■ 豆文 ■
 2002年12月05日(木) 【 リーチとパスコ2予告編(らしい) 】

 またしてもこっそりと参上。更新履歴に書かない日記ですこんばんは。何だかもうDSのSS諦めてないか自分。微妙(あああ…)


   *


 はい、てな訳でサイトの日記にて『年明け目標でまたやる』と書いていた『リーチとパスコ』、予告編なんかを書いてみようかと思います別に暇じゃないのにおもむろに何やってんだかあーあー他の事やれってんだよねー

 では、


   *  *  *


「それなら一生童貞でいるがいいさ。それでこそパスコ君だ」
「何 だよ それ は!!」


 リーチさんは人妻大好き32歳、パスコ君は思春期真っ盛りの12歳。


「まちこちゃんは可愛いよねぇ……うん、僕結構好みですよ?」
「喧嘩売ってんの!? 売ってんでしょう!!」


 あろう事かあのパスコ君に可愛い彼女が出来ました。
 彼女の名前はまちこちゃん。笑顔の可愛いパスコ君のクラスメイト。



「手は繋いだじゃん? じゃあ次はアレだね、はつた──」
「中学生に向かってそんな事言わないでよ!!」
「何で言いたかった事が分かるのさ。ああ、若いっていいねぇ、色々なものに興味があるお年頃だよねぇ。うんうん、そんな若いパスコ君を僕は生温い目で見守ってあげるから、遠慮なくまちこちゃんを押し倒すなりなんなり──」
「お断りします! 帰る!!」


 パスコ君だっていつまでもお子様ではありません。漢字だって使える様になりました。


 でも、



「帰るの? あ、次来る時じゃがりこ買ってきてー」
「分かりました!!」


 やっぱり、パスコ君はパスコ君。


「…………それにしても……また面白い展開に持ってってくれたもんだよパスコ君」


 ところで、パスコ君はまだ、大切な事に気付いていませんでした。


「こんにちはー! 遊びに来ました利一郎叔父さん!」
「おや。コラコラまちこ、教えたでしょう? 利一郎『叔父さん』ではなくて、利一郎『お兄様』って呼びなさい」
「はーい、利一郎おじちゃん!!」
「ああもう、可愛いねぇまちこはさー。よし撫でちゃいましょう」
「ところでさっき蓮央君が出てくるのを見たんだけど……」
「うん。残念だね入れ違っちゃって。色んな意味で残念だ」

「あ、お母さんが今度夕飯食べに来なさいだってさ!」
「"姉貴"が? うん分ったよ」



 パスコ君はまだ、大切な事に気付いていませんでした──


  *


 ──『リーチとパスコ2』

       年明け連載開始予定──


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