ちょっときもので・・・...mao

 

 

美術館へ散歩 - 2006年03月25日(土)

お天気も良いし、今日は暖かくなるというから、
ちょっとそこまで散歩へ行こう、という気分になった。
今週は、イベント盛り沢山だったので
(木曜日は仕事帰りにスパイラルホールへ、珍しいキノコ舞踏団を見に行ったし)
今週末は大人しく、家でのんびり過ごす予定。
桜も少しずつ咲き出しているしなぁ、とか、車も洗いに行きたいしなぁ、とか
考えていたんだけど・・・
あ、ベン・シャーン展やってたはず!おっと、明日までじゃないか〜!
というわけで、本日のお散歩は、地元の埼玉県立近代美術館に決定。

美術館に行くなら、着物でしょ♪
(いや、その辺に行くだけでも着るつもりでいたけど)

いつのもグリーンの格子の紬に
山本由季さんの 童 の帯。

つけっぱなしだった半えりをお洗濯したので、
そのうち、とずっと思っていた半えりをつけた。
それが深めの黄緑なので、それに合わせて選んでみた。

「あげないからね」とはこの帯の所有者、我が母。

わかっているわよ〜。
柔らかくなるように、してあげてるの♪








そのうち、ささっと出来るようになるかしら・・・
この前より、時間がかからなかったお団子ヘア。

まだまだ短めなので、ふっくらしたお団子にならない。
・・・っていうか、たぶん、逆毛をたてて、
ふんわり丸くなるようにするのかな。

あんパンつぶしたみたい、なんて ぶーーぶーー!










ちょっと光ってしまってわかりにくいけど、
半えりは、右側に赤い花、左側にはミツバチ。
地の色より濃いグリーンで、垣根も描いてある。

半えりを多めにだしたくて、
衿もとを普段より深めに合わせた。

ここしばらくは、こんなふうに着付けしたい気分。






帯まわりをzoom in!

茶の市松帯揚げは、
20日に昇太くんを見に行った時と同じ。
帯締めを別の市松にしてみた。
焦げ茶とブルーの市松は、
ミントチョコアイスクリームみたいな配色。
(これはいろいろと使えそうだわ)









山ぶどうの籠 に 下駄は 市松鼻緒の二枚歯。

美術館の入り口にて。

遅いお昼を食べてから見よう、と
美術館のカフェへ直行。









1F奥にある、レストランペペロネ は
なかなかおいしいお料理をだしてくれる。
ここのとっても長いソーセージは、父のお気に入りで、
1人でたまに食べにきているらしい。
パンもおいしくて、フォカッチャはふわふわ〜!
私のは、豚肉と白インゲンのトマト煮込み。(お肉、めちゃ柔!)
(特別に名前がついていた豚だったけど、なんだっけっか・苦笑)
奥で母が食べているのは、
美術館特別のランチプレート。
今日はハンバーグとあさりのファルファッレだった。
ハンバーグ、一口頂戴♪




ベン・シャーンは何点かは知っていたけど、こんなにちゃんと見たのは初めて。
リトアニア生まれのユダヤ人のベン・シャーンは、禁酒法時代から
ヴェトナム戦争の間を生き抜いた画家。
人種差別、迫害、貧困等、当時のアメリカが抱えた社会の闇の部分を描いた作品でよく知られている。
そういう作品の中で、私が気に入ったのは1959年、CBSテレビが制作した
ハムレットのためのイラストーHamlet: A Television Script
こんな感じ→(クリック)Alas, poor Yorick!
この本、欲しい・・・とすごく思った(苦笑)。


あっという間に時間がすぎて、常設展のチケットも買ったんだけど、
そこまでたどりつけず(母は先に見に行ってしまったけど)。
次の機会までチケットとっておこう。

美術館の前の噴水で・・・今はお休み中。
全体の雰囲気はこんな感じでした。



夕日がすごく綺麗だったわ。

この北浦和公園は、
小学生の頃、
よく自転車で遊びに来た。

美術館ができても、
なんだかまだまだだなぁ、
っていう公園だった。








年月がたって周りに植えられた木も太く、大きくなったし、
美術館の企画もかなりがんばっているし、
なかなかな公園になったなぁ、と、今日は思った。







本日の着物、高田喜佐ふ・・・(う) をねらってみたの。
ふ・・・(う)っていうのは、 喜佐さんふう にはまだまだだから(苦笑)。




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3月は着るよっ! - 2006年03月20日(月)

とにかく今月は着ます、きもの!

今日は久々ようちゃんとデート。
決闘!高田馬場 を見に、パルコ劇場へ。
実は私は本日2本立てで、その後、7時からは
本多劇場で 昇太ムードデラックス。
はい、春風亭昇太くんの独演会。

しかし・・・今日は朝から段取り悪すぎ。
いつもと同じ簡単夜会巻きは飽きてきたので、高い位置でのお団子に挑戦。
これが時間がかかるのだった。
慣れていないことと、まだ高い位置まであげるには、後ろが短い。
あげていくとバラバラと落ちてきて、あーーーっ、またやり直しっ!
ここのところ、ようちゃんとのデートには、
時間きっかりまたは早め、の到着だったのに
今日は途中で もうダメだ・・・ と30分遅らせてくれメールを入れる。
おかげで、デジカメは忘れ・・・。本日の写真は携帯カメラのため、画像メチャ悪。

待ち合わせに遅れるメールを送ったのが、
ようちゃんが家を出た後だったので、
いつもの渋谷駅ハチ公口花屋前の待ち合わせから
カフェへ変更。
お待たせいたしました・・・

黒地にパープルの花織り紬に
ピンクの綴れ織りの名古屋帯。
後ろにこま犬がいるので、
帯留めもワンコ。


退いてとるとほんとに画像が悪い・・・


決闘!高田馬場、はサイコーだった。
三谷さん流にほろっとさせる場面あり、
王道な歌舞伎入れながら、小劇場の要素満載で。
コクーン歌舞伎もしっかり意識している箇所なんかもあり、
サービス精神旺盛だよね。




こま犬サンタ(ようちゃんの愛犬)
居内商店さんの
オリジナル帯。
なんでも、絹の値段が上がった関係で、
しばらく販売を休止とか・・・







縮緬と古布で作ってあるワンコピンを帯留めに。
クマぬいとかバッグとか、
自分で作ってしまうのが得意なようちゃんなので、
これも自作かと思ったら、
さすがにこれはお買い物だそうで。
帯締めにピンをさすのって、難しいのよね。
しっかり組んであるから、隙間がないし、
厚さがあるし。





本日の私。
吉野格子に沖縄の織りの帯を合わせて。
帯揚げは茶、帯締めは紫の市松。
紫は帯の中にも入っている色。

格子テーマのコーディネートにしてみた。
帯締めが三分紐なので、
お昼寝猫の帯留めをして。

相談したわけじゃないと、
ようちゃんとペット繋がりになった。





2時間10分休憩なし、の三谷歌舞伎は、
あっという間に終わってしまった。
wowowで放送予定(3月25日、生中継だそうで)なので、
見れる環境の方は是非。

クドカンが見に来ていて、しっかり、
染ちゃんにも飛び入り勘三郎さんにもいじられてた(笑)。

終演後、糸井重里さん&小林聡美さん発見!
さとみちゃん、小さい〜。





一息ついて、コーヒーを飲んで、
私はそのまま下北沢へ。
今日の第二部は昇太くん。
前から4列目のど真ん中!
と喜んだけど、前は大きな大きなお兄さん2人。
見えないよ〜(涙)

髪には、この前谷中散歩で買った
蝶々の髪飾りをつけて。
半えりはつけっぱなし(苦笑)のアンティーク端切れ。
でもコーディネートにぴったりだったよ。



まくらは当然、WBC関連では
この人しかいないでしょ、のボブ審判。
それからフィギュアスケート&芝居の地方公演。
昇太くん節炸裂で大変おもしろいですが、
まだ46歳なんだから、そんなに
おじさんまる出しにしなくてもいいんじゃない?
と思うところ少々。

2時間半(前座は立川笑志さん)にわたる独演会だった。
二十四孝、そば清、花見の仇討ち、と古典落語昇太流。
新作落語集は夏の独演会だそうで、
クリコーダーカルテットと一緒にやるらしい。
きゃーー、楽しみっ!

「あーー、今日はもう終わりっ!いっぱいいっぱい!」
と降りる緞帳の隙間からVサイン。
この後、オールナイトニッポンで
また2時間しゃべるとは、すごすぎる。
今月29日は、柳昇チルドレンの会。
今度は最前列だ!頭で邪魔されることはないでしょう〜。


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spring party - 2006年03月18日(土)

髪がだいぶ伸びてきて、着物を着るときのヘアスタイルもアップが多くなってくる。
基本的にあまり器用じゃないし、ヘアスタイルで遊ぶこともしてきてないから、
自分でうまくアレンジできないのがじれったい。
先週の金曜日に、パーマをかけてもらいにサロンへ行った時、
来週末に大きな送別会があって着物を着るんだけど・・・なんて話をしてたら、
そうだ、髪をやってもらってみようかなぁ、なんて気になった。
実は、サロンでヘアスタイルを作ってもらうのは、初体験。
ようちゃん曰く、「プチコスプレみたいでウキウキだよ〜!」
うーん、やってもらいたいっ。

before after ってことで(笑)
職場でお世話になった方の送別会で、
赤坂で80人から参加の大きなもの。
立食だからカジュアルで、ということだけど、迷わず着物。
カメリアの染めの着物に、櫛織りの帯を文庫にして。
(3月4日のワインの会の時と同じ帯)
桜と梅の刺繍のショール、リバーシブルで黒い方を使うことが多いけど、
今日のコーディネートでは絶対オレンジ。

着物の雰囲気に合わせられるから、
着てきてください
(私もそうじゃないと
時間&場所的に大変・・・)
ということで、これはbeforeの写真。
軽く結んで電車でサロンへ。



母の水牛の骨のピンを借りて、胸元を留める。



雲行きが怪しいなぁ・・・会場につくまで雨よ降るな!


髪型after・・・こんなふうになりました
前から見ると、横にお団子2つですが、
後ろから見ると3つ付いてます(笑)。
文庫のリボンの雰囲気で作ってくれたみたいで、
セット初体験の私は、かなりウキウキでサロンを出てきた(笑)。

半えりは、淡いピンクの無地の地紋あり。
帯揚げはよく淡いオレンジと
グリーンのグラデーション染め分け。
帯と着物のトーンとよく合って、
なかなかのコーディネートではないか!
と自己満足♪ 
帯締めは、ゴールドの平締め。






着物参加者は2人だけだったので、
一緒に写真撮影。
あられ柄に梅の模様の訪問着だそうで、
オレンジが効かせ色になってます。



私のデジカメって、使い慣れない人には難しいのかなぁ。
撮ってもらった写真は、ほとんどピンぼけだった(苦笑)。
ヨドバシカメラのおにいさんは、
女性にも使いやすいカメラです、って言ったのに!ぶーぶー。
半押しでピント合わせて、ピピッでもう一押し、というのが、くせものなのかしら。




帰宅後、崩す前にヘアスタイルを残しておこう〜!
あんまり今ふうに、髪の毛をフェザーのように、
しゃわしゃわ出さないでください、っていうのと、
着付け教室のおばさま方のように、頭だけ大きくしないでください、
とお願いした。センター部分夜会巻きふうになっていて、
その毛先をお団子にしてあるみたい。
















久しぶりに柔らかものに袖を通して、
気持ちも柔らか、和やかな1日だった。
着付けしながら、
あぁ、この着物、いいなぁ、としみじみ思い、
選んでくれた母と亡き祖母に感謝!なのだった。






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春の下町散歩 - 2006年03月12日(日)

着物きたいっ、遊びに行きたいっ!
日曜日に谷根千お散歩企画があるけど、行く?
行く行くっ!

・・・ということで、
大好きな谷中・千駄木にまたまた遊びに行ってきた。
今回は写真がけっこうあるから、どど〜っと載せて行きましょう。

日暮里の駅を降りて、まず向かったのは、朝倉彫塑館。





奥のお屋敷に入ると、まるでタイムスリップしたみたい。


今日はとっても風が強い日。
強風で窓や引き戸のガタガタいう音がして、
おばあちゃんの家を思い出す。
昔はこんなんだったな。












今日は下町散歩コーディネート。
単衣羽織はもともとは母の羽織だったもの。
髪も横だけあげてさりげなく。
町の雰囲気に合うように。















黒地に赤い水玉が、背の高い彼女によく映える。
赤い博多織の帯を文庫結びにして、
半えりは紫の市松。
襟足の小さな三つ編みが、
お散歩気分を演出。











二階に上がって、窓から外を見る。






中庭も上から眺めると、
全体像が見えて、
計算された風景がわかる。

   単衣羽織は大きな花柄→
   お母様から姉妹へ、と大切に
   着ることができるのも
   着物ならでは。









三階まであるのにはびっくり。

今日のマダムは梅づくし。

あまりの強風のため、屋上は断念。












次の目的地、アートギャラリーの前に
すでにお店で寄り道・・・




  蔵をギャラリーに改造した
  すぺーす小倉屋。
  かわいいポストカードがいっぱい。
  あれもこれも欲しい〜。

なかなか次へ進めないご一行(苦笑)















       お香は買う買う〜!!
       詩仙香房にて、
       グリーンマグノリア
       ピンクローズ
       ブルーブーケ
       の3種類。








本日のmy outfit!
初心に帰ろう紬(笑)。最初に自分で誂えた格子の紬。
着慣れているし、気負わずに着れるし、
やっぱり出番も多い。
裾回しが擦り切れて、直してもらったところ。
なんだかそれも嬉しいのよね。

紬に合わせた帯は仁平幸春氏の作品。
草木染めのため、帯地の色がだんだんと変わってきている。
やっぱりかわいいなぁ、と締める度に思う。
半えりはアンティークの端切れ。
羽織の花の赤をとって、
羽織紐、下駄の鼻緒、バッグを赤にした。









あんまり寄り道しすぎて、
すっかりお腹もペコペコに。
最初の予定コースを変更して、
まずは腹ごしらえ。
手打蕎麦の よし房 凛 へ。
私は 揚げもちそば。








  こちらは ぶっかけ磯おろしそば




本日6人でお出掛けだったので、
お店では、4人と2人に分かれての席。
奥のふたりが、何やら隣の席のご夫婦と盛り上がっている。
なんの話〜? 後で教えてね。










お蕎麦の後のデザートは、
行列のできる鯛焼き屋、柳屋。

やきたて6個頂戴な。
皮がパリパリ、あんこ熱々っ!
しっぽから食べる?
頭から食べる?

お腹もいっぱい、エネルギー充電されて
さて次はどこへ行こう。








藍染通りを抜けて 
創業明治二十八年 丁子屋 さんへ。
丁子とは植物のcloveだそうで、黄色や薄茶色の染料に使われるもの。
藍と丁子・・・ブルーとイエローの組み合わせなのね。

隣は気になるお蕎麦屋 鷹匠。
なかなか評判のいいお店らしく、
次回は是非、ここで食べたい〜








石段登って、ギャラリー 猫町 へ。
谷中と言えば、やっぱり猫。
上野公園から芸大を抜けて、谷中界隈まで
猫は町の大切な住人。






どなたもご自由にお入りください・・・
1階では、横倉絹枝個展「CUT CAT BEATLES」
ポストカードを買いました
2階では、コスギシン個展「猫のアクセサリー展」
出張アクセサリー工房になっていて、
ここで皆様お買い物。
シルバーの猫モチーフ羽織紐(羽織チェーン?)を
見つけたもとよちゃんは、
自分の名前と藍猫の名前を
猫の足跡チャームの裏に彫ってもらい大満足。
どんな羽織に合わせるのか、気になる〜♪






猫町でたっぷり遊んで、次は私のお気に入り雑貨屋さんへ。
古今東西雑貨イリアスは谷中へ遊びに来た時は必ず覗くお店。
今日は何かあるかなぁ〜、と中へ入る。
衝動買いできちゃう値段に、ついあれもこれも・・・
ここでもお買い物ウキウキ。
私は蝶モチーフの髪飾りを購入。
金魚モチーフの和紙の帯留めをおみやげにした方も。

さてさて、そろそろ帰り支度にしましょうか・・・
千駄木クラブで一休みをしてから、谷中銀座を目指してお散歩も最終コーナーへ。





コーヒーのいい匂いがしてきたぞ、
あ、コーヒー買わなくちゃっ、と思い出し、やなか珈琲店へ。
せっかくだから谷中ブレンドにすることにして、
ローストしてもらっている時間、コーヒーのサービスでご機嫌!






なかなか谷中銀座に辿り着かない
6人様ご一行(苦笑)。





コーヒーも買ったし、いざ谷中銀座&夕焼けだんだん!
が・・・・






お散歩も最終コーナーを曲がったはずだったのに・・・。


えーーーっ、お饅頭1個10円だって〜!!
それって10個で100円ってこと〜!
(当たり前です・・・苦笑)

一口サイズのお饅頭。
こんなお店、なかったよな〜。
お買い物はまだまだ続く・・・

この後、アップルパイ屋さんでお買い物。
テレビ取材も多い、アップルパイ屋マミーズ
フォンダンショコラもおいしそうだった。
欲しい〜。でもお饅頭10個買ったしな。
お店に入ったけいこさんも、
買って帰っても食べるのは私だけだ・・・と今回は見送り。
そうなのよ、買って帰っても、食べるのは私なのよ(苦笑)

おみやげに頼まれていた ねりもの屋さんは日曜日でお休み。





さてさて、到着しました、夕焼けだんだん。

猫がいっぱいいるんです、この坂道。
ノラちゃんなんだけど、なんだか毛足が長いのも多いのよね。
日本昔ながらのカギしっぽの三毛やサバトラのノラって姿を消しているのかしら・・・






  あ、でもコイツはサバトラふう→



















日も暮れて、風も冷たくなってきたね。
たくさん歩いて、おいしいものを食べて、
おみやげや今日のお夕飯のおかずも買いました。

夕焼けだんだん・・・曇り空で夕焼け見れず、だったけど、
とっても楽しい谷中・千駄木散歩の1日。
さて、家路につくと致しましょう。






また遊びに来たいね〜。
今度は根津を重点的にして。
夢二美術館も行きたいし〜。






あれ、何屋?
ん、佃煮屋。
寄りたい・・・。




日暮里の駅は まだちょっと先のようでした・・・


-

自然派ワインと雛祭り - 2006年03月04日(土)

お正月に着物で落語へ行った以来、まる2ヶ月がたってしまった。
こんなに着なかったのは、5年目にして初めて。
怒濤のような忙しさと余裕のなさの中、
着ようと思った日はあったのだけど、雨が降ってしまったり、
ちょっと気分がのらなかったり・・・。

だけど3月だからね〜。着ないでいると、すぐに単衣の季節が来ちゃうよ〜。
(そうなると、また着る機会が減ってしまう・・・苦笑)
さて、今日は、11回目のワインの会。
自然派ワイン&雛祭りの会なのだ。

うーーん、やっぱり雛祭りだから着物もそんなふうにコーディネートしたいっ。
いただいたワインやお食事の前に
いきなりですが、私のtoday's outfit!



久しぶりに袖を通したピンク紬。
染めたての頃は、もっと 
パーンッ とした強いピンクだった印象だけど、
少し色味が落ち着いてきたみたい。
やっぱり好きだわ、この紬。


帯は、シャーベットオレンジトーンの櫛織の袋帯。
かなりたっぷりと長く仕立ててもらったので、
花文庫にしても まだ大きい(笑)。
髪で隠れてしまっているけど、
小さなハート6つのおしゃれ紋入り。











原宿散歩で見つけた
めちゃくちゃjunkだけどかわいいブローチ。
帯留めにしたい〜!と飛びついて購入。
お値段もお作りも本当におもちゃなんです、これ。
でも私には、precious junk !
(→ 堅ちゃんのデビュー曲タイトル・苦笑)
帯揚げをどうしようか、といくつか選んでみて、
ピンクで合わせてみた。
赤と青の花が絞ってあるので、
青い方が出るように締めてみた。











皆さんが揃うまで、
撮影タイム。
お店のディスプレイは
すっかり春の装い。
江戸小紋の会が予定されていることもあって、
そのお着物とコーディネートされた帯が
飾ってある。
春の帯揚げや半えりにも目がいってしまう。









今日のまりこ嬢は
お母様から譲られたという唐草模様の小紋。
からし色に大きな唐草柄は、
やわらかいながらもインパクトあり。
黒い帯が全体をきゅっと引き締めるなぁ。

えりこ嬢はお得意のやわらかピンクコーディネート。
雛祭りにぴったりで、a girl in spring time!
帯はもちろん渡名喜はるみさんの沖縄紅型。







それではワインの会のはじまり〜♪

私の、そしてもちろん皆様も大好きなdried figは
wine&cheeseにはかかせませんっ!

今日のワインは・・・向かって左から
Julian Meyer の シルヴァネール
Thierry Puzelat の トゥレーヌ ピノ・ノワール
Barbacarlo の オルトレポ パヴェーゼ モンテヴォーノ
(エチケットが強烈〜)











以上のものに加えて、今日の最初の1本は
la Grande Colline の ル・カノン プリムール
桜色したペティアンは、
飲んだ人のハートも染めてくれちゃう。
フランスでがんばる大岡弘武氏の作品。







グラスに注ぐと・・・
あら、えりこ嬢の着物の色と同じじゃないの〜!!




        a girl with Cherry Blossom Bubbles♪ ですね。












リストランテおがわ屋、本日のメニュー。

ジェラティーナ・ディ・ポモドーロ
ガスパチョ風なトマトのゼリー
赤ピーマンがなかった〜で、代わりに入ったのは
満願寺とうがらし。
同じ同じ〜、赤ピーマンだって、pepper の仲間だもん。













今日のメインは
豚肩肉と白いんげん豆の煮込み
とっても胃にやさしいお料理で、
今日のワインのテーマ、自然派ワイン にぴったり。
体の中がほっとします。











では、お着物拝見
さきほどのまりこ嬢&えりこ嬢の
帯まわりもチェック〜!
帯の中のグリーンに合わせた帯締め。
お雛様モチーフの根付けの紐が、またまたグリーン。
帯揚げのピンクの絞りも帯の花の色と同じ。
細かいところまで、行き届いた色遊び。

まりこ嬢も帯揚げは着物のトーンと合わせて。
淡い黄色の半えりも上品さをupさせる貴重なアイテム。
おかあ様のアドバイスは絶対だとか。
私の母の鶴の一声と同じね(笑)。










いつもおいしいチーズを紹介してくださる方は・・・
クリスマスパーティの時の更紗小紋が、別の帯を合わせると、
まるで違う着物のように見えてびっくり!







染め分けてある帯締めで
左右違った印象の演出になるのね。

ワインの色と同じ深い赤が
大人の雛祭りを盛り上げちゃう。











失礼して、裾回しもチェック〜!!
着物の更紗と同じものを刺繍して、
隠れたおしゃれ。
おがわ屋お得意のchiralism!(チラリ主義・笑)












久しぶりに
綺麗な着物や帯、小物を見たら、
着物きたいっ熱が上がってくる。
春はどんなものを着ようかなぁ、なんて
思いながら、着物談議。













毎回おいしいワインとお料理で、
あっという間に時間がすぎて
今日も、すっかり夜も更けてしまいました。

だんだんと自分の好きなワインが見えてきて、
楽しさ倍増のワインの会。
次もどうぞよろしくお願い致します。




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