うつ病で摂食障害などを抱える看護師。色々あるけど、生きて行くのだ!

2003年07月20日(日) 待たせる女と待つ女

 昨日、友人T子と2時に都内で待ち合わせをしていた。私は急いで仕度をして、電車に飛び乗った。それなのに、T子から電話があり、6時ごろにして欲しいと言う。


WHAT?




ろ、ろ、6時???


「私もう電車に乗ってるの。もう少し早くならない?」

「何時ごろがいいの?」

何時ごろがいいの?って、2時に待ち合わせをしてるでしょ?

「3時とか」

「3時は無理かなぁ」


「じゃあ、4時」


「4時も無理かなぁ」


「じゃあ5時」


なんだか値切ってるみたいな会話ーー;


5時でT子が納得したので、私は上野で待つことにした。夏物のバーゲンが終りかけようとしている。SALEという文字が目に入る。余計なお金を使ってしまうではないか。


 小説を一冊買い、駅の構内にあるお店でアイスコーヒーとウーロン茶のMサイズを頼んだ。外に出て、丸井でも見たらもっと時間がつぶれるだろう。でも、お金も飛んでいく。歩き回って疲れるのも嫌だ。小説を読もうとするのだが、周りの大学生らしきグループがやけにうるさい。4人で話しているのに、何もそんなに大きな声で話さなくても・・・。

私は1時半前には上野に着いていた。普段1人で時間をつぶすのはそんなに苦でもないのだが、ここ2日間ほとんど眠れていないので、今日は辛い。


若者のグループがうるさかったし、煙草の煙が嫌だったので、飲み物を残したままその店を出た。


上野に私のお気に入りの店がある。お店の名前は忘れたが、恐竜の模型、石、いろんな実験の器具、不思議なコマ、風景が見える万華鏡等々様々なものがある。そこは狭い店なのだが、30分は遊ぶことができる。そこで、少し遊んで、子供たちへのお土産を買った。


5時になる頃には、化粧は崩れ、身体はボロボロ、すっかり疲れきった。


そこへ、T子登場、



「お久しぶりぃ~!あ、少し太った?」





むっとした。

ごめんの一言も無い上に「太った?」だとぉ~!!!!ぐが~!!!










T子は高校が同期で、看護学校は違うが、今も看護師をしている。自分の病院のことをたくさんしゃべって私はただ聞いていた。












T子さん・・・・。

家に帰ってから思い出したんですが、看護学校時代もあなたに池袋で3時間待たされました。あなたが人を待たせる時はいつも、時間単位なんですか?しかも3時間とか、4時間とかーー;




T子ではなくF子だが、これも看学時代、待ち合わせに来ないので家に電話したら、

本人が出てビックリ。(だってF子の家は八王子で、待ち合わせは新宿)

「ごめ~ん。行かない」





WHAT?






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2003年07月18日(金) お地蔵様は誰のもの?

 先日仕事に行ったら、しおれた葉っぱが花瓶に挿してあった。忙しかったので然程気にしていなかったが、翌日行ったら、シャキッとしていた。ちゃんと水が上がったんだ。その葉っぱは青じそだった。患者さんがいろんなものをくれる。その青じそも患者さんがくれたものだった。

「持って帰って」
と言われたが、何しろ忘れっぽい私のことだから、普段良く見る冷蔵庫に大きな字で、

「K、5時半 しそ」と書いた紙を貼った。



















しばらくして、看護師のY君が、
「あれ、Kさんが書いたんですか?」
と言うので、

「そうだよ」
と言って、冷蔵庫を見ると、






















「K、5時半 じぞう」



と書いてあるーー;



(T.T)

Y君「おじぞうさん持って帰ったら犯罪ですよ」

私 「おじそうさんは誰のもの?」

Y君「誰のものでしょうね」

私 「道祖神は誰のもの?」



なんて、話していたが、






















「しそ」を「じぞうに」書き換えるなよ!






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2003年07月17日(木) ハーブ講座が終了して・・・

 ハーブ講座が無事に終わった。大きなミスもなく、成功したと言ってもいいだろう。アンケート用紙にも「説明がわかりやすかった」というのが数多く書かれ、うれしかった。「ハーブティーがおいしかった」というのもあり、がんばった甲斐があったというものだ。
 花が咲き終わった時や、ハーブの茎のどの辺を切るかというところでは、黒板にハーブの花を描いたりして説明したのは、自分でも予定外でビックリ。「先生みたい」なんて言われちゃいました^^;

 ハーブ講座が終わったら、仕事を休もうと思っていた。毎日睡眠不足で体がボロボロになって行くのを感じていた。クローゼットを片付けているうちに、クローゼットの中で眠ってしまったり、気がついたら朝二葉がいなかったり・・・・。母親がこんなことでいいのだろうか、と思う毎日だった。そんな忙しさにも一区切りついて仕事のことを考えようと思った時、仕事は休めない雰囲気になっていた。

 先生には毎回「5時半に帰れ」と言われる。私としては休みたいと思いつつも、5時半という中途半端な時間が辛い。収入は今までの3分の2以下になる。私の口座からは、一生の塾の受講料が確実に引き落とされて行くのだ。

 調子のいい時は、他の科目も習いたい、と言い、調子が悪い時は、
「もう何もかも終わりだ!何をやっても覚えられない。勉強しても意味がない」と
言い出す。自分の人生だから、あまり口出しはしたくないけれど、誤った道には進まないように、親としてみて行きたい。


 いつも思うのはテレビで連日報道されているような、犯罪だけは起してくれるな
ということ。

 先日、中学の担任が来てくれた。自分から「明日先生を呼んで」と言った。
先生は学校のことや高校の話は一切せずに、「一生君は折り紙が得意だと聞いたから先生に教えてくれるかな」と、折り紙を取り出した。

 一生は自分の大きな折り紙を出し、それを先生にも渡して、折り紙ヒコーキを折って先生に教えた。かなり難しい折り方で、先生は四苦八苦していた。
「あとね、これ折っておいてくれる?」とコピーを渡された。

後で母と笑ってしまった。
「これって幼稚園児が折るようなものだよね」


 折り紙を折り終えた頃、ハーブティーを出した。
ハーブティーは、私を癒してくれる。こんなゆったりとした生活の中で暮している一生は、世の中のゴチャゴチャした争いの中にはついていけないのかもしれない。

 それは今の私の心が落ち着いているからいえることなのかも。



レモングラス、レモンバーム、ブラックミントを入れる。




お湯を注いで、2分経った時点





5分経った時点。
抽出時間は2~3分と本には書いてありますが、5分ぐらい置いた方が、香りがよく出ます。





ハーブティーは、まず色を見て、次に香りを味わい、そして飲んで味わいます。







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2003年07月05日(土) これで本番まで持つのか?--;

 PTA主催の「ハーブ講座の」プレ講習会をやって来た。レジメなるものもないままに、ツラツラと説明をして、
「みなさん、ごめんなさい。身体に染み込ませて帰って下さいね」
なんて、アバウトな私。

今日、というのは前々からわかっていたのに、準備はな~んにもしてなくて、昨日から今日にかけて、主人とカラオケ三昧してました^^;

閉店までいたら、白々と夜が明けてしまい、家に帰り着いたのは5時半頃だった。
こんな生活をしているから、体の具合が悪くなるのよね、と思うのだがカラオケはやめられない。だったら、日中やればいいのだが、なぜ深夜なのかが、謎。

 今日までに作ろうと思っていた資料が作れなかった。昨日と、予備日が明日の換気扇の風向調査なんて絶対に無理。うちの換気扇?見せられないって。風が通らないのはわかってるって!だから来年検査して下さい。そんなことで逃げる家があるだろうか。とにかく明日も用事があるので、私は逃げるぞ!
 
 先週だって、障子貼りをしたり、先生が来るからとお掃除をがんばったりしたじゃない?>私
それなのに、どっちの勘違いなのか先生は来なかったけど(T.T)
「じゃあ月曜日に」
と先生、軽く言ってくれるじゃないの。うちは月曜が一番汚いんだよ(自慢?)
これ以上がんばったら壊れちゃう。

 2時間ぐらいかけて、本番(ハーブ講座)のための資料を作った。集中力はあるのだが、切羽詰らないとやらないのは子供の頃と変わらない。これで月曜日に印刷の係りの人に渡せそうだ。本番までに準備しなきゃいけないことはまだまだある。

 しかも睡眠不足。こんな状態で本番(10日)まで体が持つのかと心配。しかし、痩せる気配は一向に無いーー;



 「破局?」と思っていた、二人組み、和解したそうで。勝手にしろって感じです。かっこいいセリフを言う彼氏と、情熱的というか、うるさい娘。

「なんで逃げるの?」
「逃げてねーし」
「逃げてるよ」
「それに、Yちゃんに言ったことホントなの?」
「なんだよ」
「今は勉強の方が大事だから、恋愛のことなんて考えてられないって」
「そんなこと言ってねーよ」
「じゃあなんで話しかけないで、って言ったの?」
「じゃあ話しかけないよ」
「話したいから言ってるんでしょ!」
「やめたきゃやめればいいじゃん」
「やめたくないから言ってるんでしょ!?」
「オレだって、気持ち変わってないし」

これが小5のカップルのセリフなんですねぇ。付き合うってどういうことですか?
オカアサン、ついていけません(汗)






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 ハーブ講座が終わったら(来週の土曜日)、暑気払いをするのだそうです。あんまり気が乗らないなぁと思っていたんだけど、二次会はカラオケで、と聞いて、耳がそっちの方へ。つくづくカラオケが好きなんだなぁというか、歌うことが好きなんだなぁと思った。おなかの底から声を出すのはいいことだ~!



2003年07月04日(金) 田んぼにたたずむレガシー

・・・・と言って、主人はこの画像を見せてくれた。

   





 先週の土曜日の事故現場。というか、大事故を回避するために田んぼに逃げたこけもも(主人)。しっかりと携帯で写真撮ってるしーー;これが正しい携帯カメラの使い方かもしれないね。

当日だったら、ものすごく落ち込んでいたかもしれないけど、見せてもらったのは昨日だったので、二人で笑っちゃった。

しかも二枚目。車の近くにいるおじさんは誰?だって写真を撮ったのはこけももでしょう?


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 先日、バイト先の先生から「5時半に帰るように」との命令を受けた。「せめて6時にして下さい」と頼んでみたけど、「いや、最近かなり疲れているみたいだから、どんなに忙しくても無視して5時半に帰っていいから」と先生。

そう言われるのも無理はない。本当に疲れていた。睡眠時間が2~3時間という日もあった。休んでみんなに迷惑をかけたことも事実だ。でも、私の口座からは息子の塾の費用が容赦なく引き落とされるのだ。

主人はたまに荒れた一生を見て、
「あんなヤツにお金をかけることはない!」
って言うけど、私は見捨てないよ。
主人は私には優しいのに、変に厳しいところがある。

勉強をしたい。学校に行きたい、でも行けない、と悩んでいる息子をほっとくことはできない。


とにかく今はがんばりたいんだ。
一部分でしかがんばれないんだから。

朝、母が一生のお弁当を作っていた。
「センタ-(教育センター)に行くからお弁当を作ってちょうだい」
と母に頼んだらしい。

しかも徹夜で勉強していたようだ。
自転車で行くのかと思ったら、歩いて行くと言う。寝ていないから、自転車は危ないと言って。

そして、山用のリュックにかなりの物を詰め込んでいる。
「そんなにたくさん持っていかなくてもいいんじゃない?」
と母と二人で言うと、
「飽きた時に科目を替えるから」
とすごい荷物を背負って家を出て行った。

センターで午前中勉強し、お弁当を食べ、夕方になったら塾に寄って帰って来た。

「おお!サバイバルに勝ったようだね」
と言うと、笑っていた。

「塾以外で5時間勉強した」

「それで終わりにならないでね。毎日そんなにたくさんやらなくてもいいからさ」


似たもの同士、がんばっている。


らぶらぶな彼氏と破局を迎えたらしい二葉。
「髪を切りたい」
なんて、大人びたことを言う。
そして、
「恋人にはなれないけど、友達って言うことで」

「(--;)」

そうそう、生きているとね、色んなことがあるんだよ。


私は一番辛い時期を乗り越えた気がする。






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2003年07月01日(火) 祈り

「花☆花」の歌に「祈り」というのがある。

「神様 私を強くして下さい。弱くてもいいよと慰め言わずに・・・」

今の私はそんな心境だ。
一ヶ月休んだら?と言われたのに、働きたいと言って仕事に出た。
主人が交通事故を起こし、車を修理しているから自転車で仕事に行った。車の生活ばかりしている私には、5年ぶりの自転車。家から病院まで20分。

大丈夫だろう、と高をくくっていた。しかし、思いのほか疲れた。10分前に着いた時、みんなは準備のためナースステーションから出て来た。靴を脱ぎながら座り込んでいる私に、「何座り込んでるんですか?Kさん」とY君。

走っている時は気持ちよかったのに、着いたとたんにかなり暑い。これで働けるんだろうかというぐらい、へとへとになってしまった。手が振るえた。とりあえず、3人に点滴を入れた。
その後は点滴を主にするのではなく、先生のところに付いて仕事をすることにした。

先生の指示に従って、注射の準備をしたり、患者をリハビリに誘導したり、消毒をしたり、色々あるが、手が振るえてできないというものはない。

そんな風に安易に考えていたのがいけなかったのか。

先生に指示されたとおりにやったのに。

「バカヤロウ!」と怒鳴られてしまった。

その後も、

「バカヤロウ!そんなことするヤツがあるか!」

(でも、先生はそう言いました)

反論はできなかった。反論したって、無駄だから。

泣くものかと必死に涙をこらえた。

涙は出そうで、出なかった。だけど、鼻水が出て、チーンチーンと何度もかんだ。
化粧は取れ、顔はぐしゃぐしゃ。

リハビリでAさんに会ったら、涙があふれて困った。
Aさんは、うちの病院に入院していたことがあり、その後他の病院で亡くなった患者さんのお嫁さんだ。Aさんのお母さんはうつ病だった。

「どうしたのよ。Kさんに涙は似合わないよ」とAさんに言われた。

「私Aさんのうちに行きたいんだけど、行ったらもう涙が止まらなくなりそうで・・・」

と言うと、

「いらっしゃい。私でよければ話を聞いてあげるから」

と言ってくれた。

一周忌が来る前に、お線香をあげに行きたいと思っていた。


神様 私を強くして下さい。


先生に「バカヤロウ!」って言われたぐらいで泣いていたら、看護婦はつとまらないから。

先生にバカヤロウと言われたから泣いたのではなくて、何を言われても涙が出る状態だったのかもしれないけど。






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