2006年02月26日(日) |
都教委の暴走を止めよう 署名の訴え |
今年も東京都の卒業式をめぐっての都教委との激しい攻防になっています。 特に、昨年停職1ヶ月という処分を受けている根津さん、さらには河原井さんへの処分が狙われています。
この攻撃に負けずに逆に署名という形で都教委に大きな声を届けようとの呼びかけがなされています。
多くの皆さんのご協力をお願いします。
詳しくは川崎連絡会議までお問合せください。
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以下、レイバーネットからの引用です。 http://www.labornetjp.org/news/2006/1140402087839staff01
2006年2月18日 市民運動団体の皆さま 労働組合の皆さま
都教委の累算加重式「君が代」処分を止めさせる取り組みにご参加ください
もうすぐ卒業式シーズンです。
皆さますでにご存じのように、都教委の教職員に対する「君が代」処分は全国にその例を見ないひどいもので、回を重ねるごとに重くする累算加重処分です。ですから、ごく近い将来、不起立、伴奏拒否だけで停職や免職にされる教員が生じるのが必至です。今最も危ないのが、根津公子さん(立川二中)と河原井純子さん(調布養護)です。「がん細胞は徹底的に潰す」と言い放った鳥海教育委員のことばどおりのことが進行しています。
この状況を変えなくてはならない。教育的良心から不服従を続ける教員を、都民・教員、全国の人たちみんなの力で免職にさせないようにしなくてはという差し迫った状況から、都教委に向けて署名活動に取り組み始めました。言うまでもありませんが、これは、教員だけ学校だけの問題ではなく、どういう社会の実現を求めるかという問題であると思います。 どうぞ、多方面から賛同団体に入って頂きたく、関係諸団体の皆さまにご検討をお願いする次第です。併せて、添付しました署名活動にご協力をお願いします。差し迫ったこととして、河原井さんへの都教委事情聴取および処分発令が懸念されますので、2月中にひとまず、お送りくださると有り難いです。
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
2006年02月25日(土) |
鄭香均さんの裁判記録の本が出版されました。 |
久しぶりの日報です。
待望の「都庁管理職任用差別裁判の記録」の本が明石書店から出版されました。
多くの人に読んでもらいたいと思います。
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『正義なき国、「当然の法理」を問いつづけて』 都庁国籍任用差別裁判の記録 鄭香均編著 価格 2600円 312ページ
国籍による東京都管理職選考試験受験拒否をめぐる裁判の記録。労働運動の歴史、「国民主権」という概念、諸外国との制度比較など、多角的に本裁判を考察し、最高裁判決の意味を問う。本訴訟の代理人も務められ、2005年12月に逝去された金敬得氏の寄稿も収録。
<内容> はじめに 第一章 「国籍制限」撤廃の闘い ―変転する“原理”――(水野精之)
第二章 個をつかむ(鄭香均)
第三章 誰にとって哀れな国なのか 「国民主権」の正体と二つの民主主義(富永さとる)
第四章 在日韓国・朝鮮人と地方公務員管理職(金敬得)
◎橋本大二郎 高知県知事インタビュー
第五章 外国人公務就任権の国際比較と特別永住者のNational Originにもとづく差別(近藤敦)
第六章 大日本帝国憲法と日本国憲法のあいだ ――歴史から見た鄭香均氏の訴訟――(伊藤晃)
第七章 鄭香均訴訟大法廷判決について ――あとがきにかえて――(新美隆)
資料 裁判の判決(1、2、最高裁判決)と意見陳述
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