2004年06月19日(土) |
「フォー・ウェディング」 |
BSで再見しました。
BS放送の予告の欄に「煮えきれない優柔不断男を演じさせたら天下一品のヒュー・グラント」って書かれてて、思わず笑ってしまったのでした。 その煮え切らない男のヒュー様ですけど!くるんくるんした髪にメガネのルックス!大好きなのですよ〜。いいなあ、可愛いこと!!
煮え切らない・・・って言ってもね、なんかね、分かるような気がしますよね。むしろお相手の女性の気持ちのほうがね、分からないかも。 友人の結婚式で出会って、積極的にアプローチ、ベッドインした翌朝に結婚をほのめかす・・う〜ん、どうなんでしょう、こっちのほうが私には理解できなかったりするし。しかも、あの「30人話」はどうでしょうか・・・あんなこと話さなくってもねえ〜。
4つの結婚式の様子は、面白いよね。あんな風に暴露話みたいなのしゃべっちゃうんだねえ、向こうでは。日本であんなことしゃべったらねえ、とんでもないことになっちゃいますけど・・。 昔付き合った女性たちばかりと同じテーブルに座るはめになったヒュー様の困りっぷりも可笑しかった。
そして4つ目の結婚式!!名前が見えないのよね、ヒュー様のお相手の。うまいよね、こういうの。そしてもちろんあるわけですよ、ひと波乱。こういう波乱って、他人の式で見ている分には面白いだろうね〜って思ったわ。 しっかり者の弟君はじめ、ヒュー様の友人たちが良かったよね。なのでラストの数々のシーンが嬉しかったのでした。
原題は「4つの結婚式とひとつの葬儀」でしたっけ。結婚式の中のひとつの葬儀、こちらがとても印象的でした。あのスピーチは感動的でした。
1957年アメリカ 監督 スタンリー・ドーネン キャスト オードリー・ヘップバーン フレッド・アステア ケイ・トムソン
本屋に勤める、ちょっと意地っ張りで野暮な少女がショーのモデルに大抜擢され憧れのパリへ。カメラマンとの恋の行方は・・・・
よくあるお話なのです、お話はね。 でもね、もうオードリーとアステアですもんね!!それだけで、二人が踊ってるだけでもう大満足なのですよね。 暗室の中での「ファニーフェイス」パリの街での「ボンジュール・パリ!」 楽しい、楽しい〜。 オードリーって何着てもすっごく似合うし。本屋さんのあの野暮ったいジャンパースカートも結構好き。そしてモデルになって着る衣装のどれも素敵なこと!! 美術館の前での真っ赤なドレス!教会でのウエディングドレス!!どれも完璧な絵になるのです。 教会の裏の庭でね、二人が踊るシーンなんて、まるでバレエのようです。周りに白鳥やらいてね、川をいかだ(?)に乗って踊りながら下っていったりするのですよ!
オードリー演じるジョーはアステア演じるカメラマンに「恋をしたわ」って告白するわりには、結構勝手な行動とか取るんですよ。怪しげな「共感主義」に啓蒙してるしね。でもそんなキャラもオードリーが演じると可愛く思えるのですからね、不思議。アステアと可憐に踊る彼女もいいのですけど、パリのカフェではじけたように踊りまくる彼女には圧倒されたわ。 アステアとファッション雑誌の編集長の大人の踊りも楽しいし。
とにかく、素敵な踊りと、オードリーの可愛さを堪能できる映画です。
2004年06月11日(金) |
「永遠のマリア・カラス」 |
2002年イタリア・フランス・イギリス・ルーマニア・スペイン 監督 フランコ・ゼフィレッリ キャスト ファニー・アルダン ジョレミー・アイアンズ ジョーン・プローカイト ジェイ・ローダン ガブリエル・ガルコ
声を失い、愛したオナシスの写真を見つめながら寂しい毎日を送るマリア・カラス。彼女の長年の友人ラリーがもってきた企画は、全盛期の彼女の声を使い、もう一度彼女にオペラの世界を演じてもらう・・というものだったのだが。
オペラも詳しいほうじゃないし、マリア・カラスは名前しか知らないのだけど。 聞きほれますよねえ〜!!ご本人の声なのでしょう〜。 「カルメン」のシーン!!ドキドキしましたよ。舞台や踊りも迫力あって。ほら、カルメンだとさすがに私も聞いたことのある曲が多いから。 カラスが演じるカルメンの目線がなんともいえなくってね。ホセを見つめる目!! ホセがまたね、男前なのですわっ!!軍服ってなんか乙女心を惹き付けるよね(乙女って私よ、もちろん 笑)
彼女の最後の決意はね・・正直最初は「ええ〜!!もったいない〜」って思いましたね。「いいじゃない、いいじゃない・・そういうのもありでは」などと思ってしまったりしたのですけど。 でも彼女の気持ちも分かる気もするし。 最後、歩いてゆく彼女の姿が素敵でしたね。
カラスの部屋の調度品や着こなす衣装も素敵でした。 貫禄のシャネルだよね〜。
1945年アメリカ 監督ビリー・ワイルダー キャスト レイ・ミランド ジェーン・ワイマン フィリップ・テリー
大学では将来大作家になると有望視されたドン。しかし、何作か書いた作品は売れず、今ではアルコールにおぼれる毎日。 兄と出かけるはずの週末の旅行もバーで酔っているうちに時間が過ぎ・・
ず〜っと飲んでます、主人公のドン。ず〜っと。 たしかに魅力はあるのですよね、バーで話す彼の話は魅力あるものだし、女性にももてるのもわかる気はするわ。 でもねえ・・あそこまで飲んでると・・ いくら私が駄目男好きでも、自分に好意をもってる女性に酒代をもらうためだけにキスしたり、恋人の毛皮のコートを質に入れたときはね!! 「いいかげんにせんかい!!」って張り倒したくなったわ(汗) ドンの恋人ヘレン、エライよねえ。彼につくして3年。「諦めない」っていう彼女!!でも彼女のあまりの熱意が彼の負担になってるってことも・・無いかしらね・・
まだ飲むんかい!!いったいどこまで落ちていくんだろう・・って思ったけど。 最後の立ち直り・・結構早かったかも。
冒頭の窓の外に吊るされたお酒の瓶、バーのカウンターのグラスのあと(グラスの底のワッカがだんだんふえていくのね)、シャンデリアに伸びた瓶の影。 こういうのは、やっぱりワイルダーだなあ・・って楽しい。
アカデミー賞、作品、監督、脚本、主演男優賞 4部門受賞作品。 主演のレイ・ミランドは、アル中患者を演じるために体重を減らして、お酒の量をふやしたとか。 映画の中で出てきますけど、中毒になると本当にあんな風に小動物が見えるのでしょうかね・・。
2004年06月06日(日) |
「フィッシャーキング」 |
1991年アメリカ 監督テリー・ギリアム キャスト ロビン・ウィリアムズ ジェフ・ブリッジス アマンダ・プラマー マーセデス・ルール
大都会で起こった悲しい惨事。自身の不用意な一言がそれを引き起こした元人気DJジャックと、事件によって愛するものを奪われホームレスに身を落とした大学教授の出会い。 とてもハードで重いテーマをなんとも不思議な、まるで都会に眠るおとぎ話のように優しく暖かく描いているのが嬉しいな。
悲しみに記憶をなくし、騎士の亡霊に怯え聖杯が自分を救ってくれると信じている元大学教授のパリー。演じるロビン・ウィリアムズは、似合いすぎてるくらいぴったりだし。 DJ役のジェフ・ブリッジスは、しおれた様子がなんとも母性本能をくすぐるし(!?)。
あの駅のシーンが好きだな〜。パリーが好きな女の子が出勤してくるのを待ってるのね、来ない、来ないって。で、やっと彼女が人ごみの中から現れる・・その瞬間!!駅の人々がみんなダンスを踊りだして・・彼女はその踊りの波の中をすり抜けてゆく・・それを追いかける彼。 ダンスが終わった・・その後の夢から覚めたようなあの一瞬も・・好きだわ〜。
女性たちも好対照で良い感じ。ジャックの恋人は世話上手で豊満なボディーの姉御肌、パリーが思いを寄せるのはボーイッシュで不器用な・・でもなんかほっとけない女の子。
なんかほのぼのとしてるうちに、急展開で思いがけないことになってええ〜!!って思っちゃうのですけど。 奇蹟を願ってました、思わず。
誰かを思う必死の気持ちが・・(形はきっとなんでもいいんだね)それが相手に伝わった時にきっと奇蹟は起こるんだね〜。 ラストの公園のシーンには・・思わずふふ〜って笑ってしまうのですよぉ(笑)
2003年アメリカ 監督 ペイトン・リード キャスト レニー・ゼルウィガー ユアン・マクレガー デヴィッド・ハイド・ピアース サラ・ポールソン トニー・ランドール
楽しいね〜!!オープニングも雰囲気たっぷり。
それに、レニーとユアン、二人ともなんて芸達者なんでしょうねえ!! 売れっ子ジャーナリストのキャッチャー(ユアン)に相手にしてもらえない、バーバラ(レニー)のふくれっつら。電話のやり取りが可笑しいのです。2分割シーンでね。 でもでもバーバラの反撃にあせったキャッチャーの二役も可笑しくって。サングラスとまじめメガネで二役こなすユアンのキュートなこと!! デートの約束をする電話のシーンは、ちょっとセクシーで、なんとも意味深で、危なくって。
バーバラの部屋とか、衣装とかとっても楽しめます。着せ替え人形みたいなのですよぉ。あのトレードマークのようなピンクのスーツも好きなのですけど、印象に残ってるのはバーバラと彼女の友人のお揃いの衣装。片方が黄色のコートで片方がグレイかな、黒っぽいチェックのコート。でもね、コートを脱いだら、下の服がそれぞれ逆なのです。黄色いコートの下にはチェックのスーツで、チェックのコートのしたには黄色のスーツ。鮮やかだったなあ。
最後にはええっと思うようなどんでん返しが待ってるのですよ。 レニーちゃんの長〜いセリフにはビックリです。まだ?まだ喋るの〜って。
エンディングには二人の歌も合って。 とにかくたっぷり楽しめます〜。
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