何と、日記を書くのが今年初めてになりました。
冬至から立春に至るまで、 私の中でも、亀になるような冬至の時期だったと思います。
今年は雪がたくさん降りましたね。 その雪に、洗い流されていくもの、白さが降り積もっていくもの。
今年の冬は群馬で迎えました。
私が18歳までを過ごした場所。
大切な、中心を作ってきた故郷。
その場所に私はできるだけいる時間を作ろう、と思いました。
実家は、心のちくちくする痛みが、たくさん残っています。 その正体は何なのか。 それをどう受け止めて、何ができるのか。 向き合おうと思いました。
意を決して、行ってみると、案の定、 傷ついた私に出会いました。
それは、中学生の時か、高校生の時か・・・ その時の気持ちがじわじわと、よみがえってきます。
家族との時間。
もう出ていきたい気持ち。
もう出ていってやる、と思いながら、 それでも東京に出てきている時間を思うと、 ずっと家出をしてたような気さえします。
勝手なことをしている、と言われても、 そうせざるを得ない心の状況があったことにも気がつきました。
それは、とってもエネルギーのいることだけれど、 して良かったと思っているし、まだ半月は残っています。
心は壊れないように、少し修行した私を信じています。
* 時々東京に来ると、何だか人ごみにほっとします・・・ とはいっても、あんまり東京でもたくさんの人に会っていなかったのに 気付いて、
遠くから東京を眺めるとまた違ったものが見えてくるなぁと。。
まだまだ迷える子羊のわたしですけれど、 「よりマシ」を選びながら行こうと今は思います。
光になる前がいちばん闇が深い。 と信じて。
サリンジャー、追悼
学生時代に論文を書いた『ライ麦畑でつかまえて』の 主人公を思う日。
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