ちょっと前から煙草を変えた。
ピースライトから、セブンスターメンソールに。
何故かというとピースの味がどうも苦手になってしまった。
なんていうか歯に凍みてのどがきゅっとなって後味がごく悪い。
5ヶ月前なら本当に美味しそうにピースライトを吸っていたのだろうけど。

「本当に美味しそうに吸うね」
そう苦笑いしながら言った彼に会うことは二度とない。
なんで、あのときあたしはああしてしまったんだろう。
後悔だけ募るばっかりで、未だに新しい人が見つけられない。
同じことの繰り返しを恐れることと依存心の強くなった自分と
もう本当にどうしようもない。

7月からタバコの増税がある。
セブンスターのほかに、甘ったるい葉巻をすうこともある。
お酒も飲む。ご飯も食べる。夏になる。
どうしてあたしはこんなにも消費するんだろう。
消費なくして生きてはいけないけど、消費することもされることも
もうあきれ返るくらい面倒くさくて
とりあえず今日はなにもしないでいようかなと思ってる。
一回すべての仕事をきってみようかなとも思う。
何とかなる。なんとか。

だから今日は、ゆっくりと立ち上る煙をけだるそうに眺めていようと思う。

世の中見渡してみて、いい男というのはなかなかいない。
もちろん『便利な男』ちゅうのがいい男、なわけない。
しつこくアプローチしてくる粘着質なのも違う。

最近痛感してるのはこの世には内田春菊の世界の男が存在するってこと。
本当に本当にびっくりだ。
終電間際に「終電まで会って」とか阿呆抜かす奴とか
苛々してるからあたしに触れるなっていったら「生理前なのか」てなこといってくるやつとか
（そのあと必ずチンコ出してくるし）
どいつもこいつも自分の身勝手で他人様を振り回しておいて
思い通りにならないとなると逆切れしてどっかに行ってしまうのだ。
んで、ほとぼりが冷めたころを見計らって「このあいだはどうしたんだよ・・・」
って、どうしたもこうしたもないわ、糞が！！！

で、結局のところ、いい男ってやっぱり・・・おサルじゃない人。
やることばっかり考えてると馬鹿にしか見えないし。
でもあたしのことを好きになってくれたらいくらでも抱いて欲しいし。
空気読みつつ自分の欲求をスマートに表現できる人。

・・・・・そんな人にあたしもなりたいですよ。

はー・・・なんで始発なんか待ってんだよっての。

ちょっと路頭に迷い気味の和泉です。こんばんは。

お金がないと非常に不安だ。
早いところ定職を見つけたいもの。
とりあえず普通のキャバクラはあんまりにも苦痛なので辞めた。
つまらなすぎる。
自分にコミュニケーションスキルがないのが悪いことは重々承知。
だけど、他人に媚びるっつうか他人におねだりっつうか
自己表現というか。そういうことが一番苦手だ。
BARで働いてるときに思ったのは、ウエイトレスのほうが性に合ってるかもしれないということ。
だから下手に表舞台に立とうとしないで裏方で生きていくほうがイイと思った。

家主はあたしに「やりたいことをやってほしいので」寝床を提供してくれてる。
だけど本当にしたいことがわかんない。
なんでみんな、不確定なことに一生懸命になれるのかわからない。
拙いことを精一杯できる勇気がすごいと思う。
あたしにはきっとずっと無理だ。

なけなしのお金で買った３６色の絵の具もずっと触ってすらいない。
何を描けばいいのかもわからないし。
もう描きたいものもなくなっちゃった気がする。
色に対する興味もない。
あるのは薀蓄だけで何の役にも立たない。

お金って、必要なときにないと本当に意味がない。
今は少しだけあるけど、欲しいものないし、行きたいところもない。
「いいことないかな」って想ってばっかりいた少し前の自分が可愛らしくも思えちゃうよ。

今の救いといえばあたしの調教を乞うＭ男くらいなもんだ。
もちろん、いつまでもそれにすがる気はまったくないけど。

明日は月曜日。
長すぎる土日が過ぎて、やっといろんな会社に電話できる。
どーか、採用されますように。