はるにわ
by山助


2004年09月30日(木) 目指せ永泉

今日は篠笛3ヶ月講習最終日でした。
軽く基本練習した後でそれぞれ練習の成果を見せるべく個別発表。
6人しかいないし、さほど緊張することもあるまいと高をくくっていたら発表中は気が付かなかったけれども緊張していたらしい。終わった後で手が震えてた。へぇー。

私の発表曲はずばり「青森ねぶた」。
この曲は両手の薬指を抑えっぱなしなので、慣れればかえって楽かなーと思っていたら、なにぶんようやく音が出だした初心者。穴がうまく押さえられていないらしく、音が出やしない。
普通なら楽に出る音でも指が違うだけでどうやっても無音。
先週は、練習時間が終わる直前まで曲変えを考えていたけれども、来週発表なのにまだ一回も音でてないよー選曲失敗したーとジタバタしてたら見かねた先生が「ねぶたの時に実際に使われている笛」を貸してくれた。
それで一緒に借りたねぶた練習風景のビデオを観ながらひたすら一週間練習したら何とかなった。ただ指使いがまだまだ硬いらしい。要練習。
しかし、ねぶた笛だとほんと音が出やすいんだもんなー。専用だからあたりまえだけど。それでコツをつかんだのか、改良型の七本調子でもなんとか演奏できるようになったんだから、先生には感謝です。

他の曲は、どこに装飾をつけたらやりやすいとかはあっても楽譜があればなんとかなりそうだから、ねぶたを吹きますと言っといて良かった。
難しいことは先生がいるうちに、ですな。
もそっと自信がついたら太鼓でこの曲使おう。

なんでもそうだけど、うまくいく目処がついてくると楽しいなぁ。



2004年09月29日(水) 台風まっただなか

朝起きた時にはさほど風も強くなかったので、出勤簿にはんこだけ押して帰ろうと学校行ったらどんどん風強くなってやんの。
学生さんも何人か来てるよ。ごくろうなこって。
と思っていたら、下の大教室で何かの講義があってた。
やっぱ、授業するところはするんだなぁ。
そんな事言ってる間にも風がかなり激しくなってきました。
これぞ台風てな感じに広場を雨を伴い風が渦巻く様子が良く分かります。

そんなわけで、今から帰ろうと思います。
電車が奇跡的にすぐくればいいな…。


奇跡的にすぐ来ました。
駅までのバスも電車も駅からのバスも。
まるで私のために待っていてくれたかのようにタイミングよく。
びしょぬれにはなったけど、そうひどい目にはあわなくて良かった。
こんな日にはもう少し長いレインコートが欲しくなる。膝丈って短い。
妹の友達は学校に行くつもりだったものの駅についた時点でパンツまでぐしょぬれになったので悲しくなって行くのを止めたらしい。
風の強い雨日はレインコートよ!まあ、着てても結局濡れたけど。
しかし世の中の人は本当に合羽着ませんね。
道行く人々みな決まって傘をさしていましたよ。あんまり役に立ってないのに。
おちょこになっても骨が折れても執拗に傘を差しつづける人々。
この風ではかえって危ない。その証拠にバキバキに折れた元傘があちこちで凶器として人を襲おうと乱舞しているではないか。
雨具売り場でもあまり見かけない品になっているし、雨合羽人は主に警備のおいさんと老婦人になりつつあるもよう。

傘を捨て、合羽を着よ。



2004年09月23日(木) 意味のないおしゃべりってわりに貴重

高校時代の友達とお昼を食べる約束をしていたので、出かけてきました。
先週も会ったし先々週も結婚式で会ったし、先々先週もアムロライブで会ったし、ここのところ高校友達との連絡が密です。

ちくしょう、行きたくねぇなぁと思っていたせいか、前の日夢を見ました。
大学の友達からメールが入って、明日会わない?というお誘い。
そりゃ行くさぁと何の躊躇もなく高校友達の方をキャンセルという。
それが本音なのか。
いちおう言い訳しとくと、別に行きたくないのは会う人のせいではなく(それだったら誘われた時点で即、断ってる)ひたすらに出かけるのが億劫だという理由。
どうも人に会うと気力の消耗が激しいみたいでさぁ…。しかもここんとこ毎週じゃん?色々別件でお出かけ事も続いたからちょっとあいだ開けたかったかなーとか。まあ、自分で行きたいと思ったから行くんだからその辺の葛藤は分かる人だけ分かってくれ。
大学友が優先なのは、あんまり連絡とってないから会いたいねぇという気持ちが強いため。ああ、ほんと久しぶりに会いたいねぇ。
会いたいねぇと思っていても連絡しないのがいけないのだけども。

まあ、出かける前は億劫な気持ちでいっぱいでも、いざ会ってしまえばやっぱ楽しいし来てよかったと思うんですが。いやほんとに。
どろ焼きおいしかった。どろ焼きとはお好み焼きともんじゃのあいのこみたいな食べ物。
とめどもなく意味のないおしゃべりをするのって良いよね…。小倉、結構本気で一緒に行きたかったよ…。



2004年09月11日(土) さよなら妖精さん

今日は友達の結婚式でした。
高校時代の友人で、色素の薄い外見と奇矯な内面で妖精さんの雰囲気をかもしだしている人でした。
実のところ彼女ならもっといい人がいるんじゃないかと思わないでもないけれども本人がそれでいいといっているんだから良いじゃないかと思い直した今日この頃。
とりあえず、おめでとう。

ウェディングドレスが友達間で大不評。
出来ちゃった婚なので腹がいいかげんせり出していたのですが、それを強調するかのようなマーメイドラインのぴったりしたドレスだったもので。
も少しゆったりしたデザインにすればよかったのに。
というか、彼女自身が友達間で大不評な人物であったことを初めて知ってびっくり。
いやあ、前々からそんな気はしていたけれど、皆はそんな彼女を許しているもの思っていたのに。
時々、この子のこういうところ許されるのかしらと思わないでもなかったけれどもまあ、そんなところが彼女の魅力でもあるわけですしと流していたのに。
私は別に具体的な不利益をこうむった事はなかったので今でも普通に好きと言っても良いような悪いような出会った頃から変わりない感じなのですが、周りの子は色々迷惑していたらしい。
だったらもっと早く縁切れば良かったのにという感想持つのは冷たいですか。
私なら辛抱たまらんと感じた時点で切るけどな。
でもほんと、祝福する気ないなら来ないでも良かったと思うよー。
遠いし、金かかるし。さっさと繋がりを切る意思表示をしたが良いと思う。

とりあえず料理がおいしかった。さすがお金持ち。
でも、会場がひどく狭かったのでせっかくお色直し3回もしたのにテーブルの間通るのが一苦労でほとんどドレス見せられてなかった。
どんな綺麗なドレスを着ても、通路たっぷりとっとかないと台無しという話。
妖精さんはナチュラルメイクでちょっと地味目のドレスのほうが美しさが引き立つんじゃないかと思った。まあ、普通に美しくはあったけど。
あ、なぜか白の紋付羽織で正装してきてしょっちゅう新郎と間違われていた弟さんが、妖精さんとうりふたごだった。
これがうわさの姉の髪を毎日ブローしてくれる弟か!汚いな!
顔そっくりなのに、性別違うだけでずいぶん印象が変りますね。

そんなこんなでみんな情に厚いよなぁと感心した一日でした。



2004年09月09日(木) 僕は怖くない

イタリア映画?と思います。やたら「バンビーノ」って言ってたし。
リバイバルだったので終日800円でした。

5件くらいしか家のない村が舞台。
子供たちが廃屋を見つけて、一人で妹のメガネを探しに戻った主人公が穴の中に繋がれた少年をみつけてしまう。という話。
自分だけの秘密にしてこっそり様子を見にいったりするうち、自分の親を含め村全体で計画していることがあきらかに。
見る前にビデオのあらすじを読んで想像していたようなホラー的な話ではありませんでした。

見渡す限りの麦畑がみどころ。
端から端まで360度どこ見ても麦畑(たぶん)。
こりゃあ、農薬でもまかなきゃやってらんないわけだ、というくらいに広大な景色です。
主人公の男の子が、穴から少年連れ出して楽しく散歩した後で「家に戻らなきゃ」とまた穴に戻すところが泣ける。
少年はすでに危機感なんてものを通り越してしまっていて、主人公はまだ具体的な危機感をもっていなくて、ほとんど人が住んでいないせいもあって、二人とものんびりしているので妙に淡々とした空気の映画だった。

関係ないけれども、少し前に車の宣伝で「ドゥカティオラ(次はあなたよ)」とかなんとか言うセリフがあって、何語かしらんと思っていたんですが、どうやらイタリア語のようです。
「〜の番なんだ」とかいうセリフの時に「ドゥカティ」及びその変形めいた言葉が出てきていたので。
謎が解けてちょっとすっきりした。



2004年09月08日(水) LOVERS

今日は映画の日なのでディープブルーとラヴァーズを観に母と妹と朝一番から張り切って出かけました。
うわー、ディープブルー、ほぼ満席で前列しか空いてないって!
そんなにいっぱい平日の朝っぱらから映画観にくるなんて!
そもそもディープブルーをかけてる映画館がここしかないというところに諸悪の根源が有りそうな気が。
などと悔しがりつつ今日のところはラヴァーズだけで勘弁してやることにする。

ええと、とりあえず、金城武がかっこ良かったです。
チャン・ツィイーが踊り子である期間が思ったより短かったけど、流れる袖が見てて楽しかった。
長い袖の服というものはとても好きなのだけども、特に最初の舞踏シーンの青い服が好き。ワンピース型かと思いきや、アオザイみたくに下にズボンという。特に上着の背中のラインがすごくきれいでした。

見所は、竹林の中での戦い。特に追われている最中。
追っ手が、忍者です。
全員竹から竹へと飛び移り影のように追ってくるという。
それまでの追っ手がごく普通の歩兵だったので軽くショックを受けました。
さすが中国、朝廷直属ともなれば身が軽いったら。

この後の、竹林に溶け込むように浅緑の衣装と笠を身に着けた無数の人影が。という場面が美しさナンバーワンだった。

でも、予告では同時に二人を愛してしまう女。愛と任務の狭間で、という感じのもっとみなそれぞれ裏のあるイメージだったけど、アンディ・ラウのからみが少ないおかげで単に「女の心変わりが信じられずにしつこく付きまとう男」みたくなってた。
アンディとチャンがもそっとこう、うふふあははとじゃれあう感じの幼馴染系カップルっぽさをかもし出してても良かったんじゃなかろうか。
アンディに対して昔好きだったから愛着はあるけれど、という程度の愛情しか感じられなかったので、ラストシーンの、「どちらに対しての呼びかけなのか言ってる本人にも分からない」のがいいところであろうセリフが台無し。
その感動的場面で金城の鼻血がたりっと出てきたのに気をとられてしまったというのは別にしても、「一体彼女はどっちを選ぶの?」とはとうてい思えないのが残念無念。
金城の鼻血がもう気になって気になってしょうがなかったんですが、一緒に観ていた母と妹は鼻血の存在すら気づかなかったらしい。
いや、だって、振り向いた瞬間「たりっ」て新しく出てたじゃん!

とりあえず、金城武の色男っぷりが素敵なので、美しい風景の中の金城を観るつもりで観ると良いと思います。景色と衣装が素敵な映画って好きさ。



2004年09月05日(日) アムロナミエのライブへ

今日は友達に誘われてアムロ見物に出かけました。

電車嫌いが多いため、当然のごとく車で行くことが決定していたので、軽い気持ちでサンダル履いていったらオールスタンディングだった。
やばい、すでに足が痛い。
で、入場整理のために開場30分前から並んで、入場後一時間立ちっぱなしで待機してたら久しぶりにきました、立ちくらみ。
それでもかぶりつきの前列だったんで我慢してたら、開演一分前に友達がなにか話し掛けてきて気がついた。
「わたし、今まさに倒れそう」
ライトが暗めだったからわかんなかったけど、話を聞こうにも意識が定まらないこの感じは、ほぼ倒れる直前のクラクラ感。
あわててちょっとトイレ行ってくるっつって外でましたよ。
出口まであと3歩のところでライブ始まったもんだから出口のところで警備員に止められたけれども、なんとか最後まで意識を保てた。
どうやら他にも何人か気分悪くなった人がいたらしい。
椅子を用意してもらって2〜3曲分休んでから戻ったら、最後尾からしか入れなかった上人でぎゅうぎゅうだったんでおとなしく後ろで観ることに。
まあいいさ。まわりが女の子だから普通に立ってても余裕で見えるし。
でも、せっかく目と鼻の先の位置とれたのにもったいなかったかなー。
あ、警備員さんが人を掻き分けて前のほうに行こうとしている!ついていくべきか?いや、でも、どうせ友達いるのかなり前だしなぁ。
などと雑念だらけだったけれども、ナミエちゃんすごかったです。やっぱミニスカの下は一分丈スパッツだよね!
ステージの人がしてるリストバンドとか手袋って、こうしてみると結構目に付くもんですね。特に背景が黒だから、白がかなり目立つ。サブダンサーの人、黒手袋か白リストで統一すればよかったのに。各自のこだわり?

後ろだと全体見れるから、ステージを楽しむのには良い位置でした。
演出でちょうちょの紙ふぶきとか、羽根が落ちてくるところはこの位置で見て良かったと思った。
とくにちょうちょの演出は、ちょうちょを捕まえようと手を伸ばすお客さんとかもいれて、全体の絵としてキレイだったので。

ナナメ前で見てた子が小柄で、ぜんぜん見えない様子だったのが気になった。
ためしに彼女の背丈まで屈んでみたら、なるほど、人の頭しか見えやしないという感じ。かわいそうに。
私の連れの二人も同じくらいの背丈だったけども、真ん前に長身の脇の臭い男が居たといってたいそうご立腹だった。
ちょうど鼻の前に脇が来る上、一人で踊りまくり跳ねまくり歌いまくりのフィーバー野郎だったらしい。二人とも押されまくって大変だったらしい。臭いし。
でも、ナミエちゃんのシャドウの色が自分とちょっとおそろいのグリーンぽい色で嬉しかったからいいや、と言っていた。良かったね。

しかし、もちょっとあるかと思ったらあっさり2時間弱くらいで終わったよ。みなアナウンス後もしばらく信じきれずに出ようとしてなかった。開始から30分で一回finとか入ってアンコールしてたしなぁ。なんだろ、台風接近の影響?


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