さいきんおかしな方向向いてるらしいけどそもそもそういう引力に逆らえない生き物なので仕方ない。

落ちるだけ落ちて落ちぶれりゃいいさ、としか。
ても大して落ちぶれても無いから本当に落ちぶれてる方々に失礼だよ。

まともじゃないと自負するひとや
まともじゃないからまともな振りを頑張るひととかってすごいよね。
見てるだけでつかれちゃうけど。


どうでもいいけど普通に憬れ過ぎて
どんどん普通一般から離れていっちゃうのはなんでかなぁ。

ほしいものもだいじなものもたいせつにしたいものも
掴み取ることできないのは何でかなぁ。
むしろ毟り取っては投げ捨てるのはどーゆう性ですか。


ずっと、幸せってそらから降ってくるんだとおもってた。
祈れば。

でもそらからは
臭い雨しか降ってはこないし
願っても祈ってもただ時間はむだに過ぎていくだけだった。


響かない細胞に触れれば触れるほど意識が混沌としてくる。
濁流に飲まれてどこかで砕け散ってしまえばいいのに。

僕の事を可哀想だと言ってくれた人がいた。

つい、泣いてしまった。



降りかかる災難を振り払う術を知らないときに受けた事故のような
心の靄は年を経るごとに濃くなっていくような気がする。

語れば楽、だと思ったときもあったし
そうすればすこしは薄まるとも思っていた。
けれど白い場所に落ちた染みは消えることは永遠にないんだと知った。

既に目盛りの針は振り切れていて簡単な遣り取りを推し量ることすら
僕にはずっとできなかったしこれからもできないんだろう。
その一瞬の不快を退けるための手立てしか知りようもない。


もういっそのこと、あの時死ねればよかったと
むしろ殺して欲しかったと
怠惰で甘ったるい記憶を頼りに暫く生きていくことしかできない。

今までの「事故」のことをどんなに悔やんでも
振り切れてしまっていた僕の針は直ることなんてないんだ。


事故は事故を引き寄せるみたいでこれからも回避のしようなんてないと思う。


傷つけてしまったなら、この存在全てで謝るしかないけども
それさえ拒否されたら僕は一体どうすればいいんだろうか。


災いと云うべき事柄も含め、僕は可哀想でいいかと思う。
そうとでも思い込まないとやってられない。

生きていること息をすること瞬きをすること
それらは果てしなく重たい。

可哀想、そうラベリングして多少楽になるならそれでいいや。

どこへいくのだろう。

惰眠を貪り目に付いた本を漁る。
読み飽きてはまた眠る。


もういっそこのまま消えたら楽なのに。
目の前に並ぶ文字の羅列は何の意味も成さない。



愚鈍な生き物、になれたら良かったのに
私ときたら愚かなだけで鈍くはなれない。


自分を苛めては何もない暗闇を右往左往している。


打ち寄せる波の音も遠い。



全てが遠い。全て煩い。