一生は昼夜逆転が続き、学校に行けない日が多かった。そこで考えたのが部屋の移動。子供部屋は北向きで朝日がほとんど入らない。夏は寝ていられないほど光が入る東側の部屋(和室)に一生の部屋を替えることにした。
だけど・・・・・・・・
二葉が・・・・・・・・
自分の部屋が汚くなって、使用不能のなった時に・・・・・・・・・
和室を占領し・・・・・・・・・・
そこも壊滅状態にした。
それは・・・・・・・・
片付けるのに、かなりの時間を要し・・・・・・・・・
気力も体力も必要。
本当は一緒にやるべきなんだけど、捨てらネーゼの二葉さん!!!
一緒にやっていると一生(いっしょう)かかります(;。;)
とりあえず、昨夜1人で片付けていたら、夜が明けちゃった。 二葉の物をゴミ袋と引き出しにまとめて、「整理して」と渡した。
徹夜して疲れているはずなのに、眠気がなく、やりたいことを一気に済ませようとしたが、時間が足りなくてできなかった。これ以上働くと体が壊れそう。部屋の移動はまた今度やることにした。
夕食の後二葉が、
「お母さん、ちょっと早いけどクリスマスプレゼント」
と言って、かわいい包みを渡してくれた。
「お母さんがお仕事がんばれるように」と。
少し前からフェルトを買って欲しいと言っていた。まさかこれを作るためとは思わなかった。この人形は二つ目で、一つ目も大事に持っている。病院で働いていた時は、ポケットの位置につけていた。今回もらったものには裏に安全ピンまで付いている。
思わず涙がポロポロこぼれた。
「なんて優しい子なのぉぉぉぉぉ~~~~!!!」
と二葉を抱きしめた。
学校が何だ!今すぐ行かなくたっていいじゃないか。時期を待とう。 二葉が自分から行けるようになる日がきっと来る。 一生も二葉も決して弱いだけの子じゃない、しっかりとした強さも持っている。
一生が高校に入ってから自分で行動することが多くなったように、ちゃんとその子に合った時期というのがあるのだ。一生も今は少し足踏みをしている状態だけど、昼夜逆転は改善しつつある。これが冬休みでめちゃくちゃにならないようにしようと一生と話した。
主人はある講演を聞いてから「子供をかばい過ぎていてはいけない。10年はあっという間に経ってしまう。子供を学校に行かせよう。学ぶ機会を逃すな」と、学校に行かせようというように気持ちが変わって来た。
でも、行かせようとしても、子供の心が準備できていないと行けないよ。行きたくなくて行かないのではなく、行きたくても行けないのだから。
強さも持っている。
「お母さんはそう信じているよ」

 左側が一つ目、右側が今日もらったもの。上達したでしょ?

指に針を刺しつつがんばってました^^
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