ついさっきまで、いろいろ考えていた。 君は今一人だろうか。 誰かと一緒だろうか。 君は誰かを想っているだろうか。 誰かが君を想っているだろうか。
僕はそれを知ることは無い。 でもずっと考えている。 最後の連絡から2年が経って、 最後に逢ってからは、それ以上の月日が経ってしまったが、 今僕の心に残っているのは、 君の、本当に美しい瞳と、心からの感謝だ。
やはり僕が言っていた通り、 僕には君が最後のままだ。 君がずっと幸せでいられることを祈っている。 ありがとう。さよなら。
昨日のこと。 部長に手招きされてリフレッシュコーナーで話をされた。
転属することになった。 営業である。
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正直、これからの人生のなかで、 まさか自分が営業職に着くことになるとは思いもよらなかった。 通勤時間が少し長くなることも告げられて若干落ち込む。 朝9時までの時間は今の僕にとってゴールデンタイムなので、 その時間はどうしてもフリーにしておきたかったのだが、 それも叶わなそうだ。
だが、新しい世界が自分を待っていると思うと、 少しワクワクするのも、本当である。
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人事通達が出るまで人に話せないので、 何気ない素振りをして自分の席を片付けに掛かった。 書類を大雑把にまとめて、捨てやすいようにする。 部署の人と少し話をしたが、別に普通にしているのになんだがぎこちない。 もう会えなくなる訳ではないのだが、 何年も一緒に仕事をした人と疎遠になってしまう寂しさはある。
帰りに、今の仕事とは直接関係ない人たちと飲みに行くことになった。 その中の一人が、mixiで彼女を見つけたとかで盛り上がった。 タバコの匂いが凄くて咽た。 仕事ができる、と思っていた人は、只の我侭なお子様だった。
そんなことを思って、今日の日付を越えた。
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思い出すに決まってるだろうよ。この時期は。
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