主人からハンカチを借りて涙を拭いた。電車の中で、村上春樹の本を読んでいた。ある駅で、向かいに座っていた男性が降りると、主人が、「そっちに座ったら?」と言った。「えっ?」と聞き返す。「進行方向を向いたほうが気持ち悪くならないでしょう」と言われたので、私は向かい側の席に移り、主人と向かい合った。その瞬間、す~っと昔の記憶が蘇った。結婚する前の主人はとても細かなところに優しさを表す人だった。私には初めての経験で、「優しすぎて怖い」と友達に言ったら、「それって、ノロケにしか聞えないよ」と笑われた。でも、私にとって、うれしいという感覚よりも、不安の方が強かった。その優しさは、とてもさりげなく不器用な日本人男性ではなく、外国の紳士のように思われた。当時、今時の若者のように器用な人間は少なかったように思う。今の若者は軟弱な優しさを持っているような気がするが、それとは違った。村上春樹の本を閉じて膝の上に乗せ、昔のことを思い出していた。主人が私にプレゼントしてくれるものは、ブランド品のバッグでも指輪でもない。それに私はブランド品には興味が無い。主人がくれるものは、ロマンチックなものが多かった。初めてくれたのは、シンプルな塗りの「かんざし」誕生日にもらったのは、木製のオルゴール。そして、小さな猫のお人形。結婚する前は、繊細だけど暖かい優しさだった。だけど結婚してから主人は変った。おおらかで、大きく包み込むような感じ。大きな船に乗って、ゆらゆらと揺れているような感じが心地よかった。結婚する前はかなり無理をしていたのかな(笑)電車に揺られながら、左手に巻かれた包帯を見て、心が痛くなった。泣けてきた。バッグを探してもハンカチが見つからない。主人のハンカチを借りて、涙をぬぐった。「お願いだから、痩せて長生きして欲しい」と言うと、「わかった。だからもうしないで」と言われた。「うん」と答えたものの、「絶対にしない」という確信が持てない自分が情ない。 私には今、ひとつ気になることがある。その話を後日書けたら、書きたいと思っている。電車に乗ってどこへ出かけたのか・・・・それはまた明日ということで。
PCの前に30分以上座っていた。今日は日記は書けないと思っていた。昨日、またやってしまった。リストカット、と言うより、もう少し上の方の腕を。前回の時より、深かったのか血が止まらず、だんだん吐き気がして来た。私はどんな気持ちで自分を傷つけたのだろう。それはよく覚えていない。血が止まらない。このままじゃダメだ。とっさにバイト先の先生の携帯に電話した。先生は、「これからか~?オレもう寝てるぞ。それに今からやったら明日手術できなくなるからなぁ。(木曜日はオペ日)明日やってやるよ。止血して、ガーゼ当てて包帯巻いておいて」と言われ、「ハイ、明日行きます」と言った。私には時間の感覚がなかった。時計を見たら夜12時を過ぎたところだった。先生は「午前中だと、AとかSとかうるさいのがいるから、夕方5時40分に来て」と言った。ウワサ話が好きな看護婦がいない方がいいだろうという先生の配慮だった。「血が止まらないし、吐き気もひどいんです」とは言えなかった。ごり押ししてまで縫合してくれなんて思わない。ずっと押さえていたらそのうち止まるだろうし、吐き気もおさまるだろう。そう思って、ガーゼの上からタオルを当てて縛っていた。ああ、またやってしまったんだ。自己嫌悪に陥った。切ったすぐあとは、安堵感にも似たような気持ちになるのに、ハッと我に返るといろんなことが頭を駆け巡る。自分は安らぎを感じても、人に迷惑をかけてはいけないんだ。それから1人でいるのが怖くて友人に電話した。その人はリストカットの先輩?だから、私の気持ちをとてもよくわかってくれた。「やっちゃダメだよ」なんて言わない。泣きながら話しているうちに、気持ちが落ち着いて来て、吐き気もおさまった。夕方、縫合をする前に、どうしても電話したい友人がいた。心療内科を紹介してくれた人だ。電話で「またやっちゃった」って言っただけで、涙が止まらなくなった。「ききさんは、傷が痛いんじゃなくて、心が痛いんでしょう?」と言われた。「夜遅くてもいいから電話してね」とも言ってくれた。心の中でいろんな思いがグルグル回る。私は、友人に電話して「やっちゃったんだよ」と言って慰めてもらいたいのかな。そうじゃない。人に話すことで、気持ちが落ち着くことってあるよね。「辛い時は電話ちょうだい」と言ってくれる友人がいることをうれしく思う。もちろんその友人達が辛い時は、私が話し相手になる。病院に着いて、自分でカルテを出す。看護婦に「どうした?」と聞かれても、すぐに答えることができなかった。私が震えながら泣いているので、「更年期?」と思われたかもーー; 「またやっちゃった」と言って腕を見せた。「ナートだね」と言って、準備を始める。看護婦のKさんは、私の手を握り、「冷たいね」と言った。いつも仕事をしている時は「暖かいね」と言われる手が、そして、身体も冷え切っていた。先生は何も言わなかった。処置に必要な言葉だけを看護婦に伝える。前回は縫合しているところをずっと見ていたのだけど、今回は涙もふるえも止まらなくて、ハンカチで目を押さえていた。縫うことが痛かったわけじゃない。Kさんは私の足のあたりを触って、「大丈夫だからね」と言ってくれた。ナートの最中に「昨日は遅い時間にすみませんでした」と言うと、先生は「ああ、いいよ」と。みんなに悪口を言われている先生だけど、私はいい面も見ている。だけど、今回だけは、電話した時怒鳴られるかと思った。「何度やったら気が済むんだ!」みたいなことを。恐る恐るかけた電話だった。 一度目にリストカットした時、「最初で最後」と思った。二度目にやった時、「またやってしまうかも」と思った。そして三度目の今回「もう絶対にやらないと誓う」と思ったのに、一晩寝たら、「わからない」に変ってしまった。自分の心の中を見て、どういう理由で自傷するのかがわかれば、しなくなるのになぁと他人事のように思ったりする。昨日はそれほど痛くなかった傷が今は痛い。今はただ、「ごめんなさい」と言いたい。主人にも、先生にも、自分にも、そして私のことを心配してくれるたくさんの友人達にも。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
ずっと拒食と過食を繰り返してきた。そのため、私は洋服のサイズも、下着のサイズも3サイズぐらいは必要だ。昨年も過食で10kg太った。その後、拒食の時期は来なかった。無理なく痩せようと思っても、私の生活スタイルは痩せにくい。まず、朝食べられない。二葉を送り出した後、再びベッドに入り眠って、1時頃にやっと起き、仕度をして病院に行く。(仕事のため)そして、夕食は普通に食べるが、夜中にどうしても食べたくなってしまう。以前のように吐くことはしなくなったが、今も摂食障害には変わりない。今日、初めて「サイコドクター」(日本テレビ系列)を見た。主役の精神科医、竹野内豊が好きだと言う理由もあるが、興味もあった。世の中にあんな風に真剣に患者のことを考えられる精神科医がいるだろうか。所詮ドラマなんだ、と思いながらも、自分のことと重ね合わせてしまう。女の子が、夜過食をし、それをトイレで吐いていた。私にもそんな時期があったなと思い出す。痩せたいという思いからではなかった。私は、何を苦しんでいるのか自分でもよくわからない。まず、生活のリズムを直して、夜睡眠薬なしに眠れるようにしようと思った。今日は、あまり眠くなかったので、母にお風呂に行こうと誘った。久しぶりの塩サウナで、肌がツルツルになり、気持ちがよかった。楽しみにしていた薬湯はコーヒー風呂だった。コーヒーの香りに包まれてお風呂に入るのは初めてのことだった。長湯をしたわけでもなく、疲れたわけでもない。でも、普段眠っている時間に起きていたせいか、頭痛がひどくなってしまった。そうしているうちに、仕事に行く時間が近づいてくる。看護婦に電話し、2時からではなく、3時から行くと連絡した。外来は3時からなので、それに間に合えばいいだろう。とにかく1時間でもいいから眠りたかった。頭痛薬を飲んで、1時間眠った。午前中寝ている生活はいつから続いているのだろう。もう数年以上のような気がする。「午前中がほしい」といつも思う。私にとって、いつも午前中は空白。薬が残っている感じがして、車の運転もできない。しかも、薬のせいで、午前中の記憶が無いことがある。この経験はちょっと怖い。摂食障害のことも、うつ病のことも、薬で調整するだけではどうにもならないのではないかと思い始めた。かと言って、カウンセリングを受ける気にもなれない。頭痛薬もセデスGが製造中止になってから、自分に合う鎮痛剤に出会っていない。友人が紹介してくれた、心療内科の先生なら、何か見出せるだろうか。口先だけでモノを言う、医者ではなく、心を看てくれる医者に出会いたい。ひどい頭痛の中でも、私は笑顔を作って患者と接することができる。それが自分では不思議だ。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
昨日、精神科の診察日だった。先生との話はおいといて~~カブトムシさんに会った。カブトムシさんという人は、この日記に何度か登場しているので、わからない方はこちらをご覧下さい。カブトムシさんは、いつもニコニコしていて、私に会うと大きく手を振ってくれる。私も負けずに手を振る。多分、カブトムシさんは統合失調症だと思う。昨日の会話は、何から始まったか覚えていないが、かなり長かった。ほとんどカブトムシさんが話していて、私は聞き役だった。マッカーサーと昭和天皇が会った時、やっぱり「皇室は存続した方がいいという話になった」とか。「オレ、昭和天皇の子供かもしんない」とか。「でもさ、皇室なんて窮屈でダメだよな。今の方がいいや」と笑う。広告の紙の裏に書いたものを見せてくれた。「声を出して読まないでね」と言った。それには、国の名前がたくさん書いてあった。「父親、アメリカ人、母親、ソビエト人。その他、中国、インドネシア、イスラエル、スリランカ、アフリカ、カナダ、アメリカ、チュニジア、フランス、スペイン、イギリス、ドイツ、オランダ、デンマーク・・・その辺まではよかった。キルフフエフ、ソフラシアス、サラミラダ、ココラシア、スベニキオス、みたいなわけのわからないカタカナの羅列がたくさんあった」「これ、全部行ったことのある国?」と聞いてみた。「そう。だけど、やっぱり日本はいいよね。一番恵まれてる」とカブトムシさんは言う。「もう一つあるんだ」と小さな紙切れを見せてくれた。「キキチンチンチン」と書いてある。「これどういう意味?」と聞いたが、聞き取れなかった。カブトムシさんだけ話していたので、「結婚してるんですか?」と聞いてみた。すると・・・・「それがさ~、結婚詐欺にあってしまって、荒井ふさ子って言ったかなぁ。ふみ子だったかなぁ。勝手に婚姻届出されちゃったんだよ。お金も取られたし」「それで、籍は入ったままなの?」と聞くと「そうだよ。入ったまま」と言う。「それと、オレね、分身なんだよ。それで本物と合体するとすごい大きさになるんだよ」と言うので、笑っちゃった。「見たいなぁ」と私は笑う。時折看護婦が通って、「相手にしなくていいですよ」みたいに目配せをする。だけど私はカブトムシさんと話すのが大好きだ。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
友人にメールを書いた。「どうして、一度リストカットしちゃうと、またしたくなっちゃうんだろうね」「そうなのよ(笑)不思議だよね」友人もそう書いていた。そんな気持ちを押さえていると、頭のカサブタをはがして、額に血がタラ~んと落ちてきたりする。私って血を流すのが好きなのかしらん♪前の日記に、「またやっちゃったのか」って言いながら縫ってくれる医者がいたらなぁって書いた。義兄は外科医だけど、病院に行かないと縫えないわけで、ここから一時間半以上かかるし、私が自分では運転していけないだろう。そうすると誰かに迷惑かける。それに姉にも義兄にもこのことは話していない。こんなことを書くと、先生に指摘されたとおり・・・・・なぜ、してもいないことを今考えるの?ということになる。それに,誰かに迷惑をかけるならやるな!と自分に言い聞かせる。それは、リストカッターにしかわからないと思うけど、安心したいからかもしれない。「死にたくないなら切るな!」と怒られそうだけど、なぜあの血を見て痛みを感じると、安らぎを覚えるのだろう。他の友人が、メンタルクリニックを紹介してくれた。そこの医者は、こけももを圧縮した感じで、ちゃんと話を聞いてくれるいい先生だと聞いたので、会ってみたい。でも、診察となると、そこまで行くのがおっくうになってしまう。だけど、この先生診察の最中に、自分が座っている椅子をクルッと回しちゃったりするらしい。これは是非見てみたい←なんのために受診するんだっけ、私。だって、こけももの圧縮は必見じゃない?(爆)↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
ここ2~3日、調子が悪いので、明るい話題などを。と、言っても、こんなこと書いたら即成人向け送りかも。それに、私がこんなこと書いていいのか、とも思う。えーい!勢いで書いちまえ~!それはある夜のことでした。主人とS○Xをしていました。主人が上、私が下。正常位。しかし、足の位置がちょっと違うんだなぁ。事の最中に主人が、「この体位さぁ~藤波君に教えてもらったんだよね。これだと、アレが短くても女性をイカせられるってさ。だけど、アイツ、寮に入ってる時、これをオレにしかけてくるんだぜ。怖かったよ。それに狭い寮で男二人密着するのって、汗臭くて気持ち悪いよ」と言うので、大爆笑になっちゃった。ムードも何もあったもんじゃない。「まさか裸じゃなかったでしょうね」とツッコミを入れてしまった。主人と藤波君が仮想エッチしてる姿が目に浮かんで、笑いが止まらなかったよ。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
患者さんでお寿司屋さんがいる。寿司屋のまっつぁん!「へぇ~お寿司屋さんなんですか?私お寿司大好きなんですよ。回転寿司には絶対に行きません」と言ったら、まっつぁんは、「回転寿司とはネタが違うんだよ」と言っていた。その後、「Kさんさ~、お寿司好きだって言っておきながら、全然来ないじゃない?」と言われた。「行きますよ」と言った手前、一度は行かなきゃなぁと思っていたので、先日主人と二人で行って来た。夕食も食べた後でおなかいっぱいだし、お金もかからないだろうというセコイ考え。だけど、カウンターのところにあるガラスのケースを見てガッカリした。ネタが少ない。冷蔵庫にでもしまってあるのだろうか。まっつぁんは、ネタの仕入れのことなどを話しながら、お寿司を握ってくれた。私は、無口ではないんだけど、お寿司屋さんのカウンターで、「トロ」とか「いくら」とか、頼む事ができない。今までずっと主人に言わせてきた。言えないというより、言うタイミングをつかめないのだ。だけど今回はお客は私たちだけだし、まっつぁんなので、「これは何ですか?」「じゃこれ下さい」と言えた。お寿司屋で、自分で頼んだのは生まれて初めてだ(爆)だけどね~、ハッキリ言って、一番おいしかったのは卵です。私は青森出身なので、魚にはうるさい。ごめんね、まっつぁん、もう行かない。(笑)やっぱり寿司は神田だねぇ。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
昨日は最悪な気分だった。だけど、日記を書いているうちに嫌な気分になって全部消してしまった。ちょうど冷蔵庫にチョコボールを入れてたので、そのことを書いたのだけど、やっぱり昨日のことは書かずにいられない。私はカウンセリングは受けないと言っているのに、先生がしきりに勧める。しかも受診日と同じ日にカウンセリングを受けると、4千円かかると言う。私は月曜日に受診しているのだが、そういう理由で「今度の木曜日に来て下さい」と言われていた。「カウンセリングのオーガさんと連絡しておきますから」と先生に言われた。しかし、これはクセモノだと思っていた。今まで何度「オーガさんと調整がうまくいかなくて・・・・」と言われたことか。だから私はカウンセリングはいいって言ってるでしょ?でも、先生に気持ちが伝わらない。木曜日、何時にカウンセリングの人と会うのか聞くのを忘れてしまったので、病院に電話した。するとまた先生は、「ごめんなさいね~。オーガさんと調整とれなくて」このセリフ、今まで何度聞いたのだろう。先生は、「薬があるなら、来なくていいけど、薬がないなら来て下さい」と言う。そんなこと言ったって、先生は前回10日分しか薬を出していないのだから、間に合わないよ。「薬がないので行きます」と言った。母が父の面会のため早く行くので診察券を出してもらった。私は他の用事で少し家にいなければならなかった。しかし、ベッドに横になっているうちに眠ってしまった。母からメールで起された時には2時45分だった。焦って病院へ車を飛ばす。3時過ぎには着いて待っていた。4時頃、看護婦が「Kさん、何度も呼んだんですよ。先生は3時までは待っていたけど、もう帰られました。他の先生でもいいですか?」と言われた。薬がないので、他の先生に処方してもらうしかない。私は今でもリストカットをしたい気持ちを必死にこらえている。そんなことさえ、主治医にじゃないと言えない。主治医でなければ、勝手に薬を替えることはできないのだ。受付でガッカリした。朝、カウンセリングに何時に行ったらいいかを問い合わせた電話も、診察料として料金を取られていた。そういえば、張り紙があった。「10月から医療費の改正があります。電話での相談も有料になります」と。でもね、カウンセリングについて、何時と聞かなかった私もいけないかもしれないけど、先生だって言わなかったんだよ。それに、電話での相談じゃないよ、これ。なんだかすご~く腹が立った。先々週は3週間分の薬を処方され、一万円も払ったのだ。診察料を入れると、一万3千円を越していた。それなのに、(自分が悪いのだが)リストカットをしたために薬が替わった。そしてまたお金がかかる。今より遠い病院に行く気力は無い。でも、先生も替え時なのかもしれない。睡眠薬が効いているので、誤字脱字許して。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
ずいぶん前に「ちびまる子ちゃん」で、チョコレート工場に見学に行く話があった。それは、森永の工場のことだと思う。チョコボールについて、みんながピーナッツの方がおいしい、と言っているのに、まる子ちゃんだけが「絶対キャラメルだよ」と言っていた。 二葉はピーナッツが好きで、私と一生は断然キャラメルなのだ。私は、ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなど、ナッツ類が大好きなのに、森永のチョコボールに関しては、なぜか「キャラメル」が好き。しかも、固いのが好きなのに、最近「やわらかくなってさらにおいしくなりました」などと書かれていたので、激怒した。固いからおいしいんだよねぇ、と一生と話し、必ず冷蔵庫で冷やしてから食べている。あなたはピーナッツとキャラメル、どっちが好きですか?それと、固い物好きには災いがある。明治の果汁ぐみ(ブドウ)を凍らせて食べるのが好きで、食べていたら、歯のブリッヂが取れてしまった。そして歯医者通い。それだけではない。ハイチュウも凍らせてみた。そしたら、予想外に固くなって、口の内側を思いっきり噛んでしまった。腫れるので、同じところを何度も噛むし、ただの口内炎の域では無い(涙)ご飯もまともに食べられないぐらい痛い。リストカットは自分で望んでしたものだから、痛くなかったが、口内を思いっきり噛んだのはかなり痛い。アフタゾロンという薬をつけてなんとかしのいでいるが、ご飯がまともに食べられない。痩せるかも、とワクワク。・・・・と言いつつ、懲りずに凍らせたグミを食べている。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
久しぶりにMちゃんとカラオケ。最近のカラオケはマイクがコードレスだし、あの機械なんていうのかなぁ。曲名で調べたり、歌手名で調べたり、「あの頃」と入力して、自分が今何歳で、何歳の頃流行った曲を出すという機能がついたものなんかがあって、便利だねぇ。そして、それを出したらそのまま送信すればいいんだから。世の中どんどん便利になって行く。 だけど、姪とカラオケをした時はすごかった。たまに自分が歌う歌で間奏が長い時、飛ばす機能があればいいのに、と思ったことがあるのだが、今はそれがあるのだ!しかも、姪達は、曲が終るとすぐに演奏をストップする。そして間奏は即飛ばす。だからどの音で入ったらいいのかわかんなくなっちゃうよ。 そして、メドレーもすごい。ワンフレーズしか入っていなかったりするのだ。だから瞬時にこれはなんという曲の、どの部分かがわからないと歌えない。頭の回転がよくないとカラオケもできない時代になってしまったのか。いや、私はもっとのんびり行きたいなぁ。以前この日記によく登場していた、金沢君に「ききさんのカラオケは守備範囲が広い」と言われたことがある。レパートリーではなくて、守備範囲なんだよね。Mちゃんが「オリビアを聴きながら」を歌っている時に、「箱根八里の半次郎」(氷川きよし)を入れたら、Mちゃんは笑って歌えなくなりました。ギャハ^^そして、歌い終わった頃、Mちゃんと二人でしみじみ言ったのです。「昔の歌はよかったねぇ。」「歌詞がしっかりしているもんね」と。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
ひが○○○○という変った苗字なので、勝手に「ひがっち」と呼んでいる患者がいる。高校生なのだが、とてもかわいい。顔がかわいいと言うよりも。。。。。。。何がいいんだろう?わからん。とにかく惚れちゃった。ひがっちは、昼間はガソリンスタンドでバイトをし、定時制の高校に通っていると言う。そこですかさず、ひがっちに声をかけた。「うちの息子不登校なんだ。朝から学校に行くのは絶対に無理だと思うから、定時制がいいかもしれないと思ってるの。後でいろいろ教えて」と。「いいっすよ」と照れた顔でひがっちは答えた。むふっ。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
洋服を買う時はいつも困る。まず、うちの主人。デカイ!身長179センチ 体重107キロ3L~4Lぐらいじゃないと入らない。最近はDエーなどで扱うようになったが、うちの近所のDエーには、大きなサイズはない。次に、息子。細い!身長170+αセンチ 体重41~42キロズボンを探すのが大変。子供用だと、たまには170cmも売っているが、「ふくよかなお子様のための・・」というのはあっても、「細身のお子様のための」と言うのは無い。痩せている子はベルトで締めろというのだろう。かと言って、大人用だと、本当にブカブカで、ベルトを締めてもウエストのあたりの生地が余っておかしい。次に娘。小学4年だと言うのに、デカイ!身長152センチ 体重40ウンキロ子供服は身長で表示されているので、いつも160を選ぶのだが、それでも小さい事が多い。そして大人物を選ぶと、襟が開きすぎていて変!そして、私、体重の変動が激しい。身長163センチ体重 未知の世界痩せていた時は、9号のスカートがウエストでグルグル回ってしまって困ったものだった。それなのに、今ははけるスカートが2~3枚しかない。今に痩せるのだと思うと買う気にもなれない。それに、Tシャツ類も、昔水泳をやっていたので肩幅が広くて、Lサイズでも小さいことが多い。家族全員規格はずれ↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
うちの娘のことです。いつもは、名前を書いているのですが、今回に限りFとしておきます。うちの娘、Fは4年生にして生理が始まりました。学校での説明はまだなかったものの、うちの子は体が大きいので、そろそろ始まるだろうと、3年生の終わりぐらいから説明をしておきました。私が前もって説明をしておいたので、始まった時も事なきを得たのですが・・・。その後が問題です。中学ぐらいになると、その辺のことは自然にできるようになるとは思うのですが、いくら言っても、お風呂に使用済みのを置きっぱなしだったり、トイレに落ちていたり。それを指摘して、「ちゃんと紙に包んで捨てないとダメなんだよ」と言っても「はーい」と返事はいいのですが、一向に直りません。身体は大きいのですが、心は4年生なのでまだまだ恥ずかしいなどという気持ちはないようです。昨日、野反湖に行った時のことです。Fと二人でトイレに行きました。「ナプキン持った?」と聞いたら「持ったよ。それに予備のパンツも持ったんだ」言うので「準備がいいねぇ」と言ったまではよかった!ズボンを見たら、赤いシミがついている!ありゃりゃ~と思い、それをFに伝え、「私が洗面所でつまんで洗うから、それまでトイレで待ってて」と言った。しかし、野反湖の水は冷たかった。石鹸をつけて、つまんでゴシゴシ洗うのに、手が冷たくて、途中でやめたくなるほど。それでも娘のためなので、必死に洗い、トイレに戻った。そしてトイレットペーパーでトントンと何度も水気を拭き取り、このぐらいで大丈夫かなぁと、言ってはかせた。元々神経質な子ではないので、「はいてるうちに渇くよ」と平気な顔をしている。昼用スーパーを使っているのだが、これじゃダメかもなぁ。「赤ちゃん用のパンツ型おむつじゃ小さいから、お年より用の「『アテント』にしようか?」と思ったほどだ。何しろ動きが激しい子なので、アテントを使う価値あるかも。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
もう2~3週間になるだろうか。父が外泊して我が家に来た時、父の髪を染めようと思った。父はずいぶん前から、髪が真っ白になった事を気にしていた。だから私は染めたいのだと、勝手に思い込んでいた。でも父の気持ちは違ったようだ。ドラッグストアで、カラーを選び、その夜父に「髪を染めようね」と言った。父にはそれが聞えなかったようだ。前開きのパジャマを着せて、髪を染め始めると、「何をするんだ!」と父は大声で怒った。そして私の手を振り払い、自分の手で髪をぐしゃぐしゃにした。私の洋服には黒い液体が飛び、父の手は真っ黒。地肌にも色がついてしまった。「今まで白かったのに、急に黒くなるのは嫌だ」と父は言った。「だから、自然に染めてあげるから」と言ったが,ダメだった。父は怒ったまま、パジャマを脱いでしまった。私はポロポロと涙があふれた。父のためにと思ってやったことが、ありがた迷惑だったなんて、夢にも思わなかった。髪は中途半端に染まったまま、父は病院に帰って行った。看護婦や、看護助手さんに髪のことを聞かれたらしい。看護助手さんが、「Sさん、自分だけじゃなくて、病人を看る方だって、髪が黒くなって若々しくなると気持ちが違う物なんですよ。娘さんの気持ちも考えてあげてください」と言われたらしい。父は反省し、母に「ききに謝るから、ちゃんと染めてもらう」と言ったらしい。母は、「謝るのなら、ちゃんと自分で謝ってね」と言った。何日か経ってお見舞いに行った時、父は「ごめん。髪染めてくれ」と言った。あの頑固な父が本当に謝るとは思わなかった。それから、色々あって、染めることができなかったが、今日父の髪を染めた。父は髪が真っ白になったので、ダークブラウンで染めても、なぜかグレーに染まる。それがまた素敵だ。母と「いい色になったね」と話していた。髪の色が違うだけで、かなり若々しく見える。やはり私もその方がうれしい。さて、看護婦さんの反応はどうでしょうね。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
うちの主人はブリーフ派である。「おっさん臭いから、トランクスにしてよ」と言っても、「スカスカしてヤダ」とブリーフで通している。まあ、それはいいとして。2~3日前、主人のパンツに血がついていた。「えっ?生理?」←普通そう考えるか?(¬¬)それに、ズボンのベルトのあたりにも血がついている。「ねえ、パンツに血がついているんだけど、どうしたの?生理になった?」と聞いてみた。すると主人は、「かきむしってるうちにこうなっちゃってさぁ」と、傷を見せてくれた。主人は太っているので、妊娠線(男だから脂肪線というのかな)がたくさんある。別名「肉割れ」とも言う。その肉割れの上に傷があって、そこから血が出ていたのだ。「だけど、私こういうことで病院連れて行くのはずかしくてヤダからね」と言った。だって、臨月のおなかにかなりの数の妊娠線!(と呼びたい)先日起した自分のことなんかすっかり忘れていた。でもやっぱりかわいそうかなぁと思って、私が消毒してあげようと思ったら、ほとんど治っていた。本当は写真入りで載せたいところですが、本人の名誉のためにやめときます。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
とにかく、いろ~んな患者が来る。話し好きで、会話の中に「。」がなく、「、」で延々と話が続く人。耳が遠くて、先生が言ったことを私が耳元でもう一度説明しなければいけない人。元気すぎて困る子供。興味がありすぎて、器具などにさわりたがる子供。訴えが多くて、何を一番治したいのかさっぱりわからない人。そして、私好みの人。看護婦だって人間だもの、苦手だなぁと思う人や、感じいいなぁと思う人がいるものである。最近、ある患者の事が気になる。本気で惚れているわけじゃないので、看護婦Aさんに、「私、患者さんで好きな人できちゃった!」と言うと、「さだじぃ?」と即答されたので、絶句した。「確かにさだじぃは好きだよ。でもね、もっと違う人だよ~。変った名前の人」と言うと、「ああ、ひが○○○○」と、Aさんは言い当てた。「ひが○○○○」という、とても変った苗字の17歳の少年だ。バイトをしていて、機械に指をはさんだと言って来院した。消毒をした時に、「みんなになんて呼ばれているの?」と聞いてみた。「ひが」(ボソッ)←だけど笑顔「やっぱり・・・・」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆そして、もう1人、気になる人が来た。その人も消毒をする人なのだが、最後に来たのでカルテは一番下。先生は私にいろんな用事を言いつける。「レントゲン持って来て」「リハ箋持って来て」「ハイ、注射、○○、△△、××」「Kさん、二階に行って、デイの患者のリハ箋持って来て」私は二階に走った。そして戻ってくると、他の看護婦が消毒をしていた(-_-)ああ、こうして今日も仕事が終った。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
先週の金曜日のことだが、スローリー尾林(患者のニックネーム)が、「看護婦さん、靴が無いんです」と言う。年寄りの靴はどれも似ている。尾林さんの靴は茶色で、同じ形で黒ならあるのだと言う。多分その靴の持ち主が間違えて履いて帰ったのだと思うが、尾林さんがそれを履いて帰るわけにはいかない。もう1人の看護婦と必死に探したが、結局見つからなかった。「こういう時、どうしてるんですか?」と聞くと、看護婦Sさんは、「スリッパで帰ってもらうしかないのよね」と言う。「尾林さん、いつも何で帰ってるの?」と聞くと、「あの~電動の~・・・」「電動車椅子?」と聞くと、「そうです」と答える。電動車椅子にスリッパは危ないんじゃないかなぁ。そこで、私はナースシューズをもう一つ持っていることを思い出した。そして尾林さんに、「ナースシューズをもう一つ持っているの。スリッパで帰るよりは危なくないと思うから、今持ってくるね」と言った。二階からナースシューズを持って来る。「足のサイズは何センチですか?」と聞くと「23センチです」と答える。「私は、23,5だから。尾林さん靴下はいているからちょうどいいかもしれないね」と言って、ナースシューズをはかせた。「ちょうどいいわ」と尾林さんは喜び、私に何度もお礼を言って帰って行った。そして、今日、尾林さんに呼ばれた。「先日はありがとうございました。若い方だから何がいいか迷ったんだけど、コーヒーなら飲むかなぁと思って」とコーヒー豆を持って来てくれた。お礼なんて考えても見なかった。私はただ、予備のナースシューズを貸しただけなのに。でも、これが患者の気持ちなんだろうな、と思った。「尾林さん。今日はありがたく受け取りますけど、もうこんなことしないで下さいね。今回は遠慮なくいただきます。ありがとうございました」と言うと、「本当にうれしかったんですよ。こちらこそありがとうございました。助かりました」と、尾林さんは何度も頭を下げた。看護婦としては、お礼なんかいいのにと思うのだが、父や母が入院した時はやはりお礼を考える。それが人間としての当たり前の心なのかもしれない。そうしているうちに、3歳の安田良治君(仮名)が来た。「久しぶりだね~」と声をかけると、「わ~~~~~!!!抱っこ~!」と言って、私のところにかけより両手を広げた。この子は、「悪ガキ」と言われていた子である。だけど、何度も接しているうちにかわいいと感じるようになった。レントゲンを撮り終わって、台から降りるときも、「抱っこ!」と言う。こうしてなついてくれた子も、もうすぐ診療が終る。↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
今日は私の受診日で、午後になったら行かなきゃと思っていた。主人からお昼頃少し前に電話がかかって来て、「一緒に病院行こうか?」と言われた。「えっ?そのまま帰れるの?」と聞くと、「バアカ!帰れるわけないじゃん」「じゃ、いいよ。疲れるだけだもん」「でも、一緒にお昼ご飯食べられるよ」そんな言葉につられて、主人に帰って来てもらうことにした。結局食事をして、病院に向ったのだが、待ち時間が長くて主人は診察室には入れないまま、また会社に向った。今日は先生といろんなことを話した。今まで話しそびれていたことなどを色々と。かなり喉が渇く事。これは薬の副作用なのか?とか、手足が痒くて掻き毟ってしまうこと。かなり水を飲むので、一晩のうちに二回ぐらいトイレに起きる。これじゃ老人並だよね。糖尿病ではないことは確かなのだけど、異常に喉が渇いて仕事中に困ることがある。喉が渇いても水を飲む暇もなく、そのまま働いていると、ノドチンコがへばりつく~!!!自分専用の500mlのペットボトルを冷蔵庫に入れておいて飲むのだが、多い時には、4~5時間で1000ml飲んでしまう。私はだいだい一日に4リットルの水を飲む。水太りというよりも「水デブ」って感じです。先生は、どうしても私にカウンセリングを受けさせたいと思っているらしい。でも、カウンセリングに4千円は払いたくないんです。これはきっぱりと言いたいです。それと、リストカットのことを、また.....先生は「絶対しないと約束して」と拝むように手を合わせた。一応「ハイ」と返事をしたけど、今日は本当の気持ちを言った。「先生『約束する』と言って、返事をしても、こういうことって突発的なことなんですよ」「そうですよねぇ。でもとにかくそういう時には電話ください」先生に迷惑をかけるつもりはないけど、私は朝5時とか6時にそういう気持ちになっているんです。あなたは携帯の番号を教えてくれましたか?教えてほしいわけじゃないけど、口先だけで、そういうふうに言われても、わかってないなぁ、と思うだけなんです。結局病院に電話して先生を呼び出してもらうのは、午前8時半頃。それでも「まだいらっしゃってません」と言われる。忙しいのはわかるし、こんなことで先生を夜中に起したくない。だったら「電話ちょうだい」なんて言ってほしくない。かと言って、この先生を全く信頼していないわけではない。私の性格からは信じられないほど、今まで多くの先生と喧嘩をして来た。喧嘩をしていないのは、前の主治医のO先生と、今のT先生だけ。「あなたは本当に精神科医なんですか?」と疑いたくなる医者が多い。私のような人間を理解不能と思う人は多いだろう。私だって、最初はそう思っていた。でも、一度やってみたら、その考えが変ってしまった。それは私にとって苦しみでもなんでもない。痛みはたいしたことはない。むしろ苦しみが和らぐなんて考えたことがありますか?↑エンピツ投票ボタンMy追加BBS
昨日、八王子から小山の姉の家に向った。高速のサービスエリアで休憩した時、若者がゴミの処理をしていた。分別収集のゴミ箱がちゃんと設置しているにも関わらず、約束事を守らない人達がいる。そのため、そのバイトちゃんらしき若者は、いったん大きなゴミ袋を取り出し、その中に入っている物をさらに分けていた。しかし、その若者は、軍手もせず、ビニール袋を使ってやりにくそうにその作業をしているのである。(軍手ぐらい買えよ)(忘れたのか?)(買うお金がもったいないからか?)いろんなことが頭を巡った。 私のバッグの中に、ゴム手袋が入っていたかもしれない。患者のシャワー浴をした時、左手だけ使ったからもしかしたら、右手用があるかも。探してみたけど、見つからなかった。買い物を済ませて帰って来てもその若者は作業をしていた。しかも、缶か何かで指を切ったらしく、左手で右手の血をぬぐっていた。私はどうしてもそのまま通り過ぎる事ができなかった。売店に戻り軍手(160円)を買って、その若者に渡そうとした。でも、いざとなると緊張するものである。一度はドキドキしたまま通り過ぎてしまった。だけど、せっかく買ったんだから・・・思い切って、「どうぞ」と・・・・さっと渡して、風のように走り去ったのさ。テヘ^^だから、若者の反応などは見ていない。
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八王子の病院に入院している義父のところに行って来た。主治医によると、CTの結果、リハビリの効果は望めないということで、今の病棟からは出なければいけない状況になった。その病院には介護保険病棟というところがあり、3ヶ月は入院可能なのだが、その後入院する施設が見つからなければ、介護保険病棟には入れない。 私達は、週に一度か二週に一度八王子に行っている。行くたびに義父の表情がよくなっているばかりではなく、手の上げ方、振り方などもよくなっているように思う。それなのに、「もうリハビリはできない」と投げ出されてしまうのだろうか。CTの結果で全てが決まってしまうのだろうか。 これでは前の病院と同じじゃないか。(前の日記にも書いたけど、今本当に憤りを感じている)でも、私はここで怒りを露わにすることはできない。義母は素直に病院の指示に従っている。そこで嫁の私が口をはさんで、話をややこしくすることはできない。「お金があったらなぁ」と、ふと、つぶやいた。「なんで?」と主人が聞いた。一戸建ての家を建てたい。お義父さんの病院の近くで、たまには家に帰れるように、車椅子のまま家に入れるような家を建てたい。親孝行をできる時期なんてあと何年もないのに、今それができないことが悔やまれる。昔は同居なんて絶対にできないと思っていた。でも自分が年を取ってきて考えが変わって来た。実父の姿で、老いを目の当たりにしてきた。誰もが通る道である。それは順番にやってくるだけ。愛する主人を産み育てた人を看て、一緒に暮らすことは当たり前のことだと思う。うちにはバブルの絶頂期に買ったマンションのローンが残っている。今、家を建てることなんて、到底無理なこと。帰る時に「また来ます」とお義父さんを見た。自ら手をあげたお義父さんの手をぎゅっと握ったその時のお義父さんの顔が忘れられない。涙ぐんでいた。私も涙がこみ上げてきた。リハビリのことは私がなんとかしたい。病院が投げ出しても、私は投げ出さない。
うちのダンナ様の足の臭さは異常だ!半径1m以内に近づこうものなら、死にそうになる。2m以内でもダメだ。新婚当初は、足が臭くても「洗って来て」と言えずにいたが、我慢にならなくなって、食事の時は「洗って来て」と言うようになった。それ以来、主人は家に帰るとまず足を洗うのが習慣になっていたのだが、気付いたらしなくなっていた。足を洗って、とお願いしてもシャワーを浴びて、とお願いしても、疲れているのか全然やってくれない。←と言うより自分では臭くないのか!?それに会社の人たちにも迷惑をかけているのではないか。今日も帰って来た途端、私は鼻をつまんだ。「ねえ、足洗ってきて!いつ洗ったの?」と聞いたら、「朝シャワー浴びたよ」というのだが、主人の場合、朝、昼、夕と足を洗わないとダメらしい。そこで私は提案した。足を洗ったら、1ポイント。シャワーを浴びたら、3ポイント。ちゃんと髪も身体も洗って、お風呂に入ったら5ポイント。そして、それが10ポイント貯まったら・・・・それは、夫婦の間の秘密ということで・・・
主治医は、「今度どうしてもやりたくなったら電話ちょうだい」と言った。「もっと話し合いましょう。受診日だけでは時間が足りないから、他の日でもいいからたくさん話しましょうよ」と言った。「リストカットをした時はまず、電話ちょうだい」と言った。そして「次」がまた起こってしまった。私は、先生に言われたとおり電話した。そして「木曜日(つまり今日)、先生は午前中は診察があるから午後2時までに来て下さい」と言った。たくさん話をしましょうと言ったわりには、なんの解決にもならず、なんの進歩も得られないような話だった。別に先生が悪いわけじゃない。それでも私は何のために今日来たのだろうと思った。先生は、「電話ありがとう。うれしかったよ」と言った。そして、「ききさんにとって一番つらいことを聞くけど、リストカットは死にたいと思ってやった?それとも傷つけたくてやった?」と聞かれたので、「死にたいとは思っていません。傷つけたくて」と答えた。先生は私の目を見て「もうしないと約束してくれる?」と言った。「はい」と私は答えたが、約束はできないと思った。今の心理状態ではやらないと思うが、約束なんてできないよ。かと言って「約束できません」とは言えないし。本当はもうしない、と心では決めているのだ。でも先生に約束はできない。そして、支払いの時にとてもがっかりした。当たり前のことなのかもしれないが、診察料をしっかり取られたことと、先日先生に電話したのも診察料として取られていた。全てお金なんだね。
5時頃目が覚めた。傷が痒くて無意識に掻いていたらしい。7針縫ったはずの傷が、3針ぐらいになっていた。ああ~またやってしまった(そこまではまだよかった)と、同時に大きなイライラがやってきた。私は、前の傷と同じ場所をまた傷つけてしまった。どうしよう・・・・・いろんな思いが頭の中を駆け巡った。勤めている病院の先生に言うべきか、受診している病院の先生に言うべきか。最初に、受診している病院の先生に電話したが、まだ来ていなかった。勤めている病院の先生に電話すると、先生「縫ってやるよ。9時ごろ来てくれる?」私 「夜の9時ですか?」先生「そうだよ。止血はしてあるんだろう?」私 「ハイ」先生「じゃ、携帯の番号を教えておくから、電話して」朝の6時の出来事でも、縫合するのは9時なんだ。痛みを我慢する事も、私への試練なんだなぁ。次に精神科の先生に電話した。先生が縫ってくれると言ってくれたことを告げたら、「明日は私休みだから、明後日の木曜日に病院に来る事できますか?話し合いましょう」と言われた。私は、何事もなかったように午後から働いた。髭を剃って欲しいと言っていた患者の髭を剃ったり、さだじいの足を洗ったりした。左手には手袋をして。夜、台風の中を車を走らせ病院に向った。今日の当直はM先生のはずだったが、某内君に代わったらしい。それはかなり都合のいいことだった。 先生は私の腕を見て、「オレ、抜糸した覚えないんだけどなぁ」と笑った。7針のうち3針ぐらいしか残っていないんだもの。そして「同じところをやったの?」と聞かれた。私は「ハイ」と答えただけだった。傷がグチャグチャになっていて、縫うことができないからと、先生は両端の肉をハサミで切った。私は全てを見ていた。先生は他のことは何も聞かなかった。ただ、「当直の某内君には何て言ってあるの?」と聞かれたので、「某内君にだけは本当のことを言いました。「他の人には何も話していません」と言った。先生は「わかった。オッケー」と言い、「他の看護婦に『抜糸はしないの?』って聞かれたら『傷の状態がまだよくないので、抜糸はもう少し後にするそうです』って答えておけばいいよ」と言われた。私は、何かしら先生に聞かれると思っていたので、ホッとした。全てわかっていながら何も聞かなかったんだ。某内君も言っていた。「先生もなんだかんだ言って結構優しいことあるんだね、ちょっと見直したよ」と。