2005年09月27日(火) |
「コンスタンティン」 |
2004年アメリカ 監督フランシス・ローレンス キャスト キアヌ・リーブス レイチェル・ワイズ シア・ラブーフ ティルダ・スウィントン
天国と地獄、天使と悪魔、こういう設定、世界観は好みですよ・・けど、実際霊感無くって良かったなあってつくづく思います。映画で観てるだけで充分よ(笑)見えたら、怖いもん。 ダークなスーツを着こなしたスレンダーなキアヌは、カッコいいです。立ってるだけで素敵です。タバコ吸いまくり、ライターさばき(?)あのカチッツって大きな手振りで閉めること!!決まってますよね。隣であんなに吸われたらそりゃあもう嫌ですけど、でもキアヌなら・・いいかも(笑)
自殺をはかったために地獄行きが決定してるコンスタンティンが、悪魔払いをすることで天国へのキップを手にしようとしてる・・っていう設定がすごくリアルで現実的で、ヒーローらしからぬヒーローで面白い。 最後に彼を救うのが、彼がとった・・あの行動、あの願い・・っていうところも。
ただ、レイチェル演じる(綺麗だよね〜、彼女)刑事さんや、コンスタンティンの協力者さんたちは、もっと見せて欲しかったな。彼女も最後は、ほら横になってるだけだったし、お仲間さんたち、もったいない気がしましたよ。相棒のあの若い男の子も・・・・
ガブルエル役のティルダ・スウィントン!!ほら、この前「猟人日記」見たばかりで。あっちでは、疲れた人妻役があんなに似合ってて。ギャップにビックリ、凄いなあ。中性的な魅力でいいよね!!「ナルニア国物語」にも出てるそうだし、気になる方です。
このあとネタバレ・・・ですので。
サタンに腫瘍部分をとってもらったコンスタンティン。最後はガムを噛んでましたね。 これからは健康体で生きていける!? でも、タバコを吸わない、彼がちょっと想像できないなあ。 彼女と甘いラブラブモードで終わらなかったところが気に入ってます(笑) 甘いキスシーンで終わられたらどうしようかと・・思いましたがOKです、OKですよぉ(何が?) それにしても、あの助手の男の子、かわいそうよぉ(涙)てっきりあとを継ぐのかと・・・
2005年09月17日(土) |
「チャーリーとチョコレート工場」 |
まわります、まわります。 ウンパルンパの映像とあの音楽。
チャーリー一家のあの家。町外れの崩れそうな、でもなんとも可愛い、あの家とあの4人のお爺ちゃん、お婆ちゃんのベッド・・あれ見た時もうそれだけで感動しちゃいました。 ヘレナのお母さん、細さが素敵なお父さん、そしてなんとも健気なチャーリーくん役がぴったりのフレディ・ハイモア君。彼にゴールデンチケットが当たったシーンにうるうるしちゃいました。 「カルシウムキッド」でオーリィに怪しいステップを踏ませた(笑)トレーナー役のお爺ちゃん、ここではチャーリーのお爺ちゃん役で自らステップを踏むキュートさでしたね。もうひとりのあの気難しそうなジョージおじいちゃんもいいですよね。
ジョニーのウォンカさん。あの帽子にあの髪型に、あの美白、そして歯も真っ白!変、絶対変なはず・・のあのウォンカスタイルがどうしてあんなに綺麗なんでしょうーーーー!!もうジョニー、あなたってー!! いっちゃってる、あの演技、あの笑い方、う〜〜ん、もうオーラ出てますよね。 そしてなんといってももうひとりの主役、ウンパ・ルンパ!!いろんな色で登場でしたね。どの色がいいかしら?赤のシンクロ・・忘れられない(笑) 音楽もず〜〜っとまわってます。サントラ欲しいなあ。
チャーリー君はそりゃあもう、素直で健気でいい子でしたよね。 でもほら、ダメダメ、ひどい4人の子ども達・・私お気に入り(笑)凄いよ、特にあの二人の女の子達の、あの顔の演技〜。火花散らす、あの目線!!
映画オリジナルのウォンカさんのお父さん、クリストファー・リーでしたね。 出てくるだけで嬉しかった。
最後はほのぼの・・原作よりもちょっと甘め。私としては最後まで突っ走って欲しかったかも。あ、でももちろん、ちゃ〜んとビターな毒もちりばめられてましたから、最後はちょっと甘めで締めてよかったのかも。だって、ほら、ウォンカさん登場のシーンではまるで某テーマパークのような、人形たちが燃やされてましたし!?
あ、そしてこれはやっぱり書いておかなくてはね。 あの色、色、色彩感覚。ああいう色使いはビックリですよね。ピンクの船もタツノオトシゴ(?)でしたし(笑) 工場の中の食べ物は美味しそうっていうよりは・・口に入れるにちょっと勇気がいるような・・ あぁ・・リス!!リスが可愛いかった〜〜。 「一匹欲しい〜〜」なあんて言ったら・・・ダストシュートに落とされちゃいますね、アブナイ、アブナイ。
2004年 イギリス・アメリカ 監督リチャード・ロンクレイン キャスト キルスティン・ダンスト ポール・ベタニー サム・ニール ジョン・ファブロー バーナード・ヒル エレノア・ブロン
あぁ〜爽やか、楽しい、映画でしたね。 ポール・ベタニーにこんなにテニス選手役が似合うなんて意外でした!ちょっと細いですけど、でも長身が映えるのですよね〜、サーブするフォームも決まってて。 キルスティン!キキちゃん!!「何何?テニスの映画?シャラポアみたいな子が出る?」なんて観にきたうちのだんな様はキキちゃんを見て「え?可愛くないーー」なんて酷いことを言いましたよ!そりゃね、私も初めて「スパイダーマン」を見た時はそう思いましたよ、そりゃ認めましょう。そして今でも時々は・・そう思っちゃう(ごめん、キキちゃん)画像もあるけど。でもね、この映画のキキちゃんは、間違いなく可愛い!勝気でキュートで!彼女ってこういうカジュアルな格好が似合うんですね! ベダニーの、肩の力の抜けた軽妙な演技も楽しいな。まわりを固める方々も魅力いっぱいでしたよね。 指輪のセオデン王のヒル様がベタニーのお父さん役。またこの住んでるお屋敷が素敵なのですよね、ツリーハウスまであるんです〜。そしてお庭にはちゃんとピーターラビットが!!
でも、テニスのシーンは(特典映像見ましたけど)大変だったでしょうね。 とても臨場感溢れてましたね。なんとウィンブルドンのセンターコートで実際に撮影が許可されたのですってね〜!!あの、雨になったらささーーーっとシートがかけられる例のシーン、あれが見るとああ・・ウィンブルドンだなあって気がするんですよね。 そしてウィンブルドンチャンピオン経験者のパット・キャッシュ(相変わらずハンサム〜笑)がテニスコンサルタント、ジョン・マッケンローとクリス・エバート(彼女大好き!ファンでしたもん、私)が解説者役で出演するという豪華さも嬉しい限りです。
2005年09月11日(日) |
「コーヒー&シガレッツ」 |
2003年アメリカ 監督:ジム・ジャームッシュ キャスト ロベルト・ベニーニ スティーヴン・ライト ジョイ・リー サンキ・リー スティーヴ・ブシェミ イギ-・ポップ トム・ウェイツ ジョー・リガノ ヴィニー・ヴェラ ヴィニー・ヴェラ・ジュニア ルネ・フレンチ E・J・ロドリゲス アレックス・デスカス イザック・デ・バンコレ ケイト・ブランシェット メグ・ホワイト ジャック・ホワイト アルフレッド・モリーナ スティーヴ・クーガン GZA、RZA ビル・マーレイ ビル・ライス テイラー・ミード
どこまでキャスト書いたらいいのか・・・困りました(汗) コーヒーとタバコにまつわる、ショートストーリーが11本。モノクロです。 紅茶党、たばこは吸わない私ですけど、こういうテーマは面白いですよね。 コーヒーを載せたテーブル(たいていは格子柄の・・こういう柄が向こうは多いのかしら?)、待ち合わせた二人。 どこかぎこちない会話と困惑した表情と。 カフェというより、どちからというともっと小さくて、あまりお洒落でない、そういうお店(ホテルとかもありましたけど)での、テーブルを囲む二人のシーン。それを横からかいまみてる・・って感じでしょうか。 これって、もしかしたら劇場より、家でごろんとしながら見る方が楽しめる映画かもしれませんね。だって、ほら、見ていてコーヒー欲しくなったら即入れにいけるし。実際、紅茶党の私もコーヒー、欲しくなりましたもん。たばこは・・吸えませんけど・・なんだか自分も一服やってるような気になってきましたね。みんなカッコよく、吸うんですもん。 コーヒーとタバコ・・ってそんなに合うんでしょうか〜。だんな様も吸わないからなあ・・うちは。誰かに聞いてみたい。 それにしても、このかみ合わない、ぎこちない会話の数々。最初は不思議な気持ちいっぱいだったのですけど、実際たとえば初めての人に会ったときとか、久しぶりにあった時って、こういうものかもしれないのかしら。 会話から、この二人どういう関係なんだろうとか、どんなつもりで会っているんだろう・・とかそういうことを想像するのが面白いですよね、でもどう想像しても最初の二人・・の関係が・・よくわからなかったのですけど。
嬉しいことに紅茶のシーンもありました。2つのお話で。 これは、Tea&Cinemaに入れるべき?それとも番外編コーヒーかしら。
豪華な出演陣を眺めるだけでも面白いです。洋楽の方々をもっと知ってたら、もっともっと楽しめたかな。
2003年イギリス 監督マイケル・ウィンターボトム キャスト ティム・ロビンス サマンサ・モートン ジャンヌ・バリバール オム・プリ エシー・デイヴィス
近未来の上海・・そこは‘内’なる世界と、内に住めない人々が集まる‘外’の世界に分かれている。 クローンが生産され、遺伝子管理された世界で、内なる世界への切符は「パペル」と呼ばれる滞在許可書だけ・・
とても雰囲気ある映画でした。 まず最初のマリアの夢のシーン、これにとても惹かれました。 そして捜査官ティム・ロス。実は今まであまり好きではなかったのですよ、初めて素敵〜って思っちゃいました(苦笑) 彼がマリアに惹かれたのは、やっぱり遺伝子からくるものなのでしょうか・・二度目に愛し合う二人の切ないシーン。
全体的にダークな色合いの映像に、上海の街のネオン。そして外なる世界の日の光。なんていうか、大人の雰囲気の、しっとりと落ち着いたSFでしたね。音楽も素敵でした。 でもそこに隠された怖さ。あんなウィルス・・怖いですよね〜。
ラストシーンが・・もう悲しい。切ない。 その記憶を抱えたまま、彼女は生きてゆかなければいけないのですよね。 サマンサ・モートンのちょっと中性的な、独特の雰囲気も生かされてました。
映像や、雰囲気から大好きな「ブレードランナー」を思い出しました。ティム・ロス演じる捜査官がいろいろと尋問するシーンとかももね。
2005年09月02日(金) |
「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月」 |
2004年アメリカ 監督ビーバン・キドロン キャスト レニー・ゼルウィガー コリン・ファース ヒュー・グラント
いろいろありましたが「1」ではマークと上手くいっちゃったブリジット。 幸せ、ラブラブの二人なんだけど、一緒に出席したパーティーや、彼の素敵な仕事仲間に対する心配なんかで。ぎくしゃくしちゃうふたり。 そこへ登場しちゃうのが、かのダニエル・クリーヴァーですよ!!
ヒュー様が登場した時、思わず「待ってました!!」って言いましたよ!私(笑)いいかげんで相変わらずダメダメな男っぷりを見事に発揮してくれましたね〜。 もう、なんでこんなにいいんだろう〜(爆)いや、私だけ?そう思うの。たしかに実際こんな男に当たったら、腹が立っちゃうんだろうなあって思うけど、でもでも魅力たっぷりですよね。 だからこそ、ブリジットもまた(彼との仲が上手くいってない時だから・・だけど)ふらふら〜っとなってしまうのですよね。 ブリジット役のレニーちゃんもまたまた見事な太りっぷりで!!「シカゴ」の時の彼女が想像できなくなるくらいのぽちゃぽちゃ、ダイナマイトバディでした。
ただストーリー的にはちょっと・・って感じでした。もっと「1」では彼女の心の中とか・・・見せてくれてたと思うのですけど今回は楽しませる、というか、事件性を中心にしちゃったので、そういうところがあまり感じられなかったのが残念です。 でもマークって、あんなに立派な弁護士さんだったんですね。私「1」の時はあの可笑しなセーター姿が強烈だったのでそこまで大物さんだとは思いませんでした。あ、でも今回もちゃんとセーター姿は出てきます。 う〜ん、でもマーク、ブリジットのどこに惹かれたんでしたっけ?「1」を見直さないと思い出せない(汗)だって考えたら彼女モテモテなわけですよね?マークとダニエル(実はもう一人・・も!?)ですもんね。 なんとも羨ましいわけです。
一番笑えたのはマークとダニエルの喧嘩(?)のシーンでした。へなへな、へなちょこなんですもん(笑)
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