「不問に付す」とはなかったことにしよう、とにかくそうしようということですね。
問題をあいまいにして、責任をあいまいにする。
今年3月、神奈川県立高校でまったくの事実誤認に基づいて、不当な事情聴取を県教育委員会から受けた本間先生に対する「処分」、こんなことは当然、出せるはずもなく、どうするかと思っていたら、先日、教育委員会から「回答」があったそうです。
それが、先の「不問に付す」のようです。 本当にふざけきった話です。
今日の夕刊に、今年の東京都の卒業式に不起立した先生にまた処分が出たとのこと。 本当にこの暴走に歯止めをかけないといけません。
やはりおかしいことはおかしいと常に言っていくことが必要であると痛感します。
あのJRの事故だって、労働者の声がまったく報道されていませんよね。「俺たちの権利はどうなっているんだ」と声を上げていくことが必要ではないか、と思います。
2005年05月19日(木) |
民団新聞に、鄭香均さんパンフが紹介されました。 |
民団新聞 18日付紙面で、川崎連絡会議制作・発行の鄭香均さんのパンフが紹介されました。
うれしい反応がありました。早速注文が来ました。
これからも地道にしっかりと取り組みを強めていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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民団新聞から http://mindan.org/shinbun/news_view.php?page=23&category=2&newsid=4839
鄭香均最高裁…判決を考える(05.05.18)
市民団体がパンフ
【神奈川】川崎で外国人の公務就任権問題に取り組んでいる同胞市民団体が、「都庁管理職任用差別裁判‐最高裁判決を考える」と題した報告・資料集(B5版47㌻)を作成した。
冊子の内容は原告として10年間にわたる裁判を闘ってきた鄭香均さんが最高裁大法廷で行った意見陳述全文、同団体による判決文の分析と批判、および主張と訴え、民団新聞に掲載された社説などの関連資料で構成している。
判決を受けての記者会見で石原都知事が管理職に外国人はふさわしくないとばかりに「鄭さんに帰化してほしい」と述べたことについては、日立就職差別裁判で勝利した朴鐘碩さんが「敗訴した鄭さんを精神的にさらに追い込む報復」と抗議している。
1部300円。問い合わせはkawarenraku40@hotmail.com「外国人への差別を許すな!川崎連絡会議」。
(2005.05.05.18 民団新聞)
2005年05月16日(月) |
4月29日 長野での鄭香均さんの集会に51人が参加 |
少し遅れましたが、長野での4月29日の集会の報道が、翌日の『信濃毎日新聞』に掲載されていましたので、紹介します。 高橋さんの報告によると、51名が参加したとのことです。 この日は、憲法集会がありこちらには2500人以上が参加したようですが、日本国憲法の根幹にかかわる外国人問題、国籍条項問題にこれだけ集まったことは意義あることと思います。
05年4月30日付 信濃毎日新聞 日本国籍がないことを理由に、東京都が管理職試験の受験を拒否したのは法の下の平等を定めた憲法に違反する、と都を訴えていた在日韓国人女性の都職員鄭香均さん(55)が29日、長野市内で講演した。受験資格を合憲とした1月の最高裁判決を「ここまで憲法主権在民、外国人を足げにしたものはない」と強く批判した。 県内有志の実行委員会が企画した「憲法のいまを問う」と題する集会で講演。「管理職になりたいわけではなく、公務員の任用について示された『当然の法理』というあいまいな基準の違憲性を問うた」と説明。「共生という言葉は、異なった人とも共に生きていくということ、それが時として『輪の中に入ってきた人と生きる』という意味になってはいないか」と問いかけた。
2005年05月06日(金) |
鄭香均さん最高裁判決に関するパンフレットを作りました。 |
パンフのタイトルは、 <都庁管理職任用差別裁判ー最高裁判決を考えるー>
内容は、 ○鄭香均さんの訴え ○最高裁判決を弾劾する ○関連資料
さらに、昨年12月4日に川崎で行った<鄭香均さんを囲んで>集会での 発題と問題提起 「川崎方式」の本質について -日本社会の右傾化と在日の主体性について-
全部で48ページ。
値段は300円。
多くの人に読んでいただければと思います。
上田
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