の博覧会」といった感じで僕を迎えてくれた。

色とりどりの車の合間を縫って人々が向う先は、
その大半が”トイレット”。
子供を肩車しながら悠々と歩く父親もいれば、
真っ青になって駆けてゆく老人もいる。
それはじんわりと平和な光景で、
僕はなんだか笑わずにいられなかった。

女性用に比べれば空いてはいるものの、
用足しを待つ人でごったがえす構内。
僕もその一群に加わり、
自分の番が回ってくるのをじっと待っていたんだ。
そんな時だった。



「おじいちゃんのち○ち○、
長いねぇー!!」




その声は建物自体の反響効果も相まって、
狭い男子トイレに響き渡った。
声の主である少年は、
恐らく祖父と思われる老人の背後から、
祖父の排泄模様をじっと除きこんでいるわけで…。
被害者であるはずの老人は、
可愛い孫を叱り飛ばすこともできず、
かといって全てを出しきらなければ、
そこからは立ち去ることもできないといった風に、
実に複雑な笑顔を浮かべるばかり。
むしろ周りにいる僕らの方が笑いを堪えるのが辛いぐらいで。

しかし、少年という生き物は、
時に恐ろしいまでの残酷さを発揮する。
周囲のそんな微妙な空気を敏感に感じとった少年は、
まさに「期を得たり」といった表情を浮かべ、
哀れな祖父にとどめを刺したんだ。




「おじいちゃん、
 ○ん○んも長いけど、
 おしっこも長いんだね!!」




周りの空気が一瞬にして変な緊張を帯びたのを見届けると、
少年はダッとトイレから駆け出していき、
更に表で待っていたのであろう母親に大声で報告した。



「おじいちゃんのおしっこ
 長いッ!!」



当然ながら、少年の
「おじいちゃんのおしっこ」
を連呼する声が遠のいていく間、
男子トイレには、
なんとも言えない気まずい空気が流れたわけで…。



母さん、当面、日本は平和です。
自意識過剰なのはわかっちゃいるけどさー
2003年08月17日(日)
「ボロは着てても心は錦」

素晴しい言葉である。
かくもせちがらい世の中において、
このような生き方を貫き通すことができたら、
いかに充実した「生」であろうか。

しかし、現実はそれほど甘かろうか。
否。

今日、
マックでチキンナゲットを食していた際、
うっかり、というか、しっかり、
例の真っ赤なソースを服に飛ばした。
真っ白なTシャツに、だ。
慌てて拭き取ろうとしたところ、
案の定シミは広がり、深く繊維に浸透していった。
コテコテである。

自称「品質第一」のハンバーガーを格納し終え、
折り良くポンコと膨らみ始めた腹の頂点で、
薄らピンク色のシミが思い切り自己主張している。
恥ずかしい。
しかし、
このままマックの店内で生涯を終えるわけにも行かず、
かといって上半身裸で町に飛び出す勇気もない。
仕方がないので、薄らピンクを腹に乗せたまま、
道端をオドオドと歩くチワワの如く、ひっそりと店を出た。

街行く人々の目が、
全て腹の薄らピンクに集まっているような気がしてならない。
こんな時に限って、どういうわけか赤信号によく捕まる。
前で信号が変わるのを待つ親子連れ。
不意に振り返った子供の目が、
一瞬にして、僕の腹の頂点に釘付けになる。
しばらく薄らピンクを観察した後、
少年は僕の顔をチラリと仰ぎ見た。
そして、「何か悪い物を見てしまった」と言わんばかりに、
慌てて首を前に向け直すと、
母親の手をギュッと握り締めた。

く、屈辱…。
何も悪いことなんかしてないのに。
いや、27歳にもなってバーベキューソース飛ばしたけど…。



たった一つのシミのお陰で、
心は錦どころか、うずまく汚泥の如くどどめ色に染まった。
僕には、
この物質文明至上主義の世の中で、
ボロを着つつ心を錦に保つ自信がどうにも湧いてこない。
母音は合ってます。
2003年08月16日(土)
某男物衣料品店にて。

猛烈な勢いで入店してきた中年女性。
傍らに猛烈な勢いでふてくされた青年。
どうやら親子らしい。

中年女性、
猛烈な勢いで探し出した店員を捕まえ、
猛烈な勢いで問いただす。

「ターボパンツってどこ!?」

一瞬凍りつく店内の空気。

「カーゴパンツだよ、バカ!!」

息子に猛烈な勢いで全否定された中年女性。
それでも全く怯む様子もなく、
「カーゴパンツ」を購入し、
猛烈な勢いで店を出ていった。

まるで嵐が去った後のように静まりかえった店内。
僕はぼんやりとTシャツなど物色しながらも、
「ターボパンツ」、その語感がどうにも頭から離れずにいた。

ターボパンツ…。





今日は大事なデートの日。
大変だ、花子さんとの待ち合わせに遅れちゃうよ!

そんな時でも、
ターボパンツさえあれば大丈夫!!


股間部に装着されたタービンにより、
圧縮空気を脚部に強制加給。
貴方の走力は3倍増(当社比)

ターボパンツのお陰でなんとか待ち合わせに間に合った貴方。
しかし、まだまだ危機は続きます。
大変だ、花子さんがチンピラにナンパされてる!

そんな時でも、
ターボパンツさえあれば大丈夫!!


股間部に装着されたタービンにより、
圧縮空気を腰部及び脚部へ強制加給。
「ターボパンツキーック!!」
これでチンピラの顎も木っ端微塵です。

ターボパンツのお陰でチンピラを撃退した貴方。
デートもついに佳境に入ってまいりました。
こうなれば貴方の目的はただ一つ。
なんとか、その、あの、どうにかして…

そんな時でも、
ターボパンツさえあれば大丈夫!!


股間部に装着されたタービンにより、
圧縮フェロモンを全身に強制加給。
ありあまるほどのセックスアピールに、
花子さんももう夢中。

オプション機能として、
腰部の振幅運動速度が3倍速になる、
エクストラバイブレーションバージョンも新登場!

お値段は月々1980円の16回払い。
今なら「ターボパンツ2枚セット」に、
サッとひと拭きするだけで、
アッという間にほこりが取れちゃう、
簡単便利な「充電式全自動コロコロ」が付いてきます。

勝負パンツに、ターボパンツ。
ターボパンツが貴方の夢をかなえます。





自分が働かせた妄想の、
あまりのくだらなさに、
僕は深く深く自己嫌悪した。
そこのけ そこのけ 便が通る
2003年08月13日(水)
わはは、
日記の更新はご無沙汰。

HPのリニューアルに合わせて、
こちらも若干の模様替えをしてみたっちゃ。
ていうか、絵を変えただけですがー。
あ、「パースが変」とかツッコんじゃダメ。
あとは、
常々その意味を問い沙汰されてきた日記のタイトルを、
HPの名前に近づけた。
深い意味は例によって、無い。

さて、
久方ぶりの日記でこんなことを書くのもアレではあるが、
独断と偏見に満ちた毒を吐こうか、と。

これは常日頃、
そうなんじゃないか、多分そうだろう、
と腹に抱えながらも、
結論を出せずにモヤモヤしたままだった。
しかし盆を迎え、俄に交通量の増えた道を走るうちに、
ついにそれは我が心のうちで、確信に変わったのである。

つまりそれは、

便通に乗ってる奴に
ロクな奴はいない。


いや、
正確に言うなら、

便通に乗ると、
ロクな奴にならない。


こんな事を書いたら、
各ディーラーの営業さんやら、
ドイッチュラントの皆さんに怒られそうだ。
しかし、おまいら、
町に出て見てみなさい。
便通ドライバーがいかにデカイ面して、
無法の限りを尽くしているかを。

まず道は譲らない。
アナタは親切な便通ドライバーに、
道を譲られたことがありますか?
ワタシはアリマセン。

それから、路駐もへっちゃら。
ただ路駐するならまだしも、
周りの交通状況も、後続車のことも考えず、
あまつさえ横断歩道の上だろうが、
もう停める停める停める停める。
しかもただでさえ車体がデカイのに、
傷が付くのが怖いもんだから、
ロクに路肩に寄せもせずに停めやがる。
そんでもって、
後ろも見ずに平然と降車。
挙句、運転席から降りてきたのが、
ヤキソバパーマを頭に乗せたど派手なオバ犯だったりして。
うわ、最悪。

他にも色々見てきたぞ、便通ドライバーの醜態。
アレは、やはりアレデスカ?
車体と価格のデカさに吊られて、
気持ちまでデカくなるんデスカネ?
はぁ、ちっちぇーちっちぇー。

偏見?ひがみ?
それでも結構。
確かにドイツ車は洗練されていて美しい。
走りの質だってまだまだ日本車にはない上品さがあるんだろう。
しかしそれって、本来、整備されたアウトバーンを、
快適且つ優雅に走る為に設計されたもんでしょ。
だからこそ、
エンジンにもスタイルにも「余裕」を持たせてるわけで。
それが、日本に連れてこられたと思ったら、
やきそば犯に乗られて、
セセコマシイ道をチマチマと走らせられたり、
路肩でアイドリングしながら、
他のドライバーに嫌な顔されたり…。
便通君だって、
まさかそんな事になるとは思ってなかったろうに。
ああ、可哀相な便通君。鼻先の3本矢が泣いてますゾ。

結局のところ何が言いたいのかって、
僕は便通が嫌いなわけでも憎いわけでもない。
車が何か悪さをしでかすのではなく、
問題は大体においてドライバーが起すものだ。
心理的にも金銭的にも、
「余裕」なんて全くない今の日本人が、
いくら便通に乗ってすまし顔してようが、
後ろについて走ってみりゃすぐに化けの皮が剥がれるのデスヨ。




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