いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年07月31日(水) 今日は月末 全国の経営者の皆さん、頑張れ!

 今日は月末。日本中で、集金、振込などで決済が行われていることだろう。私も、昨年12月まで、年商12億の会社を経営していたが、支払日である月末と、15日は、朝から銀行が閉まる3時まで、パソコンと、各店(6店舗あった)の入金状況とくびっぴきで過ごしたものだ。今日も、小さな再建会社の支払日なので、銀行には出かけたが、昔の轍を踏まないよう、”あるお金”で工面しているので、なんということはない。
中小企業の経営者は、概ね人がいい。将来が見込めないのに、給与は昇給する、ボーナスも見栄はって出す。バブルのころ威張って銀行に通っていたので、不渡りは格好悪い。なんとしても資金をかき集める。足りなければ、街金に走る。結果、倒産。もっとも典型的倒産のパターンが、今日も、日本中でおこっているのだろう。


全国の社長さん!無理しなさんな。不渡りだしても、命は取られないから。街金から借りたら地獄ですよ。
生きていれば、必ず再建できるチャンスは来る。

今も、資金が足りなくて困っている社長さん。不渡りだしても太陽は昇る!
希望なくさないで。



2002年07月28日(日) やっぱり、非行少女たちは、親に問題あり!

 土日に行われた盆踊り大会。PTAの校外委員長として、パトロールに参加したが、2日間とも、飲酒喫煙をしていた女子中学生2年生のグループがいた。日曜日は泥酔していたうえ、暴言をはき、どうにも始末におえない。お灸をすえようと、警察に通報した。この事件の顛末と、今後の指導法の協議のため、中学校に出向いた.
どうやら、このグループは8名程度で、K1、K2、Aの3名が中心となっており、日常的に、授業不参加、喫煙などを繰り返しているようだ。
私は、子供たちの非行行動は、親に、すべての問題がある、と信じているが、どうやら、この3人も、そのようだ。Aは、最近母親が病死し、父親は自営業で、学校とも連絡が取りにくい。K2は、両親が離婚し、父親はタクシーの運転手。1日おきに泊まり勤務のため、家には誰もいない。K1は、両親揃っているそうだが、多分、家庭に決定的な問題が内在しているはずだ。
一般的に、このような問題がおきると、対症療法的に”パトロールの強化”や”地域の一声運動”などが議論されるが、彼女達の問題の本質”淋しさ”を解決してあげないと、何も変わらない。
この3人の親と、”余計なお世話”だが、話してみたい。

我が家は、ところで大丈夫だろうな。



2002年07月27日(土) 困った女子中学生

 今日は、地元中学校のPTA校外委員長として、盆踊りのパトロールに出かけた。PTAの皆さんと、2班にわかれて、盆踊りの会場を中心に、多摩川の土手、団地周辺、公園、公衆便所など、およそ中学生が、たむろしそうな所を見回る。
 土手では、我が校の生徒らしき男子数人が、花火の最中。火の用心と、早期帰宅を促すと、素直に応じる。困ったのは、盆踊り会場近くの広場で、堂々と(?)タバコを吸い、飲酒をしている女子中学生のグループだ。学校を聞くと、区立のヨソの学校をいうが、どうやら、当校らしい。以前より、2年生の女子に問題児が8名いるとは聞いていたが、こいつらか。
女だけの集団のため、近くにいた、東南アジア系の外人グループが声をかける。
彼女たちも、”お金頂戴!やきそば買って”と、応じる。外人グループには、中学生であることを知らせ、中学生には、”命がおしかったら、外人と話すな”と、諭すしか、我々にできる法はなかった。いやはや、問題解決は大変だ。
 私の持論だが、問題児の原因は、誰がなんと言おうとも、家庭にある。学校にはない。夫婦が仲良くない、父親が、仕事ばかりで、子供に関心がない、片親で、甘やかしているなど。絶対に、親が悪い。ところが、学校は、"親が悪い”とは、いいにくい。結果、親失格の親は、その責任を、学校や子供のせいにする。
今日、盆踊りで酒を飲み、タバコを吸っていたすべての子供の家庭に、問題がある。絶対に断言できる。親は、そのことから目をそらしてはいけない。




2002年07月26日(金) ゴミ置き場、自分の家の近くはイヤ!

 区内のマンション所有者から、ゴミ置き場に、ゴミがあふれているので、置き場を近隣にも設置してほしい、との要望があり、清掃部職員、管理会社、所有者と現場を確認に行った.確かにヒドイ。人の背丈を越えるゴミの山が、区道にあふれていた。この置き場を中心に、南北に1ケ所ずつ、2ケ所の置き場を増設しよう、との結論になり、新置き場近くの家に承諾を頂きにまわる。そのうち、近隣の方々が、道路にあつまり、さながら、”タウンミーテイング”が、はじまった。
 ある方は、”俺は、○○党だ。区議の××や、▲▲は、よく知って生んだ”と、大声でおこりだす。それにつられて、他の方々も、いかにマンションにより迷惑をかけられているか、文句のオンパレード。あそこへゴミをだすのは、私達の権利、とまで言う方がいる。ゴミが多いのは理解できる、ゴミ捨て場も必要だ。しかし、自分達の家の前は、いやだ、と、結局は、そういうことだ。
 よくある、総論賛成、各論反対の典型だ。清掃事務所の職員は、なれているようで、この会話を遠くで見ているだけで、輪には入ってこない.
しかたなしに、少し遠くなるが、区有地の一部を利用できないか、担当部局に確認することを約束して、その場を後にした。
 いやいや、難しい問題だ。



2002年07月24日(水) 第一次公認候補発表!

 今日は、自由党本部において、次期統一地方議員選挙の公認証授与と、小沢党首との写真撮影があった。
東京都では、現職6名新人8名の、14名が、一次公認を認められた。残念なおは、新人8名のなかに、以前、自由党公認で、なんらかの選挙に出馬した候補が1名しかいなことである。自由党が結党されてから、統一地方選挙に33名、都議会選挙に13名、合計46名が東京都の地方議員選挙に出馬した。ところが、そのうち、現在自由党の名前で活動している者は、都議候補者で3名、現職区議会、市議会議員で7名の合計10名にすぎない。あとの人々は、どこへいってしまったのだろう。自らが当選するために政党を選ぶ、または、よその政党から公認をもらえなかったから、自由党にきた、そんな人間は、活動を共にしていると必ずわかる。
 しかし、党も、同志が一人でも欲しいから公認する。去る。この繰り返しだ。
今、区議会で活躍している、世田谷上島、台東堀越、そして、いぬぶし。少なくても、この3人は、誰がなんと言おうとも、自由党とともに、”日本一新”をすすめるつもりだ。
同志14名が、全員、喜べる春でありますよう、そして、全員が、”日本一新”をすすめる仲間でありますよう、祈りながら、小沢党首と握手した。



2002年07月23日(火) 言霊(ことだま)の力

 今日は、ある企業の依頼で、安全衛生大会の特別講話の講師をした。
テーマは、”人生やるっきゃない”とのもので、開始前に担当者から”開催あいさつで、当社の役員が景気が悪い、株価も低迷している、と暗い話ばかりしたので、パッと明るい話をお願いしたい”との話があった。
この会社は、わが国有数のある特殊技術の上場企業であるが、昨年、環境問題をおこしたり、景気低迷のなか、苦戦を強いられている。
私見だが、こんあ状況の時こそ、リーダーたるもの、毅然として明るく、前向きに話すべきで、元請会社の役員が、暗い話をしていたんじゃ、下請けの経営者は、より暗くなり、どうしていいのかわからなくなり、より経営状況は悪化する。
 自虐的に言うのなら、会社は経営者次第で、どうにでもなる。よく、”うちには、人材がいないから…”などという社長がいる。必死に、人材をみつけているか、人材教育をしているか、適正な賃金をはらっているか。すべて、社長次第である。そして、経営者や、家族の長たる者、学校長、教員、政治家など、すくなくとも、リーダーである人々は、すべからく、弱音をはいてはいけない。その人々の発する言葉には、魂が込められていなければならない。つまり、言霊である。
常に前向きな言霊を発するリーダーのいる組織(国、家庭、学校、会社)は、必ず発展し、いきいきとするだろう。
 そんな話を、自らの失敗体験をふくめお話して、最後に、以下の言葉で締めくくった。

幸せだから、ほがらかなのか、ほがらかだから幸せなのか? 間違いなく後者である、と。



2002年07月22日(月) 大田区教育委員会と、マトモな先生の名誉のために

 先週の土曜日の産経新聞に、”先生ズルしちゃダメ”との題で、私が以前から指摘している、あやしい”自宅研修”が掲載され、大田区のある中学校の研修簿、出勤簿が写真により紹介されている。
この記事にあるような、登校わずか3日という先生も、何人かいた。しかし、その陰で、部活動に土日もなく顧問として登校している、マトモな先生もいる。
また、この情報開示と、議会での私の質問、文部科学省の通達もあり、大田区教育委員会は、今年度より、”自宅研修”を原則認めないとの方針を示した。
よくぞ、職員組合が納得したな、と思うが、とにかく、他の自治体に先駆けて見解を示したのは、すばらしい見識だと評価したい。
 このマトモな先生と、権利主張のエセ民主主義センセイの格差が、困る。
ぜひとも、普通の国民、普通の有権者の常識で、このようなセンセイが、教壇にたてないようにしなければ、日本は、いつしか、お隣りの、某国らの属国になってしまう。

がんばれ、マトモな先生たち!



2002年07月21日(日) SOMETHING GREAT(何か偉大なる力)さん

 遺族会より、盆の供養をするから、戦没者の戒名を知らせろ、と通知がきた。
叔父が、先の大戦で戦死し、昨年まで、別の叔父が遺族であったが、他界したので、私が遺族会に入会したのだ。
入会申込書には、戦死の日付を書く欄があり、この日付を、叔母に電話で確認したのが、今年1月31日。なんと、昭和19年1月31日、この電話の、58年前が命日だった。
 そして、戒名だ。多分、叔母もわかるまい。霊園に電話して聞けるかな、とも思ったが、父の墓を別に建ててから、犬伏家本家の墓参りにいっていない。これも何かのきっかけと思い、早朝、千葉県市川まで出かけた。
 4年ぶりの墓は、草だらけで、1時間半かけて草取りをし、墓石をふき、墓誌を写してきた。以前は、気にしなかった、会ったことの無い、祖父母、さらには、その先祖に想いをよせながらの草取り、墓そうじは、蚊と異常な汗を差し引いても、楽しい時間だった。きっと、草はえてるから、とりにこい、そのことを、遺族会の供養という形で知らせてくれたのだろう。世の中には、このように不思議なことが多い。偶然とかたづけるには、あまりにも多すぎる。私は、特に宗教を信仰している訳ではないが、きっと、不思議な働き、SOMETHING GREATさんが、あるに(あえて存在とはいわない)違いない、と信じている。
そのうえで、SOMEさんに、笑われない生き方をしたい、と思っている。
SOMEさんは、結構、いたずらだから、色々なワナをしかけてくる。
どうぞ、よく見てて!



2002年07月20日(土) いぬぶし 産経新聞全国版に載る!

 朝起きると、トイレで朝刊を読むのが習慣となっている。あまり遅い時間だと、家族の顰蹙をかうので、彼らの起床前、概ね5時から6時が私に許された、独占時間となる。さてさて、今日は… と紙面を開いて、たまげた。”先生ズルしちゃダメ”との題で、4段の記事の冒頭”大田区の犬伏区議は…”と、続く。
 確かに、産経の取材は受けたが、こんな形で載るとは、聞いてもいなかったし、知らなかった。まあ、時期的に、夏休み初日でもあり、”インチキ自宅研修”が開始される時期でもあるから、抑止力にはなるだろう。
 時期同じくして、区立小学校の教員を名乗る方から、このHPの掲示板に当初を頂いた。曰く”現場を知らない。家に帰っても仕事をしているし、やはり16時に帰りたい”と。それはまったく違う。学校の現場も(母は公立学校の教員だった)、民間もよく知っているから、その乖離を是正しようとしているのだ。
 先生に限らず、公務員試験の受験資格に”民間企業の正規職員として3年以上勤務したことのあるもの”という項を追加したらどうかと思う.可哀想なことに、教員や公務員社会に長くいると、その価値観、そこの職場環境をベースにしか思考することが出来ない。
 偏差値教育、難しい問題は後で解く生徒を、なんの疑問もなく育てた結果、わが国の”エリート”達は、難問には目をつぶり先送りすることで出世するようになってしまった。偏差値意外に、教養をみにつけなかった学生時代の結果、合コンで、共通1次の点数を自慢する男子学生を作ってしまった。
 学校で、保護者に名札着用をさせておいて、自らは”着用反対こそ、重要課題”と叫ぶことが、いかに、一般社会の常識からかけ離れているか、わからない。
 男女混合名簿が、男女平等を推進するだと、うそツケ!
かけっこで、1等2等とつけないで、色でわけることが、公平だ?

あ~あ 大田区の、いや、日本中の心ある先生達!頑張って!



2002年07月19日(金) 盆踊りと政治家

 いよいよ、本格的な夏。保守系政治家にとっては、忙しいシーズンの到来だ。
盆踊り、神社の祭り、町会の納涼会など、イベントが目白押しだからだ。私、いぬぶしは、一部の町会、地域だけでは当選できない。大田区全域から、少しづつ支持を頂いた結果なので、他の区議に比べて、地域のイベント参加数はケタ違いに少ない。それでも、大忙しである。今日は、神社と、町会の盆踊りがある。
 ここで、問題は、”会費”だ。普通、町会役員さんは、他の町会のイベントには、金一封を持参するのが、常識となっているし、それは相互主義となる。来た相手のイベントには、頂戴した金額を持参するのだ。では、議員は、どうする…
 基本的には、公職選挙法により、寄付行為は禁じられているので、お祝いは持参できない。しかし、ロハで行くと、”けち”と影で言われるし、”票に影響したら”と、あの手、この手を、受け入れ側でも考える。”奥さんの名前で””会社名で””領収書切らないから”など、提案をしてくださる。すべて違法である。受取側も犯罪者となる。ただ、この程度を摘発していたら、日本中に議員がいなくなってしまうからだろうか、捕まったとの話は聞かない。
 同僚議員でも、まったく1円も持参しない議員、新聞配達のように配る議員、さまざまのようだ。よし、法の精神に則って、今日はロハで行こう。
受付に並び、名刺だけは、いささか気前が悪い。酒の液でも、他の人は、領収書代わりの、手ぬぐいをもっているのに、ない。
 ただ酒は、まずい!自分の、のみ代は払うべきだ。そうそう、役所言葉の”費用弁償”だ。ビール1本370円、つまみ1000円。2000円くらいは、許される範囲ではないか。どなたか、警視庁捜査2課に聞いてもらえませんか?

 かくして、てぶらかどうかは別にして、週末の夜、議員は走る、走る、次の会場へ…



2002年07月18日(木) 久留米市視察 150億円20隗建の市役所!

 今日は、鹿児島からJRで、福岡県久留米市に移動。JR久留米駅に下車すると、ほとんど人が歩いていない。えっ、これが、人口23万人の駅前か、と驚く。
昼食後うかがった市役所には、たまげた。
 20階建て、150億円、その中に職員が1200人。単純にフロアーでわると、1階あたり、60人しかいないkとになる。19階には、展望レストランのようなデッパリがあり、何かと思えば、”議会議事堂”だそうだ。恐れ入りました.
 大田区役所が、土地をいれて190億だから、建物だけで、150億というのは、凄い。まあ、あの頃(平成元年~8年)は、区役所、市役所の豪華競争だったからなあ~
 ちなみに、都内で豪華なのは、文京区役所(450億円)。東京ドームにそびえたっている。
 さて、こちらの視察項目は、ISO14001取得と、西鉄の連続立体交差事業。
そして、それにともなう土地区画整理事業である。
ISOというのは、あらゆるものの国際基準で、当初は、フイルムの基準などを作っていた国際団体で、現在では、25000を超える基準を作っている。その中で、14000シリーズは、環境保護についての基準で、その企業、団体が、環境保護、保全について、的確なシステムを構築し、実施しているかを審査するものだ。
 私も、随分前に、大田区長に対しISO取得を要望したが、一蹴されてしまった。非常に興味がある問題だった。
環境保全への取り組みのシステム化といっても、実は、難しいことではない。
具体的に久留米区役所で実施しているのは、冷房温度を28度に、コピーは裏紙利用、3階違いまでは階段利用など、だ。そして、これに目標設定し、実施し、チェックし、再度是正する。担当者のお話によると、このことによる削減効果は、さほどではないが、一番大きなメリットは、職員の意識改革だった、とのこと。
それなんですよ!求められているのは。
大田区でも、是非、ISO取得しましょ。



2002年07月17日(水) 鹿児島市視察 草ボウボウのウオーターフロント開発

 今日から、都市整備委員会の行政視察が始まった。区議会議員は、任期中に、1回の海外視察、1回の姉妹都市訪問(セーラムまたは、北京)、毎年1回10万円以内での常任委員会視察、5万円以内の特別委員会の視察に参加できる.
 ちなみに、私は海外視察については、参加していない。今年度も参加しないつもりなので、任期中には参加しないことになった。
 本日の鹿児島市の視察は、主に、ウオーターフロント開発と、長期計画についてが目的だ。
 日本中、どこの自治体でも、他の自治体からの視察を受け入れることが、暗黙の了解事項になっているようだ。但し、区であれば、相手は市、都であれば、県というように決まっている。そして、相手の自治体の車で視察をする。説明には、相手議会の委員会室を使い、議長が挨拶にこられ、担当部課長が説明する、というのが一般的だ。もちろん、食事、宿泊などは、こちらもちで、相手との酒席などはない。
 泊まりは、シングルルームの、決して上等ではないビジネスホテルである。観光は、たまげるぐらいしない。たとえば、鹿児島であれば、ついでに櫻島を見るとか、西郷さんの墓参りをするとか、いいじゃない、と思うんだが、しない。
 宿も、別に、指宿温泉でも、ちゃんと視察したうえなら、いいんじゃない、と思うが、過去4回、すべてビジネスホテルだった。
 情報公開の時代、なんでも公開できるから、区民から後ろ指をさされないようにするのは当然だ。しかし、それもバランスだと思う.
かくして、工場や企業にまったく相手にされない、鹿児島のウオーターフロント開発事業の実態は、よく理解できた。草ぼうぼうの広大な埋立地をほったらかしていても大丈夫な、日本という国は、そうれはそれで凄い!
鹿児島市立の水族館。りっぱな建物だったが、入場者がオープン当初の半分に減ったとのこと。経営は、市の外郭団体だそうだ。これも、大田区には作ってはいけない。勉強になりました。



2002年07月16日(火) 議員は、挨拶屋さん?

 地元の商工業団体の会合があったので出席した。区議会議員で出席できうrのは、議長、副議長、各党幹事長。自由党は、私しかいないから、”幹事長”として招待状が来た。
 区長の挨拶.相変わらず如才なく、場に合わせウマイ!
続いて、俳優出身の国会議員さんの番だ。この方は、挨拶がヘタだ、との評判が高いらしい。
まあ、まあ、ちょっとオーバーかなとは思ったが、問題なくこなされた。
すると、周りにいた、地元を代表する経営者の皆さんが、”いや、少しはうまくなったな。ホッとしたよ”と趣旨の、会話が始まった。
 一体、この人たちは、かの国会議員に何を求めて投票しいたんだろう。
挨拶のうまさ、会合でカラオケを歌わせること?
地元の代弁者として、国政の場で活躍してもらうことは、どうなっているんだろう。
 地元のオピニオンリーダーを自認している方たちと、お話すると、多くの方が、国会、都議、区議はては、都知事まで呼び捨てにして、”どこが駄目だ”と、おっしゃる。
そう語ることによって、自分は、国会議員や知事より偉いんだ、と誇示されているんだろうか…
 どうも、議員本人の行動と、有権者の期待する姿には隔たりがあるように感ずる。
 かの議員さんたちは、挨拶がすむと、一人消え、二人消え、いなくなっていった。中締めまで残ったのは、最後まで、いやしく食べていた私と、2人くらいだった。議員は、挨拶屋じゃないよ。各種団体主催者のみなさん!



2002年07月15日(月) やっと、まともな給料日!

 15日は、区役所の給料日。議会事務局の職員が給与明細の袋を配る。
やあ~久しぶりにまともな給料をもらった。5月分は、日記に書いたように、
大手事務機メーカー系のリース会社に仮差押をされ、戻ってきたのが、6月14日。6月の給与は、仮差押解除の決定が、振込みに間に合わず、現金支給。
やっと、今月から正常に振込になったというわけだ。
 以下、給与明細を公開する。

 給料  623,000 長期掛け金 68,200
 所得税  21,810 住民税   35,500
 委員会費等 9,100

 差し引き支給額 488,390

 長期掛け金というのは、一般に”恩給”といわれているもので、
3期(12年)議員をやると、年金として支給されるものだが、実際は、このように自分で積み立てている。
 これ以外に、国民健康保険が50,000円 年金が 12,500円かかる。

多いか、少ないかは、区民の判断だ。これ以外に、費用弁償36,000円を非課税で支給された。費用弁償とは、以前書いたが、日当と、旅費に相当するものだが、1回6,000円と決まっている。これは、報酬の二重払いではないか、との意見もある。



2002年07月13日(土) のみ放題は、3日前までに予約? なんでやねん

 今日は、地元の中学校PTA3校で、1学期の活動の反省と、夏の活動について、打ち合わせ。会場とりと、用意の都合から、一人2000円会費(自己負担)
で、地元の大手レストランで開催した。男は、私だけなので、幹事役をおおせつかった。2000円で、飲物と、食事は無理だ。夕食はすませて参加されるだろうから、ソフトドリンク3杯飲んだら、のみ放題が得!との結論に達した。
 さっそく、午前中に電話で”のみ放題”を依頼すると、アルバイト風の女性が”のみ放題は、3日前で締め切る”とのこと。そんなことどこにも書いてないし、聞いてもいない。店長にかわると”のみ放題にすると、アルコールが足りなくなるので” そんな訳ないでしょ。300人近くはいると思われるこのお店。たまたま、大酒のみが、10人きたら、アルコールがなくなってしまうのかい。
到底納得できる合理的理由ではない。
 このお店は、昨年も、のみ放題開始10分で、”グレープフルーツの在庫がなくなりました”と、言ってきたことがある。このときは、”1時間もたっているのなら納得するけれど、10分とはどういうことだ。”と、近所のスーパーに買いに行かせた。
 このお店を運営する会社の、Y会長は、すばらしい人格者で、私ごときの若造の手紙にも、直筆で、なおかつ速達で返事を下さる。だからこそ、全国チェーンにもなれたのだろう。
 ところが、現場店長の、このマニュアル対応ぶり。結果としては、”のみ放題”になったのだが、なんとも、後味が悪い.
 終って精算をすると、どう考えても、安すぎる。確かめてくれと、2回確認するが、間違っていない、の一点張り。よくよく見ると、のみ放題の金額を忘れている。指摘すると、”ああ、そうですね”と、あやまりもしないで、追加請求。
 すべてがそうだとはいわないが、”無責任アルバイト社員と、マニュアル店長”では、この会社、先が心配だ>



2002年07月12日(金) 9000円のスーツを買ったぞ~

 議員の制服は、スーツ。以前、国会議員に、”なぜ、紺系のスーツを着ているのか”とたずねたことがある。答えは、”いつでも、お通夜にいけるように”とのことだった。この理由でかどうか、確かに、区議会でも、紺系のスーツは多い。そんな中、大田区の都議さんで、一人だけ、白系のスーツをお召しの方がいる。これは、”紺のなか、一人目立つため”だそうだ。そこで、いぬぶしだが、なにしろスーツが一番、安心して着れるのだ。カジュアルな服は、およそ似合わないし、大体もっていない。
 15歳から19歳の、もっともオシャレをする時期に、航空自衛隊生徒として、昼は制服、夜は作業服という生活を送ったせいかもしれないが、兎に角駄目だ。TシャツにGパンなんぞはいたら、カッコ悪いのなんの。
 ところが、最近、以前から書いているように、超緊縮財政のため、夏物のスーツがない。清水の舞台から飛び降りたつもりで、スーツを買いに、大手スーパーに出かけた。う~ん、安い。1着9000円にしようか、2パンツ付きで、13000円にしようか、かなり迷った。結論は、9000円。差額の4000円に、後日、5000円足せば、もう1着買えるじゃないか、と、妙な理由をつけた。どうも、昔から、この程度の金額のものは、悩んで悩んで悩む抜いて買うクセがある。そのくせ、くだらない自己啓発テープなんぞ、50万も出して買ったりする。(バブルの頃です)
 せっかくだから、ポロシャツも買おう。う~ん、4900円が半額で、2450円がいいか、5000円のブランドが、3500円か… スーツに比べて、いやに割高だぞ(いえいえ、そんなことはない)
 おお!あった、求めていたものが。ポロシャツ、半額1900円。これだよ!かくして、10900円也、随分と久しぶりに、自分の服を買った。
 いぬぶしのケチは、先天的だが、区役所も、国も、役人が、自分で買物をするつもりで、物品を買い、工事の発注をすれば、10%位の歳出削減は楽勝なのに。
 そういえば、役人は皆、いいスーツ着てるな~



2002年07月11日(木) TPOより、自分都合ばかり、お役人社会!

 民間から、区議会議員になって、大きなカルチャーショックは、お役人の感覚にあることは、常々書いてきた。兎に角、民間に比べたら、恐ろしいくらいノンビリ。既得権益意識は、異常に高い。やると決めたら、誰がなんと言おうと、”やる理由を必死に作りあげる”。やらないと決めたら、区民ニーズなど、なんのその、”出来ない理由”を、なるべくわかり難く、長々と述べて、絶対にやらない。
いやはや、構造改革は、全国550万人の公務員の意識改革だけで達成できる、と断言できる。
 さて、今日は、ある中学校で行われた集会に出かけた。台風一過の夜、熱帯のような体育館に、地元町会役員、近隣学校の職員、PTA役員など、100名以上が参集し、夏休みに向けての対策を協議する会だ。
 形通りの挨拶がすみ、講演会にはいろうとすると、校長より、地元に新しく出来る都立高校の校長が、挨拶した旨の発言があり、都立高校の校長が、新設校は、いかにすばらしいか、延々と話し始めた。5分以上、参加者のあきれ顔を無視して、反しつづけると、ある小学校PTA会長からクレームが。”次第にないこと、やるな”その通り!この新設学校長の思いとは裏腹に、地元のオピニオンリーダー達は、”今度出来る高校の校長は、たいしたことないな”との認識が広まったに違いない。
 約40分の講演、30分の協議、時計は、夜9時に近づいている。そこに登場したのが、警察の少年係。”指導助言”とのテーマで、これまた、昨年1年間に、何人補導したの、少年の凶悪犯罪が、何件あったの、と、いかに警察が大変かを話しだした。
 そうじゃないだろ!どうしたら、補導されない子供にするのか、凶悪犯にしないのかを話し合っているんだろう。そのおうえ、この警察官氏、自分が話している姿を、警察署名の入ったカメラで写して欲しい、と司会者に頼んでいる始末。上司向けの”アリバイ”かな。そのカメラも、フイルムも税金だよ。
 この二人のお役人に共通している認識。参加者がどう感じようと、自らの職責(それも疑わしいけど)を、果たすだけ。その場のTPOに合わせるなど、まったく考えない。(失礼、考える必要がない。偉いんだから…)
 我らが、大田区中小企業の星、つぼ八の創業社長、石井誠治氏は、八坪の店の地代から、”買場思考”を訴えて成功された。つまり、売り場(または、売り手)の都合ではない、買い手(消費者)の立場で考えよう、との趣旨だ。
 公務員社会が、早く”買場思考、住民思考”になるよう、今日も激辛!

P.S.これを見た大田区勤務の関係公務員さん。どこの学校か、とか、誰が話したのか、という、お得意の犯人探しはやめてね!その体質が駄目なのさ。



2002年07月10日(水) 教育委員会職員は、あいさつが出来ない?

 台風の中、区役所に登庁した。ほとんどの議員が、東京電力主催の、柏崎原子力発電所の視察に新潟にでかけてしまい、議員控え室は、ガラーンとしている。
 所用で、6階の教育委員会の事務局をたずねる。カウンター越しに、中の職員に”おはようございます”と声をかけるが、皆チラっと見て、目を自らの机にある書類に移す。”うるせいな、こちとら、仕事中だ!”と、さも言いたげにである。
 多分、”いぬぶし”だからではなく、区民であっても、同様の態度を取っているのだろう。よーし、それなら、挨拶は先手必勝!”おはようございます!”と、バカでかい声で、言ってみた。すると、たまげたような顔で、数人が”おはようございます”と、か細い声で応える。あーあ、こいつらじゃ、いい仕事はできないだろうな。
 森信三先生という、京大の先生(故人)が、教育の目標として、
① あいさつができる
② 靴はきものを、揃えられる
③ そうじができる

この3つを、子供達に教えることができれば、もはや、それ以外のことは、
後からついてくる、と述べられていた。
 以前、区立学校の事務職員があいさつをしない、と書いたが、教育現場の職員がこれでは、教育の質も、想像がつく。ちなみに、教育委員会の他の部署では、課長とと会話中に、”失礼”の一言もなく、”課長すみません”と、割り込んでくる無礼な、中年の職員にでくわした。
 区役所中が、学校中が、明るい挨拶であふれる日が早くこないだろうか。



2002年07月09日(火) あ~あ またまた国土交通省のマスターベーション、羽田空港拡張

 今日は、死にそうな暑さの中、羽田空港対策特別委員として、管制塔、レーダー室、東ターミナル建設現場の視察に出かけた。管制塔では、1分に1機の発着をコントロールしているそうだが、意外に、皆さん落ち着いて、ゆったりと仕事をされていた。ビックリしたのが、半分が女性管制官であったこと、全員がラフな私服
であったこと。自衛隊のコントロールタワーしか知らない、いぬぶしには、新鮮だった。そして、今から、30年前に、あこがれた職種”管制官”、やっぱい、カッコいい!
 さて、その後、東ターミナルの建設現場を視察した。国土交通省の若い役人が、”2600台の駐車場は、世界最大だ”と、誇らしげにいう。羽田の最大の欠点は、出発ロービー前まで、車で行って、荷物を降ろせないことだ。現在も、1車線だけあるが、いつも、二重駐車で、どうしようもない混雑だ。羽田は、利用客数では、世界5位だが、世界の一流の空港は、どこも、荷降ろしの車線をダブルにしたり、よく考えられている。新東ターミナルにも、そのような配慮はない。なぜ、考えないのか、と質問すると、役人得意の、”出来ない理由”のオンパレード。
場所が限られている→何いってんのよ、ほんの、数メートルでしょ!
利用者のモラルの問題である→利用者が少しでも使いやすくするのが、役所の仕事だぜ!
 要するに、利用者(国民)のことなんか、どうでもいいのだ。天下の大役所、国土交通省が、英知を集めて作る、新ターミナルは、兎に角すばらしい。区議会ごときが、うるさい!まあ、こんな、ところだろう。放置自転車の問題もそうだ。官は、民より正しい、という意識が、役人のDNAに、大化の改新以来、身について
しまったようだ。
 下丸子の多摩川、スーパー堤防事業もそうだ。多摩川の堤防を民地側に、盛土して、堤防を強くするらしい。なぜ、河川敷側、つまり国土交通省の土地の方に、広くできないのか、と質問すると、”出来ない理由”の羅列。これも、要するに、自らの権益は、広くしなければいけない。治水こそが、国家である、という、前近代的、マスターベーション事業だ。国民のニーズは、そして、技術は、常に変化している。それに対応できない役人という人種は、ほんとうに可哀想だ。
 このマスターベーション事業を見直すだけで、わが国の歳出は、大幅に削減できるはずだ。土建大国だから無理か~



2002年07月08日(月) ありがとう、本当の支援者!

 区議会でも、都議でも、国会でも、とにかく、当選しなければ、発言ができない。各議員は、議会内での、真剣な議論とは、まったくかけはなれた笑顔で、有権者をまわる。町会、政党支持者、各種団体と。特に、区議会議員は、”顔を見せる”ことを要求される。
 一番多いクレームに、”当選したら来なくなった”。”生意気だ”すみませんね。そんな、つもりはないんだけれど、区議会議員の仕事の本質は、役人が執行することを、区民の目で監視することだ、と信じて、必死に活動すると、票のことは、ついつい忘れちゃうんです。本当に…
 自由党支持者の中には、小沢党首の熱狂的ファンが多い。この人たちも、とりあえず自由党所属の区議いぬぶしを、応援はしている。が、そもそも、いぬぶしを応援している訳ではなく、自由党(というより、小沢イズム)の応援団だから、党の為の働きが所属議員評価の基準になる。そもそも、一人一人の所属議員が、信念に基づいて行動発言していれば、結果として、”政策のプロ集団”自由党の党勢拡大になる、というのが、、いぬぶしの政党感なので、この理解を得るのも大変だ。
 ところが、一番嬉しい支持者は、”来ること”を要求しない、まったく普段区政とは関係ない人々だ。駅前でチラシを読んで、1000円を送ってくださる方。郵送料にといって、切手をくださる方。駅前の演説で、小声で”頑張れ”といってくれる方。本当に、心の底から感謝したくなる。キレイ事かもしれないが、こんな人々のフツーの感覚を、いつまでも、ありがたい、と思える議員でいたい、と思う.
 そんな時、以前から応援をして下さった方から、メールをいただきた。以下、その内容だ。
 
 いつもとは言いませんが、陰ながら忘れた頃に、ホームページを見せて
 いただいております
 そして、我が家の選出結果に、誤りはなかったと…
 今後とも、応援します
 あなたの、考えと普段の行動に拍手を送ります

 頑張ってください

 読みながら、泣いてしまった。嬉しくて嬉しくて
この方は、”余計なお世話レポート”を見て、応援をしてくださた、会社員である。選挙の時は、奥様と応援に来てくださった。
 なんのしがらみもなく、純粋に理解していただいたうえで、選択をしていただいた。そのうえで、日頃の活動をチェックしていただく。まったく、民主主義そのものだ。
 賞味期限切れまで、あとすこし、益々頑張れるパワーを頂いたメールだ。

 頑張りまっせ!



2002年07月01日(月) お役人は、現状維持がお好き?

 前例主義は、お役人の得意とするところだが、兎に角、現状を変えることには、組織をあげて抵抗する、と言っても言いすぎではない。
6月8日の日記でも書いたが、大田区の特別出張所と同じ建物にある文化センターの利用者は、出張所用(!?)の駐車場15台を使えない。なぜなら、それは、”出張所利用者のため”だからだ。したがって、同じ会合を開催しても、出張所にある集会室を利用すると、駐車場が利用できて、文化センターの会議室だと使えない、というおかしなことがおきる。まいて、土日祝日は、”出張所の利用者さん”は絶対にこない。(休みだから)それでも、止めさせない。なぜなら、去年も、おととしも、そうだったからだ。そのうえ、出張所は、区民生活部所管、文化センターは教育委員会所管なので、協議の垣根も高い。そこで、6月8日のこの日記のコピーを添えて、区民生活部長に改善を要望した。翌日には、担当の出張所長から、いかに、このことが難しく大変なことかのレクチャーがあった。(出来ない理由は役人の特技。毎度!)待つこと1ケ月。所長から電話があった。曰く”なんとか解決いたしました。土曜、日曜、祝日に限り、身体障害者、講演会の講師に限り、駐車を認めます” おう、そりゃ、大変だったろうな~ そんなの、あたりまえだろうよ。あいてるんだから、利用者にも使わせろ、というと、”多くの利用者が車で来ると、違法駐車が増えるので…”
 この感覚、可哀想だけれど、18才や22才で役所に入って、管理職になった人にとっては、”あたりまえ”、だから怖い。区民の一般常識とは大きく乖離している。そして、乖離していることすら気が付かない。予算執行についても、そうだ。
”去年も、この単価だったから高くない””東京都の積算基準だから適正だ”こんな理由で、高額な単価の見積もりが幅を利かせている。
 以前、航空自衛隊の後輩が調達実施本部におり、ある戦闘機のつまらない部品が商社から一億円で納入されているのを不審におもい、インターネットで募集したところ、最安値の業者は、100万円だったそうだ。結局、この業者に、100個発注した。結果、国費は、99億円助かった訳だが、彼は閑職に異動になった。
 役人の現状維持、自己保身のクセを改めなくては、この国は変わらない!


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