父が倒れた翌年に ホワイトデーのお返しとして 指輪を買ってもらいました。
カンティーユというすてきなデザインの多いお店のもので、 シルバーにクリソプレーズという緑の石がついた指輪です。
右手の薬指にはめたまま そのまま、ずんずん太ってしまったので ずーっと抜けずにそのままにしていたのですが
このたび一念発起して、お店で切ってもらおうと 銀座のお店までずいずいと行ってきました。
(あ、父は後遺症は残ってますがいたって元気です)
でも、お店では切ってもらえず(あたりまえか) 近くの消防署に連絡を取ってもらって 消防署で切ってもらうことにしました。
初!消防署!!
行ってみたら、予想外にまったりした雰囲気のなか おじさまに 「あー。これなら切らなくても大丈夫だよ」 と、言われ 糸を巻き巻きしてはずす手法をとってもらえました。
もちろん、痛いです。
ぐおぉぉ。ぐらいに痛いですが、泣くほどじゃなかったです。 (大抵は涙を流すそうです)
おじさまの親切と経験値のおかげで (若い人は切る道具持ってきてたからねー) なんとか、指輪は無事のままでした♪
(シルバーで石付きなので、切った場合の再接合がむずかしいかも、と言われていたのです)
いざ、指輪が外れてみると
けっこう、いろんな時に無意識のうちに指輪をなでて安心していたのだということに気がつきました。
特にえみんこはアトピー持ちなので なにか小さなストレスでも、 無意識のうちに体をかきむしってしまうことがおおかったのが、 もしかしたら、この緑の石の指輪をいじることで 軽減されていたのかも知れません。
今はまだ、指輪のアトででこぼこしているので そこをなでるたびに、はっとさせられます。
そして、指輪が外れて、自由なのだと。
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