いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2014年11月30日(日) 投票日まで残り14日間!

 投票日まで残り14日間と迫った。選挙というのは出会いと別れといっても過言ではないだろう。あらたな支援者が突如として現れたり、今まで支援してくださった方が突如として反旗を翻したり、まさに人間模様のドラマとも言える。

 特に保守運動をされている方々には、この傾向が強く、昨日までは「大応援団」だったものが、ある日から「まったく反対」になってしまうケースは散見するところである。

 まあ、候補予定者としては、一人でも多くの支援者を増やしたいところだが、「誹謗中傷」や「妨害工作」で支援者を分断する動きには、敢えて対抗することはしない。というか、そんな時間的余裕がないのが実情である。

 また、インターネットTVの主宰者が毎日生中継をしてくださったり、学生さんがホームページを更新してくださったり、ありがたいことである。

 さて、そんな離合集散の戦いのなか、今日はありがたい部隊が地元に入ってくれた。ネットの仲間たちが、地元で私の「政策ビラ」をボランテイアで配布してくださるというのだ。力強い応援団である。

 大田区の、それも選挙区の方は一人もいない「ポステイングボランテイア」だが、マンパワーが不足するわが陣営としては誠にありがたい。

 昨日は、東京都選挙管理委員会の事前審査があり、無事立候補に必要な書類審査が終わった。選挙ハガキ、ポスター、チラシも納品され、準備は万端である。

 今日も、13時から街頭演説に立つ。自民党や民主党のように支援団体を持たない私には、街頭演説で出会う「あなた」だけが唯一の「支援団体」である。

 よろしゅう!



2014年11月26日(水) 投票日まで18日!揺れる候補者心理

 2年前の選挙に続き、突然の総選挙が近づいた。野党、特に我が次世代の党は8月に結党したばかりで、準備不足は否定できない。ただ、そんな党内のなかでは、我が陣営は偶然にも準備万端なのだ。

 選挙事務所:すでにある事務所を使用
 
 宣伝カー:普段政治活動用にリースしているものを転用

 写真:たまたま10月後半に新しい写真をスタジオで撮影(メーク付)

 ポスター:たまたま政治活動用のポスターをデザイナーと校生中だったために、これを転用

 という具合に、新人陣営が戸惑う事柄は、ほとんどクリアしている。足りないのは、「軍資金」と「票」である。まあ、こればっかりは私、つまり候補予定者の努力しかないのだろう。

 この時期の候補者の心理は、日々揺れ動く。心臓に毛がはえている、と言われる私ですらそうなのだから、「フツーの候補予定者」はなおさらだと思う。

 新聞に発表される「政党支持率」の数字の低さに落胆したり、新聞地方版に掲載される自分の選挙区の情勢分析にドキドキしたり。さらには、なかなか街頭にたてない事務所事情にイラついたりと、心配とストレスの種は尽きないのだ。

 ただ、私は「決断」すると結構開き直るところがある。今から13年前の今頃、倒産寸前の旅行会社の経営者だった私は、日々、胃がキリキリ痛むような状況だった。同時多発テロの影響で、6店舗あった旅行業の資金繰りが、どうにもならない状態だった。

 弁護士は自己破産をすすめてきた。一瞬、楽になりたいと思った。自己破産で資金繰りの地獄から逃げたいと心底思った。持ち家も売り資金繰りにあてた。子供たちの貯金もすべて拝借した。それでもどうにもならない。家に帰れば、ガスや電気を止められる、内容証明が毎日くる。区議会議員の報酬も全額差し押さえ。そんな生活から逃れたい!

 しかし、借りた金を返済しない、未払いの買掛金を払わない、という自己破産という選択は、どうしても私の人生観にそぐわないものだった。顧問弁護士と取引先の理解もあり、自己破産を回避して、任意整理。つまり長期弁済を決意した。

 それからは、晴れ晴れした気持ちになった。笑顔が戻った。周りからは「あいつは偽装倒産だ。借金があって、あんなに笑顔でいれない」と、陰口をたたかれたが、気にしない。

 個人保証していた借金、未払いの総額は3億円を超えていたが、その金額を嘆いて、借金が減るだろうか。減らないのだったら、明るく生きよう、と心に決めたのだ。その結果、様々な方々のご支援で、3億円の借金(個人保証債務)は、13年を経て1億円を切るまで減額することができた。

 「信成万事」希望に燃え、喜んで信じて進めば必ず物事は成し遂げられる、という四文字熟語である。借金でも選挙でも、憂いていて得るものは何もない。

 厳しい戦いであることは百も承知だが、憂いず、喜んで、粛々と自らの信念に基づいて、国家国民のために、18日間訴え続けようと思っている。



2014年11月16日(日) 解散総選挙に想う

 Facebookに書くようになってからブログをサボりる傾向がある。日記だと、それなりに時間をとって書く必要があるが、FBであればその場で書ける簡便性がある。どうか皆様、FBにお越しくださいませ!

 まさかの衆議院解散総選挙。たまげた。何が?「大義」がないことである。

 衆議院議員の任期は再来年の12月まで、まだ2年も残っているのだ。今回は、「消費税増税先送りにつき」信を問う選挙だそうだが、与野党すべてが先送りに賛成しているのなら、敢えて選挙に打ってでなくても、税法を改正すればいい話だ。

 年末にきて政治的空白を作り、さらには600億円もの予算を費消して選挙を行う大義が見えない。

 ところで、私はどうしたらいいのだろうか?私は次世代の党衆議院東京都第四支部長である。一般的には、支部長は次期公認候補予定者である。当然、総選挙があれば出馬することが前提である。

 が、だ。状況は生易しいものではない。前回、日本維新の会は東京ブロックで129万票を得て3議席を確保した。当時の支持率は30%以上だったと思う。その同じ選挙で公明党は66万票で2議席、共産党が48万票で1議席という具合だ。

 いまの我が党の支持率と、候補者の数からいけば、今回の獲得議席は1議席あるいは、うまくいって2議席だろう。石原最高顧問が出馬すれば当然のように比例1位。すると、場合によってはこれで終わりの可能性もある。うまくいって2議席獲得できたとして、現職優先などという基準が出たら、これも終わり。

 つまり、ほとんど議席に至る可能性が薄い戦いに打ってでなければならないのが、今回である。

 田母神閣下が東京ブロックから出馬される可能性もあるが、それとて、ご自身の議席確保はできても、新人の議席まで及ぶことはないだろう。

 さて、どうしたものか・・・・


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