うつ病で摂食障害などを抱える看護師。色々あるけど、生きて行くのだ!

2006年11月30日(木) 武士道

息子のメガネのフレームがすごいことになった。
歪んだので自分で直そうとし、火であぶったと言う。
ブツブツと傷ができてしまい、その上今にも折れそうな状態になった。


息子は寝る前に薬を飲んでいるが、それを飲むと自分の行動を制止出来なくなると言う。とんでもないことをしてしまいそうで怖いと。
今までやったのは、地球儀やPSPを壊したとか、今回のこととか。


メガネは半年前に買ったので補償が効くと思うが、自分でやったものはどうなるのか?


「自転車で転んだってことにしようか?」


「そんな~。嘘をつくのは武士道に反する」


などと言いやがる。


「故意にと言えば故意にだけど・・・薬を飲んでいたので心神耗弱状態にあった(冗談です)とか?」





大人っていうのは嘘をついたりごまかしたりして生きていくものなのかもしれない。その点息子はピュアなのかもなー。

主人に聞くと、
「こっちは生活がかかってるからね」
と言う。


でも、嘘をつくことで息子が落ち込むならその方が困るから、好きなように言わせようということになった。

聞かれるまで何も言わないと息子は言った。

店に入ってメガネを見せると、
「え~っと・・・フレームごと取り替えますか?保障期間中ですので、二割のご負担でお作りできますが」
とあっさり。

17600円のフレームなので、3520円で取り替えることができた。


「色々悩んでも、結局それが起こらないことってあるんだね」


と息子は明るい声で言った。


「そう。案ずるより生むが易し、って言うでしょ?だからイッセイも子供産んでみろ!」


そんなバカな会話をしながら帰りの車中を過ごした。


嘘をつかなくてよかった。つかせなくてよかった。


だけど・・・・やはり決められた範囲の中で生活していかなきゃいけないんだよ。


「嘘つくの嫌なら、勝手に火であぶるなよな~」

と主人。






リサイクルショップが大好きな息子。

数件のリサイクルショップに寄りながら帰って来た。
息子はスーパーファミコンのコードをやっと探して満足したらしい。

私は5枚組みのお皿を買った。



ホットケーキミックスを使っておやつを作った。
みほぽんさんに聞いた、すりおろしジャガイモ入りパンのアレンジ。
ホットケーキミックスにすりおろしジャガイモ、スライスしたリンゴを入れた。
























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思わずファブリーズを買って来たよ。
そして洗車もね^^;




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2006年11月28日(火) ご褒美

事務長は癖のある人だと聞いていた。

人が傷つくようなことを平気で言って、それでいて後から反省するらしく、そっとチョコレートをくれると言う。
私は今まで事務長に叱られたことは無い。でもそんな話を聞いていたので、名前を呼ばれる度にビクビクしていた。

昨日帰ろうと思ったら、
「ききさんこれ・・・」
と言ってチョコレートを渡された。

何も叱られていないのでちょっとビックリ。

「ありがとうございます」と言ったら、笑顔で「いいえ」と返された。事務長の笑顔を見たのは初めてかも。


午後働いている看護師のK山さんが妊娠している上に風邪をひいていてつらそうだから仕事を代わった。昨日と今日、そして金曜日、午後も働く。
もしかしたらそのご褒美かな?^^






















新発売のモノをくれるらしい。
うれしかったけど・・・甘くて食べれなかった^^;



うちの病院は12歳以下の子供にはご褒美がある。
風邪でもインフルエンザのワクチンでも縫合でも同じご褒美。

今日、転んで頭を打って切ったという7歳の子が来た。
麻酔の注射をする時も手にぐっと力を入れて泣かずにがんばっていた。
「偉かったね。がんばったね」って心から言えた。














































































↑ここまでは好きな物を選べる。


















↑これはクジなんだって。




大人でも痛みに強い人と弱い人がいるのはわかるけど・・・。
採血ごときで大騒ぎするのはやめてほしいと思う。





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なんて嘘ですが。


しかも「痛~い」って騒ぐ。

今日の男の子を見習ってほしい。




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2006年11月26日(日) 今日は五人で夕食

最近休みの日はほとんど寝ている。
仕事に慣れて来たとは言え、体力がついていかない。

夕方やっと起きて食事を作っていたら娘から電話が来た。

「夕御飯何?」
「お魚だけど何で?」
「あのね、Sちゃん・・・お母さんが出かけるから外で食べてきなさいって言われたんだって。かわいそうじゃない?」
「そうだね」
「一緒にマックに行こうかって思ってたんだけど」
「う~ん。今日は残り物しかないんだけど、それでよければうちで食べてもらえば?」


・・・ということで、娘の友人Sちゃんがうちで夕食を食べることになった。食事はなんとかなるんだけど、息子の問題と部屋の問題がある。

対人恐怖の息子と異常に汚い部屋。
まず息子に声をかけた。

「ふ~の友達のSちゃんなんだけど・・・」


それがすんなり「いいんじゃない?」と返事が来た。Sちゃんは何度も家に来たことがあるし、一緒にトランプをしたこともあるから、大丈夫と思ったのだろう。


さて、部屋の問題。
まず、猫のトイレ掃除をした。
オス猫ジジがトイレ以外でオシッコをするのが、悩みの種だ。
部屋がオシッコ臭くて、空気清浄機をつけていても、たまらないニオイがする。窓を開けて、トイレ周辺を片付けた。

それから玄関、廊下と片付けていたら疲れてしまった。
主人に掃除機を頼んだが、チマチマと片付け始めた。
おおまかでいいから掃除機をかけて欲しいんだけどな~。贅沢な注文かな。


結局掃除機をかけ始めたのは、Sちゃんが来てからだった。


Sちゃんも一緒に5人の食事。
食事は多い方が楽しいね。
主人と私のやりとりにSちゃんが笑っていた。

Sちゃんの両親はあまり仲がよくないらしい。
Sちゃんちだけじゃない。夫婦仲がよくない家はたくさんあるらしい。
そんな環境じゃ子供たちも生きていくのが大変だよね。








こうして日記を書いていると、平穏な家庭に写るだろう。
でもね、私も息子も苦しんでいる。
娘だって、明るいけど悩みながら生きている。
主人はその全てを支えて生きている。


浮き上がれ、浮き上がれと自分に言い聞かせて生きている。
だから生きて行こうよ。共に生きて行こうよ。


もう何年も前に、私の重い荷物を一人で背負わないでって言ってくれたじゃない?

その言葉を今も忘れないよ。

私がいるから。

私がいるから、生きて行こうよ。






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娘がチャイを気に入ったようです。
シンプルなインドティーを少量の水で煮出し、牛乳を入れて一煮立ち。
甘くして飲むのがインド流だそうですが、甘いのは苦手なので、ほんの少しだけお砂糖を入れます。



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2006年11月25日(土) ウォーキングハイ

私が起きた時には息子が出かけた後だった。
三日続けて学校に行ったのは、二年半ぶり。
もしかしたら、また来週は頭を抱える日々になるのかもしれない。
そう思ってもこの瞬間はうれしいものだ。


私は午前は仕事。午後は娘と中学で高校の説明会がある。

主人は不登校の子供などの就職に関するセミナーを受けるため出かけた。



高校の説明会は13時からなので、12時半で仕事を早退することにしていた。それなのにとても忙しくて、とても「お先に」と言えない雰囲気になっていた。


昨日先生から、
「ききさんは仕事がスムーズになったね」って誉められたばかりなのに、
「今度はまた一段階上に行かないとね」と次の要求をされた。
カルテを見て予想し、次に何をやるか考えて準備しろとか患者と会話に世間話を取り入れろとか。なんでそれができないかというと、忙しすぎて業務をこなすのが精一杯だからだ。

言い返したいのは山々だが、そこは押さえて「ハイ」と返事をしておいた。


12時40分になった時点で早退させてもらい、急いで中学へ。
三校の説明を聞いて帰った。


家に帰っても息子が帰っていなかったので、メールしてみると、


「学校から歩き始めた」

と返信があった。

「どこに向かって?」

「家」

「なんで?歩きたいから?」

「はい」


さすが、主人の子だ。
歩くことが楽しいらしい。

途中でハードオフに寄ったりして、それなりに楽しみながら歩いたようだ。

私と言えば、疲れてしまい、頭痛もひどくなったのでちょっとのつもりがぐっすり寝てしまった。

息子が帰った時にお風呂が沸いていて、晩御飯のにおいがする家・・・それが理想だぁと考えていたが、なかなかベッドから抜け出すことができなかった。


やっとベッドから抜け出したら、息子が帰って来た。


「ただいま。お久しぶり」


とふざける息子。18km歩いても余裕だ。

歩き続けると、脳内麻薬が出るらしい。
少しウォーキングハイになっている。
息子は色んなことをしゃべった。

元々よくしゃべる娘がいるので、騒がしいほどだ。でも、それがうれしかった。

急いでお風呂を沸かして夕食を作った。食卓を囲んだのは10時近くなっていたが、家族そろっての食事はやはり楽しい。

こんな平凡なことを幸せだと感じるている。

























娘がクレープを作ってくれた。





















プレーンタイプと、ミロを混ぜた生地を重ねている。




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って言うらしい。ゲロゲロ。



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2006年11月21日(火) コアラのマーチ

息子は昼夜逆転していて、その勢いで学校に行った。

久しぶりの登校だ。

この日が待ち遠しかった。
息子が悶々とする日々を見ている方も辛い。
主治医に「抗鬱剤を増やせないのか」と聞いてみたが「彼は本当の鬱じゃないから。長い目で見ましょうよ」と言われた。
本当の鬱じゃないって言われても、鬱状態には変わりない。

朝、寒いからマフラーをしたいけど巻き方がわからないとぐちゃぐちゃ言って、結局は何もしないで出かけて行った。


外来は比較的空いていて、定時を少し過ぎた時間に仕事を終えた。


その後、精神科へ。


珍しく待ち時間が少なく、すぐに名前を呼ばれた。
今日は主治医の診察日ではないので、薬を処方してもらうだけだ。


「薬を一週間分お願いします」
「もっと持って行ったら?こんなのしたことないでしょ?」
口元に手を持って行き先生が言う。オーバードゥースの意味だ。
「あります」
小声で言う私。

しかし私が一週間分と言ったのは、大量に薬を飲む不安があるからじゃなくて、経済的理由ーー;(25日が給料日だからね)


結局二週間分処方してもらうことにした。



帰りに買い物をしていたら、こんな物を見つけた。





















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娘は新しい塾に行きたいと言って、友達とチャリで「体験」に行った。
今行ってる塾の英語はやめたくないと言う。
友達は塾が無い日も、塾に行って勉強しているんだって。
そういえば、息子にもそんな時期があったな。

やっと勉強する気になったか?




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2006年11月17日(金) ちょい悪アンパンマン




























たくさんのリクエストをいただいたので、
娘にねだって「ちょい悪アンパンマン」を描いてもらいました。


疲労困憊。

今日はこれだけ。レスはもう少し待って下さいね。




私信 かのこ様
お子様には見せない方がいいですよ(笑)
アンパンマンのイメージが狂っちゃう~^^;





うちのセンセイはダダッコみたいです。



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40歳になっても、やって欲しいらしいです^^;
しかも病院でだよ。



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2006年11月14日(火) アンパンマン

娘と息子の会話

「今日ね、委員会の掲示物書いてたんだけど、一人だし余白があったから アンパンマン描いてたんだ。なぜか今アンパンマンにハマッてるの」

「なんで今時アンパンマンなんだ?」

「先輩がアンパンマン好きなんだって」

「ふ~んそれで?」

「描いてたら、目と目が離れちゃって、みんなにカワイイって言われたの。でもそれだけじゃつまんないって思ってグラサンかけたら、悪いアンパンマンになっちゃった」



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2006年11月13日(月) 院長!そこまで言ったんですか?

うちの先生は自分のことを「院長」と呼んで欲しいらしい。
時々「センセイ!」と呼びそうになるが、意識して「院長!」と呼んでいる。



自分の個人面談の二日後、Eさんから「個人面談あった?」と聞かれた。

「あったよ」
「どんな話だった?」
「お給料のこととか、レントゲンの入力方法のこととか」
「私、院長に叱られちゃった」
「なんで?」
「院長にね『ききさんに対する口の聞き方がなってない』って言われたの」
「へぇ~そうなんだ」
とすっとぼける。
「それでね、『ききさんは正看護師の免許を持った看護師なんだよ。それに年上の人に対する態度じゃないだろう』って」
「へぇ~私はそんなこと気にしてないけどね」
嘘ばっかり。
「今までT(辞めた看護師)とは年も近くてなあなあになって、それを見過ごしていた俺も悪いけど、これからは気をつけろ』って」
「そっかぁ」
なんて答えたらいいかわからん。
「それからさ~『Eはリハビリの仕事してろ。診察室に入ってくるな』って言われちゃった」
「・・・・・」

私は確かに先生に対してEさんのことを言った。それは自分が困るというよりも、12月に入ってくる人のことを本気で心配したからだ。これじゃ新しい人が居付かないよ、って。

それに私がチクッたから先生がEさんに言ったわけじゃない。
私よりEさんの方が先に面談をやっている。



院長!そこまで言ったとは思いませんでした。



その日を境にEさんは私に対して敬語を使うようになり、明らかに態度が変わった。敬語は使わなくていいんだけどな。






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とまで言われちゃってますーー;
↑私がどんくかったりするからなんだけど、わざとらしいんですよ(T^T)


























子供達と餃子を作った。私のは肉とにんにく抜きの野菜餃子。



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2006年11月11日(土) 「エキストラ」

昨日は息子と二人で、三谷幸喜脚本演出の「エキストラ」という舞台を観に行って来た。

ネットで知り合った人に券を譲ってもらい、とてもラッキーだったと思う。
幸せを分けてもらったという感じでうれしい。

毎日苦しみながら生活している息子が、外に出られるかどうか不安だったが、なんとか行くことができた。
紀伊国屋書店のサザンシアターのエレベータのドアが開くと、津川雅彦さんが乗っていて、ちょっとビックリ。とっさに軽く会釈をした。こっちが一方的に知っているだけの人にも会釈をする癖がある^^;津川さんは真ん中の席で観ていた。


舞台はとても面白かった。

出演者は伊東四郎さん、角野卓三さん、佐藤B作さん、あめくみちこさん、山口良一さん、はしのえみさん、その他。

テレビドラマの「エキストラ」の心情を描いた作品だ。
これから観る方のためにストーリーは書かないが、笑いあり、考えさせられるところありのお芝居だった。


何よりもうれしかったのは、息子の笑顔を見れたこと。
心から笑うっていいことだよね。


仕事の後に舞台を観に行って家に帰ったのは12時過ぎ。

翌日の今日も仕事。

かなり疲れてしまい、7時から11時まで爆睡した。


仕事のことで書きたいことがあるけれど、今日はこの辺で。





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お祭り女である娘は、わーーーッと盛り上がって、勢いで告白して撃沈する。それも3回やったんだから、少し学習したら?


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2006年11月09日(木) 音楽祭

娘の中学の年に一度の音楽祭は毎年かなり盛り上がる。

まず娘が所属しているギター部の演奏の後、吹奏楽部の演奏。

そして一年から順番に合唱の発表になる。

「じいじとばあばにも来てほしい」

と娘が言い、栃木の姉の家に住んでいる、両親も呼んだ。

外に出たがらない息子も妹から「来てね」と言われて、行くことに。

ギターの演奏と吹奏楽を聴いたところで、私たちは外に出た。あまり長い間座っていると父が疲れてしまうからだ。

コンビニでおにぎりやサンドイッチを買って、車で20分ぐらいのところに行き、シートを広げてのランチ。
息子は久しぶりに紙ヒコーキを飛ばした。

お天気がよくて気持ちがよく、座って息子がヒコーキを飛ばしている姿を見るのはとてもうれしいことだった。


午後には両親と別れ、私は再び学校へ。
うちにはビデオカメラはないのだが、娘の友達のを借りての撮影を頼まれていた。いきなり初めてのモノを使うのは機械オンチの私には難しい。
どこがスイッチなのか、どこがズームなのかさっぱりわからない。
それはいじっているうちに何とかわかったが、娘の注文がうるさい。

自分の好きな子と好きな先輩と、友達の好きな先輩を写してくれというのだ。責任重大。しかも、どの人なのかわからない。娘の好きな子っていうのはわかるんだけど、先輩の方は何組かを聞いただけで予想で写した。

要するに自分の好みで写したってことです(笑)
友達のあこがれの先輩というのは、河合我門似の素敵な子だった。
娘のあこがれの先輩は、性格が良さそうな子で顔で選んでいないところが娘らしい。予想がバッチリ当たって、私も任務終了。

合唱を聴いていて思ったのだが、一年二年はまだ男の子の声変わりが終わっていない子がいて、声があまり出ていない。それに比べ三年生の男子の迫力は凄い。三年生はどのクラスも本当に上手で、感動モノだった。

結局三年は河合我門君似の先輩のクラスが金賞を取り、私はその子が発表を待つところからの一部始終を見ていた。祈るようなポーズ。そして金賞と発表になり、ガッツポーズ。そして顔を真っ赤にして泣いた。それだけクラスのみんなでがんばったというのが、伝わって来た。後から娘に聞いたが、子の子は性格もいいのだそうです。


返ってからビデオを確認していたら、そのあこがれの先輩からメールが来て舞い上がる娘。メールは何度か行き来し、興奮気味というか暴走している娘だった。

アンタ撃沈したけど、まだあの子のこと好きなんだよね。でも、あこがれっていうのはまた別モノなのね。恋多きところは私に似たんだね。





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自分たちも意外だったようで。


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2006年11月08日(水) 個人面談

個人面談と言っても、子供と先生の面談では無い。

私が勤めるクリニックでの先生との面談だ。

看護師だけでなく、事務や助手も一人一人面談をすることになった。

今日は仕事が休みのはずだったが、もう一人の看護師が休みたいというので、私が出ることになった。仕事が終わってから、先生との面談があった。

Yさんが辞めて、12月に新しい人が入ることになっているけど「これからはききさんが中心になってやってほしい」とのことだった。

先生はオペ室では鬼なんだそうです。
でもここはクリニックだから、患者さんに聞えてしまう。診察室で怒鳴っていると患者が自分のせいで看護婦さんが叱られてるって勘違いするからね、と先生は言う。

何も怒鳴らなくても伝わると思うんだけどね。

何か言っておきたいことはあるか?と聞かれ、二つのことを言った。
まずはレントゲンのデータ入力のこと。
今は手でタッチするようになっているが、これをキーボードでの入力にならないか。カタカナが並んでいるところから探すのは時間がかかってイライラする。それよりならキーボードでできたら早いのに、と思うのだ。

「でも新しく入る人のことを考えたら今のままがいいんでしょうけど」
と付け加えると、

「コニカ?の人に聞いてみるよ。得意分野は生かして、作業効率がいい方がいいから」

と言ってくれた。


そして、もう一つ気になっているのはEさんのこと。私はここで働き始めて一ヶ月経つので、Eさんのこともわかって来たつもりだ。でも、一緒に入ったYさんはEさんに言われることが耐えられずに辞めてしまった。

私は12月に入る人のことを心配しているのだ。
正直にそう言った。

先生はEさんとの面談が済んだと言う。
「看護助手というのは看護師の指示に基づいて動くものだから、今のやりかたを変えなければダメだ」とキッパリ言ったそうだ。

「その点はちゃんと言っておいたから大丈夫だと思うよ。それに、今度は入ってくる人を教育するのはききさんなんだからね。Eさんではなくてききさんなんだから」

と言われた。

自分が教えられたことはしっかりメモを取ってある。
教えられても中々理解できなかったことは、わかりやすいように教えようと思う。


いいクリニックになるように努力したいと思っている。







先生に娘が作ってくれた人形を見せた。
「娘が小学生の頃に作ってくれた人形なんです。ハートのある看護婦さんになってね」って。

「へぇ~Fちゃんが作ったんだ」


捻挫した時や、腰痛で受診しているので先生は娘のことを知っている。




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「手振ったんだけど、気付かなかったみたい」


それを聞いて、

「私がここで働く前に娘が捻挫して連れて来ましたよね。その時、『一目見てあの先生は良い先生だって思った』って言ってましたよ」


と言うと「そうなんだぁ」と先生はうれしそうだった。

ホントのことだし、人に好かれて悪い気はしないでしょう。



帰ってから先生が手を振ってくれたことを娘に教えると喜んでいた。

娘は先生のファンなのだ。





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2006年11月07日(火) 涙涙の再会

近所に住んでいた友人(Sさん)が引っ越してしまい、その後どうしているのか気になっていた。
彼女は離婚して家を出てしまったのだ。

もう二度と彼女に会えなくなるかもしれないと思うと、悲しくて苦しくて、諦められなかった。
彼女が住んでいると聞いた辺りのスーパーに行くとキョロキョロしたりして、偶然会わないものかとアンテナを張り巡らせていた。


仕事の帰りに「Iげや」に行くか「Rヂャース」に行くか迷った。
安いものなら「Rヂャース」かなと思った。


Rヂャースで買い物をしていたら、横顔がSさんに似ている人を発見。
声をかけるには自信が無い。人違いかもしれない。

後をつけて様子をうかがった。
Sさんに間違いない!そう思って声をかけた。

「ずっと探してたんだよ!」

そう言った途端涙がボロボロこぼれ、Sさんも泣いた。


「連絡しようと思ったんだけど、携帯番号とかわかんなくなっちゃって」


こんな時に限って私は携帯を忘れているし、筆記用具も無い。
少し立ち話をして、Sさんの携帯に私の情報を入れてもらい、必ず連絡してねと言った。

「一人で住んでいるから、遊びに来て」
と彼女は言ってくれた。


そうやって別れたものの、不安だった。私にとって必用な人間が、その人にとってはどうでもいい存在かもしれない。メールがなかったら諦めよう。


夕方Sさんからメールが入って安心した。
私にとって友人というのは、頻繁にメールをしたり電話をしたり、会ったりする人ではない。そういうことをしなくても繋がっているのが友人だと思っている。

もうこんな思いはしたくない。大切な友人を失いたくない。
もう離さないよ(T^T)




夕方からなんだか気持ちが悪かった。

「つわり?」

と主人。



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2006年11月06日(月) 先生あのね

Yさんに続き、Tさんが辞めてしまった。

元々Tさんが辞める予定で私とYさんが採用されたのだが、Yさんも辞め、Tさんも辞めてしまった今、外来は私一人になってしまった。

先生は、
「ききさ~ん。オレさぁ。忙しいと機嫌悪くなるから気にしないでね」

と言う。

昔、他の先生には「バカヤロー!!!」とヌレギヌで怒鳴られたこともあるので、今の先生はまだマシな方だ。



「そういうことには慣れているから大丈夫です」



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って言うのが本音。


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2006年11月03日(金) 塾へ急ぐ!

世間では3連休の人も多いが、私は今日も明日も仕事。

主人は珍しく友達と麻雀。


お母さんは仕事だよと言うと「え~塾一人で行かなきゃいけないの?」と娘。なるべく早く帰るからと言い残して仕事へ。

残業もなく終わり、塾には十分間に合う時間に帰ることができた。

「送り迎えがなきゃ、飲みたい気分なんだけどなぁ」(確か昨日も飲んだぞ)

「帰ってから飲めばいいじゃん」


そうそう、塾の未払い分(引き落としができなかった、泣)を持って行かなきゃ。




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なんだかよくわかんないけど、娘と大笑いした。
うれしくなった。



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2006年11月02日(木) 子供のいる平日

10時頃、娘の担任から電話があった。

「保健室に行っていたんですが、ダメそうなので帰していいですか?」

多分娘の具合が悪いというのは体のことだけではないと思い、担任にこう言った。

「きっと体の具合ではなくて、何か悩んでいるんだと思います。あまり根堀り葉堀り聞けないので、今はそっとして置きたいと思います」

「わかりました。来週になっても元気ないようだったら『なんかあったか?』って聞いてみます」


娘の担任は生徒の気持ちをよく考えてくれる。

「今時こんないい先生いないよ」と娘が言うぐらいだ。


娘が帰って来たのはいいが、息子も家にいる。平日に子供が家にいるっていうのは複雑な気持ちだ。

そしてお昼になると「お腹が空いた」と言う。

寝ていたいな、というのが本音だ。


昨日の残りものでナポリタンを作った。
「おいしい!」とうれしそうに言う娘の顔を見たら「生きている」だけで幸せと思えるのだった。


息子はずっと低迷していて、学校には行けない。

「行くのは苦痛」「行かなくても苦痛」

どうしたらいいんだろう、と頭を抱えている。
子供が苦しむ姿を見るのはつらい。

「学校に行かなくいいんだよ」
というのは簡単だ。でも、息子は行きたいと言う。行きたくても行けないから苦しむのだ。

自殺報道が毎日のようにされているこの頃、命の大切さを身にしみて感じる。この子達は生きている。生きてさえいればきっといいことがある。

そんな当たり前のことをかみしめている。


「ナポリタンはあまり好きじゃないんだ」という娘に「絶対においしく作るから」と言って作ったスパゲッティナポリタン。昨日の残りのソースと冷蔵庫にあったチクワを使って。



みんな悩んで大きくなるのだよ。




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誰とって?それは聞かないで下さい^^;



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2006年11月01日(水) フレッシュトマトとモッツァレラチーズのバジル風味のパスタ

娘が大好きなこのスパゲッティの作り方を覚えたいと言うので、写真を撮りながら一緒に作った。途中から息子も参加。

タマネギをどっさり使う。みじん切りも上手になった。


完熟トマトを湯むきして粗みじん切り。


オリーブオイルが無い!グレープシードオイルで代用。(あっさりしている)



スライスニンニクを炒めた後、タマネギを。




タマネギがしんなりしたらトマトを入れて。




適当にワインとか隠し味に砂糖とか。(かなりテキトー^^;)




煮立ったら弱火にしてコトコトと30分ぐらい煮込みます。




塩コショウで味を調える。(あれ~コンソメはいつ入れたかな?^^;)




バジルを粗く切ってザザザ。




「お母さんって本当にいい加減なんだから」
と息子に言われる。


いいのよ、テキトーで。美味しく出来れば全てオッケ~(^^)v


私は料理家じゃないからネ~。

でもやはりパスタにはオリーブオイルが似合ってるかも。








ニキビの薬をつけている息子に「薬まだある?」と聞いた。

「飲み薬はあと一日分あるけど、塗り薬は使い終わる前にどっか行った」



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「あはは」

「無くしたって言いなさいよ」



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